XL125SとXL125Rの違いを比較
ホンダ XL125S
1978年10月13日に「XL125S」が新登場。型式は、L125S
エンジンは、XL125からのキャリーオーバーで124ccの空冷単気筒エンジンを搭載。最高出力12ps。キック始動。6速ミッションの組み合わせ。燃料タンク容量は7.0リットル。タコメーター装備。特殊ブロックパターンのタイヤなどを装備。
1978年8月に「XL125S」をマイナーチェンジ。型式は、JD02
ホンダ XL125R
1982年3月5日に「XL125R」が新登場。型式は、JD04
エンジンは、4サイクル・OHC単気筒エンジン。XL125SからのキャリーオーバーでL125SE型。プロリンク・リアサスペンションを装備。フロント・フォークにも独自のフイックス・ブッシュ・フロントフォーク機構とフロント・エアアシスト・サスペンションを採用。
1983年3月18日に「XL125Rパリ・ダカール」をタイプ追加。
パリ・ダカールラリー出場車ホンダ・XL500R改をモデルに開発したもので、赤白紺のトリコロールカラーを大胆にデザインした17Lの大容量燃料タンクやシート、フロントオーバーフェンダーなど、各部にそのイメー ジを反映させた。幅広いライディングポジションが得られるシート、泥はね防止に効果的なオーバーフェンダー、小物入れに便利なタンクバック、長距離ツーリングに適した大型リアキャリア、12V・3AHの小型高性能バッテリー、35W/35Wのヘッドライトなど、ランドスポーツ車にふさわしい充実した装備を備えた。
1985年6月27日にマイナーチェンジ
今回は、デザインの一新と装備の充実。車体色を白色とし、フレームに赤色、シートに青色を用い、外観は、角型のヘッドライトや大型フロントフェンダーなどの採用。コンパクトで操作性に優れたハンドルスイッチ、ツーリング等に小物入れとして便利なリアバッグ、35/36・5W(ワット)のハロゲンヘッドライトなどを新たに採用。
1988年にNX125へフルモデルチェンジされる形で製造終了。
ここでは、上の黄色の部分の
1979年8月発売のホンダ XL125S(JD02)と
1982年3月発売のホンダ XL125R(JD04)
の違いを比較しました。
XL125SとXL125Rのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 |
XL125S |
XL125R |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
マイナーチェンジ |
新登場 |
型式 |
JD02 |
JD04 |
発売日 |
1979年8月 |
1982年3月 |
仕向け・仕様 |
国内向けモデル |
国内向けモデル |
全長 (mm) |
2095 |
2065 |
全幅 (mm) |
840 |
840 |
全高 (mm) |
1130 |
1175 |
ホイールベース (mm) |
1310 |
1355 |
最低地上高(mm) |
270 |
265 |
シート高 (mm) |
- |
840 |
乾燥重量 (kg) |
106 |
106 |
車両重量 (kg) |
112 |
114 |
最小回転半径(m) |
2.1 |
2.1 |
乗車定員(名) |
2 |
2 |
燃料消費率 国交省届出(50km/h走行時)(km/L) |
60 |
60 |
原動機型式 |
L125SE |
L125SE |
原動機種類 |
4ストローク |
4ストローク |
気筒数 |
1 |
1 |
シリンダ配列 |
単気筒 |
単気筒 |
冷却方式 |
空冷 |
空冷 |
排気量 (cc) |
124 |
124 |
カム・バルブ駆動方式 |
OHC(SOHC) |
OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 |
2 |
2 |
内径(シリンダーボア)(mm) |
56.5 |
56.5 |
行程(ピストンストローク)(mm) |
49.5 |
49.5 |
圧縮比(:1) |
9.4 |
9.4 |
最高出力(PS) |
12 |
12 |
最高出力回転数(rpm) |
9500 |
9000 |
最大トルク(kgf・m) |
0.97 |
1 |
最大トルク回転数(rpm) |
8000 |
7500 |
燃料供給方式 |
キャブレター |
キャブレター |
燃料タンク容量 (L) |
7 |
8 |
燃料(種類) |
レギュラーガソリン |
レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) |
420 |
480 |
エンジン始動方式 |
キックスターター式 |
キックスターター式 |
点火装置 |
C.D.I.式 |
C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 |
D8EA |
D8EA |
点火プラグ必要本数・合計 |
1 |
1 |
搭載バッテリー・型式 |
6N4-2A-4 |
YB3L-A |
バッテリー容量 |
6V-4Ah |
12V-3Ah |
エンジン潤滑方式 |
ウェットサンプ式 |
ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) |
1.1 |
1.1 |
クラッチ形式 |
湿式・多板 |
湿式・多板 |
変速機形式 |
リターン式・6段変速 |
リターン式・6段変速 |
変速機・操作方式 |
フットシフト |
フットシフト |
1次減速比 |
3.333 |
3.333 |
2次減速比 |
3.357 |
3.533 |
変速比 |
1速 3.082/2速 1.940/3速 1.399/4速 1.129/5速 0.922/6速 0.785 |
1速 3.082/2速 1.940/3速 1.399/4速 1.129/5速 0.922/6速 0.785 |
動力伝達方式 |
チェーン |
チェーン |
チェーンサイズ |
428 |
428 |
フレーム型式 |
ダイヤモンド |
ダイヤモンド |
キャスター角 |
27°50 |
27°50 |
トレール量 (mm) |
122 |
118 |
ブレーキ形式(前) |
機械式リーディングトレーリング |
機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) |
機械式リーディングトレーリング |
機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) |
テレスコピックフォーク |
テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ |
正立フォーク |
正立フォーク |
フロントサスペンションストローク(mm) |
200 |
204 |
懸架方式(後) |
スイングアーム式 |
スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) |
2 |
1 |
タイヤ(前) |
2.75-21 |
2.75-21 |
タイヤ(前)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(前)プライレーティング |
4PR |
4PR |
タイヤ(前)タイプ |
チューブタイヤ |
チューブタイヤ |
タイヤ(後) |
4.10-18 |
4.10-18 |
タイヤ(後)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(後)プライレーティング |
4PR |
4PR |
タイヤ(後)タイプ |
チューブタイヤ |
チューブタイヤ |
ヘッドライト定格(Hi) |
35W/36W |
- |
テールライト定格(制動/尾灯) |
17W/5.3W |
- |
スピードメーター表示形式 |
アナログ |
アナログ |
メーター表示 |
エンジン回転計 有 |
エンジン回転計 有 |
HONDA XL125S 1979年式
HONDA XL125R 1982年式
XL125SとXL125Rの違いを比較
XL125Rは、1982年3月5日にXL125Sのフルモデルチェンジ車として発売されたがフレームが弱く、2年でラインナップから消えた。XL125Sは、レーサーXR185と同じフレームで剛性が高く、ベトナム軍の正式車両やニュージーランドなどでの農耕用などその後30年に渡り生産が続けられた。
XL125Sは、リヤ2本サス。
XL125Rは、リヤ1本サス(プロリンク)。
XL125Sは、リヤにコンベンショナルタイプの倒立マウント2本サスのトレールバイク。
XL125Rは、リヤにプロリンクサスを搭載し、フロントサスのストロークもUPしたランドオフローダー。
XL125SとXL125Rは、エンジンとキャブレターだけ同じ。エンジンは、色が違う。
XL125SとXL125Rの中古車価格と買取相場
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