GP125iとNMAXの違いを比較
キムコ GP125iの歴史
2018年10月1日 新発売。型式は、FC25EA
スポーティーで高級感のある外観に前後10インチホイール、ウイング型リアキャリア、USB充電ソケット、ワンタッチオープンシート、シャッター付メインスイッチなどを装備。乾燥重量は106kg。車体色は、2色(パーリーホワイト、ゴールデンブラック)。
ヤマハ NMAXの歴史
2016年3月18日に「NMAX」の日本仕様が新登場。型式は、EBJ-SE86J
2015年1月に生産国のインドネシアの現地仕様として155cc版が発表されていたが、日本仕様は2016年3月18日に発売。新開発の「BLUE CORE」エンジンを搭載し、高回転域への対応として可変バルブ機構の「VVA」を装備した4バルブの水冷仕様。排気量は、155cc版のエンジン(内径58mm)を52mmにボアダウンして対応。前後13インチ、前後ディスクブレーキ、ABSは標準装備。ヘッドライト、ストップ&テールランプにLED、容量約24リットルのシート下スペース、メーターは、液晶マルチファンクションディスプレイを採用。車両重量は、127kg。製造は、インドネシア。車体色は、「レッドメタリック7」、「ホワイトメタリック6」、「マットイエローイッシュグレーメタリック2」、「ブラックメタリックX」の全4色。
NMAXとNMAX155の違いの比較は、こちら。
2017年8月21日にマイナーチェンジ。型式は、2BJ-SED6J
「NMAX ABS」をカラーリングの変更と平成28年度国内排出ガス規制へ適合し発売。従来モデルよりWMTCモード値の燃料が45.2km/L→43.6km/Lへダウン。価格が約1万円アップ。新色の「ブラックメタリックX」「マットディープレッドメタリック3」と従来色の「ホワイトメタリック6」をあわせた全3色。従来モデルからABSは装備されていたが、ここからモデル名に「ABS」が付いた。
NMAXの「型式EBJ-SE86J」と「型式2BJ-SED6J」の違いを比較
2018年2月10日にカラーリングを変更。
新色の「ビビッドパーリッシュブルーカクテル5」と「マットグレーメタリック3」と従来色の「ホワイトメタリック6」をあわせた全3色。
2019年6月28日にカラーリングを変更。
新色の「ホワイトメタリック6」と「マットグレーメタリック3」と従来色の「ビビッドパーリッシュブルーカクテル5」をあわせた全3色。
2020年4月25日にカラーリングを変更。
新色の「マットダークパープリッシュブルーメタリック5」と従来色の「マットグレーメタリック3」と「ホワイトメタリック6」をあわせた全3色。
2021年6月28日にフルモデルチェンジ。型式は、8BJ-SEG6J
外観のデザインは、全体的にシャープな印象に変更。新たにトラクションコントロールシステムを採用した平成32年排出ガス規制適合の新「BLUE CORE」エンジンを採用。静かなエンジン始動・再始動が可能な「Smart Motor Generator system」やアイドリングストップシステムを採用。新フレームと快適な乗り心地を支える前後サスペンションを採用。シート下トランク容量は、24リットルから23リットルになった。着信通知や燃費管理が可能なスマホ用アプリを採用。車体色は、全4色(ホワイトメタリックB、パステルダークグレー、マットダークグレーメタリック8、マットダークパープリッシュブルーメタリック5)。
NMAXの2021年6月28日のフルモデルチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2022年9月30日にカラーチェンジ。
車体色は、新色3色(マットダークグレーメタリック8、ホワイトメタリック6、マットダークブルーイッシュグレーメタリック4)の設定。
2023年8月22日にカラーチェンジ。
車体色は、新色1色(ダルブルーメタリックC)、既存色2色(マットダークブルーイッシュグレーメタリック4、マットダークグレーメタリック8)の設定。
ここでは、
2018年10月1日発売のキムコ GP125i(型式 FC25EA)と
2018年2月10日発売のヤマハ NMAX ABS(型式 2BJ-SED6J)
の違いを比較しました。
GP125i(型式 FC25EA)とNMAX(型式 2BJ-SED6J)のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | GP125i | NMAX ABS |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | カラーチェンジ |
型式 | FC25EA | 2BJ-SED6J |
発売日 | 2018年10月1日 | 2018年2月10日 |
仕向け・仕様 | 海外メーカーモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1810 | 1955 |
全幅 (mm) | 705 | 740 |
全高 (mm) | 1100 | 1115 |
ホイールベース (mm) | 1220 | 1350 |
最低地上高(mm) | - | 135 |
シート高 (mm) | 745 | 765 |
乾燥重量 (kg) | 106 | - |
車両重量 (kg) | - | 127 |
最小回転半径(m) | - | 2 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | - | 50.5 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | - | 43.6 |
原動機型式 | - | E31AE |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 124.6 | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52.4 | 52 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 57.8 | 58.7 |
圧縮比(:1) | 9.6 | 11.2 |
最高出力(kW) | 6.5 | 9 |
最高出力(PS) | - | 12 |
最高出力回転数(rpm) | 7000 | 7500 |
最大トルク(N・m) | 9.1 | 12 |
最大トルク(kgf・m) | - | 1.2 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 7250 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | PGM-FI | - |
燃料タンク容量 (L) | 4.5 | 6.6 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | - | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | - | CPR8EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | - | 1 |
搭載バッテリー・型式 | - | YTZ7V |
バッテリー容量 | - | 12 V 6.0Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 | - | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | - | 1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | - | 0.9 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | - | 10W-40 |
ドレンボルト呼び径(mm) | - | 12 |
クラッチ形式 | - | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
1次減速比 | - | 1 |
2次減速比 | - | 10.208 |
フレーム型式 | - | バックボーン |
キャスター角 | - | 26°00 |
トレール量 (mm) | - | 92 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | ドラム式 | 油圧式ディスク |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | - | 正立フォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
ショックアブソーバ本数(後) | - | 1 |
リアサスペンションストローク(mm) | - | 86 |
タイヤ(前) | 3.50-10 | 110/70-13 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | - | 48 |
タイヤ(前)速度記号 | - | P |
タイヤ(前)タイプ | - | チューブレス |
タイヤ(後) | 3.50-10 | 130/70-13 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | - | 57 |
タイヤ(後)速度記号 | - | P |
タイヤ(後)タイプ | - | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | - | MT |
ホイールリム幅(前) | - | 3 |
ホイールリム形状(後) | - | MT |
ホイールリム幅(後) | - | 3.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | - | 1.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | - | 2.25 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | - | LED |
テールライトタイプ | LED | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル | デジタル |
メーター表示 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 |
USBポート 有 シート下収納(シート下トランク) 有 |
アンチロックブレーキ(ABS) 有 可変バルブ機構 有 シート下収納(シート下トランク) 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
183,600円(消費税込み本体価格) パーリーホワイト、 ゴールデンブラック |
351,000円(本体価格 325,000円/消費税26,000円) ビビッドパーリッシュブルーカクテル5、 マットグレーメタリック3、 ホワイトメタリック6 |
国内年間計画販売台数 | -台 |
6,000台 ※NMAXの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
製造国 | 台湾 | インドネシア |
左がGP125i(型式 FC25EA)
右がNMAX(型式 2BJ-SED6J)
GP125iとNMAXの違いを比較
●重量と最高出力と最大トルク
GP125i 106kg(乾燥重量) | 6.5kw/7000rpm | 9.1N・m/6000rpm
NMAX ABS 127kg(車両重量) | 9kw/7500rpm | 12N・m/7250rpm
motor-fanの記事(2018/12/29)
●加速力比較
車種/距離 | 50m | 100m | 200m | 300m | 400m | 500m | 最高速 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NMAX | 5.203秒 | 8.383秒 | 13.172秒 | 17.406秒 | 21.341秒 | 25.121秒 | 102.34km/h |
GP125i | 5.420秒 | 8.223秒 | 13.150秒 | 17.629秒 | 21.854秒 | 26.020秒 | 87.47km/h |
NMAXは、GP125iみたいな軽量な原付二種より100〜200メートルの加速が遅い。
ブレーキは、
NMAXが前後ディスクでABSもついてる。
GP125iはフロントがディスクで、リアがドラム。
motor-fanの記事(2018/12/29)
●50km/h→0km/h 制動力比較
GP125i 6.7m(9m)
NMAX 7.7m(9.5m)
※2回ずつテスト。制動距離の短い方を採用。( )内は普通のライダー代表のテスト結果。
1ポットキャリパーのNMAXより2ポットキャリパーで車重が軽いGP125iの方が制動距離が短くなってるね。
●シート高
GP125i 745mm
NMAX ABS 765mm
●タンク容量
GP125i 4.5L
NMAX ABS 6.6L
2020年4月20日時点で京都のバイク屋で
NMAXの新車の車体価格が315,000円。乗り出し価格が344,500円。
GP125iの新車の車体価格が187,000円。乗り出し価格が216,000円。
GP125iとNMAXの買取価格の相場
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