アドレスV125とBW’S125の違いを比較
スズキ アドレスV125の歴史
2005年2月26日に「アドレスV125」が新登場。型式は、BC-CF46A
アドレスV125シリーズは、アドレスV100のフルモデルチェンジにあたり、このモデルから4ストロークエンジンを導入し、フューエルインジェクションを採用した新設計の4サイクルSOHC・2バルブエンジンを搭載。アドレスV100を上回る動力性能と燃費の向上を図り、乾燥重量をアドレスV100と同じ85kgに抑えた。車体色は、3色(ソリッドブラック、ソリッドホワイトスペシャルNO.2、グラスコズミックダークブルー)。
アドレスV100とアドレスV125の違いの比較は、こちら。
2006年3月からは生産が台湾の合弁会社である台鈴工業へ移管。
車体色は、3色(ソリッドブラック、ソリッドホワイトスペシャルNO.2、グラスコズミックダークブルー)。
2007年2月28日にマイナーチェンジ。
メーターパネルにターンシグナルインジケーターを新しく採用し、文字盤のデザインを変更。シート下トランクに荷物の損傷を軽減するスポンジタイプのインナーマットを採用。車体色は、黒、白の全2色。
2010年1月15日にマイナーチェンジ。型式は、EBJ-CF4EA
2008年に一旦生産を終了となったアドレスV125がリアキャリア、インナーラックを装着するマイナーチェンジを施し復活。車体色は、3色(ソニックシルバーメタリックNo.2、グラススパークルブラック、ソリッドスペシャルホワイトNo.2)の設定。
アドレスV125の「BC-CF46A」と「EBJ-CF4EA」の違いを比較は、こちら。
2010年12月24日にカラー追加。
新色のファントムブラックメタリックNo.2を追加した。
2012年6月26日にカラーチェンジ。
新色のキャンディカプリブルーを追加。継続色3色(シルバー、ホワイト、ブラック)と合わせ全4色の設定。
2013年7月31日にカラーチェンジ。
新色のパールグラスホワイトNo.2を追加。継続色3色(シルバー、ブルー、ブラック)と合わせ全4色の設定。
2017年9月に日本向け車両のV125シリーズ全仕様の生産終了を発表。
アドレスV125 K5 K6 K7 K9 L0の違いの比較は、こちら。
ヤマハ BW’S125の歴史
2016年2月10日に新登場。型式は、EBJ-SEA6J
台湾仕様は、「BW’S R」として発表されていて、日本でも2016年2月10日からYW125X ビーウィズ(通称 BW’S125)として正規輸入で発売された。車体の構造は、2015年式の「シグナスX SR」がベースで、エンジンは「シグナスX SR」と同じ型式の空冷4ストローク単気筒SOHC4バルブを搭載。ヘッドライトはこれまでのBW’Sシリーズの円形から左右別構造の一体型デザインの2灯式に変更。他にもオフロードテイストのブラッシュガード、前後ディスクブレーキ、タンデムグリップ付きのリアキャリア、オフロード風ブロックタイヤなどが特徴。シート下トランク容量は、29L。車両重量は、119kg。車体色は、2色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、マットブラック2)。
2018年2月10日にマイナーチェンジして発売。型式は、2BJ-SED9J
平成28年度国内排出ガス規制へ適合とカラーチェンジ。車体色は、新色2色(マットチタン1、ビビッドイエローソリッド2)。
BW’S125の「EBJ-SEA6J」と「2BJ-SED9J」の違いを比較
2020年4月25日にカラーチェンジして発売。
新色の「ダークブルーイッシュグレーソリッドC」と従来色の「ビビッドイエローソリッド2」をあわせた全2色。
ここでは、
2013年7月31日発売のスズキ アドレスV125(型式 EBJ-CF4EA)と
2016年2月10日発売のヤマハ BW’S125(型式 EBJ-SEA6J)
の違いを比較しました。
アドレスV125とBW’S125のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | アドレスV125 | BW’S 125 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | 新登場 |
型式 | EBJ-CF4EA | EBJ-SEA6J |
発売日 | 2013年7月31日 | 2016年2月10日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1750 | 1910 |
全幅 (mm) | 635 | 765 |
全高 (mm) | 1030 | 1125 |
ホイールベース (mm) | 1235 | 1305 |
最低地上高(mm) | 120 | 145 |
シート高 (mm) | 740 | 780 |
車両重量 (kg) | 97 | 119 |
最小回転半径(m) | 1.8 | 2 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 52 | 40.4 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 41.6 | 36.1 |
原動機型式 | F468 | E3T5E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124 | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 53.5 | 52.4 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 55.2 | 57.9 |
圧縮比(:1) | 9.6 | 10 |
最高出力(kW) | 7.3 | 7.2 |
最高出力(PS) | 9.9 | 9.8 |
最高出力回転数(rpm) | 7500 | 7500 |
最大トルク(N・m) | 10 | 9.9 |
最大トルク(kgf・m) | 1 | 1 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 6000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 6 | 6.5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR6HSA | U22ESR-N |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTX7A-BS | GT7B-4 |
バッテリー容量 | - | 6.5Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.1 | 0.9 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.95 | 0.85 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 1.05 | 0.9 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 | 10W-40 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
1次減速比 | 1 | 1 |
2次減速比 | - | 10.667 |
フレーム型式 | アンダーボーン | バックボーン |
キャスター角 | 26°00 | 27°00 |
トレール量 (mm) | 82 | 95 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 油圧式ディスク |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
ショックアブソーバ本数(後) | - | 2 |
タイヤ(前) | 90/90-10 | 120/70-12 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 50 | 51 |
タイヤ(前)速度記号 | J | L |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 100/90-10 | 130/70-12 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 56 | 56 |
タイヤ(後)速度記号 | J | L |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム幅(前) | 2.15 | 3 |
ホイールリム幅(後) | 2.15 | 3 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | - | 2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | - | 2.25 |
ヘッドライト定格(Hi) | 40W | 55W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | PH12 | - |
ヘッドライト定格(Lo) | 40W | - |
テールライト定格(制動/尾灯) | - | 21W/5W ×1 |
メーター表示 | 燃料計 有 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 |
車両装備 |
キャリア 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
キャリア 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
メーカー小売価格/カラーバリエーション |
236,250円(消費税抜き本体価格 225,000円) パールグラスホワイトNo.2、 キャンディカプリブルー、 ソニックシルバーメタリックNo.2、 グラススパークルブラック |
318,600円(消費税抜き本体価格 295,000円/消費税 23,600円) ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)、 マットブラック2(マットブラック) |
国内年間計画販売台数 | - |
3,000台 ※BW’S125の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
製造国 | 台湾 | 台湾 |
アドレスV125とBW’S125の違いを比較
●車両重量と最高出力と最大トルク
アドレスV125 97kg | 7.3kW/7500rpm | 10N・m/6000rpm
BW’S125 119kg | 7.2kW/7500rpm | 9.9N・m/6000rpm
●シート高
アドレスV125 740mm
BW’S125 780mm
●タンク容量
アドレスV125 6L
BW’S125 6.5L
●燃費WMTCモード値
アドレスV125 41.6km/L
BW’S125 36.1km/L
●航続距離
アドレスV125 6L × 41.6km/L =249.6km
BW’S125 6.5L × 36.1km/L =234.65km
アドレスV125の方が良い点は、軽い、速い、燃費が良い、小回りが効く、すり抜けが楽、キックがついてる、値段が安い。
BW’S125の方が良い点は、直進安定性、メットインの容量、タンク容量、メーターの情報量、リアディスクブレーキ、ライトの明るさ。
アドレスV125Sから2018年モデルのBW’S125に乗り換えたけど、スタートダッシュの加速は明らかに落ちる。中速域から高速安定性能はBW’S125が上だけど。
シート下トランク容量は、
アドレスV125が21リットル。
BW’S125が29リットル。
BW’S125は、前後ディスクブレーキ。
アドレスV125は、前だけディスクブレーキ。
アドレスV125とBW’S125の中古車価格と買取相場
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