タクトとPCXの違いを比較
ホンダ タクトの歴史
2015年1月23日に「タクト」が新発売。型式は、JBH-AF75
タクトの8代目モデル。原付スクーター市場の再活性化を目指すため、ネーミングを復活させたモデル。JBH-AF74型ダンクと基本コンポーネンツを共用する姉妹車。50cc水冷エンジン「eSP」を搭載。アイドリングストップシステム、Honda独自の連動ブレーキシステム「コンビブレーキ」、容量20Lのシート下スペース、フロント左側のインナーラック、時計表示機能付きメーター、折りたたみ式大型フック、Uロックの収納スペースを装備したリアキャリア、ボディーサイドに立体エンブレムなどを採用。製造はベトナム。車体色は、全3色(キャンディーノーブルレッド、パールジャスミンホワイト、ポセイドンブラックメタリック)の設定。
タクトとタクトベーシックの違いの比較は、こちら。
2016年2月12日にカラーチェンジ。生産をベトナムから熊本製作所に移管。型式は、JBH-AF79
車体色は、新色2色(クラシカルホワイト、マホガニーブラウンメタリック)と継続色1色(キャンディーノーブルレッド)の全3色の設定。
2017年10月17日にマイナーチェンジ。型式は、2BH-AF79
平成28年排出ガス規制対応とカラーチェンジ。車体色は、新色1色(ヘビーグレーメタリック-U)と継続色1色(キャンディーノーブルレッド)の全2色の設定。
タクトの「JBH-AF79」と「2BH-AF79」の違いはこちら。
2019年2月15日にカラーチェンジ。
車体色は、新色1色(マットバリスティックブラックメタリック)と継続色1色(へビーグレーメタリック-U)の全2色の設定。
2021年11月25日にカラーチェンジ。
車体色は、新色1色(デジタルシルバーメタリック)の設定。
ホンダ PCXの歴史
2010年3月30日に「PCX」が新登場。型式は、EBJ-JF28
2009年11月にタイで発売。2010年3月30日に日本で発売。他にもヨーロッパ・東南アジア・北米・オーストラリアへ輸出販売される世界戦略車。水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。ビッグスクーターよりもひとまわりコンパクトで扱いやすい車体。他にもアイドリングストップ機能、ACGスターター、前後14インチホイール、パイプハンドル、容量25リットルのシート下スペース、コンビブレーキなどを採用。車両重量は、126kg。製造は、タイ。車体色は、3色(パールヒマラヤズホワイト、キャンディーロージーレッド、アステロイドブラックメタリック)の設定。
PCXの日本仕様とタイ仕様の違いの比較は、こちら。
2012年5月11日にマイナーチェンジ。
新開発のスクーター用グローバルエンジン「eSP」に変更。エンジンマウント位置の変更。シートのバックレストの形状変更。燃料タンクリッドの開口方向の変更。車体色は、新色のキャンディーライトニングブルーと従来色のホワイトとブラックの3色の設定。
PCX(JF28)のeSPエンジン前後の違いを比較
2012年12月14日に特別・限定仕様 PCXスペシャルエディションを発売。
特別カラーの車体色2色(パールヒマラヤズホワイト、マットガンパウダーブラックメタリック)とゴールドカラーのホイールを採用。
PCXとスペシャルエディションの違いの比較は、こちら。
2014年4月24日にフルモデルチェンジ。型式は、EBJ-JF56
全灯火器にLEDを採用。新設計のフロント、リアカウルを採用。エンジンは、「eSP」の一部を改良し、低・中速域で力強いトルク特性とするともに燃費性能を向上。リアタイヤは、転がり抵抗を軽減する低燃費タイヤを新たに採用。シートは、バックレスト一体型に変更。燃料タンク容量を5.9Lから8.0Lに増やした。製造をベトナムへ移管。車体色は、3色(キャンディーノーブルレッド、ポセイドンブラックメタリック、バールジャスミンホワイト)の設定。
PCXのJF28とJF56の詳しい違いは、こちら
2015年5月22日にカラーを追加。
新色のマットテクノシルバーメタリックを追加。従来色の3色(レッド、ブラック、ホワイト)とあわせて全4色の設定。
2016年2月26日にカラーチェンジ。
新色のパールダークアッシュブルー。従来色の3色(シルバー、ブラック、ホワイト)とあわせて全4色の設定。
2016年4月22日に特別・限定仕様の「PCX Special Edition」を発売。
スポーティーなイメージの特別カラー2色(パールジャスミンホワイト、ポセイドンブラックメタリック)を採用。「白 or 黒」のカラーをベースに、それぞれフロントカバーからボディカバー、グラブレールにかけて赤のストライプを配し、シートのステッチ、リアサススプリング、ボディカバー側面の立体エンブレムなどに赤のアクセントをつけた。
PCXとスペシャルエディションの違いの比較は、こちら。
2017年2月10日にカラーチェンジ。
新色は、単色のクリッパーイエローとツートンのキャンディーロージーレッドとポセイドンブラックメタリック。ツートンは、ロアカバーにシルバー、ボディカバーにストライプ、シートにレッドのステッチを採用。従来色の3色(ダークブルー、ホワイト、ブラック)とあわせて全6色の設定。
2018年4月6日にフルモデルチェンジ。型式は、2BJ-JF81
外観を一新。エンジンは、「eSP」の一部仕様を変更し優れた燃費性能と中・高回転域の出力向上を両立。フレームをダブルクレードル構造に変更。前後ホイールの軽量化とタイヤのサイズ変更によるワイド化。リアサスペンションのストローク量を増加。シート下スペースの容量が3リットル増え25リットルから28リットルとなった。「Honda SMART Keyシステム」を採用。車体色は、4色(キャンディラスターレッド、ポセイドンブラックメタリック、パールジャスミンホワイト、ブライトブロンズメタリック)の設定。
PCXのJF56とJF81の詳しい違いは、こちら
2020年2月28日に限定カラーを発売。
車体色は、2色(マットイオンブルーメタリック、マットギャラクシーブラックメタリック)の設定。
2021年1月28日にフルモデルチェンジ。型式は、2BJ-JK05
環境性能を強化した「eSP+」エンジンを搭載。動弁機構の4バルブ化により高出力化を実現。後輪のスリップを抑制する Honda セレクタブルトルクコントロール、リアのホイールが13インチにサイズダウン。タイヤの幅は、前後とも1サイズアップ。充電用のソケットは「USB Type-C」に変更、新設計のフレーム、フロントABSを採用。シート下スペースの容量が2リットル増え30リットルとなった。車体色は、5色(キャンディラスターレッド、ポセイドンブラックメタリック、パールジャスミンホワイト、マットディムグレーメタリック、マットコスモシルバーメタリック)。
PCXのJF81とJK05の違いの比較は、こちら。
2022年6月23日にカラーチェンジ。
車体色は、5色(マットギャラクシーブラックメタリック(新色)、フォギーブルーメタリック(新色)、パールジャスミンホワイト、ポセイドンブラックメタリック、マットディムグレーメタリック)。
2023年1月26日にマイナーチェンジ。型式は、8BJ-JK05
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式が「8BJ-JK05」に変更。カラーバリエーションも変更された。車体色は、5色(マットスーツブルーメタリック(新色)、マットマインブラウンメタリック(新色)、パールジャスミンホワイト、ポセイドンブラックメタリック、マットディムグレーメタリック)。
PCXの「型式 2BJ-JK05」と「型式 8BJ-JK05」の違いの比較は、こちら。
ここでは、まず最初に
2015年1月23日発売のホンダ タクト(型式 JBH-AF75)と
2015年5月22日発売のホンダ PCX(型式 EBJ-JF56)
の違いを比較しました。
タクト(型式 JBH-AF75)とPCX(型式 EBJ-JF56)のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | タクト | PCX |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | カラーチェンジ |
型式 | JBH-AF75 | EBJ-JF56 |
発売日 | 2015年1月23日 | 2015年5月22日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1675 | 1930 |
全幅 (mm) | 670 | 740 |
全高 (mm) | 1035 | 1100 |
ホイールベース (mm) | 1180 | 1315 |
最低地上高(mm) | 105 | 135 |
シート高 (mm) | 720 | 760 |
車両重量 (kg) | 79 | 130 |
最小回転半径(m) | 1.8 | 2 |
乗車定員(名) | 1 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(km/L) | 80(30km/h走行時) | 53.7(60km/h走行時) |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 56.4 | 50.6 |
原動機型式 | AF74E | JF56E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 49 | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | - | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 39.5 | 52.4 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 40.2 | 57.9 |
圧縮比(:1) | 12 | 11 |
最高出力(kW) | 3.3 | 8.6 |
最高出力(PS) | 4.5 | 12 |
最高出力回転数(rpm) | 8000 | 8500 |
最大トルク(N・m) | 4.1 | 12 |
最大トルク(kgf・m) | 0.42 | 1.2 |
最大トルク回転数(rpm) | 7500 | 5000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | - | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 4.5 | 8 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 360 | 429.6 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CPR8EA-9 | CPR7EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | GTZ6V | GTZ8V |
バッテリー容量 | 12V-5Ah 10HR | 12V-7Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.7 | 0.9 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.65 | 0.8 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-30 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
1次減速比 | - | 3.117 |
2次減速比 | - | 3.615 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 26°30 | 27° |
トレール量 (mm) | 75 | 86 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | - | 正立フォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
ショックアブソーバ本数(後) | - | 2 |
タイヤ(前) | 80/100-10 | 90/90-14 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 46 | 46 |
タイヤ(前)速度記号 | J | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 80/100-10 | 100/90-14 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 46 | 51 |
タイヤ(後)速度記号 | J | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム幅(前) | 2.15 | 1.85 |
ホイールリム幅(後) | 2.15 | 2.15 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.25 | 2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2 | 2.25 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | - | LED |
テールライトタイプ | - | LED |
メーター表示 |
燃料計 有 時計 有 |
燃料計 有 時計 有 |
車両装備 |
アイドリングストップ 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
ハザードランプ 有 DCソケット 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
172,800円(消費税抜き本体価格 160,000円) キャンディーノーブルレッド、 パールジャスミンホワイト、 ポセイドンブラックメタリック |
329,400円(消費税抜き本体価格 305,000円) マットテクノシルバーメタリック、 パールジャスミンホワイト、 ポセイドンブラックメタリック、 キャンディーノーブルレッド |
販売計画台数(国内・年間) |
シリーズ合計45,000台 ※タクトとタクトベーシックの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
17,000台※PCXの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | ベトナム | ベトナム |
タクトとPCXの違いを比較
タクトからPCXに乗り換えた。同じ原付スクーターなのにここまで違うとは正直驚いた。50ccがいかに危険だったか凄く痛感している。
ツーリングするなら絶対PCXの方がいいよ。タクトで遠出したことあるけど、トンネルを走る時は、逃げ場がないからめっちゃ怖いし、流れが早い国道の路肩を走るのも怖かった。PCXなら車の流れに乗って走れるからそういうことはない。快適さもパワーも全く違う。
車持ってて、近場だけ乗るならタクトで十分。安いし、車の免許だけ持ってれば乗れるのがいいね。
タクトは、車の免許があれば、バイクの免許取らなくても乗れるけど、
原付一種は、30km/h制限や二段階右折があるからスピード違反とかで捕まるリスクが結構ある。
最高速は、PCXが110km/hくらい。タクトが60km/hくらい。
●車両重量と最高出力と最大トルク
タクト 79kg | 3.3kW/ 8000rpm | 4.1N・m/7500rpm
PCX 130kg | 8.6kW/ 8500rpm | 12N・m/5000rpm
●シート高
タクト 720mm
PCX 760mm
●タンク容量
タクト 4.5L
PCX 8L
●燃費WMTCモード値
タクト 56.4km/L
PCX 50.6km/L
●航続距離
タクト 4.5L × 56.4km/L =253.8km
PCX 8L × 50.6km/L =404.8km
タクトまではいかなくてもPCXも十分燃費良いし、PCXでも箱付ければ積載は、問題ない。
2015年モデルだとメットイン容量は、
タクトが20リットル。
PCXが25リットル。
近場のスーパーに買い物で駐車するには、PCXはでかすぎると思うことがある。そして荷物を足元に載せられないから買い物する時も気を使う。
タクト乗ってて、たまに130kgのPCXを借りることがあるが、PCXはタクトよりかなり重く感じる。タイヤ径と、センタートンネルの有無や車重で乗り味が全然違う。
PCXの代車でタクト乗ったら、タクトにはパーキングブレーキが付いてたよ。
タクトは、PCXより燃費がいいよ。PCXは、街乗りだと45km/L程度。タクトだと55km/L行く。
タクト乗っててPCXに乗り換えようか検討してたけど、タクトの燃費の良さとフラットフロアがあるから荷物沢山積めることに気づいてタクトに乗り続けることにした。
PCXは、前だけディスクブレーキ。
タクトは、前後ドラムブレーキ。
PCXは給油口が固い。タクトは鍵で開けるタイプでかなり簡単に開く。でもタクトはフロアに給油口があるから、下過ぎてしゃがまないといけない。
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