レッツの平成28年国内排出ガス規制適合前後の「JBH-CA4AA」と「2BH-CA4AA」の違いを比較
スズキ レッツの歴史
2015年3月13日にレッツ・シリーズをフルモデルチェンジし、「レッツ」を発売。型式は、JBH-CA4AA。
2014年12月11日に「レッツG」が発売されて、約3ヶ月後に新型「レッツ」が発売。エンジンは、日本仕様車で初のSEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)エンジンを搭載。このエンジンは、燃費を重視したセッティングが施された。車体デザインは、ウインカーが前面側がカウルからハンドルに移動し全てクリア化された。レッツのみの特徴は、U字ロックホルダー付のリアキャリアを採用。車両重量は、69kg。車体色は、4色(ラズライトブルー、サンディベージュ、ソリッドスペシャルホワイトNo.2、ブラヴォドブラック)。
レッツ4とレッツの違いの比較は、こちら。
レッツとレッツGの違いの比較は、こちら。
2017年9月19日にマイナーチェンジ。型式は、2BH-CA4AA。
平成28年国内排出ガス規制に対応。車体色は、4色(ディープマゼンタ、ラズライトブルー、ブラヴォドブラック、ソリッドスペシャルホワイトNo.2)。
2019年1月11日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(パーセクブルーNo.4、ディープマゼンタ、ブラヴォドブラック、ソリッドスペシャルホワイトNo.2)。
2019年12月25日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(スウィートブラウンNo.2、パーセクブルーNo.4、ブラヴォドブラック、ソリッドスペシャルホワイトNo.2)。
2020年12月8日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(サンディベージュ(新色)、パーセクブルーNo.4、ブラヴォドブラック、ソリッドスペシャルホワイトNo.2)。
ここでは、上の黄色の部分の
平成28年国内排出ガス規制に対応前後の
2015年3月13日発売のスズキ レッツ(型式 JBH-CA4AA)と
2017年9月19日発売のスズキ レッツ(型式 2BH-CA4AA)
の違いを比較しました。
レッツの「JBH-CA4AA」と「2BH-CA4AA」のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 |
レッツ |
レッツ |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
新登場 |
マイナーチェンジ |
型式 |
JBH-CA4AA |
2BH-CA4AA |
発売日 |
2015年3月13日 |
2017年9月19日 |
仕向け・仕様 |
国内向けモデル |
国内向けモデル |
全長 (mm) |
1660 |
1660 |
全幅 (mm) |
615 |
615 |
全高 (mm) |
995 |
995 |
ホイールベース (mm) |
1150 |
1150 |
最低地上高(mm) |
105 |
105 |
シート高 (mm) |
695 |
695 |
車両重量 (kg) |
69 |
70 |
最小回転半径(m) |
1.8 |
1.8 |
乗車定員(名) |
1 |
1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) |
74 |
66 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) |
54.8 |
53.7 |
原動機型式 |
A409 |
A409 |
原動機種類 |
4ストローク |
4ストローク |
気筒数 |
1 |
1 |
シリンダ配列 |
単気筒 |
単気筒 |
冷却方式 |
空冷 |
空冷 |
排気量 (cc) |
49 |
49 |
カム・バルブ駆動方式 |
OHC(SOHC) |
OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 |
2 |
2 |
内径(シリンダーボア)(mm) |
39 |
39 |
行程(ピストンストローク)(mm) |
41.8 |
41.8 |
圧縮比(:1) |
10.7 |
10.7 |
最高出力(kW) |
3 |
2.7 |
最高出力(PS) |
4.1 |
3.7 |
最高出力回転数(rpm) |
8500 |
8500 |
最大トルク(N・m) |
3.7 |
3.4 |
最大トルク(kgf・m) |
0.38 |
0.35 |
最大トルク回転数(rpm) |
6500 |
7000 |
燃料供給方式 |
フューエルインジェクション |
フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) |
4.8 |
4.8 |
燃料(種類) |
レギュラーガソリン |
レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 |
セルフ・キック 併用式 |
セルフ・キック 併用式 |
点火装置 |
フルトランジスタ式 |
フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 |
CR6HSA |
CR6HSA |
点火プラグ必要本数・合計 |
1 |
1 |
搭載バッテリー・型式 |
FTX4L-BS |
FTX4L-BS |
バッテリー容量 |
12V 10.8kC (3.0Ah)/10HR |
12V 10.8kC (3.0Ah)/10HR |
エンジン潤滑方式 |
ウェットサンプ式 |
ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) |
0.8 |
0.8 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) |
0.7 |
0.7 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) |
10W-40 |
10W-40 |
クラッチ形式 |
乾式・多板・遠心 |
乾式・多板・遠心 |
変速機形式 |
Vベルト式・無段変速 |
Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 |
自動変速 |
自動変速 |
1次減速比 |
3.5 |
1 |
2次減速比 |
4 |
3.5 |
フレーム型式 |
アンダーボーン |
アンダーボーン |
キャスター角 |
25°00 |
25°00 |
トレール量 (mm) |
65 |
65 |
ブレーキ形式(前) |
機械式リーディングトレーリング |
機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) |
機械式リーディングトレーリング |
機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) |
テレスコピックフォーク |
テレスコピックフォーク |
フロントサスペンションストローク(mm) |
65 |
- |
懸架方式(後) |
ユニットスイング式 |
ユニットスイング式 |
タイヤ(前) |
80/90-10 |
80/90-10 |
タイヤ(前)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 |
35 |
35 |
タイヤ(前)速度記号 |
J |
J |
タイヤ(前)タイプ |
チューブレス |
チューブレス |
タイヤ(後) |
80/90-10 |
80/90-10 |
タイヤ(後)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 |
35 |
35 |
タイヤ(後)速度記号 |
J |
J |
タイヤ(後)タイプ |
チューブレス |
チューブレス |
ホイールリム幅(前) |
2.15 |
2.15 |
ホイールリム幅(後) |
2.15 |
2.15 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) |
1.25 |
1.25 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) |
1.75 |
1.75 |
ヘッドライト定格(Hi) |
32W/32W |
32W/32W |
テールライト定格(制動/尾灯) |
18W/5W |
18W/5W |
スピードメーター表示形式 |
アナログ |
アナログ |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
シート下収納(シート下トランク) 有 |
シート下収納(シート下トランク) 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
143,640円(消費税込み本体価格) |
163,080円(消費税抜き 151,000円) |
販売計画台数(国内・年間) |
シリーズ合計11,000台(レッツGとレッツの合計) |
- |
レッツの「JBH-CA4AA」と「2BH-CA4AA」の違いを比較
2017年9月1日以降は、継続生産車も平成28年排ガス規制に対応しなきゃいけない。そのためには、CO規制値が1.14だから現行のスズキの50ccはそのままだと対応できない。ちなみに平成28年排ガス規制には例外もあって50ccだと最高速性能が50km/h以下だったら排ガス規制の対象外になる。つまり、50km/hまでしか出ないようにすれば排ガス規制の対象外になるみたい。
このマイナーチェンジでのレッツの主な変更点は、
平成28年国内排出ガス規制に対応とカラーチェンジ。
2017年9月19日のマイナーチェンジのスペックの変更点
●型式
JBH-CA4AA → 2BH-CA4AA
●発売日
2015年3月13日 → 2017年9月19日
●車両重量 (kg)
69 → 70
●燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L)
74 → 66
●燃料消費率 WMTCモード値(km/L)
54.8 → 53.7
●最高出力(kW)
3 → 2.7
●最高出力(PS)
4.1 → 3.7
●最大トルク(N・m)
3.7 → 3.4
●最大トルク(kgf・m)
0.38 → 0.35
●最大トルク回転数(rpm)
6500 → 7000
●1次減速比
3.5 → 1
●2次減速比
4 → 3.5
●メーカー希望小売価格
143,640円 → 163,080円
平成28年国内排出ガス規制の対応で
パワーも燃費も落ちたのに、2万円も高くなったね。
新型のレッツは排ガス規制でパワーが落ちた。馬力は4.1psが3.7psに、トルクは、0.38から0.35に落ちた。これなら規制前の中古の方がいいね。
初期のレッツ4は、5psあったのに今では、3.7psかよ。
俺は、馬力が落ちたから新型は無いな。きつい坂道登ることがあるからフルスロットで失速するのは困る。それに長く乗ってたらパワーがさらに少しづつ落ちてくからね。
俺には、パワーダウンより2万円アップがきつい。
凄く簡単に説明すると排ガス規制の対応で排ガスを流すことに馬力を取られるようになった。そこで余計に馬力を取られたら同じ燃料で走る方に割り振れるだけのエネルギーが少なくなる。それが一番でかい。
スズキの50ccスクーターでは、ついにバーディーも生産終了になったし、アドレスV50とレッツだけになった。規制強化のせいで生産終了になったモデルが多い中で生き残っただけでもマシでしょ。
●発売日
2015年3月13日
●商品名
レッツ
●メーカー希望小売価格
143,640円(消費税込み)
●車体色
サンディベージュ
ラズライトブルー
ブラヴォドブラック
ソリッドスペシャルホワイトNo.2
●発売日
2017年9月19日
●商品名
レッツ(UZ50L8)
●メーカー希望小売価格
163,080円(消費税込み)
●車体色
ディープマゼンタ
ラズライトブルー
ブラヴォドブラック
ソリッドスペシャルホワイトNo.2
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