ホンダ エイプ50のギャブとFIの違いを比較
ホンダ エイプ50の歴史
2001年2月15日に「エイプ50」と「エイプ50デラックス」が新登場。型式は、BA-AC16
AC16E型49cc4ストローク空冷SOHC単気筒エンジンを搭載。リターン式5速ミッション、ダイヤモンド型フレーム、前後ドラムブレーキ、扱い易い幅広ハンドル、前後ワイドタイヤを採用。エイプ(ソリッドタイプ)の車体色は、2色(クラシカルホワイト、ファイティングレッド)。エイプ・デラックス(ストライプタイプ)の車体色は、1色(ブラック)でストライプ部分にクリアー塗装を施し、ハンドルにクロームメッキを施した。
2002年1月22日に「エイプ・スペシャル」を限定発売。
特徴は、1982年発売のXL250Rパリ・ダカールをイメージしたトリコロールカラーのタンク。黒のシリンダーヘッドカバーとクランクケースカバー。赤のフレーム、フェンダー、サイドカバー。車体色は、1色(ファイティングレッド×バーニッシュブルー)。3.000台限定で発売。
2002年2月15日に「エイプ50」をカラーチェンジ。
車体色は、スタンダードタイプが1色(クラシカルホワイト ※フレームは、ブラック)。また、燃料タンクを7色、フレームを3色、フェンダー・サイドカバー・ヘッドライトまわりのセットを2色の組み合わせを選べるカラーオーダープランを採用。 デラックスは、廃止。
2003年1月31日に「エイプ50デラックス」をタイプ追加。
特徴は、ヘッドライト、ハンドル、トップブリッジがメッキパーツ。クランクケース、シリンダーヘッドカバー、フロントフォークボトムケースにバフがけ。ホイールがシャンパンゴールド。タンクロゴにウイングマークを採用。車体色は、1色(ブラック)。
エイプ50とエイプ50デラックスの違いの比較は、こちら。
2004年1月30日に「エイプ」をカラーチェンジ。
車体色は、エイプが2色(リバーサイドブルー、クラシカルホワイト)。エイプ50デラックスが1色(ブラック)。カラーオーダープランを新たに15タイプ設定。
2005年10月29日に「エイプ」と「エイプ・デラックス」をカラーチェンジ。
車体色は、エイプが3色(プラズマイエロー、クラシカルホワイト、リバーサイドブルー)。エイプ50デラックスが2色(シャスタホワイト、ブラック)。エイプ50デラックスは、燃料タンクのロゴが「Hondaウイングマーク」から「HONDA」に変更、サイドカバーにもストライプを施した。カラーオーダープランは、廃止された。
2006年12月20日に「エイプ50」と「エイプ50デラックス」をカラーチェンジ。
車体色は、エイプが3色(ファイティングレッド、グラファイトブラック、クラシカルホワイト)。エイプ50デラックスが2色(シャスタホワイト、プラズマイエロー)。エイプ50デラックスは、燃料タンクとサイドカバーにツートーンのカラー。シャスタホワイトのフレームは、ファイティングレッド。プラズマイエローのフレームは、ブラック。どちらのカラーもシートがブラックとグレーのツートーン。前後ホイールがブラック。
2007年12月7日に「エイプ50」と「エイプ50デラックス」をマイナーチェンジ。型式は、JBH-AC16。
新たに電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)とキャタライザーを採用し、平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合。点火方式をフルトランジスタ式バッテリー点火へ変更。従来モデルから最高出力・最大トルクは変わらず、発生回転数がそれぞれ「7,500rpm→8,000rpm」・「6,500rpm→6,000rpm」へ変更。燃費が90→93km/Lに3.0km/L向上し、寒冷時の始動が容易となり、走りもスムーズになった。車体色は、エイプが3色(シャイニーオレンジ、クラシカルホワイト、グラファイトブラック)。エイプ50デラックスが2色(クラシカルホワイト、グラファイトブラック)。
2008年1月21日に「エイプ50スペシャル」を限定発売。
車体色は、1色(キャンディーブレイズオレンジ)。往年の名車「ドリームCB750FOUR」をイメージさせるモデルでクロームメッキヘッドライトカバー、クロームメッキハンドル、専用サイドカバーマークなどを装備。受注期間限定・最大1000台で発売。
2008年11月20日に「エイプ50」をカラーチェンジ。
エイプ50の車体色は、3色(リバーサイドブルー、クラシカルホワイト、グラファイトブラック)。
2008年11月20日に「エイプ50TypeD」をタイプ追加。型式は、JBH-AC18。
「エイプ50TypeD」は、「エイプ50」に前後のブレーキを油圧式ディスクに変更したモデル。「エイプ50デラックス」は、廃止となった。その後モデルチェンジやカラーチェンジもないまま、この2008年モデルの「エイプ50」と「エイプ50TypeD」が最終モデルとして販売が継続された。
エイプ50とエイプ50タイプDの違いの比較は、こちら。
2014年04月に消費税変更に伴い、価格変更を行った。
2017年8月31日で生産終了となった。
2016年7月1日に施行された欧州Euro4とWMTCを参考とした規制値、平成28年排出ガス規制をクリアすることが難しく、平成24年規制に基く継続生産車である本モデルは、生産終了。
ここでは、上の黄色の部分の
2006年12月20日発売のホンダ エイプ50(型式 BA-AC16)と
2007年12月7日発売のホンダ エイプ50(型式 JBH-AC16)
の違いを比較しました。
ホンダ エイプ50のギャブとFIのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | エイプ50 | エイプ50 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | マイナーチェンジ |
型式 | BA-AC16 | JBH-AC16 |
発売日 | 2006年12月20日 | 2007年12月7日 |
全長 (mm) | 1710 | 1710 |
全幅 (mm) | 770 | 770 |
全高 (mm) | 970 | 970 |
ホイールベース (mm) | 1185 | 1185 |
最低地上高(mm) | 165 | 155 |
シート高 (mm) | 715 | 715 |
乾燥重量 (kg) | 75 | - |
車両重量 (kg) | 80 | 84 |
最小回転半径(m) | 1.9 | 1.9 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) | 90 | 93 |
原動機型式 | AC16E | AC16E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 | 49 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
内径(シリンダーボア)(mm) | 42 | 42 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 35.6 | 35.6 |
圧縮比(:1) | 9.2 | 9.2 |
最高出力(kW) | 2.7 | 2.7 |
最高出力(PS) | 3.7 | 3.7 |
最高出力回転数(rpm) | 7500 | 8000 |
最大トルク(N・m) | 3.6 | 3.6 |
最大トルク(kgf・m) | 0.37 | 0.37 |
最大トルク回転数(rpm) | 6500 | 6000 |
燃料供給方式 | キャブレター | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | PB3NA | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 5.5 | 5.5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | キックスターター式 | キックスターター式 |
点火装置 | C.D.I.式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR6HSA | CR6HSA |
搭載バッテリー・型式 | FTZ3 | FTZ3 |
バッテリー容量 | - | 12V-2.5Ah |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.9 | 0.9 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.8 | 0.8 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-30 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・5段変速 | リターン式・5段変速 |
1次減速比 | 4.437 | 4.437 |
2次減速比 | 3.285 | 3.285 |
変速比 | 1速 3.082/2速 1.881/3速 1.399/4速 1.129/5速 0.959 | 1速 3.082/2速 1.881/3速 1.399/4速 1.129/5速 0.959 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 14 | 14 |
スプロケット歯数・後 | 46 | 46 |
チェーンサイズ | 420 | 420 |
標準チェーンリンク数 | 110 | 110 |
フレーム型式 | ダイヤモンド | ダイヤモンド |
キャスター角 | 28.3 | 28.3 |
トレール量 (mm) | 89 | 89 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
タイヤ(前) | 120/80-12 | 120/80-12 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 55 | 55 |
タイヤ(前)速度記号 | J | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 120/80-12 | 120/80-12 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 55 | 55 |
タイヤ(後)速度記号 | J | J |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 2.5 | 2.5 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 2.5 | 2.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.75 | 1.75 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 1.75 | 1.75 |
ヘッドライト定格(Hi) | 30W/30W | 30W/30W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | PH7 | PH7 |
テールライト定格(制動/尾灯) | 10/5W | 10/5W |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション | 210,000円 |
262,500円(消費税抜き本体価格 250,000円/消費税 12,500円) シャイニーオレンジ、 クラシカルホワイト、 グラファイトブラック |
国内年間計画販売台数 | - | シリーズ合計5,000台(エイプとエイプデラックスの合計) |
ホンダ エイプ50のギャブとFIの違いを比較
- エンジンは、環境性能と市街地での力強い走りを両立させるため、新たに電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)を採用。このシステムは、様々な走行条件に対してコンピューター制御で最適な燃料を供給でき、燃費が93.0km/L(30km/h定地走行テスト値)と従来より3km/L向上。また寒冷時の始動を容易にし、スムーズな走りにも寄与。このPGM-FIに加えてキャタライザーを採用し、平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合。
- エイプの車体色は、3色を設定し、燃料タンクに「ウイングマーク」、サイドカバーに「Ape」のロゴを配した。
●型式
BA-AC16 → JBH-AC16
●発売日
2006年12月20日 → 2007年12月7日
●最低地上高(mm)
165 → 155
●車両重量 (kg)
80 → 84
●燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L)
90 → 93
●最高出力回転数(rpm)
7500 → 8000
●最大トルク回転数(rpm)
6500 → 6000
●燃料供給方式
キャブレター → フューエルインジェクション
●燃料供給装置形式
PB3NA → PGM-FI
●点火装置
C.D.I.式 → フルトランジスタ式
●メーカー希望小売価格
210,000円 → 262,500円
●発売日
2006年12月20日
●型式
BA-AC16
●車体色
エイプ
・ファイティングレッド
・グラファイトブラック
・クラシカルホワイト
エイプ・デラックス
・シャスタホワイト
・プラズマイエロー
●販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 5,500台
●メーカー希望小売価格
エイプ
210,000円(消費税抜き本体価格 200,000円)
エイプ・デラックス
225,750円(消費税抜き本体価格 215,000円)
●発売日
2007年12月7日
●型式
JBH-AC16
●車体色
エイプ
・シャイニーオレンジ
・クラシカルホワイト
・グラファイトブラック
エイプ・デラックス
・クラシカルホワイト
・グラファイトブラック
●販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 5,000台
●メーカー希望小売価格
エイプ
262,500円(消費税抜き本体価格 250,000円/消費税 12,500円)
エイプ・デラックス
278,250円(消費税抜き本体価格 265,000円)
キャブとFIは、ハードチューンならノウハウが多いキャブの方がいいと思う。ライトチューンぐらいなら冬の朝でも始動が快適なFIがいい。
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