スーパーカブC125とCT125ハンターカブの違いを比較
ホンダ スーパーカブC125の歴史
2018年9月14日に「スーパーカブC125」が新登場。型式は、2BJ-JA48
2018年6月28日にタイホンダ・マニュファクチュアリングカンパニー・リミテッドが製造、本田技研工業が輸入事業者となる形で2018年9月14日から日本で販売開始。レッグシールドからリアフェンダーに繋がる滑らかな曲線のスタイルは、これまでのスーパーカブだが、フレームは、最新の解析技術により最適な剛性が与えられた新開発のバックボーンフレーム。エンジンは、シリンダーを水平方向に寝かせた横置きエンジンに見えるが、それはグロムやモンキー125と共通の最新のOHC124tエンジン。キャストホイール・前輪ディスクブレーキ・スチール製リヤフェンダーを装着。LEDやスマートキーシステムを採用。始動方式は、シリーズ初のセルフ式のみ。車体色は、パールニルタバブルーの1色。
グロムとスーパーカブC125の違いの比較は、こちら。
モンキー125とスーパーカブC125の違いの比較は、こちら。
2019年6月21日に新色を追加。
車体色は、2色(パールカデットグレー、パールニルタバブルー)の設定。
2020年7月31日に新色を追加。
車体色は、3色(パールシャイニングブラック(新色)、パールカデットグレー、パールニルタバブルー)。
2021年9月27日にマイナーチェンジ。型式は、8BJ-JA58
新エンジンは、ロングストローク化を図り圧縮比を高めるなどして、最高出力と燃費が向上。また令和2年排出ガス規制に適合。フロントブレーキには1チャンネルのABSを標準装備。純正アクセサリーに新たに「グリップヒーター」と「ピリオンシート」を設定。車体色は、2色(パールニルタバブルー、パールネビュラレッド)。
スーパーカブC125の「2BJ-JA45」と「8BJ-JA58」の違いの比較は、こちら。
2023年2月16日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(パールカデットグレー(新色)、マットアクシスグレーメタリック(新色)、パールネビュラレッド)。
2024年3月28日にカラーチェンジ。型式は、8BJ-JA71
車体色は、3色(パールボスポラスブルー(新色)、パールネビュラレッド、マットアクシスグレーメタリック)。継続色の「パールネビュラレッド」はシート表皮色を変更。
スーパーカブC125の型式「8BJ-JA58」と「8BJ-JA71」の違いの比較は、こちら。
ホンダ CT125ハンターカブの歴史
2020年6月26日に「CT125ハンターカブ」の日本国内仕様が新登場。型式は、2BJ-JA55
ベースは、「スーパーカブC125」だが、不整地路の走行にも対応するために、C125のフレームに対し、リアフレームを延長した新型フレームに単気筒OHC、124ccのスーパーカブC125用をベースに開発したエンジンを搭載。自動遠心クラッチとの組み合わせ。一般的なスポーツモデルと同様のトップブリッジで支持する110mmストロークのフロントフォークやアップマフラー、アンダーガードなども装備。前後輪ディスクブレーキ。車両重量は120kg。車体色は、2色(グローイングレッド、マットフレスコブラウン)。
2022年1月20日に「CT125ハンターカブ」をカラーチェンジ。
新色の「パールオーガニックグリーン」を追加。車体色は、3色(パールオーガニックグリーン、グローイングレッド、マットフレスコブラウン)。
2022年12月15日に「CT125ハンターカブ」をマイナーチェンジ。型式は、8BJ-JA65
スーパーカブC125などで先に採用された新エンジンを搭載し平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合。新型のJA65E型エンジンは、従来(JA55E)よりロングストロークタイプ。ボアは52.4mmから50.0mmに縮小され、ピストンストロークは57.9mmから63.1mmに延長。別売りの純正アクセサリーに、ウインドシールドやフロントキャリア、センターキャリア、サイドボックス(容量8L)等を追加。車体色は、3色(マットアーマードシルバーメタリック(新色)、グローイングレッド、パールオーガニックグリーン)。
CT125ハンターカブの「型式2BJ-JA55」と「型式8BJ-JA65」の違いの比較は、こちら。
2023年12月14日に「CT125ハンターカブ」をカラーチェンジ。
新色の「ターメリックイエロー」と従来色(グローイングレッド、マットアーマードシルバーメタリック)をあわせた全3色。
ここでは、
2019年6月21日発売のホンダ スーパーカブC125(型式 2BJ-JA48)と
2020年6月26日発売のホンダ CT125ハンターカブ(型式 2BJ-JA55)
の違いを比較しました。
スーパーカブC125とCT125ハンターカブのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | スーパーカブC125 | CT125ハンターカブ |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | 新登場 |
型式 | 2BJ-JA45 | 2BJ-JA55 |
発売日 | 2019年6月21日 | 2020年6月26日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1915 | 1960 |
全幅 (mm) | 720 | 805 |
全高 (mm) | 1000 | 1085 |
ホイールベース (mm) | 1245 | 1255 |
最低地上高(mm) | 125 | 165 |
シート高 (mm) | 780 | 800 |
車両重量 (kg) | 110 | 120 |
最小回転半径(m) | 2 | 1.9 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 69 | 61 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 66.1 | 67.2 |
原動機型式 | JA48E | JA55E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124 | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52.4 | 52.4 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 57.9 | 57.9 |
圧縮比(:1) | 9.3 | 9.3 |
最高出力(kW) | 7.1 | 6.5 |
最高出力(PS) | 9.7 | 8.8 |
最高出力回転数(rpm) | 7500 | 7000 |
最大トルク(N・m) | 10 | 11 |
最大トルク(kgf・m) | 1 | 1.1 |
最大トルク回転数(rpm) | 5000 | 4500 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 3.7 | 5.3 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CPR6EA-9 | CPR6EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ5S | YTZ5S |
バッテリー容量 | 12V-3.5Ah | 12V-3.5Ah(10HR) |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1 | 0.9 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.8 | 0.7 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-30 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板・遠心 |
変速機形式 | リターン式・4段変速 | リターン式・4段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | フットシフト |
1次減速比 | 3.363 | 3.35 |
2次減速比 | 2.571 | 2.785 |
変速比 | 1速 2.500/2速 1.549/3速 1.149/4速 0.922 | 1速 2.500/2速 1.549/3速 1.149/4速 0.922 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 14 | 14 |
スプロケット歯数・後 | 36 | 39 |
チェーンサイズ | 420 | - |
標準チェーンリンク数 | 106 | - |
フレーム型式 | バックボーン | バックボーン |
キャスター角 | 26°30 | 27°00 |
トレール量 (mm) | 71 | 80 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | - | 正立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 2 | 2 |
タイヤ(前) | 70/90-17 | 80/90-17 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 38 | 44 |
タイヤ(前)速度記号 | P | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 80/90-17 | 80/90-17 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 44 | 44 |
タイヤ(後)速度記号 | P | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブタイヤ |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2 | 1.75 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.25 | 2.25 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED | LED |
テールライトタイプ | LED | LED |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 |
ギアポジション 有 燃料計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
燃料計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 |
キャリア 有 センタースタンド 有 |
アンチロックブレーキ(ABS) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
メーカー小売価格/カラーバリエーション |
399,600円(消費税抜き本体価格 370,000円) パールカデットグレー、 パールニルタバブルー |
440,000円(消費税抜き本体価格 400,000円/消費税 40,000円) グローイングレッド、 マットフレスコブラウン |
国内年間計画販売台数 |
シリーズ合計 4,000台 ※スーパーカブC125の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
8,000台 ※ホンダ CT125ハンターカブの販売台数の推移は、こちら。 |
製造国 | タイ | タイ |
左がスーパーカブC125(型式 2BJ-JA48)
右がCT125ハンターカブ(型式 2BJ-JA55)
スーパーカブC125とCT125ハンターカブの違いを比較
●車両重量と最高出力と最大トルク
スーパーカブC125 110kg | 9.7ps/7500rpm | 10N・m/5000rpm
CT125ハンターカブ 120kg | 8.8ps/7000rpm | 11N・m/4500rpm
CT125ハンターカブは、前後ディスクブレーキでABSついてる。
スーパーカブC125は、フロントだけディスクでABS無いけど、スマートキーがある。さらにスマートキーのボタンで盗難防止アラームのセットと解除ができるから便利。
●シート高
スーパーカブC125 780mm
CT125ハンターカブ 800mm
●タンク容量
スーパーカブC125 3.7L
CT125ハンターカブ 5.3L
●燃費WMTCモード値
スーパーカブC125 66.1km/L
CT125ハンターカブ 67.2km/L
●航続距離
スーパーカブC125 3.7L × 66.1km/L =244.57km
CT125ハンターカブ 5.3L × 67.2km/L =356.16km
燃料タンク容量は、スーパーカブC125の3.7Lは論外だし、スーパーカブ110の4.3リットルでも足りない。CT125ハンターカブは、5.3Lだから許せる。
CT125ハンターカブは、スーパーカブC125と違ってシフトフィールがカブっぽいものらしいね。
スーパーカブC125は、キャリアが小さ過ぎる。CT125ハンターカブのでかいキャリアの方がいい。
スーパーカブC125 | CT125ハンターカブ |
---|---|
●タイヤサイズ 前輪 70/90-17M/C 38P 後輪 80/90-17M/C 44P ●タイヤタイプ バイアス、チューブレス ●指定タイヤ 前輪 IRC NF63B YD 後輪 IRC NR94 ●タイヤ空気圧 前輪 200 kPa (2.00 kgf/cm2) 後輪 225 kPa (2.25 kgf/cm2) | ●タイヤサイズ 前輪 80/90-17M/C 44P 後輪 80/90-17M/C 44P ●タイヤタイプ バイアス、チューブ ●指定タイヤ 前輪 IRC GP-5 D 後輪 IRC GP-5 ●タイヤ空気圧 前輪 175 kPa (1.75 kgf/cm2) 後輪 225 kPa (2.25 kgf/cm2) |
CT125ハンターカブは、マフラーがカッコイイね。これは、目立つ。
2020年5月10日に東京の同じバイク屋で
スーパーカブC125の新車のグレーの
車体価格が35.2万円
乗り出し価格が38.2万円
CT125ハンターカブの新車のブラウンの
車体価格が39.9万円
乗り出し価格が41.9万円
スーパーカブC125は、シフトインジケーターが付いてるし、タイヤがチューブレスだし、
マフラーがステンレスでスマートキーも付いてる。それで乗り出し価格が36万円くらいで売ってるよ。
チューブレスは、出先でパンクした時の修理が楽なのは、大きい。でも路肩を走らなければめったにパンクすることないけど。
2022年3月5日に東京の店で
スーパーカブC125の新車のダークブルーの
車体価格が34.87万円
乗り出し価格が38万円
CT125ハンターカブの新車のレッドの
車体価格が44万円
乗り出し価格が47.13万円
CT125ハンターカブは、前後ディスクブレーキ。
スーパーカブC125は、前だけディスクブレーキ。
スーパーカブC125とCT125ハンターカブは、ターゲット層が違うから乗り換える人少なそう。
横置き125各車種の中でエンジンの外観が2023年2月時点で
全銀:モンキー125、スーパーカブ110、スーパーカブC125
全黒:グロム
シリンダー黒:CT125ハンターカブ
シリンダー以外黒:ダックス125
CT125ハンターカブは、楽なポジションだとキャリアにお尻が当たるから無理だった。スーパーカブC125は、シートの後部上がってるのと、キャリアとの高さに差があるからOKだった。
ホンダのクラシカルおしゃれ125シリーズは44万円だね。
スーパーカブC125もCT125ハンターカブもモンキー125も同じ価格
スーパーカブC125はタンク容量がCT125ハンターカブ並みだったら買ってたかも。装備だけ見るとスーパーカブC125の方が高そう。
CT125ハンターカブは、ウェーブ125ベースだからキックあり
スーパーカブC125は、グロムベースのエンジンだからキックなし
CT125ハンターカブのキックは、カッコイイから付けたんでしょ。
スーパーカブC125にキック無いのは次世代カブとしてスマートキーなのにキックみたいなアナログなものは、不要だからでしょ。
2023年上半期 原付二種(51〜125cc) 国内出荷台数 上位20機種(二輪車新聞)
1位ホンダCT125ハンターカブ12400台
11位ホンダスーパーカブC1253150台
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