ヴェクスター125とヴェクスター150の違いを比較
スズキ ヴェクスター125の歴史
1994年7月に「ヴェクスター125」が新登場。型式は、CF42A
エンジンは、新開発の124cc空冷4スト単気筒エンジンを搭載。車両重量は、106kg。
1995年12月にマイナーチェンジ。
トランクに照明追加。
1997年4月にカラーチェンジ。
1998年4月にカラーチェンジ。
車体色は、暗い銀、黒、赤。
1999年10月にマイナーチェンジ。型式は、BC-CF42A
スロットルポジションセンサーとキャブレターの改良による加速性能の向上と新排ガス規制への対応。
2000年11月にカラーチェンジ。
車体色は、明るい銀、黒。
2001年3月にマイナーチェンジ。
コンビニフックの追加。
2003年にマイナーチェンジ。
イグナイターやCDIの仕様を変更し、クラッチアウターカバー追加で静粛性をアップ。従来のリアスポイラーと一体型のリアキャリアをヴェクスター150と同じ大型鉄パイプ製にし積載性をアップ。フロントカウルにはSマークを追加。
2005年にヴェクスター125の生産終了。
スズキ ヴェクスター150の歴史
1994年10月に「ヴェクスター150」が新登場。型式は、CG41A
ヴェクスター125が発売された3ヶ月後に、150cc版が発売。ヴェクスター125のボアを5.5mm拡大した空冷152ccエンジンを搭載。車両重量は、111kg。
1995年12月にマイナーチェンジ。
トランクに照明が追加された。
1997年4月にマイナーチェンジ。型式は、CG42A
1998年4月にカラーチェンジ。
車体色は、3色(フラッシュシルバーメタリック、パールノベルティブラック、キャンディディープグレープマルーン)。
1999年10月にマイナーチェンジ。型式は、BA-CG42A
スロットルポジションセンサーとキャブレターの改良により、加速性能が向上し、新排ガス規制にも対応。重量が2kg増加。車体色は、3色(フラッシュシルバーメタリック、パールノベルティブラック、キャンディディープグレープマルーン)。
ヴェクスター150の1999年10月のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2000年11月にカラーチェンジ。
車体色に新色の銀(ソニックシルバーメタリック)を追加し、パールノベルティブラックとあわせて2色の設定。従来の銀(フラッシュシルバーメタリック)と赤(キャンディディープグレープマルーン)がなくなった。
2001年3月にマイナーチェンジ。
シート前部分にコンビニフックを追加。キックレバーのオプション設定など、利便性が向上。車体色は、2色(ソニックシルバーメタリック、パールノベルティブラック)。
2005年11月にカラーチェンジ。
車体色は、2色(キャンディナポレオンブルーとファントムブラックメタリック)。
2007年8月にカラーチェンジ。
車体色は、SBS専用色のパールブラックを300台限定で発売。これがヴェクスター150の最終モデル。
ここでは、
1994年7月発売のスズキ ヴェクスター125(CF42A)と
1994年10月発売のスズキ ヴェクスター150(CG41A)
の違いを比較しました。
ヴェクスター125とヴェクスター150のスペック表の違い
※数字が大きい方がこの色
タイプグレード名 | ヴェクスター125 | ヴェクスター150 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | 新登場 |
型式 | CF42A | CG41A |
発売日 | 1994年7月 | 1994年10月 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1910 | 1910 |
全幅 (mm) | 685 | 685 |
全高 (mm) | 1095 | 1095 |
ホイールベース (mm) | 1300 | 1300 |
最低地上高(mm) | 120 | 120 |
車両重量 (kg) | 106 | 111 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
原動機型式 | F417 | G404 |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124 | 149 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52 | 57 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 58.6 | 58.6 |
圧縮比(:1) | 10.2 | 9.6 |
最高出力(PS) | 12 | 13 |
最高出力回転数(rpm) | 7500 | 7500 |
最大トルク(kgf・m) | 1.2 | 1.3 |
最大トルク回転数(rpm) | 6500 | 6500 |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
燃料タンク容量 (L) | 8 | 8 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | C.D.I.式 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR7E | CR7E |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | - | YTX7A-BS |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.9 | 0.9 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 | 自動変速 |
フレーム型式 | パイププレス | パイププレス |
キャスター角 | 25°00 | 25°00 |
トレール量 (mm) | 96 | 96 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | 正立フォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 3.50-10 | 3.50-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 51 | 51 |
タイヤ(前)速度記号 | J | J |
タイヤ(後) | 3.50-10 | 3.50-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 51 | 51 |
タイヤ(後)速度記号 | J | J |
ホイールリム幅(前) | 2.15 | 2.15 |
ホイールリム幅(後) | 2.15 | 2.15 |
ヘッドライト定格(Hi) | 30W/30W | 30W/30W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 21W/5W | 21W/5W |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
ヴェクスター125とヴェクスター150の違いを比較
ヴェクスター125は、リアスポイラーと一体化した樹脂製リアキャリアで、ヴェクスター150は、積載性を考慮したパイプ製大型リアキャリアを装備。ヴェクスター125は、2003年モデルから従来のリアスポイラーと一体型のリアキャリアをヴェクスター150と同じ大型鉄パイプ製に変更して積載性をアップした。
ヴェクスター125は、原付二種だからファミリーバイク特約が使える。
ヴェクスター150は、軽二輪だから高速道路走れる。
俺は、ヴェクスター150乗ってる。ヴェクスター150の方がヴェクスター125より遅い速度域がある。かといって150の方が速いところがある?と聞かれたら困る。スズキは、コストかけずに無理承知で125から150にボアアップしたと思われる。元々ヴェクスター125自体がOHC単気筒にしてはショートストロークなのに、ボアを上げてストロークやバルブ径はそのままにしたからマスの増加と吸排気抵抗の増加に25ccが喰われたみたいになってる。まあ、ヴェクスター150の良さは、高速に乗れるからいいけど。
俺は、1万円しか違わないからヴェクスター150も迷ったけど、ファミバイ特約使えるし税金も安いからって理由で結局ヴェクスター125にした。
ヴェクスター125とヴェクスター150のスペック表の違う部分
●タイプグレード名
ヴェクスター125 → ヴェクスター150
●モデルチェンジ区分
新登場 → 新登場
●型式
CF42A → CG41A
発売日
1994年7月 → 1994年10月
●車両重量 (kg)
106 → 111
●原動機型式
F417 → G404
●排気量 (cc)
124 → 149
●内径(シリンダーボア)(mm)
52 → 57
●圧縮比(:1)
10.2 → 9.6
●最高出力(PS)
12 → 13
●最大トルク(kgf・m)
1.2 → 1.3
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