ジャイロキャノピーとジャイロキャノピーe:の違いを比較
ホンダ ジャイロキャノピー
1990年12月1日に「ジャイロキャノピー デッキタイプ」と「ジャイロキャノピー ワゴンタイプ」が新登場。型式は、A-TA02
ジャイロキャノピーは、雨天走行にも便利なルーフ一体式大型風防を装備したファッショナブルな三輪ビジネスバイク。49ccの空冷2ストローク単気筒エンジンを搭載。デッキタイプは、幅広い用途に対応するフラットな荷台を持つタイプ。ワゴンタイプは、容量62Lのキー付きリアトランクを備えたタイプ。
1993年4月15日に「ジャイロキャノピー デッキタイプ」と「ジャイロキャノピー ワゴンタイプ」をマイナーチェンジ。
低・中回転域での出力特性を向上させ、変速比を変更した無段変速機構との組み合わせた。屋根の形状・材質を変更し強度向上。ワゴンタイプのトランクに開閉ダンパーを装着。
1996年9月21日に「ジャイロキャノピー デッキタイプ」と「ジャイロキャノピー ワゴンタイプ」をマイナーチェンジ。
屋根部分の材質を変更し強度を高め、屋根の色をブラックからグレーへ変更。ロゴマークのカラーがレッドからグリーンへ変更。マフラーのテールキャップ部を溶接固定タイプから着脱タイプに変更。
1999年10月20日に「ジャイロキャノピー デッキタイプ」と「ジャイロキャノピー ワゴンタイプ」をマイナーチェンジ。型式は、BB-TA02
排出ガス規制に適合させるため、二次エア導入装置などを採用。
2002年6月28日に「ジャイロキャノピー デッキタイプ」と「ジャイロキャノピー ワゴンタイプ」をカラーチェンジ。
標準色のシャスタホワイトに加えて、5色のカラーオーダープランを採用。デッキタイプは、フロントカバーを5色(ブラック、ファイティングレッド、レインボーブルー、クリッパーイエロー、クロームオレンジ)から選べた。ワゴンタイプは、フロントカバーとリアボックスを5色(ブラック、ファイティングレッド、レインボーブルー、クリッパーイエロー、クロームオレンジ)から選べた。
2008年3月27日にフルモデルチェンジして「ジャイロキャノピー」を発売。型式は、JBH-TA03
平成18年排出ガス規制に適合するため、エンジンを水冷4ストローク4バルブSOHC単気筒のTA03E型へ変更し、キャブレターからフューエルインジェクションになった。リアホイールサイズが6インチから8インチに拡大。このモデルからワゴンタイプの設定がなくなった。
2017年9月15日に「ジャイロキャノピー」をマイナーチェンジ。型式は、2BH-TA03
平成28年排出ガス規制に適合。排出ガスの異常を警告する車載故障診断装置などを搭載。リアフェンダー左側にエンジンオイルの点検窓(開閉式)を設置。
ホンダ ジャイロキャノピーe:
2021年10月29日に「ジャイロキャノピーe:」が新登場。型式は、ZAD-EF14
法人向けに販売が開始された電動スリーターのジャイロキャノピーe:(イー)。大容量新型の交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパックイー)」を2個搭載し、一充電あたりの走行距離は、77km(30km/h定地走行時)。車体色は、2色(ロスホワイト、ファイティングレッド)。
ここでは、
2017年9月15日発売のホンダ ジャイロキャノピー(型式 2BH-TA03)と
2021年10月29日発売のホンダ ジャイロキャノピーe:(型式 ZAD-EF14)
の違いを比較しました。
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 |
ジャイロキャノピー |
ジャイロキャノピー e: |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
マイナーチェンジ |
新登場 |
型式 |
2BH-TA03 |
ZAD-EF14 |
発売日 |
2017年9月15日 |
2021年10月29日 |
仕向け・仕様 |
国内向けモデル |
国内向けモデル |
全長 (mm) |
1895 |
1870 |
全幅 (mm) |
660 |
700 |
全高 (mm) |
1690 |
1710 |
ホイールベース (mm) |
1410 |
1360 |
最低地上高(mm) |
85 |
95 |
シート高 (mm) |
700 |
715 |
車両重量 (kg) |
139 |
168 |
最小回転半径(m) |
2 |
- |
乗車定員(名) |
1 |
1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) |
54.5 |
- |
原動機型式 |
TA03E |
EF13M・交流同期電動機 |
原動機種類 |
4ストローク |
電動モーター |
気筒数 |
1 |
- |
シリンダ配列 |
単気筒 |
- |
冷却方式 |
水冷 |
- |
排気量 (cc) |
49 |
0.58 |
カム・バルブ駆動方式 |
OHC(SOHC) |
- |
気筒あたりバルブ数 |
4 |
- |
内径(シリンダーボア)(mm) |
38 |
- |
行程(ピストンストローク)(mm) |
44 |
- |
圧縮比(:1) |
12 |
- |
最高出力(kW) |
3.4 |
3.2 |
最高出力(PS) |
4.6 |
4.4 |
最高出力回転数(rpm) |
7500 |
5800 |
最大トルク(N・m) |
4.4 |
13 |
最大トルク(kgf・m) |
0.45 |
1.3 |
最大トルク回転数(rpm) |
7000 |
2300 |
燃料供給方式 |
フューエルインジェクション |
- |
燃料供給装置形式 |
PGM-FI |
- |
燃料タンク容量 (L) |
5.9 |
- |
燃料(種類) |
レギュラーガソリン |
- |
満タン時航続距離(概算・参考値) |
321.5 |
- |
エンジン始動方式 |
セルフ・キック 併用式 |
- |
点火装置 |
フルトランジスタ式 |
- |
点火プラグ標準搭載・型式 |
ER8EH-N |
- |
点火プラグ必要本数・合計 |
1 |
- |
搭載バッテリー・型式 |
YTZ7S |
- |
バッテリー容量 |
12V-6Ah10HR |
- |
エンジン潤滑方式 |
ウェットサンプ式 |
- |
エンジンオイル容量※全容量 (L) |
0.6 |
- |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) |
0.49 |
- |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) |
10W-30 |
- |
クラッチ形式 |
乾式・多板 |
- |
変速機形式 |
Vベルト式・無段変速 |
- |
変速機・操作方式 |
自動変速 |
- |
1次減速比 |
3.5 |
- |
2次減速比 |
4.083 |
- |
フレーム型式 |
アンダーボーン |
アンダーボーン |
キャスター角 |
27°00 |
- |
トレール量 (mm) |
62 |
- |
ブレーキ形式(前) |
機械式リーディングトレーリング |
機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) |
機械式リーディングトレーリング |
機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) |
ボトムリンクフォーク |
テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) |
ユニットスイング式 |
ユニットスイング式 |
タイヤ(前) |
100/100-12 |
90/90-12 |
タイヤ(前)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 |
62 |
44 |
タイヤ(前)速度記号 |
J |
J |
タイヤ(前)タイプ |
チューブレス |
- |
タイヤ(後) |
130/70-8 |
130/70-8 |
タイヤ(後)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 |
42 |
42 |
タイヤ(後)速度記号 |
L |
L |
タイヤ(後)タイプ |
チューブレス |
- |
ホイールリム形状(前) |
MT |
- |
ホイールリム幅(前) |
2.5 |
- |
ホイールリム形状(後) |
MT |
- |
ホイールリム幅(後) |
4 |
- |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) |
1.75 |
- |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) |
1.75 |
- |
スピードメーター表示形式 |
アナログ |
デジタル |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
パーキングブレーキ 有 |
パーキングブレーキ 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
560,520円(消費税抜き本体価格519,000円) |
715,000円(消費税抜き本体価格 650,000円) |
販売計画台数(国内・年間) |
3,400台 |
1,000台 |
生産国 |
- |
日本 |
左が ジャイロキャノピー(型式 2BH-TA03)
右がジャイロキャノピーe:(型式 ZAD-EF14)
「ジャイロキャノピー」と「ジャイロキャノピーe:」の違いを比較
ジャイロキャノピーe:の航続距離は、77kmしかない。
2時間も走ればエネルギー切れするから
新聞配達でも途中で電池なくなる危険があるレベルかも。
交換式バッテリーだし、出前車特化だろうね。
1充電あたりの走行距離は77kmなら
近場の配達くらいなら十分過ぎる性能だね。
バッテリーパック交換式なのもいいね。
電動は、エンジン音がしないから早朝や深夜の集配向き。
集配は、商圏が限られてるから電動でも使える。
実際の航続可能距離は、カタログ値の3分の2程度と思っておいたほうがいいよ。
77km × 2/3 = 約51km
実働航続距離は、50kmも無理と思う。
アップダウンやライダーの体重によってまるで変わってくると思う。
郵便局のカブの1日の平均走行距離が少なくても40kmから50kmとかって聞いたことあるから
保険の意味でも1日の途中で1回は、交換する感じになるだろうね。
ガソリン車のジャイロキャノピーは、燃料タンクが5.9リットルでカタログ燃費が54.5km/Lだから実燃費でも250kmくらいは、走るだろうね。
電動の方は、4時間も充電するのが面倒くさい。
車両重量は、
ジャイロキャノピー 139kg
ジャイロキャノピーe: 168kg
EVは、電池が重いから車両重量も重いね。
ジャイロキャノピーは、燃費が良いから
EV化するメリットは、あまり無いね。
ジャイロキャノピーe:は、法人向けだから
自家用での用途に合わないのは、当前。
EVは、電圧が下がってきたら坂が上れなかったり色々面倒くさい。
配達は全部EVにしてほしい。
早朝にギアチェンジや排気音の音がうるさくて迷惑。
電気とガソリンの燃料代の差は、たいしたメリットにならないと思う。
EVなら、ベルトとかウェイトローラーなどの消耗品がなさそうなのはいいけど、
ブレーキやタイヤは変わらないからあまりメリットはなさそう。
電動は、充電が面倒くさいし、充電忘れると4時間使えないからデメリットはでかい。
でも音が静かだから早朝の新聞配達には良さそう。
バイクは、音がうるさい方が周りに存在を知らせられるから安全だよ。
電動バイクは、音が小さいから怖い。
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