GP125iとPCXの違いを比較
キムコ GP125iの歴史
2018年10月1日 新発売。型式は、FC25EA
スポーティーで高級感のある外観に前後10インチホイール、ウイング型リアキャリア、USB充電ソケット、ワンタッチオープンシート、シャッター付メインスイッチなどを装備。車体色は、2色(パーリーホワイト、ゴールデンブラック)。
ホンダ PCXの歴史
2010年3月30日に「PCX」が新登場。型式は、EBJ-JF28
2009年11月にタイで発売。2010年3月30日に日本で発売。他にもヨーロッパ・東南アジア・北米・オーストラリアへ輸出販売される世界戦略車。水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。ビッグスクーターよりもひとまわりコンパクトで扱いやすい車体。他にもアイドリングストップ機能、ACGスターター、前後14インチホイール、パイプハンドル、容量25リットルのシート下スペース、コンビブレーキなどを採用。製造は、タイ。車体色は、3色(パールヒマラヤズホワイト、キャンディーロージーレッド、アステロイドブラックメタリック)の設定。
PCXの日本仕様とタイ仕様の違いの比較は、こちら。
2012年5月11日にマイナーチェンジ。
新開発のスクーター用グローバルエンジン「eSP」に変更。エンジンマウント位置の変更。シートのバックレストの形状変更。燃料タンクリッドの開口方向の変更。車体色は、新色のキャンディーライトニングブルーと従来色のホワイトとブラックの3色の設定。
PCX(JF28)のeSPエンジン前後の違いを比較
2012年12月14日に特別・限定仕様 PCXスペシャルエディションを発売。
特別カラーの車体色2色(パールヒマラヤズホワイト、マットガンパウダーブラックメタリック)とゴールドカラーのホイールを採用。
PCXとスペシャルエディションの違いの比較は、こちら。
2014年4月24日にフルモデルチェンジ。型式は、EBJ-JF56
全灯火器にLEDを採用。新設計のフロント、リアカウルを採用。エンジンは、「eSP」の一部を改良し、低・中速域で力強いトルク特性とするともに燃費性能を向上。リアタイヤは、転がり抵抗を軽減する低燃費タイヤを新たに採用。シートは、バックレスト一体型に変更。燃料タンク容量を5.9Lから8.0Lに増やした。製造をベトナムへ移管。車体色は、3色(キャンディーノーブルレッド、ポセイドンブラックメタリック、バールジャスミンホワイト)の設定。
PCXのJF28とJF56の詳しい違いは、こちら
2015年5月22日にカラーを追加。
新色のマットテクノシルバーメタリックを追加。従来色の3色(レッド、ブラック、ホワイト)とあわせて全4色の設定。
2016年2月26日にカラーチェンジ。
新色のパールダークアッシュブルー。従来色の3色(シルバー、ブラック、ホワイト)とあわせて全4色の設定。
2016年4月22日に特別・限定仕様の「PCX Special Edition」を発売。
スポーティーなイメージの特別カラー2色(パールジャスミンホワイト、ポセイドンブラックメタリック)を採用。「白 or 黒」のカラーをベースに、それぞれフロントカバーからボディカバー、グラブレールにかけて赤のストライプを配し、シートのステッチ、リアサススプリング、ボディカバー側面の立体エンブレムなどに赤のアクセントをつけた。
PCXとスペシャルエディションの違いの比較は、こちら。
2017年2月10日にカラーチェンジ。
新色は、単色のクリッパーイエローとツートンのキャンディーロージーレッドとポセイドンブラックメタリック。ツートンは、ロアカバーにシルバー、ボディカバーにストライプ、シートにレッドのステッチを採用。従来色の3色(ダークブルー、ホワイト、ブラック)とあわせて全6色の設定。
2018年4月6日にフルモデルチェンジ。型式は、2BJ-JF81
外観を一新。エンジンは、「eSP」の一部仕様を変更し優れた燃費性能と中・高回転域の出力向上を両立。フレームをダブルクレードル構造に変更。前後ホイールの軽量化とタイヤのサイズ変更によるワイド化。リアサスペンションのストローク量を増加。シート下スペースの容量が3リットル増え28リットルとなった。「Honda SMART Keyシステム」を採用。車体色は、4色(キャンディラスターレッド、ポセイドンブラックメタリック、パールジャスミンホワイト、ブライトブロンズメタリック)の設定。
PCXのJF56とJF81の詳しい違いは、こちら
2020年2月28日に限定カラーを発売。
車体色は、2色(マットイオンブルーメタリック、マットギャラクシーブラックメタリック)の設定。
2021年1月28日にフルモデルチェンジ。型式は、2BJ-JK05
環境性能を強化した「eSP+」エンジンを搭載。動弁機構の4バルブ化により高出力化を実現。後輪のスリップを抑制する Honda セレクタブルトルクコントロール、リアのホイールが13インチにサイズダウン。タイヤの幅は、前後とも1サイズアップ。充電用のソケットは「USB Type-C」に変更、新設計のフレーム、フロントABSを採用。シート下スペースの容量が2リットル増え30リットルとなった。車体色は、5色(
キャンディラスターレッド、ポセイドンブラックメタリック、パールジャスミンホワイト、マットディムグレーメタリック、マットコスモシルバーメタリック)。
PCXのJF81とJK05の違いの比較は、こちら。
ここでは、
2018年10月1日発売のキムコ GP125i(型式 FC25EA)と
2018年4月6日発売のホンダ PCX(型式 2BJ-JF81)
の違いを比較しました。
GP125i(FC25EA)とPCX(2BJ-JF81)のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 |
GP125i |
PCX |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
新登場 |
フルモデルチェンジ |
型式 |
FC25EA |
2BJ-JF81 |
発売日 |
2018年10月1日 |
2018年4月6日 |
仕向け・仕様 |
海外メーカーモデル |
国内向けモデル |
全長 (mm) |
1810 |
1925 |
全幅 (mm) |
705 |
745 |
全高 (mm) |
1100 |
1105 |
ホイールベース (mm) |
1220 |
1315 |
最低地上高(mm) |
- |
137 |
シート高 (mm) |
745 |
764 |
乾燥重量 (kg) |
106 |
- |
車両重量 (kg) |
- |
130 |
最小回転半径(m) |
- |
1.9 |
乗車定員(名) |
2 |
2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) |
- |
54.6 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) |
- |
50.7 |
原動機型式 |
- |
JF81E |
原動機種類 |
4ストローク |
4ストローク |
気筒数 |
1 |
1 |
シリンダ配列 |
単気筒 |
単気筒 |
冷却方式 |
空冷 |
水冷 |
排気量 (cc) |
124.6 |
124 |
カム・バルブ駆動方式 |
OHC(SOHC) |
OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 |
2 |
- |
内径(シリンダーボア)(mm) |
52.4 |
52.4 |
行程(ピストンストローク)(mm) |
57.8 |
57.9 |
圧縮比(:1) |
9.6 |
11 |
最高出力(kW) |
6.5 |
9 |
最高出力(PS) |
- |
12 |
最高出力回転数(rpm) |
7000 |
8500 |
最大トルク(N・m) |
9.1 |
12 |
最大トルク(kgf・m) |
- |
1.2 |
最大トルク回転数(rpm) |
6000 |
5000 |
燃料供給方式 |
フューエルインジェクション |
フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 |
PGM-FI |
PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) |
4.5 |
8 |
エンジン始動方式 |
セルフスターター式 |
セルフスターター式 |
点火装置 |
- |
フルトランジスタ式 |
点火プラグ必要本数・合計 |
- |
1 |
搭載バッテリー・型式 |
- |
GTZ8V |
バッテリー容量 |
- |
12V-7Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 |
- |
ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) |
- |
0.9 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) |
- |
0.8 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) |
- |
10W-30 |
変速機形式 |
Vベルト式・無段変速 |
Vベルト式・無段変速 |
フレーム型式 |
- |
ダブルクレードル |
ブレーキ形式(前) |
油圧式ディスク |
油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) |
ドラム式 |
機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) |
テレスコピックフォーク |
テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ |
- |
正立フォーク |
懸架方式(後) |
ユニットスイング式 |
ユニットスイング式 |
タイヤ(前) |
3.50-10 |
100/80-14 |
タイヤ(前)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 |
- |
48 |
タイヤ(前)速度記号 |
- |
P |
タイヤ(前)タイプ |
- |
チューブレス |
タイヤ(後) |
3.50-10 |
120/70-14 |
タイヤ(後)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 |
- |
55 |
タイヤ(後)速度記号 |
- |
P |
タイヤ(後)タイプ |
- |
チューブレス |
ホイールリム形状(前) |
- |
MT |
ホイールリム幅(前) |
- |
2.15 |
ホイールリム形状(後) |
- |
MT |
ホイールリム幅(後) |
- |
3.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) |
- |
2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) |
- |
2.25 |
ヘッドライトタイプ(Hi) |
- |
LED |
テールライト定格(制動/尾灯) |
LED |
LED |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
USBポート 有 |
ハザードランプ 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
183,600円 |
342,360円(消費税抜き本体価格 317,000円) |
製造国 |
- |
ベトナム |
国内年間計画販売台数 |
- |
15,000台 |
左がGP125i(FC25EA)
右がPCX(2BJ-JF81)
GP125iとPCXの違いを比較
●タンク容量
GP125i 4.5L
PCX 8L
足つきは、GP125iの方がいい。シート高が745mmだし、シート前端部が絞り込まれてる。
●シート高
GP125i 745mm
PCX 764mm
GP125iは、空冷4ストローク SOHC 2バルブ単気筒。
PCXは、水冷4ストロークOHC単気筒。
●重量と最高出力と最大トルク
GP125i 106kg(乾燥重量) | 6.5kw/7000rpm | 9.1N・m/6000rpm
PCX 130kg(車両重量) | 9kw/8500rpm | 12N・m/5000rpm
motor-fanの記事(2018/12/29)
●加速力比較
車種/距離 |
50m |
100m |
200m |
300m |
400m |
500m |
最高速 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
GP125i |
5.420秒 |
8.223秒 |
13.150秒 |
17.629秒 |
21.854秒 |
26.020秒 |
87.47km/h |
PCX |
5.623秒 |
8.349秒 |
13.200秒 |
17.418秒 |
21.302秒 |
24.992秒 |
105.75km/h |
200メートルまでは、GP125iの方が速いね。
motor-fanの記事(2018/12/29)
●50km/h→0km/h 制動力比較
GP125i 6.7m(9m)
PCX 8.2m(10.0m)
※2回ずつテスト。制動距離の短い方を採用。( )内は普通のライダー代表のテスト結果。
メーターは、GP125iが多機能液晶とアナログタコメーターを組み合わせたコンビネーションタイプで左側の液晶部分にデジタル速度計、オド、トリップ、時計、燃料計を配置、右側にアナログ表示のタコメーターと各種警告灯を配置。PCXは、反転液晶表示のデジタルメーターで速度計、時計、平均燃費計、燃料計、オド、トリップ等を表示。
生産地は、GP125iが中国。PCXがベトナム。
2020年4月19日時点のメーカー希望小売価格(消費税10%込)
GP125i 187,000円
PCX 348,700円
2020年4月20日時点で神戸のバイク屋で
ホンダ PCXの新車の
車体価格が30.57万円
乗り出し価格が33.98万円
キムコ GP125iの新車の
車体価格が15.64万円
乗り出し価格が19.1万円
GP125iとPCXの買取価格の相場
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