ベンリィ110とリード125の違いを比較
ホンダ ベンリィ110の歴史
2012年1月24日に「ベンリィ110」と「ベンリィ110プロ」が新登場。型式は、EBJ-JA09
新聞配達や宅配用途に積載量を重視したビジネス向けスクーター。新設計の空冷4ストロークOHC単気筒110ccエンジンを搭載。さらに電子制御燃料噴射装置PGM-FIを採用。最大30kg(ベンリィ110/ベンリィ110プロは最大60kg)の重い荷物も積める高さ620mmの低床設計のリアデッキや10Lのフューエルタンクが特徴。新設計の高剛性フレーム、フロント12インチのホイール、ビジネスモデル初コンビブレーキ、フロントポケット、コンビニフック、35/35Wハロゲンバルブにマルチリフレクター採用のヘッドライト、停車時に便利なブレーキロック機構、大きめの路面接地部分で安定感に優れたサイドスタンド、センタースタンドなどを装備。「ベンリィ110プロ」は、ベンリィ110をベースに大型フロントバスケット、大型リアキャリア、フットブレーキを装備したモデル。製造は、中国。車体色は、どちらもパールホワイトの1色の設定。
ベンリィ110とベンリィ110プロの違いの比較は、こちら。
2012年2月23日に「ベンリィ110」にカラーを追加。
「ベンリィ110」の車体色に新色2色(パールホワイト×ブラウン、オニキスブルーメタリック×ブラック)を追加し、既存色のパールホワイトと合わせて3色の設定。
2015年9月10日に「ベンリィ110」と「ベンリィ110プロ」をマイナーチェンジ。
主な変更点は、「ベンリィ110」と「ベンリィ110プロ」共にスパークプラグメンテナンスリッドの大型化、サイドスタンドとメインスタンドの耐久性を向上などの熟成を図った。「ベンリィ110プロ」は、更に大型ナックルバイザーを装備した。車体色は、どちらもロスホワイトの1色の設定。
2017年10月27日に「ベンリィ110」と「ベンリィ110プロ」をマイナーチェンジ。型式は、2BJ-JA09
「ベンリィ110」と「ベンリィ110プロ」共に平成28年度排出ガス規制に適合し、リアブレーキロック機構を新採用。「ベンリィ110プロ」は、更にポジションランプとナックルバイザーを新採用。車体色は、どちらもロスホワイトの1色の設定。
ベンリィ110の「EBJ-JA09」と「2BJ-JA09」の違いの比較はこちら。
ホンダ リード125の歴史
1982年2月に初代リード125が新発売。
1982年10月に2ストローク124ccエンジンを搭載したリード125(JF01)を追加しましたが約1年で製造販売終了となり、HONDAの125ccクラススクーターは4ストロークエンジン搭載のスペイシー125ストライカーに移行。それ以降、125ccのリードは、5代目までありません。
2013年7月4日にリード125(5代目)が発売。型式は、EBJ-JF45
これが5代目リード。ベトナムの現地法人法人ホンダ・ベトナム・カンパニー・リミテッドが製造販売するLEAD125を正規輸入し販売。エンジンは、125cc水冷単気筒のグローバルエンジン「eSP」を搭載。ACGスターター・アイドリングストップシステムを装備。タイヤは、フロント12インチ、リア10インチを採用。メットイン容量は、37L。リアキャリアは、シートの高さと同一面に設定し、シート後部を荷台の一部として活用できる設計。折りたたみできるバッグホルダーやワンタッチで開閉できるフロントインナーボックスを装備。尾灯とポジションランプは、LED電球を使用。車両重量は、113kg。車体色は、4色(ブラウン、シルバー、ホワイト、ブラック)。
4代目リードと5代目リード125の違いを比較は、こちら。
2015年6月18日にマイナーチェンジ。
車体のフロントトップカバーとヘッドライト上部に配したガーニッシュのクローム処理を艶消しへと変更。アイストに電圧感知機能を追加し、バッテリーサイズを大型化。従来からあるエンジンオイル交換時期の目安をメーター内の液晶ディスプレイに表示する機能で表示が点灯するまでの走行距離を設定範囲内で任意に選択できるようになった。車体色は、新色の「エグザルテッドブルーメタリック」を追加。継続色のシルバー、ブラック、ホワイトに加え、全4色。
リード125の2015年6月18日のマイナーチェンジでの変更点はこちら
2016年4月22日にカラーチェンジ。
車体色は、新色の「キャンディーノーブルレッド」を追加。継続色のブルー、シルバー、ブラック、ホワイトに加え、全5色。
2017年12月8日にマイナーチェンジ。型式は、2BJ-JF45
平成28年排ガス規制に対応。ヘッドライトがLEDに変更。フロントインナーボックス内に12Vの電源ソケットが設けられた。フロアステップの後部で左右計で30mmの絞り込みを行い、足つき性を向上。アルミホイールのスポークが5本から10本に変更。車体色は、単色がシルバー、ブラック、パールホワイトの3色。ツートーンがレッド、ブルー、パールホワイトの3色の全6色の設定。
リード125「EBJ-JF45」と「2BJ-JF45」の詳しい違いは、こちら
2018年7月2日に特別仕様の「リード125 SPECIAL」を発売。
リード125をベースに、フロントカバーからメーターカバー、フロアカバー、リアセンターカバー、リアキャリにかけてマットブラック塗装をを施したツートーンカラーモデル。
2019年10月1日にカラーチェンジ。
車体色は、単色がキャンディラスターレッド(新色)、ランベントシルバーメタリック、パールメタロイドホワイトの3色。ツートーンがパールダークアッシュブルー(新色)、ポセイドンブラックメタリック(新色)、パールメタロイドホワイトの3色の全6色の設定。またフロントブレーキキャリパーとリアサスペンションスプリングのカラーをレッドからブラックに変更。
2020年1月17日に受注期間限定カラーリングモデルを発売。
車体色は、マットブラックをベースに赤いロゴとエンブレムをあしらいリアキャリアやマフラープロテクターにマットグレーを採用。
2022年3月28日にマイナーチェンジ。型式は、8BJ-JK12
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合。環境対応型エンジン「eSP+」を採用。「Honda SMART Keyシステム」を搭載。スマートフォンなどの充電が可能なUSBタイプCソケットを採用。車体色は、4色(マットテクノシルバーメタリック、パールジャスミンホワイト、パールダークアッシュブルー2、ポセイドンブラックメタリック)。
リード125の「型式 2BJ-JF45」と「型式 8BJ-JK12」の違いは、こちら
2023年2月16日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(キャンディーノーブルレッド(新色)、マットギャラクシーブラックメタリック(新色)、パールジャスミンホワイト、ポセイドンブラックメタリック)。
ここでは、
2015年9月10日発売のホンダ ベンリィ110(型式 EBJ-JA09)と
2015年6月18日発売のホンダ リード125(型式 EBJ-JF45)
の違いを比較しました。
ベンリィ110とリード125のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
車種 | ホンダ ベンリィ110 | ホンダ リード125 |
---|---|---|
発売日 | 2015年9月10日 | 2015年6月18日 |
型式 | EBJ-JA09 | EBJ-JF45 |
全長 | 1805mm | 1835mm |
全幅 | 690mm | 685mm |
全高 | 1040mm | 1125mm |
ホイールベース | 1280mm | 1275mm |
シート高 | 710mm | 760mm |
最低地上高 | 115mm | 140mm |
総重量 | 117kg | 114kg |
サスペンション形式(前) | テレスコピック | テレスコピック |
サスペンション形式(後) | ユニットスイング | ユニットスイング |
キャスター角 | 26°30′ | 26°30′ |
トレール(mm) | 76 | 75 |
ブレーキ形式(前) | ドラム | ディスク |
ブレーキ形式(後) | ドラム | ドラム |
タイヤサイズ(前) | 90/90-12 44J | 90/90-12 44J |
タイヤサイズ(後) | 110/80-10 58J | 100/90-10 56J |
エンジン種類 | 空冷4ストロークOHC単気筒 | 水冷4ストロークOHC単気筒 |
総排気量 | 107cc | 124cc |
圧縮比 | 9.5 | 11.0 |
ボア | 50mm | 52mm |
最高出力(kW/rpm) | 5.8(7.9PS)/7000 | 8.4(11PS)/8500 |
最大トルク(N・m/rpm) | 8.6(0.88kgf・m)/5000 | 12(1.2kgf・m)/5000 |
始動方式 | セル・キック | セル |
点火方式 | フルトランジスタ | フルトランジスタ |
クラッチ形式 | 自動乾式多板シュー | 自動乾式多板シュー |
変速機形式 | Vベルト自動無段変速 | Vベルト自動無段変速 |
燃料供給方式 | インジェクション | インジェクション |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用 | 圧送飛沫併用 |
燃料タンク容量 | 10.0L | 6.0L |
燃料消費率(km/L) | 53(60km/h)・50.2(WMTCモード) | 51(60km/h)・48.5(WMTCモード) |
メーカー小売価格/カラーバリエーション |
273,240円(消費税抜き本体価格 253,000円) ロスホワイト |
293,760円(消費税抜き本体価格 272,000円) エグザルテッドブルーメタリック、 アルテミスシルバーメタリック、 ポセイドンブラックメタリック、 パールジャスミンホワイト |
国内年間計画販売台数 | 6,000台 シリーズ合計(ベンリィ、ベンリィプロ、ベンリィ110、ベンリィ110プロの合計) |
7,000台 ※リード125の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | 中国 | ベトナム |
ベンリィ110とリード125の比較の口コミ
ベンリィ110のシート高は低いけど座面からフロアまでの高さは、リード125と比べてもそんなに変わらない。
ベンリィは、箱必須だし、トルクも無い。その代わり荷台は、凄いけど。
航続距離が決めてでベンリィ110を買った。メットインの広さでリード125も悩んだけどベンリィは、ピザ箱とか積んだら110Lとかいけるからリード125のメットインの37Lがショボく思えてきた。
リード125は、完成され過ぎててつまんないよ。
ベンリィは、タンデムシートがあって更に十分な荷台長があれば良かった。配達の仕事で使うには、コンパクトな車体の方が便利だけどツーリングで使うならもうちょっと車体を長くしても良かったと思う。でもベンリィなら更に大きなキャリアがあったらタンデムシート取ってもっとでかいホムセン箱を載せたくなるのがベンリィの考え方だけど。まぁタンデムするつもりならリード125にした方がいい。
プーリーは、国内用の品番が 22110-GFM-970。
これはベンリィ110、リード110、Dio110共通。
俺は、ベンリィに興味あって実物見に行ったけど結局リード125を買った。ベンリィの積載量は、魅力だけど自分には、リード125のメットインで十分だと思った。あとは、エンジンだね。ベンリィがマイナーチェンジでespエンジンになったのは、50ccだけだったから。110もespエンジンだったらベンリィ110にしてたかも。
リード125には、フロントバスケットは、装着できない。外国では前に荷物を載せる人があまりいないらしい。だからフロントバスケットは、日本だけでリード125に前カゴが無いのはそれ理由みたい。ベンリィは、最初からフロントキャリアもついてるから前カゴが簡単につけられる。
スピードは、圧倒的にリード125の方が速い。リードの加速と最高速は、国内の現行の原付二種の中でもトップクラス。一方ベンリィは、原付二種の中で最も遅い方。そもそも業務用の目的で造られてるからスピードが求められてないから仕方ない。
リード125は、速度出るけど動力性能に車体がついていってないからスピード出すと不安定で凄い怖いよ。ベンリィも80km/h超えするとちょっとした段差で体が飛び上がって怖いけど。どっちも速度は、程々にした方がいい。80km/h以上で巡航したいならPCXとかにした方がいい。
ベンリィは、リード125とほとんど価格が変わらないし、更にベンリィは、別に箱の費用も考えとかないといけない。排気量も110と125では、結構違うし、エンジンもリード125は、最新のespでアイドリングストップも付いてる。電源ソケットもリード125には、あるし、ベンリィに付けると1万くらいかかる。ベンリィ110も次のモデルチェンジで同じエンジンや装備になるかもしれないけど今買うならリード125の方が魅力的だな。
比較したらこんな感じかな?
タンク容量△、積載○、エンジン◎、タイヤ径△、生産国○ リード125
タンク容量◎、積載◎、エンジン△、タイヤ径△、生産国× ベンリィ110
タンク容量○、積載×、エンジン◎、タイヤ径◎、生産国○ PCX125
タンク容量△、積載△、エンジン○、タイヤ径◎、生産国○ DIO110
ベンリィ110がリード125と同じように水冷125のespになってブレーキがディスクになれば買うんだけどね。
積載性を考える時は、容量の数字だけでなく収納スペースの形状や積む荷物の重量も考えたほうがいい。リードの場合、メットインは、広いけど浅いから積めないものも結構ある。あと箱をつける場合もリアボックスで最大積載量3kgなどの箱もあるから何を入れるかよく考えてから選んだほうがいい。ベンリィに大型箱つけるとメットインなんてただの無駄な空間みたいな感覚になるよ。
いつもベンリィ110に乗っているけど修理で代車のリード125に数日乗った。いつもの上り坂を走ったらリード125の方が全然楽だった。まあ、車体の重量が同じくらいで馬力が1.4倍近く違うから当たり前か。
リード125に乗ってる人は、メットインが広くて快適だと言ってる。リード125は、パワーもトップクラスだし、タンデムも楽々できる道具としては、文句の付けようのないスクーターだけどベンリィ乗ってる俺からすれば、37Lのメットインスペースだと少し狭いと思うのが正直な感想。
●メーターの比較
リード125
左から
方向指示器表示灯
ハイビームパイロットランプ
水温警告灯
スピードメーター
燃料計
エンジンオイル交換時期表示
モードボタンでオドメーター、トリップメーター、時計を切り替える。
アイドリングストップ表示灯
PGM-FI 警告灯
ベンリィ110
左に
方向指示器表示灯
中央に
燃料計
ハイビームパイロットランプ
PGM-FI 警告灯
スピードメーター
オドメーター
●バルブ(電球)の比較
リード125
ヘッドライト12V-35/35W
ブレーキ・テールランプLED
フロントウィンカー12V-10W X2
リアウィンカー12V-10W X2
ポジションランプLED
ライセンスプレートライト12V-5W
ベンリィ110
ヘッドライト12V-35/35W
ブレーキ・テールランプ12V-21/5W
フロントウィンカー12V-10W X2
リアウィンカー12V-10W X2
●車両重量と最高出力と最大トルク
ベンリィ110 117kg | 5.8kW/ 7000rpm | 8.6N・m/5000rpm
リード125 114kg | 8.4kW/ 8500rpm | 12N・m/5000rpm
ベンリィ110乗ってるけどたまにリアボックスを付けたリード125でもよかったかなって思うことがある。リード125のespエンジン載せたベンリィ110が出れば一番いいんだけど。
でかい箱載せるなら動力性能かなり落ちるからベンリィ110の方がいい。リード125でも大きくても軽いなら問題ないけど、重量物を載せると操作性がかなり落ちる。重心が高くなった上で重量があるとか最悪な状態。
リード125は、フロントブレーキがディスクだし、リアボックスを付けてもタンデムできるし、メットインとリアボックスを合わせればベンリィ並の積載性になる。加速、最高速もベンリィより全然速い。でも見た目は、ベンリィの方が好きだな。
ベンリィ110の魅力は、積載性と航続距離。サスが固いらしいから快適性が低いのは、リード125と一緒だね。カッコ悪いのもどっちも同じだし。以前リード125とベンリィ110のどっちにするか悩んでたけど、結局、ベンリィ110の登坂でパワーが無いのが気になってリード125を買った。
理想は、リード125のタンク量がもう少し増やして、ベンリィ110みたいなフロント積載があればいいな。
リード125のリアキャリアは、ベンリィ並に荷物が積めないけど結構頑丈そう。
タンデムするならリード125がいいね。ベンリィ110のタンデムは、パワーが無さ過ぎてキツイ。
●シート高
ベンリィ110 710mm
リード125 760mm
「ベンリィ110 日本一周 」で検索したらいっぱい出てくるのに「リード125 日本一周 」だと出てこないね。たぶん、燃料タンク(10L)とリアキャリアの広さ(積載性)の差だろうね。
●タンク容量
ベンリィ110 10.0L
リード125 6.0L
●燃費WMTCモード値
ベンリィ110 50.2km/L
リード125 48.5km/L
●航続距離
ベンリィ110 10.0L × 50.2km/L=502km
リード125 6.0L × 48.5km/L=?291km
リード125は、シートとサスが硬いから普段乗りでもキツイからね。そもそもこれで日本一周とかしようと思わない。
ベンリィ110は、シングルシートなんだね。二人乗りするかもしれないからリード125の方が良さそう。
走りの面では、ベンリー110はリード125に敵わない。ベンリィ110は、70km/h以下限定って感じでスピードの伸びは無い。リード125は、90km/hまでは伸びていくから凄い。そこからはジワジワだが。
ベンリィ110とリード125で迷って結局リード125を買ったけど、決めては、ベンリィ110の登坂力が今一つってレビュー見たから。でもベンリィ110のタンク容量10リットルは、魅力的だった。
2020年7月16日に東京の同じ店で
リード125の新車のホワイト(単色)の
車体価格が25.39万円
乗り出し価格が27.9万円
ベンリィ110の新車のホワイトの
車体価格が23万円
乗り出し価格が26万円
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