クロスカブ50とリトルカブの違いを比較

 

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クロスカブ50とリトルカブの違いを比較

 

ホンダ クロスカブ50の歴史

2018年2月23日 新発売。型式は、2BH-AA06
事実上のリトルカブの後継。生産は、熊本製作所。車体色は、2色(クラシカルホワイト、マグナレッド)の設定。
2019年6月21日 カラーチェンジ。
車体色は、新色のカムフラージュグリーンと従来色のクラシカルホワイトの2色。
2022年6月27日に「クロスカブ50」と「クロスカブ50・くまモン バージョン」をカラーチェンジ。
車体色は、「クロスカブ50」が2色(マットアーマードグリーンメタリック、パールディープマッドグレー)。「クロスカブ50・くまモン バージョン」が1色(グラファイトブラック)。

 

 

ホンダ リトルカブの歴史

1997年8月8日にリトルカブを新発売。型式は、A-C50
「リトルカブ」は、「スーパーカブ」をベースに前・後輪に小径ホイール(14インチ)を装備するなど、足着き性を向上させたファッショナブルでコンパクトな原付バイク。車両重量は、78kg。車体色は、3色(スプリングターフグリーンメタリック×ココナッツホワイト、ジョリーレッド×ココナッツホワイト、スパークリングシルバーメタリック×モロッコブラウン)。
1997年10月に特別仕様のリトルカブを発売。
1998年7月21日に特別仕様の「リトルカブ 50thアニバーサリースペシャル」を発売。
車体色にスーパーカブ初代モデル「C100」をイメージしたマルエムブルーを採用。レッグシールド、フロントフェンダー、サイドカバーを薄い水色で統一。シートは渋めの赤を採用するなどした。
1998年12月12日にマイナーチェンジ。
新たにセルフスタータータイプを設定し、このモデルからキック始動のみのタイプと、キック・セルフスターター併用タイプの2つをラインナップ。2つの違いは、始動方式だけはなく、キックタイプが3速に対して、セル併用タイプは4速ミッションを採用。セル併用タイプの方が燃費が向上(125.0km/L→132.0km/L・30km/h定地走行テスト値)。また全タイプにマフラーガードを新採用した。車体色は、4色(スパークリングシルバーメタリック、バージンベージュ、アバグリーン、ジョリーレッド)の設定。
1999年9月9日にマイナーチェンジ。型式は、BA-AA01
国内の新排出ガス規制に適合させるため、キャブレターのセッティングを変更し、ブローバイガス還元装置を採用。シート下部にレトロ調ステッカーを採用。ボディと同色のリアキャリアを採用。フロントトップカバーエンブレムのカラーを変更。サイドカバーステッカーの廃止。車体色は、キックタイプが2色(スパークリングシルバーメタリック、ジョリーレッド※ジョリーレッドはハンドルグリップがブラウン。)セル併用タイプが2色(アバグリーン、バージンベージュ※バージンベージュはシートとハンドルグリップがブラウン)。
リトルカブの「A-C50」と「JBH-AA01」の違いの比較は、こちら。
2000年1月28日に特別仕様の「リトルカブ新春スペシャルモデル」を発売。
車体色は、シャスタホワイト。サイドカバーはメッキ仕上げ。レッグシールド、フロントトップカバーはホワイトスケルトン。サイドカバーマークとフロントトップカバーマークに専用ロゴステッカー。スピードメーターの色調がグレー。シート色調をブラック×ホワイトのツートーンに変更。キック及びセル付に同じ仕様で設定。
2000年8月25日に特別仕様の「リトルカブスペシャル」を発売。
車体色は、ピュアブラック。シート色調をブラック×グレーのツートーンに変更。スピードメーターの色調をグレーに変更。サイドカバーマークとフロントトップカバーマークに専用ロゴステッカー。キック及びセル付に同じ仕様で設定。
2001年1月27日にカラーを追加。
車体色は、キックタイプ、セル併用タイプともに5色(プラズマイエロー(新色)、スパークリングシルバーメタリック、バージンベージュ、アバグリーン、ジョリーレッド)。

2002年1月22日に特別仕様の「リトルカブ・スペシャル」を発売。
車体色はバイスブルー。サイドカバーはメッキ仕上げ。レッグシールドはデニムブルー。シート色調は、デニムブルー×ホワイトのツートーン。スピードメーターの色調はブラック。サイドカバーマーク、フロントトップカバーマークを専用ロゴステッカー。
2004年1月23日にカラーを追加。
車体色は、キックタイプ、セル併用タイプともに5色(バイスブルー(新色)、シャスタホワイト(新色)、インディグレーメタリック(新色)、プラズマイエロー、アバグリーン)。
2005年1月18日に特別仕様の「リトルカブ・スペシャル」を発売。
シルバーメッキを施した「Little Cub」文字の立体エンブレムをシート下部両面に採用。サイドカバーにシルバーメッキを施し、ストライプを貼付。フォックスベージュとシルキーホワイトの専用ツートーンシートを採用。車体色は専用カラーのプコブルーを採用。キック及びセル付に同じ仕様で設定。
2007年10月5日にマイナーチェンジ。型式は、JBH-AA01
新たに電子制御燃料噴射システムを搭載し、排気のクリーン化とともに始動性を向上。さらに触媒装置(キャタライザー)をエキゾーストパイプ内部に装備し、平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合。エンジンのクランクケースカバーをシルバーからブラックに変更。マフラーガードの形状を変更し質感を高めた。車体色は、5色(プコブルー、バージンベージュ、ムーンストーンシルバーメタリック、ブラック、タスマニアグリーンメタリック)。
リトルカブのキャブとFIの違いの比較は、こちら。
2008年8月1日に特別仕様の「リトルカブ・50周年スペシャル」を発売。
車体色は、専用色のパールコーラルリーフブルー。シート表皮にリードレッドを採用。サイドカバーに記念エンブレムを採用。
2013年11月15日に特別仕様の「リトルカブ・55周年スペシャル」を発売。
車体色は、ブラックとファイティングレッドの2種類を設定。両カラーともレッド塗装の前・後リムとブラック塗装の前・後ブレーキハブを採用。左右のサイドカバーにはクロームメッキ処理を施し、スーパーカブ誕生55周年を記念したステッカーをあしう。格子模様のデザインを施した専用シートを採用。
2015年2月13日に特別仕様の「リトルカブ・スペシャル」を発売。
車体色は、パールコーラルリーフブルー。フロントエンブレムとサイドカバーのマークに立体商標登録を記念した専用デザインを施した。シート表皮は、レッドとホワイトのツートーン。


 

 

ここでは、
2018年2月23日発売のホンダ クロスカブ50(型式 2BH-AA06)と
2015年2月13日発売のホンダ リトルカブ(型式 JBH-AA01)
の違いを比較しました。

 

 

クロスカブ50とリトルカブのスペックの違いを比較

※数字が大きい方をこの色にしています。

タイプグレード名 クロスカブ50 リトルカブ・スペシャル
モデルチェンジ区分 新登場 特別・限定仕様
型式 2BH-AA06 JBH-AA01
発売日 2018年2月23日 2015年2月13日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 1840 1775
全幅 (mm) 720 660
全高 (mm) 1050 960
ホイールベース (mm) 1225 1190
最低地上高(mm) 131 115
シート高 (mm) 740 705
車両重量 (kg) 100 81
最小回転半径(m) 1.9 1.8
乗車定員(名) 1 1
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) 94 113
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) 69.4 -
原動機型式 AA04E AA02E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 1 1
シリンダ配列 単気筒 単気筒
冷却方式 空冷 空冷
排気量 (cc) 49 49
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC) OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2 2
内径(シリンダーボア)(mm) 37.8 39
行程(ピストンストローク)(mm) 44 41.4
圧縮比(:1) 10 10
最高出力(kW) 2.7 2.5
最高出力(PS) 3.7 3.4
最高出力回転数(rpm) 7500 7000
最大トルク(N・m) 3.8 3.8
最大トルク(kgf・m) 0.39 0.39
最大トルク回転数(rpm) 5500 5000
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 4.3 3.4
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式 セルフ・キック 併用式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CPR6EA-9S CR6HSA
点火プラグ必要本数・合計 1 -
搭載バッテリー・型式 GTZ4V YT4L-BS
バッテリー容量 12V-3Ah 12V-3Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1 0.8
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 0.8 0.6
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30 10W-30
クラッチ形式 湿式・多板・遠心 湿式・多板・遠心
変速機形式 リターン式・4段変速 リターン式・4段変速
1次減速比 4.058 4.058
2次減速比 3.307 2.928
変速比 1速 3.180/2速 1.705/3速 1.190/4速 0.916 1速 3.180/2速 1.705/3速 1.238/4速 0.958
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 13 14
スプロケット歯数・後 43 41
チェーンサイズ 420 420
標準チェーンリンク数 104 98
フレーム型式 バックボーン バックボーン
キャスター角 26°30 26
トレール量 (mm) 57 47
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク ボトムリンクフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2 -
タイヤ(前) 70/100-14 2.50-14
タイヤ(前)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(前)荷重指数 37 32
タイヤ(前)速度記号 P L
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ チューブタイヤ
タイヤ(後) 80/100-14 2.75-14
タイヤ(後)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(後)荷重指数 49 35
タイヤ(後)速度記号 P P
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 1.6 1.6
ホイールリム幅(後) 1.6 1.6
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.75 -
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.25 -
ヘッドライト定格(Hi) - 30W/30W
ヘッドライトタイプ(Hi) LED PH7
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W -
スピードメーター表示形式 アナログ アナログ
メーター表示 燃料計 有 燃料計 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 291,600円(消費税抜き本体価格 270,000円/消費税 21,600円)
マグナレッド、
クラシカルホワイト
237,600円
販売計画台数(国内・年間) シリーズ合計5,200台(クロスカブ50とクロスカブ110の合計) -
製造国 日本 -

 

クロスカブ50(型式 2BH-AA06)と リトルカブ(型式 JBH-AA01)の違いを比較

 

クロスカブ50(型式 2BH-AA06)と リトルカブ(型式 JBH-AA01)の外観の違いを比較

 

クロスカブ50(型式 2BH-AA06)と リトルカブ(型式 JBH-AA01)のサイドの違いを比較

 

クロスカブ50(型式 2BH-AA06)と リトルカブ(型式 JBH-AA01)の比較の口コミ

 

 

クロスカブ50は、事実上のリトルカブの後継。

 

 

フロントサスは、クロスカブ50(型式 2BH-AA06)がテレスコピックフォーク。リトルカブ(型式 JBH-AA01)がボトムリンクフォーク。ボトムリンクフォークは、構造が単純だからコストが安いし、バネ下重量が軽く、アームが上下に動くだけなんでテレスコピックよりサスペンションとしての動作抵抗(フリクション)が少ない。結果として路面追従性が良くなって、乗り心地に寄与するけど、その反面、ストローク量を多く取ることができずに、アームの上下動によるトレールの変化が大きいので操縦安定性ではテレスコピックに劣ると言われてる。

 

 

 

●車両重量と馬力
クロスカブ50 100kg 3.7ps/7500rpm
リトルカブ 81kg 3.4ps/7000rpm

 

 

●タンク容量
クロスカブ50 4.3L
リトルカブ 4.6L

 

●燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)
クロスカブ50 94km/L
リトルカブ 113km/L

 

●航続距離(30km/h走行時)
クロスカブ50 4.3L × 94km/L =404.2km
リトルカブ 3.4L × 113km/L =384.2km

 

 

リトルカブ(キックタイプ) 216,000円
リトルカブ(セルフスターター・キック併用タイプ) 237,600円
リトルカブ・55周年スペシャル 249,900円
クロスカブ50 291,600円

 

クロスカブ50にするか、リトルカブにして差額でカスタムするか迷うね。

 

 

リトルカブの方が安いし、パーツも豊富。

 

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