ズーマーとズーマーXの違いを比較
ホンダ ズーマーの歴史
2001年6月1日に新登場。 型式は、BA-AF58
若者のライフスタイルに合う魅力的な製品を開発するホンダの「Nプロジェクト」の第2弾として発売。「Nプロジェクト」の第1弾がエイプ、第2弾がズーマー、第3弾がBite(バイト)。ズーマーは、主に個性を主張する若者をターゲットとし、スクーター特有のプラスチックカバーがないネイキッドスタイルや前後極太タイヤやデュアルヘッドライトなどが特徴。エンジンは、クレアスクーピーやDioに採用の水冷4ストローク単気筒エンジンをベースに、吸・排気系および駆動系をリファインし軽快な走りを実現。車体色は、3色(シャイニーオレンジ、クラシカルホワイト、ブラック)。
ズーマーとバイトの違いの比較は、こちら。
2002年3月8日に特別・限定仕様「スペシャル」を3000台限定で発売。
アキュレートシルバーメタリックの塗装を施したスペシャルモデル。フロントフォークカバー、前後ホイールも同系色のクラウドシルバーメタリックにして、存在感が一層際立つ外観に。また自由に貼れるスペシャルステッカーシートを車両に同梱。
2003年1月10日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(ブラック、プラズマイエロー、バージンベージュ)。
2003年5月30日にカラー追加。
車体色は、4色(プラズマイエロー、バージンベージュ、ブラック、カムフラージュグリーン)。
2003年12月20日にマイナーチェンジ。
メインキーとキーシリンダーのシャッターオープン用マグネットキーを一体化し、使い勝手がよくなった。車体色は、4色(ファイティングレッド、シャスタホワイト、カムフラージュグリーン、ブラック)。
2004年7月2日に限定仕様「スペシャルカラー」を1500台限定で発売。
車体色に夏らしい爽やかなメタリック塗装のパールコーラルリーフブルーを採用したスペシャルカラー。ロゴステッカーも専用色のシャスタホワイトを採用し夏らしさを演出。
2005年10月29日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(プラズマイエロー、シャスタホワイト、ブラック)。
2006年7月20日に特別・限定仕様「スペシャルエディション」を期間限定受注で発売。
鮮明で爽やかなバイスブルーと、落ち着いた輝きで高級感溢れるムーンストーンシルバーメタリックの2色のスペシャルエディション。バイスブルーにはホワイトのシートやホイールを装着、ムーンストーンシルバーメタリックにはメタリック塗装にマッチしたシルバーのシートを採用。
2007年10月5日にマイナーチェンジ。 型式は、JBH-AF58
新たに電子制御燃料噴射システムを搭載し、排出ガスのクリーン化、スムーズな走り、始動性向上を実現。ウインカープッシュキャンセラーも新採用。車体色は、3色(マットファームシルバーメタリック、グラファイトブラック、カムフラージュグリーン)。
ズーマーの「BA-AF58」と「JBH-AF58」の違いの比較は、こちら。
2008年1月22日に特別・限定仕様「スペシャルエディション」を受注期間限定で発売。
専用色のモンツァレッドとともに、車体色に合わせたレッドとブラックのツートーンシートを採用。リアサスペンションのスプリングをレッドにするなどスポーティ感を高めた。専用のロゴステッカーが貼られ、ハンドルスイッチとブレーキレバーはブラックに塗装。
2008年11月21日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(ハーベストベージュ、マットファームシルバーメタリック)。
2011年2月10日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(クリッパーイエロー、バージンベージュR、ブラック、カムフラージュグリーンR)。
2011年6月16日に特別・限定仕様「10thアニバーサリー」を受注期間限定で発売。
ズーマーの発売10周年を記念して、専用色を施した10thアニバーサリーを受注期間限定で発売。車体色とフレーム色を同色のホワイトとし、シリーズ初採用となるレッドのシートやレッドの専用ロゴステッカーを組み合わせた。
2012年2月10日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(シャスタホワイト(新色)、ファイアリーオレンジ(新色)、ブラック、カムフラージュグリーン-R)。
2017年8月31日をもって生産終了。
ホンダ ズーマーXの歴史
2013年6月14日に新登場。型式は、EBJ-JF52
エンジンは、タイ国内向けのスクーピー・iやクリックと共通の排気量108t空冷4ストロークエンジンを搭載。前後にアルミキャストホイールと幅広いタイヤを装着。フロントサスペンションは、スポーツモデルを彷彿させる倒立タイプを採用。生産は、タイで日本国内向け仕様は、正規輸入発売。車体色は、4色(マリーゴールドイエロー、ロスホワイト、ゲイエティーレッド、テクタイトブラックメタリック)の設定。
2016年に生産終了となった。
ここでは、
2012年2月10日発売のホンダ ズーマー(型式 JBH-AF58)と
2013年6月14日発売のホンダ ズーマーX(型式 EBJ-JF52)
の違いを比較しました。
ズーマーとズーマーXスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | ズーマー | ズーマーX |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | 新登場 |
型式 | JBH-AF58 | EBJ-JF52 |
発売日 | 2012年2月10日 | 2013年6月14日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1860 | 1830 |
全幅 (mm) | 735 | 760 |
全高 (mm) | 1025 | 1065 |
ホイールベース (mm) | 1265 | 1255 |
最低地上高(mm) | 145 | 135 |
シート高 (mm) | 735 | 763 |
車両重量 (kg) | 87 | 105 |
最小回転半径(m) | 1.9 | 1.8 |
乗車定員(名) | 1 | 2 |
燃料消費率(km/L) | 75(30km/h走行時) | 52(60km/h走行時) |
原動機型式 | AF69E | JF52E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 49 | 107 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
内径(シリンダーボア)(mm) | 37.8 | 50 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 44 | 55 |
圧縮比(:1) | 12 | 9.5 |
最高出力(kW) | 3.1 | 6.5 |
最高出力(PS) | 4.2 | 8.8 |
最高出力回転数(rpm) | 8500 | 8000 |
最大トルク(N・m) | 4 | 8.9 |
最大トルク(kgf・m) | 0.41 | 0.91 |
最大トルク回転数(rpm) | 5500 | 6500 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | PGM-FI | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 4.8 | 4.5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR8EH-9 | CPR8EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | - | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ7S | YTZ6V |
バッテリー容量 | 12V-6Ah10HR | 12V-5Ah10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.7 | 0.8 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.6 | 0.7 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-30 |
クラッチ形式 | 乾式・多板 | 乾式・多板 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 | - |
1次減速比 | 3.5 | 2.833 |
2次減速比 | 3.916 | 3.75 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 26.3 | 26°35 |
トレール量 (mm) | 75 | 85 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキオイル適合規格 | - | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | - | 倒立フォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 120/90-10 | 100/90-12 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 57 | 59 |
タイヤ(前)速度記号 | J | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 130/90-10 | 110/90-12 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 61 | 64 |
タイヤ(後)速度記号 | J | L |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 3 | 2.15 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 3 | 2.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.75 | - |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 1.75 | - |
ヘッドライト定格(Hi) | 15W/15W | 30W/30W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | PH7 | PH7 |
テールライト定格(制動/尾灯) | 10/5W | 18/5W |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
236,250円(消費税抜き本体価格 225,000円/消費税 11,250円) シャスタホワイト、 ファイアリーオレンジ、 ブラック、 カムフラージュグリーン-R |
270,900円(消費税抜き本体価格 258,000円/消費税 12,900円) マリーゴールドイエロー、 ロスホワイト、 ゲイエティーレッド、 テクタイトブラックメタリック |
国内年間計画販売台数 |
3,600台 ※ズーマーの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
5,000台 ※ズーマーXの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
製造国 | - | タイ |
ズーマーとズーマーXの比較の口コミ
ズーマーXは、もうズーマーじゃないでしょ。初めて画像見た時、ズーマーっぽさ全くなくて笑った。
ズーマーXの元祖の50ccのズーマーは、もっと無骨なデザインだった。だからズーマーXのデザインがなんか中途半端に見えてしまう。車名にズーマーの名前を使わない方が良かったのに。
俺は、50ccのズーマーには全く興味無かったけど、初めてズーマーXを見た時、「何だあれ?カッコイイ!」ってなって衝動買いしてしまった。
●車両重量と最高出力と最大トルク
ズーマー 87kg | 3.1kW/8500rpm | 4N・m/5500rpm
ズーマーX 105kg | 6.5kW/8000rpm | 8.9N・m/6500rpm
●シート高
ズーマー 735mm
ズーマーX 763mm
●タンク容量
ズーマー 4.8L
ズーマーX 4.5L
●燃料消費率 国交省届出
ズーマー 75km/L(30km/h走行時)
ズーマーX 52km/L(60km/h走行時)
●航続距離
ズーマー 4.8L × 75km/L =360km(30km/h走行時)
ズーマーX 4.5L × 52km/L =234km(60km/h走行時)
車体色、販売計画台数、メーカー希望小売価格の比較
●車名
ズーマー
●型式
JBH-AF58
●発売日
2012年2月10日
●車体色
・シャスタホワイト
・ファイアリーオレンジ
・ブラック
・カムフラージュグリーン-R
●販売計画台数(国内・年間)
3,600台
●メーカー希望小売価格
236,250円(消費税抜き本体価格 225,000円/消費税 11,250円)
●車名
ズーマーX
●型式
EBJ-JF52
●発売日
2013年6月14日
●車体色
・マリーゴールドイエロー
・ロスホワイト
・ゲイエティーレッド
・テクタイトブラックメタリック
●販売計画台数(国内・年間)
5,000台
●メーカー希望小売価格
270,900円(消費税抜き本体価格 258,000円)
俺は、ズーマー乗ってたけど、パワーが物足りなかったし、二人乗りできなかったから、ズーマーXに乗り換えようと思ってる。
「がんがんカスタムするぞ!」って気持ちがある人以外は、ズーマーXの方がいいでしょ。免許があるのが前提だけど。
ズーマーXは、ウインカースイッチが一番下にある。最初間違えてホーン鳴らしてしまった。
ズーマーXの車体は、50ccのズーマーよりボリュームが増やした角型スタイルとなって、ホイールはズーマーの時の前後10インチから前後12インチとなって、コンビブレーキが搭載され、前輪がディスクブレーキになってる。
ズーマーXは、ズーマーと違ってパイプでもないし、2つ目でもないね。
俺は、ズーマー乗りだけど、今日ズーマーX見てきた。デザインが角ばってるし、パイプフレームの意匠が全然無いし、後方の隙間が無いから長ものが積めない。それなのにシート下にわざと隙間作ってるから良さがいまいちわからなかった。
見た目は、ズーマーXよりクロスカブの方がまだズーマーに近い。
ズーマーは、オフっぽい雰囲気が受けたのにズーマーXは、その面影が完全にないね。どっちかといえばBW’Sっぽいね。
ズーマーは、あの無骨さがこれまでに無いスタイルだったから買ってカスタムして楽しんでるけど、ズーマーXは、普通のスクーターだね。まあエンジンは、魅力あるけど。
50ccと110ccなら110ccを選ぶけど、ズーマーとズーマーXならズーマーを選ぶわ。ズーマーのスタイルそのままで110ccにしてくれたら飛びついたのに。
ズーマーXは、横開きのメットインみたいになってるけど、ノーマルのままだと、シート下スペースに隙間があるから小物は落ちるし雨で濡れるから実用性はない。「ZOOMER-X用タイホンダ純正オプションラゲッジボックス(H2C製)」をつければいいけど、ただでさえ狭いスペースが更に狭くなる。
ズーマーXのシート下スペースは、ズーマー(50cc)と違ってシート下後方は書類・兼工具入れが邪魔してて貫通してない。前だけ貫通してる。長物は、ズーマー(50cc)の方が積める。
俺は、ズーマーXの方がいいな。理由は原付二種だから。二段階右折しなくていいし、30km/h制限も気にしなくていい。最高速もズーマーXは、100km/hぐらい出るのにズーマーは、60km/h弱しかでない。
ズーマー買って3ヶ月経ったけど、やっぱり原付一種の30km/hの速度制限はつらいし、坂道もパワーなくて加速しないからつらい。ズーマーXがもうちょっとキープコンセプトなら良かったのに。ズーマーでボアアップやスワップは、難しそうだし。
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