シグナスグリファスとADV160の違いを比較
ヤマハ シグナス グリファス
2021年12月23日に「シグナス グリファス」が新登場。型式は、8BJ-SEJ4J
シグナスXの後継モデル。生産国の台湾では、2020年7月に発表され2021年12月23日に日本で発売。エンジンは、124.6ccの水冷4スト単気筒SOHC4バルブの「BLUE CORE」エンジンでVVA(可変バルブ機構)を搭載。新設計フレームと新開発のワイドタイヤ(前120mm/後130mm)を採用。28L容量シート下トランク、デジタル式のタコメーター、フロントポケットにUSBソケットを装備。ABSは搭載されず、前後連動式ブレーキ(ユニファイドブレーキシステム)を採用。車体色は、4色(ブルーイッシュグレーソリッド4、デァープパープリッシュブルーメタリックC、ブラックメタリックX、ホワイトメタリック1)。
シグナスXとシグナスグリファスの違いの比較は、こちら。
2022年2月24日に「シグナス グリファス WGP 60th Anniversary」を発売。
シグナスグリファスの特別カラーモデル。ヤマハのロードレース世界選手権への参戦60周年を記念したグラフィックを採用。車体色は、シルキーホワイト。1,000台限定で発売。
2023年1月30日に「シグナス グリファス Monster Energy Yamaha MotoGP Edition」を発売。
「シグナス グリファス」に二輪車最高峰のレースMotoGPで活躍するレーシングマシン「YZR-M1」のイメージを再現した「Monster Energy Yamaha MotoGP Edition」を設定し800台限定発売。外観のグラフィック以外にもゴールドカラーの音叉エンブレムとフロントブレーキキャリパーを採用。
2023年6月15日にシグナスグリファスをカラーチェンジ。
車体色は、4色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、ビビッドイエローイッシュレッドメタリック1、ホワイトメタリック1、ブラックメタリックX)。
2024年9月24日にシグナスグリファスをカラーチェンジ。
車体色は、4色(マットブラック2(新色)、ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブルーイッシュホワイトパール1、ブラックメタリックX)。
ホンダ ADV160の歴史
2023年1月26日に新登場。型式は、8BK-KF54
156cm3水冷4ストローク4バルブ単気筒の「eSP+(イーエスピープラス)」のエンジンを新形状フレームに搭載。ブレーキは、1チャンネルタイプABS +ウェーブディスクを採用。タイヤはブロックパターンのチューブレスタイヤを専用開発。タイヤサイズはフロント110/80-14、リア130/70-13。ウインドスクリーンは、2段階に高さ調整が可能。Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を新たに採用。液晶メーターを大型化し、タコメーターや外気温計などの表示機能を追加。シート下トランクは、容量29L。容量2Lのフロントインナーボックス内にUSBソケット(Type-A)を装備。エマージェンシーストップシグナルを採用。Honda SMART Keyシステムを装備。車両重量は、136kg。製造国は、タイ。車体色は、3色(マットダリアレッドメタリック、パールスモーキーグレー、マットガンパウダーブラックメタリック)の設定。
ADV150とADV160の違いの比較は、こちら。
2023年12月14日にカラーチェンジ。
新色の「パールボスポラスブルー」と従来色(マットダリアレッドメタリック、パールスモーキーグレー、マットガンパウダーブラック メタリック)をあわせた全4色。
ここでは、
2021年12月23日発売のヤマハ シグナスグリファス(型式 8BJ-SEJ4J)と
2023年1月26日発売のホンダ ADV160(型式 8BK-KF54)
の違いを比較しました。
シグナスグリファス(型式 8BJ-SEJ4J)とADV160(型式 8BK-KF54)のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | シグナスグリファス | ADV160 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | 新登場 |
型式 | 8BJ-SEJ4J | 8BK-KF54 |
発売日 | 2021年12月23日 | 2023年1月26日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1935 | 1950 |
全幅 (mm) | 690 | 760 |
全高 (mm) | 1160 | 1195 |
ホイールベース (mm) | 1340 | 1325 |
最低地上高(mm) | 125 | 165 |
シート高 (mm) | 785 | 780 |
車両重量 (kg) | 125 | 136 |
最小回転半径(m) | - | 1.9 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 48.6 | 52 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 44.5 | 42.5 |
原動機型式 | E33UE | KF54E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 124.6 | 156 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52 | 60 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 58.7 | 55.5 |
圧縮比(:1) | 11.2 | 12 |
最高出力(kW) | 9 | 12 |
最高出力(PS) | 12 | 16 |
最高出力回転数(rpm) | 8000 | 8500 |
最大トルク(N・m) | 11 | 15 |
最大トルク(kgf・m) | 1.1 | 1.5 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 6500 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | - | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 6.1 | 8.1 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
搭載バッテリー・型式 | GT7B-4 | - |
バッテリー容量 | 12V-6.5Ah 10HR | - |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | - |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1 | - |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 26°30 | - |
トレール量 (mm) | 90 | - |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントサスペンションストローク(mm) | - | 130 |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 2 | 2 |
リアサスペンションストローク(mm) | - | 110 |
タイヤ(前) | 120/70-12 | 110/80-14 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 51 | 53 |
タイヤ(前)速度記号 | L | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 130/70-12 | 130/70-13 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 56 | 57 |
タイヤ(後)速度記号 | L | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED | LED |
テールライトタイプ | LED | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル | デジタル |
メーター表示 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 |
前後連動式ブレーキ 有 可変バルブ機構 有 USBポート 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
ハザードランプ 有 アンチロックブレーキ(ABS) 有 トラクションコントロール 有 アイドリングストップ 有 USBポート 有 可変スクリーン 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 緊急制動表示灯 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
357,500円(本体価格 325,000円/消費税 32,500円) ブルーイッシュグレーソリッド4(グレー)、 デァープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)、 ブラックメタリックX(ブラック)、 ホワイトメタリック1(ホワイト) |
473,000円(消費税抜き本体価格 430,000円/消費税 43,000円) マットダリアレッドメタリック、 パールスモーキーグレー、 マットガンパウダーブラックメタリック |
販売計画台数(国内・年間) |
7,000台 ※シグナスグリファスの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
5,800台 ※ADV160の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | 台湾 | タイ |
左がシグナスグリファス(型式 8BJ-SEJ4J)
右がADV160(型式 8BK-KF54)
シグナスグリファスとADV160の違いを比較
●車両重量と最高出力と最大トルク
シグナスグリファス 125kg | 9kW/ 8000rpm | 11N・m/6000rpm
ADV160 136kg | 12kW/8500rpm | 15N・m/6500rpm
●シート高
シグナスグリファス 785mm
ADV160 780mm
●タンク容量
シグナスグリファス 6.1L
ADV160 8.1L
●燃費WMTCモード値
シグナスグリファス 44.5km/L
ADV160 42.5km/L
●航続距離
シグナスグリファス 6.1L × 44.5km/L =271.45km
ADV160 8.1L × 42.5km/L =344.25km
メットインスペースの容量は、
シグナスグリファス(型式 8BJ-SEJ4J)が28リットル。
ADV160(型式 8BK-KF54)が29リットル。
2022年11月16日に千葉の同じ店で
ヤマハ シグナスグリファス 国内仕様 グレー 新車
車体価格が32.9万円
乗り出し価格が36.6万円
ホンダ ADV160 国内仕様 グレー 新車
車体価格が44万円
乗り出し価格が51.7万円
ADV160で50万円もする。中途半端な立ち位置なのに値段が高め。ADV160一台で所有欲を満たせればいいけど、そうではないので割り切ってシグナスグリファスでもいいと思う。
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