X FORCEとマジェスティSの違いを比較
ヤマハ X FORCEの歴史
2022年6月28日に「X FORCE ABS」が新発売。型式は、8BK-SG79J
台湾で2016年から展開されていた「FORCE」が2021年秋にモデルチェンジし「FORCE 2.0」となり、2022年6月に「X FORCE」というモデル名で日本国内へも導入された。トラクションコントロールシステムを採用した総排気量155ccのブルーコアエンジンを採用。VVA(可変バルブ)や、静粛性と軽量化に寄与するスマートモータージェネレーターを搭載。新設計の軽量・高剛性鋼管フレームを採用。新設計の前後13インチ軽量ホイールは、フロントφ267mm、リアφ230mmの大径ウェーブのブレーキディスクを採用し、前後独立式のABSを装備。シート下トランク容量は、約23.2L。電話やメールの着信やメンテナンスサイクルなどの通知機能を持つ専用スマートフォンアプリ「YAMAHA Motorcycle Connect」に対応。車両重量は、130kg。車体色は、4色(マットダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック2、マットダークパープリッシュブルーメタリック1、ブルーイッシュホワイトパール1、ブラックメタリックX)の設定。
ヤマハ マジェスティSの歴史
2013年10月30日に「マジェスティS」が新登場。型式は、JBK-SG28J
マジェスティSは、台湾山葉機車工業が現地で製造してるSMAXを日本仕様として正規輸入し発売。新開発の水冷・4ストローク・FI(電子制御燃料噴射装置)のCVTエンジンを採用。グリップ性に優れた前後タイヤ、前後ディスクブレーキ、約32リットルのシート下スペース、H4ヘッドライト、LEDポジションランプ、LEDテールライト、約2.7Lのフロントポケット、可動式アルミ製コンビニフックなどを採用。車両重量は、145kg。車体色は4色(シルキーホワイト、ブラックメタリックX、マットチタン1、ダルレッドメタリックD)。
2015年9月10日にマイナーチェンジとSPシリーズの設定。
2016年モデルの主な変更点は、クッション厚を増加した柔らかいタンデムシートを採用、快適な乗り心地を実現する前後サスペンション、ポジションランプの質感向上(LED片側6個→10個へ、レンズカット織り込み)などを施した。車体色には、新色の「ディープレッドメタリックK(レッド)」を追加。継続色2色(ホワイト、ブラック)とあわせて3色の設定。
SPシリーズは、ツートン塗装の「マットチタン1」と「ダークグレーイッシュマゼンタメタリック1」の2色。追加装備は、前後ブレーキにレッドキャリパーを採用、メッキ処理のハンドルバーエンド、サテンクロームのエンブレム、ブラック塗装テールライトエクステンション、リアホワイトサスペンションの採用など。
2015年11月10日に特別・限定仕様「60th Anniversary」を発売。
「60th Anniversary」は、1970年代から80年代の北米のレースで活躍したヤマハマシンのイメージを再現するスピードブロックをデザイン。車体色は、「ビビッドイエローソリッド2」(イエロー)の1色。
2017年2月10日に特別・限定仕様「MAJESTY S SPECIAL EDITION」を発売。
「SPECIAL EDITION」の標準モデルとの違いは、ヤマハレーシングブルーとシルバーのツートンカラー、「SPECIAL EDITION」専用エンブレム、精悍なゴールドキャリパーなどを追加。車体色は「ディープパープリッシュブルーメタリックC」(ブルー)の1色。
2018年2月26日にマイナーチェンジして発売。型式は、2BK-SG52J
2018年モデルの主な変更点は、LEDヘッドランプおよびLED導光ポジションランプ採用によって精悍なフロントフェイスにデザインを一新、フロントポケットに12V DC電源ジャックの採用。車体色は、スポーティなツートーンカラー2色を含む4色(ホワイト、マットダークグレー、ブラック、ブルー)を設定。
マジェスティSの「JBK-SG28J」と「2BK-SG52J」の違いは、こちら
2020年4月10日にカラーチェンジして発売。
車体色は一新され、ビビッドイエローソリッド 2(イエロー)、グレーメタリック M(グレー)、ブラックメタリック X(ブラック)、シルキーホワイト(ホワイト)の4色。
ここでは、
2022年6月28日発売のヤマハ X FORCE ABS(型式 8BK-SG79J)と
2020年4月10日発売のヤマハ マジェスティS(型式 2BK-SG52J)
の違いを比較しました。
X FORCEとマジェスティSのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 |
X FORCE ABS |
マジェスティS |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
新登場 |
カラーチェンジ |
型式 |
8BK-SG79J |
2BK-SG52J |
発売日 |
2022年6月28日 |
2020年4月10日 |
仕向け・仕様 |
国内向けモデル |
国内向けモデル |
全長 (mm) |
1895 |
2030 |
全幅 (mm) |
760 |
715 |
全高 (mm) |
1120 |
1115 |
ホイールベース (mm) |
1340 |
1405 |
最低地上高(mm) |
125 |
90 |
シート高 (mm) |
815 |
795 |
車両重量 (kg) |
130 |
145 |
最小回転半径(m) |
2 |
2.1 |
乗車定員(名) |
2 |
2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) |
48.1 |
40 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) |
40.9 |
37.5 |
原動機型式 |
G3S5E |
G3K3E |
原動機種類 |
4ストローク |
4ストローク |
気筒数 |
1 |
1 |
シリンダ配列 |
単気筒 |
単気筒 |
冷却方式 |
水冷 |
水冷 |
排気量 (cc) |
155 |
155 |
カム・バルブ駆動方式 |
OHC(SOHC) |
OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 |
4 |
4 |
内径(シリンダーボア)(mm) |
58 |
58 |
行程(ピストンストローク)(mm) |
58.7 |
58.7 |
圧縮比(:1) |
11.6 |
11 |
最高出力(kW) |
11 |
11 |
最高出力(PS) |
15 |
15 |
最高出力回転数(rpm) |
8000 |
7500 |
最大トルク(N・m) |
14 |
14 |
最大トルク(kgf・m) |
1.4 |
1.4 |
最大トルク回転数(rpm) |
6500 |
6000 |
燃料供給方式 |
フューエルインジェクション |
フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) |
6.1 |
7.4 |
燃料(種類) |
レギュラーガソリン |
レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) |
293.4 |
296 |
エンジン始動方式 |
セルフスターター式 |
セルフスターター式 |
点火装置 |
フルトランジスタ式 |
フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 |
- |
CPR8EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 |
- |
1 |
搭載バッテリー・型式 |
GT7B-4 |
GT7B-4 |
バッテリー容量 |
12V-6.5Ah 10HR |
12V-6.5Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 |
ウェットサンプ式 |
ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) |
1 |
1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) |
- |
0.95 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) |
10W-40 |
10W-40 |
クラッチ形式 |
乾式・多板・遠心 |
乾式・多板・遠心 |
変速機形式 |
Vベルト式・無段変速 |
Vベルト式・無段変速 |
1次減速比 |
1 |
1 |
2次減速比 |
10.208 |
8.787 |
フレーム型式 |
アンダーボーン |
バックボーン |
キャスター角 |
26°30 |
26°00 |
トレール量 (mm) |
99 |
82 |
ブレーキ形式(前) |
油圧式ディスク |
油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) |
油圧式ディスク |
油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 |
- |
DOT 4 |
懸架方式(前) |
テレスコピックフォーク |
テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ |
正立フォーク |
正立フォーク |
懸架方式(後) |
ユニットスイング式 |
ユニットスイング式 |
ショックアブソーバ本数(後) |
2 |
- |
タイヤ(前) |
120/70-13 |
120/70-13 |
タイヤ(前)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 |
53 |
53 |
タイヤ(前)速度記号 |
P |
P |
タイヤ(前)タイプ |
チューブレス |
チューブレス |
タイヤ(後) |
130/70-13 |
130/70-13 |
タイヤ(後)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 |
57 |
57 |
タイヤ(後)速度記号 |
P |
P |
タイヤ(後)タイプ |
チューブレス |
チューブレス |
ホイールリム形状(前) |
- |
MT |
ホイールリム幅(前) |
- |
3 |
ホイールリム形状(後) |
- |
MT |
ホイールリム幅(後) |
- |
3.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) |
- |
2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) |
- |
2.25 |
ヘッドライト定格(Hi) |
- |
LED |
テールライトタイプ |
LED |
LED |
スピードメーター表示形式 |
デジタル |
デジタル |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
アンチロックブレーキ(ABS) 有 |
DCソケット 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
396,000円(本体価格360,000円/消費税36,000円) |
379,500円(本体価格 345,000円/消費税 34,500円) |
販売計画台数(国内・年間) |
3,000台 |
3,000台 |
生産国 |
台湾 |
台湾 |
左がヤマハ X FORCE ABS(型式 8BK-SG79J)
右がヤマハ マジェスティS(型式 2BK-SG52J)
X FORCEとマジェスティSの違いを比較
●車両重量と最高出力と最大トルク
X FORCE ABS 130kg | 15PS/ 8000rpm | 14N・m/6500rpm
マジェスティS 145kg | 15PS/ 7500rpm | 14N・m/6000rpm
●タンク容量
X FORCE ABS 6.1L
マジェスティS 7.4L
●燃費WMTCモード値
X FORCE ABS 40.9km/L
マジェスティS 37.1km/L
●航続距離
X FORCE ABS 6.1L × 40.9km/L =249.49km
マジェスティS 7.4L × 37.1km/L =274.54km
エンジンは、マジェスティSよりX FORCEのほうがいいね。
俺は、マジェスティSの方がいい。メットイン容量もタンク容量もマジェスティSの方が上だし。デザインも少しイカつすぎる気がする。スマホにつながる機能とかも要らないし。
●シート下収納スペース容量
X FORCE 23.2L
マジェスティS 32L
●シート高
X FORCE ABS 815mm
マジェスティS 795mm
X FORCEは、マジェスティSよりメットイン容量が減って燃料タンクも小さくなった。
高速も走れてツーリングも重視される軽二輪スクーターとしては、そこはウィークポイントだね。
2022年11月4日に東京の同じ店で
ヤマハ Xフォース 国内仕様 ブラック 新車
車体価格が29.81万円
乗り出し価格が36.26万円
ヤマハ マジェスティS 国内仕様 イエロー 新車
車体価格が38.83万円
乗り出し価格が45.28万円
X FORCEとマジェスティSの中古車価格と買取相場
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