Shモードとリード125の違いを比較
ホンダ Shモードの歴史
2013年9月13日に「Shモード」の国内仕様が新登場。型式は、EBJ-JF51
「Shモード」は、「SH」シリーズとして1984年からイタリアを中心にヨーロッパで優れた走破性と実用性で人気のスクーター。一番の特徴としては、フロントに16インチ、リアには14インチの大径ホイールを採用し、荒れた路面での走行安定性が高い。PCXなどと同じ124tの水冷4ストロークSOHC単気筒「eSP(イーエスピー)」エンジンを搭載し、アイドリングストップシステムを装備。シート下トランク容量は、18リットル。5.5Lの燃料タンク。車両重量は、116s。車体色は、3色(パールイージーシープゴールド、パールジャスミンホワイト、ポセイドンブラックメタリック)。生産国は、ベトナム。
2015年に国内向けのモデルは生産終了。
海外向け輸出仕様のヨーロッパ内自動車排出ガス規制Euro 4対応によるフルモデルチェンジに伴い、日本国内向けのモデルは生産終了。
ホンダ リード125の歴史
1982年2月に初代リード125が新発売。
1982年10月に2ストローク124ccエンジンを搭載したリード125(JF01)を追加しましたが約1年で製造販売終了となり、HONDAの125ccクラススクーターは4ストロークエンジン搭載のスペイシー125ストライカーに移行。それ以降、125ccのリードは、5代目までありません。
2013年7月4日にリード125(5代目)が発売。型式は、EBJ-JF45
これが5代目リード。ベトナムの現地法人法人ホンダ・ベトナム・カンパニー・リミテッドが製造販売するLEAD125を正規輸入し販売。エンジンは、125cc水冷単気筒のグローバルエンジン「eSP」を搭載。ACGスターター・アイドリングストップシステムを装備。タイヤは、フロント12インチ、リア10インチを採用。メットイン容量は、37L。リアキャリアは、シートの高さと同一面に設定し、シート後部を荷台の一部として活用できる設計。折りたたみできるバッグホルダーやワンタッチで開閉できるフロントインナーボックスを装備。尾灯とポジションランプは、LED電球を使用。車両重量は、113kg。車体色は、4色(ブラウン、シルバー、ホワイト、ブラック)。
4代目リードと5代目リード125の違いを比較は、こちら。
2015年6月18日にマイナーチェンジ。
車体のフロントトップカバーとヘッドライト上部に配したガーニッシュのクローム処理を艶消しへと変更。アイストに電圧感知機能を追加し、バッテリーサイズを大型化。従来からあるエンジンオイル交換時期の目安をメーター内の液晶ディスプレイに表示する機能で表示が点灯するまでの走行距離を設定範囲内で任意に選択できるようになった。車体色は、新色の「エグザルテッドブルーメタリック」を追加。継続色のシルバー、ブラック、ホワイトに加え、全4色。
リード125の2015年6月18日のマイナーチェンジでの変更点はこちら
2016年4月22日にカラーチェンジ。
車体色は、新色の「キャンディーノーブルレッド」を追加。継続色のブルー、シルバー、ブラック、ホワイトに加え、全5色。
2017年12月8日にマイナーチェンジ。型式は、2BJ-JF45
平成28年排ガス規制に対応。ヘッドライトがLEDに変更。フロントインナーボックス内に12Vの電源ソケットが設けられた。フロアステップの後部で左右計で30mmの絞り込みを行い、足つき性を向上。アルミホイールのスポークが5本から10本に変更。車体色は、単色がシルバー、ブラック、パールホワイトの3色。ツートーンがレッド、ブルー、パールホワイトの3色の全6色の設定。
リード125「EBJ-JF45」と「2BJ-JF45」の詳しい違いは、こちら
2018年7月2日に特別仕様の「リード125 SPECIAL」を発売。
リード125をベースに、フロントカバーからメーターカバー、フロアカバー、リアセンターカバー、リアキャリにかけてマットブラック塗装をを施したツートーンカラーモデル。
2019年10月1日にカラーチェンジ。
車体色は、単色がキャンディラスターレッド(新色)、ランベントシルバーメタリック、パールメタロイドホワイトの3色。ツートーンがパールダークアッシュブルー(新色)、ポセイドンブラックメタリック(新色)、パールメタロイドホワイトの3色の全6色の設定。またフロントブレーキキャリパーとリアサスペンションスプリングのカラーをレッドからブラックに変更。
2020年1月17日に受注期間限定カラーリングモデルを発売。
車体色は、マットブラックをベースに赤いロゴとエンブレムをあしらいリアキャリアやマフラープロテクターにマットグレーを採用。
2022年3月28日にマイナーチェンジ。型式は、8BJ-JK12
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合。環境対応型エンジン「eSP+」を採用。「Honda SMART Keyシステム」を搭載。スマートフォンなどの充電が可能なUSBタイプCソケットを採用。車体色は、4色(マットテクノシルバーメタリック、パールジャスミンホワイト、パールダークアッシュブルー2、ポセイドンブラックメタリック)。
リード125の「型式 2BJ-JF45」と「型式 8BJ-JK12」の違いは、こちら
2023年2月16日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(キャンディーノーブルレッド(新色)、マットギャラクシーブラックメタリック(新色)、パールジャスミンホワイト、ポセイドンブラックメタリック)。
ここでは、
2013年9月13日発売のホンダ Shモード(型式 EBJ-JF51)と
2013年7月4日発売のホンダ リード125(型式 EBJ-JF45)
の違いを比較しました。
shモードとリード125のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 |
Shモード |
リード125 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
新登場 |
新登場 |
型式 |
EBJ-JF51 |
EBJ-JF45 |
発売日 |
2013年9月13日 |
2013年7月4日 |
仕向け・仕様 |
国内向けモデル |
国内向けモデル |
全長 (mm) |
1930 |
1835 |
全幅 (mm) |
665 |
685 |
全高 (mm) |
1105 |
1125 |
ホイールベース (mm) |
1305 |
1275 |
最低地上高(mm) |
145 |
140 |
シート高 (mm) |
765 |
760 |
車両重量 (kg) |
116 |
113 |
最小回転半径(m) |
- |
2 |
乗車定員(名) |
2 |
2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) |
52 |
51 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) |
49.5 |
- |
原動機型式 |
JF51E |
JF45E |
原動機種類 |
4ストローク |
4ストローク |
気筒数 |
1 |
1 |
シリンダ配列 |
単気筒 |
単気筒 |
冷却方式 |
水冷 |
水冷 |
排気量 (cc) |
124 |
124 |
カム・バルブ駆動方式 |
OHC(SOHC) |
OHC(SOHC) |
内径(シリンダーボア)(mm) |
52.4 |
52.4 |
行程(ピストンストローク)(mm) |
57.9 |
57.9 |
圧縮比(:1) |
11 |
11 |
最高出力(kW) |
8.4 |
8.4 |
最高出力(PS) |
11 |
11 |
最高出力回転数(rpm) |
8500 |
8500 |
最大トルク(N・m) |
12 |
12 |
最大トルク(kgf・m) |
1.2 |
1.2 |
最大トルク回転数(rpm) |
5000 |
5000 |
燃料供給方式 |
フューエルインジェクション |
フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 |
PGM-FI |
- |
燃料タンク容量 (L) |
5.5 |
6 |
燃料(種類) |
レギュラーガソリン |
レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 |
セルフスターター式 |
セルフスターター式 |
点火装置 |
フルトランジスタ式 |
フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 |
CPR7EA-9 |
CPR7EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 |
1 |
1 |
搭載バッテリー・型式 |
YTZ7S |
YTZ7S |
バッテリー容量 |
12V-6Ah 10HR |
12V-6Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 |
ウェットサンプ式 |
ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) |
0.9 |
0.9 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) |
0.8 |
0.8 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) |
10W-30 |
10W-30 |
クラッチ形式 |
乾式・多板・遠心 |
乾式・多板・遠心 |
変速機形式 |
Vベルト式・無段変速 |
Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 |
- |
自動変速 |
2次減速比 |
- |
3.769 |
フレーム型式 |
アンダーボーン |
アンダーボーン |
キャスター角 |
27° |
26°30 |
トレール量 (mm) |
68 |
75 |
ブレーキ形式(前) |
油圧式ディスク |
油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) |
機械式リーディングトレーリング |
機械式リーディングトレーリング |
ブレーキオイル適合規格 |
DOT 3 |
DOT 4 |
懸架方式(前) |
テレスコピックフォーク |
テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) |
ユニットスイング式 |
ユニットスイング式 |
タイヤ(前) |
80/90-16 |
90/90-12 |
タイヤ(前)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 |
43 |
44 |
タイヤ(前)速度記号 |
P |
J |
タイヤ(前)タイプ |
- |
チューブレス |
タイヤ(後) |
100/90-14 |
100/90-10 |
タイヤ(後)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 |
51 |
56 |
タイヤ(後)速度記号 |
P |
J |
タイヤ(後)タイプ |
- |
チューブレス |
ホイールリム形状(前) |
MT |
MT |
ホイールリム幅(前) |
2.15 |
2.5 |
ホイールリム形状(後) |
MT |
MT |
ホイールリム幅(後) |
2.75 |
2.75 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) |
- |
1.75 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) |
- |
2.25 |
ヘッドライト定格(Hi) |
35W |
35W/35W |
ヘッドライト定格(Lo) |
35W |
HS1 |
テールライトタイプ |
- |
LED |
メーカー小売価格/カラーバリエーション |
299,250円(消費税抜き本体価格 285,000円) |
285,600円(消費税抜き本体価格 272,000円) |
国内年間計画販売台数 |
3,000台 |
12,000台 |
製造国 |
ベトナム |
ベトナム |
shモードとリード125の違いを比較
●車両重量と最高出力と最大トルク
shモード 116kg | 11ps/8500rpm | 12N・m/5000rpm
リード125 113kg | 11ps/8500rpm | 12N・m/5000rpm
●シート高
shモード 765mm
リード125 760mm
●タンク容量
shモード 5.5L
リード125 6L
●燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)
shモード 52km/L
リード125 51km/L
●航続距離(60km/h走行時)
shモード 5.5L × 52km/L =286km
リード125 6L × 51km/L =306km
一番の違いは、メットインの大きさ。
Shモードは、容量18リットルでメルメット入れたら一杯になるから凄く狭い。
リード125は、容量37リットルもあってヘルメット2個を同時に収納できるし、B4サイズのバッグも収納できる。
フロントの小物入れは、リード125にあるけど、Shモードには無い。
乗り心地は、大径ホイールのShモードの方が良い。路面の凹凸を拾いにくいし、ジャイロ効果で直進安定性も優れてる。リード125は、メットインを大きくするためにそっちは、捨ててる。
見た目 Shモード > リード125
加速 リード125 > Shモード
直進安定性 Shモード > リード125
低速安定性 Shモード > リード125
コーナリング Shモード > リード125
積載量 リード125 > Shモード
横幅
Shモード 665mm
リード125 685mm
給油口の場所も違う。Shモードは、メットインの後ろでシートを上げたところにある。リード125は、コンビニフックの下にある。
タイヤの比較
Shモード |
リード125 |
---|---|
●タイヤサイズ |
●タイヤサイズ |
バルブ(電球)の比較
Shモード |
リード125 |
---|---|
■バルブ(電球)
|
■バルブ(電球) |
実用を重視するならリード125の方がいい。
乗り心地重視やShモードのデザインが好きならShモードを買えばいい。
前にリード125と迷ってSHモードにしたけど少し後悔してる。
海外で売れてるのは、SHモードみたいだけど。
日本は、ヨーロッパのように石畳が多くないし、ベトナムのように道路事情が悪い訳でもない。だからスクーターにフロント16インチは、必要ない。リード125の10インチで問題ない。
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