ダックスとダックス125の違いを比較
ホンダ ダックスの歴史
1969年8月15日に「DAX HONDA ST50」が新登場。型式は、ST50
「車載が可能なレジャーバイク」をコンセプトとし、簡単に着脱可能なフロント部分、折りたたみ式のハンドルとステップ、横にしても洩れないガソリンタンクなど独自の機構を採用。3段マニュアルトランスミッション+自動遠心クラッチ。
1969年9月1日に「DAX HONDA ST50 EXPORT」を追加。
エクスポートは、全長を1.510mから1.495mに、最低地上高を130mmから165mmに変更したモデル。3段マニュアルトランスミッション+自動遠心クラッチ。
1971年2月10日に「DAX HONDA ST50-W」を追加。
「DAX HONDA ST50-W」は、ロータリー式の4段ミッションにマニアルクラッチ装備。タイヤ幅を3.50から4.00に変更。ハンドルを折り畳み式からブレースバー付き固定タイプで強化。ハンドルロックを装備。全長を1.565mに延長した。
1972年3月1日に「DAX HONDA 50SPORT-U」を追加。
野山での健康的なスポーツ走行楽しむための装備を充実。フロントショックアブソーバーにオイルダンバーを装備。クランクケースプロテクターを装着。速度計をヘッドライトケースから分離。
1976年4月1日に「DAX HONDA ST50-Y」と「DAX HONDA ST50-Z」を追加。
可動式フロントフェンダー・マッドガード・大型ライセンスプレートを装着。「DAX HONDA ST50-Y」は、3段+自動遠心クラッチ仕様。「DAX HONDA ST50-Z」は、4段+マニュアルクラッチ仕様。
1978年3月に「DAX HONDA ST50-Y」と「DAX HONDA ST50-Z」をマイナーチェンジ。
1979年3月1日に「DAX HONDA ST50-C」と「DAX HONDA ST50-M」を追加。
それまでのシリーズを終了し、70ccモデルを廃止して、チョッパー(アメリカン)タイプにフルモデルチェンジを実施。「DAX HONDA ST50-C」は、3段+自動遠心クラッチ仕様。「DAX HONDA ST50-M」は、4段+マニュアルクラッチ仕様。
1979年3月1日に「DAX HONDA ST50-C」と「DAX HONDA ST50-M」を追加。
夜間でも見やすい透過光式スピードメーター、シート後部の小物入れ、ハンドルレバー取付部にホコリや水の侵入を防ぐブーツ付きなど装備を充実。M型はマニュアル4段リターン式ミッション。C型は自動遠心クラッチ車。
1981年で本モデルの国内販売を終了。
1995年2月14日に「DAX」が新登場。型式は、A-AB26
アウトドア志向の高まりやレジャーの多様化に合わせて、国内向け販売を復活。自動遠心クラッチの3段ミッションを採用。変更点は、電装を12V化。オートカムチェーンテンショナー・メンテナンスフリーの密閉型バッテリーを採用。CDI点火の採用。
1999年8月31日をもって生産終了。
ホンダ ダックス125の歴史
2022年9月22日に「ダックス125」が新登場。型式は、8BJ-JB04。
グロムやモンキー125と同様のロングストロークタイプの4ストロークOHC単気筒、123cmエンジンを搭載。クラッチレバーレスの自動遠心クラッチ4段変速。折りたたみが可能なアップハンドル、着座位置にゆとりのあるロングシートを採用。前後に太めのブロックパターンタイヤ(3.50-10 51J)を採用。フロント1チャンネルABSを装備。車体色は、2色(パールネビュラレッド、パールカデットグレー)の設定。
2023年12月14日に「ダックス125」をカラーチェンジ。
新色の「パールグリッターリングブルー」と従来色(パールネビュラレッド、パールカデットグレー)をあわせた全3色。
2024年8月22日に「ダックス125」をカラーチェンジ。型式は、8BJ-JB06。
新色の「パールシャイニングブラック」と従来色(パールグリッターリングブルー、パールカデットグレー)をあわせた全3色。別売りの純正アクセサリーとして「クロック&ギアポジションメーター」「USBソケット」「サドルバッグ(左側)」が新たに設定。
ダックス125の型式「8BJ-JB04」と「8BJ-JB06」の違いはこちら
ここでは、
1995年2月14日発売のホンダ ダックス(型式 A-AB26)と
2022年9月22日発売のホンダ ダックス125(型式 8BJ-JB04)
の違いを比較しました。
ダックスとダックス125のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | ダックス | ダックス125 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | 新登場 |
型式 | A-AB26 | 8BJ-JB04 |
発売日 | 1995年2月14日 | 2022年9月22日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1510 | 1760 |
全幅 (mm) | 590 | 760 |
全高 (mm) | 980 | 1020 |
ホイールベース (mm) | 1045 | 1200 |
最低地上高(mm) | 130 | 180 |
シート高 (mm) | 735 | 775 |
乾燥重量 (kg) | 72.3 | - |
車両重量 (kg) | 75 | 107 |
最小回転半径(m) | 1.6 | 2 |
乗車定員(名) | 1 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(km/L) | 80(30km/h走行時) | 55(60km/h走行時) |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | - | 65.7 |
原動機型式 | AB26E | JB04E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 | 123 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 39 | 50 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 41.4 | 63.1 |
圧縮比(:1) | 10 | 10 |
最高出力(kW) | - | 6.9 |
最高出力(PS) | 2.6 | 9.4 |
最高出力回転数(rpm) | 7000 | 7000 |
最大トルク(N・m) | - | 11 |
最大トルク(kgf・m) | 0.29 | 1.1 |
最大トルク回転数(rpm) | 4500 | 5000 |
燃料供給方式 | キャブレター | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | PB12 | - |
燃料タンク容量 (L) | 2.5 | 3.8 |
燃料タンク・リザーブ容量 (L) | 0.5 | - |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | キックスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | C.D.I.式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR6HSA | - |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YT4L-BS | YTZ5S |
バッテリー容量 | 12V-3Ah | 12V-3.5Ah(10HR) |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.8 | 1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.6 | 0.8 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | - | 0.85 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-30 |
クラッチ形式 | 湿式・多板・遠心 | 湿式・多板・遠心 |
変速機形式 | リターン式・3段変速 | ロータリー式・4段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | フットシフト |
1次減速比 | 4.058 | 3.421 |
2次減速比 | 2.857 | 2.266 |
変速比 | 1速 3.272/2速 1.822/3速 1.190 | 1速 2.500/2速 1.549/3速 1.149/4速 0.922 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | - | 15 |
スプロケット歯数・後 | - | 34 |
チェーンサイズ | 420 | 420 |
標準チェーンリンク数 | 88 | 106 |
フレーム型式 | バックボーン | プレスバックボーン |
キャスター角 | 27°00 | 24° 54 |
トレール量 (mm) | 66 | 84 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 油圧式ディスク |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | - | 倒立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | - | 2 |
タイヤ(前) | 3.50-10 | 120/70-12 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 51 | 51 |
タイヤ(前)速度記号 | J | L |
タイヤ(前)タイプ | - | チューブレス |
タイヤ(後) | 3.50-10 | 130/70-12 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 51 | 56 |
タイヤ(後)速度記号 | J | L |
タイヤ(後)タイプ | - | チューブレス |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.25 | 2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 1.75 | 2 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | - | LED |
テールライトタイプ | - | LED |
スピードメーター表示形式 | アナログ | デジタル |
メーター表示 | - |
燃料計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 | - |
アンチロックブレーキ(ABS) 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
198,000円(参考価格。消費税を含まず。) メタリックレッド |
440,000円(消費税抜き本体価格 400,000円/消費税 40,000円) パールネビュラレッド、 パールカデットグレー |
販売計画台数(国内・年間) | 4,200台 |
8,000台 ※ダックス125の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | タイ |
ダックスとダックス125の違いを比較
昔AB26に乗ってた。ダックスは、あの大きさと価格だから成り立っていたバイクと思ってたから乗用サイズになると当時とは別のバイクだよね。ダックス125は、可愛くて乗りやすいバイクという売り方だね。
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