XSR125とZ125プロの違いを比較
ヤマハ XSR125の歴史
2023年12月8日に「XSR125 ABS」が新登場。型式は、8BJ-RE46J
124cm3の水冷SOHC・4バルブ・FIの新エンジンをデルタボックス型フレームに搭載。低速向けと中高速向けのカム(吸気側)が7,000〜7,400r/minで切り替わるVVAにより、全域で優れたトルク特性を発揮、良好な加速性能と加速感を得られる。アシスト&スリッパークラッチを採用。フロントサスペンションには、インナーチューブ径37mm、ストローク130mmの倒立式を採用。裏面のリブ形状をチューニングしアーム長とのバランスを図った軽量アルミ製リアアーム、ワイドなリアタイヤ(140/70-17)などとの組み合わせた。810mmのシート高、アップハンドル、ニーグリップ部分が絞られた燃料タンク、ホールド性に優れるシート、スリムな車体などによりコンパクトなライディングポジションを実現。丸形LCDメーター(タコメーター・スピードメーター・ギアポジション・燃料計)を採用。車両重量は、137kg。製造国は、インドネシア。車体色は、4色(ホワイトメタリックB、ダルブルーソリッドB、ブラックメタリック12、ビビッドイエローイッシュレッドメタリック3)の設定。
カワサキ Z125プロの歴史
2016年4月15日に新登場。型式は、 2BJ-BR125H
「Z125 PRO」は、世界市場でロングセラーの先鋭的なネイキッド「Zシリーズ」の最小排気量モデル。生産はタイで行われ、クラッチレバーありバージョンのZ125プロが日本で発売。(タイではクラッチレバーのないモデルもZ125として販売。)前モデルにあたる「KSR PRO」から車体構成は流用されたが、計器類や保安部品などの外装は刷新され、座席シートは2人乗り対応のものに変更。ホイールも流用だが前輪側のブレーキディスクは反対側に装備され、タイヤサイズも変更。エンジンは、KSRのを3mmボアアップし燃料噴射装置を装備し、平成28年自動車排出ガス規制に対応。マフラーもダウンタイプのものに変更。車両重量は、102kg。車体色は、2色(キャンディライムグリーン、メタリックグラファイトグレー)の設定。
KSR110とZ125PROの違いを比較は、こちら。
2016年11月1日に「Z125 PRO KRT Edition」を発売。
「Z125 PRO KRT Edition」は、Z125 PROに、スーパーバイク世界選手権で戦うKTRマシンと同イメージのカラーリングが施されたモデルで限定500台で発売。車体色は、ライムグリーン×エボニーの1色。
2017年1月15日に「Z125 PRO Special Edition」を発売。
「Z125 PRO Special Edition」は、キャンディプラズマブルー×メタリックスパークブラック(BU1)のカラーでホイールとフロントフォークアウターチューブがゴールドアルマイト仕様となった。
2017年1月15日にカラーチェンジ。
車体色は、メタリックカレッジグレーの1色の設定。
2018年4月2日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(メタリックスパークブラック×パールミスティックグレー、キャンディパーシモンレッド×メタリックカーボングレー)の設定。
2019年1月15日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(キャンディライムグリーン、エボニー)の設定。
2020年2月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(メタリックマットミステリアスグレー、パールブリザードホワイト)の設定。
2020年10月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(メタリックフラットスパークブラック、パールナイトシェードティール)の設定。
ここでは、
2023年12月8日発売のヤマハ XSR125 ABS(型式 8BJ-RE46J)と
2020年10月1日発売のカワサキ Z125プロ(型式 2BJ-BR125H)
の違いを比較しました。
XSR125とZ125プロのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | XSR125 ABS | Z125 PRO |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | カラーチェンジ |
型式 | 8BJ-RE46J | 2BJ-BR125H |
発売日 | 2023年12月8日 | 2020年10月1日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2030 | 1700 |
全幅 (mm) | 805 | 750 |
全高 (mm) | 1075 | 1005 |
ホイールベース (mm) | 1325 | 1175 |
最低地上高(mm) | 170 | 155 |
シート高 (mm) | 810 | 780 |
車両重量 (kg) | 137 | 102 |
最小回転半径(m) | - | 2.1 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 60.3 | 50 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 49.4 | 54.2 |
原動機型式 | E34LE | AX125AE |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124.7 | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52 | 56 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 58.7 | 50.6 |
圧縮比(:1) | 11.2 | 9.8 |
最高出力(kW) | 11 | 7.1 |
最高出力(PS) | 15 | 9.7 |
最高出力回転数(rpm) | 10000 | 8000 |
最大トルク(N・m) | 12 | 9.6 |
最大トルク(kgf・m) | 1.2 | 0.98 |
最大トルク回転数(rpm) | 8000 | 6000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 10 | 7.4 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 603 | 370 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | MR8E-9 | CR6HSA |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ4V | FTH4L-BS |
バッテリー容量 | 12V-3.0Ah(10HR) | 12V-3Ah |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.05 | 1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | - | 0.8 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | - | 0.9 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 | 10W-40 |
ドレンボルト呼び径(mm) | - | 12 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 | リターン式・4段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | フットシフト |
1次減速比 | 3.041 | 3.409 |
2次減速比 | 3.714 | 2.142 |
変速比 | 1速 2.832/2速 1.875/3速 1.363/4速 1.141/5速 0.955/6速 0.839 | 1速 3.000/2速 1.937/3速 1.350/4速 1.085 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 14 | 14 |
スプロケット歯数・後 | 52 | 30 |
チェーンサイズ | - | 420 |
標準チェーンリンク数 | - | 100 |
フレーム型式 | ダイヤモンド | バックボーン |
キャスター角 | 25°30 | 26° |
トレール量 (mm) | 88 | 69 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 倒立フォーク | 倒立フォーク |
フロントフォーク径(φ) | 37 | 30 |
フロントホイールトラベル(mm) | - | 100 |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 | 1 |
リアホイールトラベル(mm) | - | 104 |
タイヤ(前) | 110/70-17 | 100/90-12 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 54 | 49 |
タイヤ(前)速度記号 | S | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 140/70-17 | 120/70-12 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 66 | 51 |
タイヤ(後)速度記号 | S | L |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | - | MT |
ホイールリム幅(前) | - | 2.5 |
ホイールリム形状(後) | - | MT |
ホイールリム幅(後) | - | 3.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | - | 1.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | - | 2 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED | 35W/35W |
テールライト定格(制動/尾灯) | - | 5.7/0.62W |
テールライトタイプ | LED | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル | デジタル |
メーター表示 |
ギアポジション 有 燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
ギアポジション 有 燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 |
アンチロックブレーキ(ABS) 有 スリッパークラッチ 有 可変バルブ機構 有 |
- |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
506,000円(消費税抜き本体価格 460,000円/消費税 4,6000円) ホワイトメタリックB、 ダルブルーソリッドB、 ブラックメタリック12、 ビビッドイエローイッシュレッドメタリック3 |
352,000円(本体価格320,000円、消費税32,000円) メタリックフラットスパークブラック(BK1)、 パールナイトシェードティール(GN1) |
販売計画台数(国内・年間) |
3000台 ※XSR125の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
- |
生産国 | インドネシア | タイ |
左がヤマハ XSR125 ABS(型式 8BJ-RE46J)
右がカワサキ Z125プロ(型式 2BJ-BR125H)
XSR125とZ125プロの違いを比較
●車両重量と最高出力と最大トルク
XSR125 ABS 137kg | 15PS/10000rpm | 12N・m/8000rpm
Z125PRO 102kg | 9.7ps/8000rpm | 9.6N・m/6000rpm
●シート高
XSR125 ABS 810mm
Z125PRO 780mm
●タンク容量
XSR125 ABS 10L
Z125PRO 7.4L
●燃費WMTCモード値
XSR125 ABS 49.4km/L
Z125PRO 54.2km/L
●航続距離
XSR125 ABS 10L × 49.4km/Lkm/L =494km
Z125PRO 7.4L × 54.2km/L =401.08km
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