アクシスZとトリシティの違いを比較

 

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アクシスZとトリシティ125の違いを比較

 

ヤマハ アクシスZの歴史

2017年4月25日に「アクシスZ」が新発売。型式は、2BJ-SED7J
2015年モデルまで設定されたアクシストリートの後継モデル。先代にあたるアクシストリート同様に、台湾山葉機車工業が2016年より現地で製造している「勁豪」を日本向け仕様として正規輸入し販売。環境性能に優れた「BLUE CORE」エンジンと、新しい軽量なフレームの採用などで優れた燃費を実現。ジェットタイプヘルメット2個収納可の容量37.5リットルのシート下トランク、666oのロングシートを装備。車両重量は、アクシストリートから10kg減の100kgの軽量ボディ。フロント燃料給油口、ワンプッシュオープンのタンデムステップなど。車体色は、4色(グレーイッシュブルーメタリック8、ホワイトメタリック1、ダークグレーメタリックM、ダルレッドメタリックD)の設定。
アクシスZとアクシストリートの違いの比較は、こちら。
2019年2月15日 カラーチェンジ。
車体色は、新色4色(マットダルパープリッシュブルーメタリック2、マットダークブルーイッシュグレーメタリック3、ダークグレーイッシュマゼンタメタリック1、ブラックメタリックX)。従来色の1色(ホワイトメタリック1)をあわせた全5色。
2021年2月5日 カラーチェンジ。
車体色は、5色(マットダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック2(新色)、ブラックメタリックX、ホワイトメタリック1、マットダークブルーイッシュグレーメタリック3、ダークグレーイッシュマゼンダメタリック1)。
2022年3月18日 マイナーチェンジ。型式は、8BJ-SEJ6J
エンジンの平成32年排出ガス規制適合化、静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらす「SMG(Smart Motor Generator)」を採用、リアブレーキ操作でフロントブレーキもバランスよく効力を発生させる「UBS(Unified Brake System)」を採用、ヘッドランプの光量アップ。車体色は、5色(マットダークパープリッシュブルーメタリック1、ブラックメタリックX、グレーメタリックM、マットダークイエローイッシュグレーメタリック4、ブルーイッシュホワイトカクテル1)。
アクシスZの「型式 2BJ-SED7J」と「型式 8BJ-SEJ6J」の違いの比較は、こちら
2024年10月24日 カラーチェンジ。
車体色は、新色2色(ダークグレーイッシュパープルメタリック1、マットダークブルーイッシュグレーメタリック4)。従来色の3色(ブラックメタリックX、ブルーイッシュホワイトカクテル1、グレーメタリックM)をあわせた全5色。

 

 

ヤマハ トリシティ125の歴史

2014年9月10日に「トリシティ125」が新登場。型式は、 EBJ-SE82J
ヤマハは、「ニュースタンダード シティコミューター」のコンセプトを基にLMWと呼ばれる二輪のように傾斜して曲がる三輪以上の車両の開発に着手し、その第一弾がトリシティで2014年4月にタイの現地法人のタイヤマハモーターで製造販売を開始。日本では、「トリシティ MW125」として2014年9月10日に発売。水冷4ストローク124cm3 CVTエンジンを搭載。液晶デジタルメーター、60/55W(H4)ヘッドライト、LEDポジションランプ、・90/80-14 前輪タイヤ、110/90-12 後輪タイヤ。シート下トランク容量は、20リットル。車両重量は、164kg。車体色は、3色(ブラック、ホワイト、マットレッド)の設定。
2015年4月20日に「トリシティ125 ABS」を追加。
ABS(アンチロックブレーキシステム)を標準装備した「トリシティ125 ABS」を発売。
車体色は、3色(ブラック、ホワイト、マットレッド)の設定。
2015年12月15日に「トリシティ125」と「トリシティ125 ABS」に新色を追加。
新色のマットブルーメタリック3(マットブルー)を追加。
2016年3月1日に快適セレクションを追加。
トリシティ125/トリシティ125 ABSにトップケースとナックルバイザー等を標準装着した快適セレクションをラインナップに追加。車体色は、4色(ブラック、ホワイト、マットブルー、マットレッド)の設定。
2018年1月20日にフルモデルチェンジ。型式は、2BJ-SEC1J
主な特徴は、VVA(可変バルブ機構)搭載の「BLUE CORE」エンジンを採用。乗り心地や足元スペースの拡大に貢献する新設計フレームと新サスペンションの採用。足付きを考慮したシート高765mmのメインシートを採用。LEDヘッドランプを採用。リヤホイール径を12インチからトリシティ155と同じ13インチにアップ。シート下トランク容量は、23.5リットルにアップ。車体色は、「トリシティ125」が2色(ホワイトとマットグレー)。「トリシティ125 ABS」が2色(ホワイトとシアン) 。
トリシティ125(EBJ-SE82J)とトリシティ125(2BJ-SEC1J)の詳しい違いはこちら
2019年3月20日にカラーチェンジ。
車体色は、新色のマットペールブルーメタリック2(マットペールブルー)と継続色2色(ホワイト、マットグレー)をあわせた3色の設定。
2021年4月8日にカラーチェンジ。
車体色は、新色のライトリーフグリーンソリッド6(イエロー)と継続色2色(ホワイト、マットグレー)をあわせた3色の設定。

2023年2月28日にマイナーチェンジ。型式は、8BJ-SEK1J
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式を「8BJ-SEK1J」に変更。スマホの上表を表示できる新デザインメーター、照射範囲を拡大したLEDヘッドランプ、自然なハンドリングを生むLMWアッカーマン・ジオメトリ機構、新デザインのインナーパネル、足元の自由度を広げたフットボード、新フレームを採用しホイールベースを60mm延長、スマホとの連携機能、上質感のある乗り心地を生む新作リアサスペンション、操作しやすいタンデムフットレスト、新たにアイドリングストップ機構を採用。また、ABSモデルが廃止されて、前後連動式ブレーキ搭載モデルのみになった。車体色は、新色の3色(ダークグレーイッシュブルーソリッドB、ホワイトメタリック6、マットグレーメタリック3)。
トリシティ125の「型式2BJ-SEC1J」と「型式8BJ-SEK1J」の違いの比較は、こちら。
2024年4月11日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(マットライトグリーニッシュグレーメタリック1(新色)、ホワイトメタリック6、マットグレーメタリック3)の設定。

 

 

ここでは、
2017年4月25日発売のヤマハ アクシスZ(型式 2BJ-SED7J)と
2018年1月20日発売のヤマハ トリシティ125(型式 2BJ-SEC1J)
の違いを比較しました。

 

 

アクシスZとトリシティ125のスペックの違いを比較

※数字が大きい方をこの色にしています。

タイプグレード名 アクシスZ トリシティ125
モデルチェンジ区分 新登場 フルモデルチェンジ
型式 2BJ-SED7J 2BJ-SEC1J
発売日 2017年4月25日 2018年1月20日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 1790 1980
全幅 (mm) 730 750
全高 (mm) 1145 1210
ホイールベース (mm) 1275 1350
最低地上高(mm) 135 165
シート高 (mm) 770 765
車両重量 (kg) 100 159
最小回転半径(m) 1.9 2.5
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 58 46.2
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) 55.7 43.6
原動機型式 E31BE E3V7E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 1 1
シリンダ配列 単気筒 単気筒
冷却方式 空冷 水冷
排気量 (cc) 124 124
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC) OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2 4
内径(シリンダーボア)(mm) 52.4 52
行程(ピストンストローク)(mm) 57.9 58.7
圧縮比(:1) 11 11.2
最高出力(kW) 6 9
最高出力(PS) 8.2 12
最高出力回転数(rpm) 6500 7500
最大トルク(N・m) 9.7 12
最大トルク(kgf・m) 0.99 1.2
最大トルク回転数(rpm) 5000 7250
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 5.5 7.2
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 319 332.6
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR6HSA CPR8EA-9
点火プラグ必要本数・合計 1 1
搭載バッテリー・型式 YTX5L-BS YTZ7V
バッテリー容量 12V-4.0Ah(10HR) 12V-6.0Ah 10H
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 0.8 1
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) - 0.9
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40 10W-40
クラッチ形式 乾式・多板・遠心 乾式・多板・遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速 Vベルト式・無段変速
1次減速比 1 1
2次減速比 7.5 10.208
フレーム型式 アンダーボーン アンダーボーン
キャスター角 26°30 20°00
トレール量 (mm) 80 67
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式 ユニットスイング式
タイヤ(前) 100/90-10 90/80-14
タイヤ(前)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(前)荷重指数 56 43
タイヤ(前)速度記号 J P
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 100/90-10 130/70-13
タイヤ(後)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(後)荷重指数 56 57
タイヤ(後)速度記号 J P
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.75 2
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2 2.25
ヘッドライト定格(Hi) 35W/35W LED
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W LED
スピードメーター表示形式 アナログ デジタル
メーター表示 燃料計 有
燃料計 有
時計 有
ツイントリップ 有
車両装備 ヘルメット収納 有
シート下収納(シート下トランク) 有
センタースタンド 有
前後連動式ブレーキ 有
可変バルブ機構 有
DCソケット 有
ヘルメット収納 有
シート下収納(シート下トランク) 有
センタースタンド 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 243,000円(本体価格 225,000円/消費税18,000円)
グレーイッシュブルーメタリック8、
ホワイトメタリック1、
ダークグレーメタリックM、
ダルレッドメタリックD
394,200円(消費税抜き本体価格 365,000円/消費税 29,200円)
ホワイトメタリック6
、マットグレーメタリック3
販売計画台数(国内・年間) 4,000台
アクシスZの年間販売計画台数の推移は、こちら。
シリーズ合計1,500台(トリシティ125とトリシティ125ABSの合計)
トリシティの年間販売台数の推移は、こちら。
生産国 台湾 タイ

 

アクシスZとトリシティの違いを比較

 

アクシスZとトリシティの装備の違いを比較

 

左がアクシスZ(型式 2BJ-SED7J)
右がトリシティ125(型式 2BJ-SEC1J)
アクシスZ(型式 2BJ-SED7J)とトリシティ125(型式 2BJ-SEC1J)の装備の違いを比較

 

 

アクシスZとトリシティの違いを比較

 

モトチャンプ2020年6月号 10mタイム(速度) 50mタイム(速度) 100mタイム(速度) パワーウエイトレシオ
トリシティ125 3秒323(29.40km/h) 5秒727(51.85km/h) 8秒862(62.78km/h) 13.25kg/ps
アクシスZ 1秒981(29.86km/h) 5秒314(51.42km/h) 8秒432(62.27km/h) 12.20kg/ps

 

 

トリシティの方が馬力もトルクも上だけど、
車重が重いからどのタイムもアクシスZの方が速いね。

 

 

シート下スペースは、
アクシスZが37.5リットル。
トリシティ125が23.5リットル。

 

 

アクシスZの方が車重が60kgくらい軽い。
取り回しやUターンなど走行中以外の時は、楽に扱える。
トリシティは、重い分、安定感抜群だけど。

 

 

雨の日も乗って、安全性を最も重視する人には、トリシティの方がいい。

 

 

トリシティは、前二輪だから、その分メンテナンス費用が高くなるよ。

 

 

2022年11月2日に大阪の同じ店で

 

ヤマハ トリシティ125ABS 2021年モデル 国内仕様 ホワイト 新車
車体価格が39.8万円
乗り出し価格が42.38万円

 

ヤマハ アクシスZ 2022年モデル 国内仕様 ホワイト 新車
車体価格が23万円
乗り出し価格が25.58万円

 

 

●車両重量と最高出力と最大トルク
アクシスZ 100kg | 6kW/6500rpm | 9.7N・m/5000rpm
トリシティ125 159kg | 9kW/7500rpm | 12N・m/7250rpm

 

 

●シート高
アクシスZ 770mm
トリシティ125 765mm

 

 

●タンク容量
アクシスZ 5.5L
トリシティ125 7.2L

 

●燃費WMTCモード値
アクシスZ 55.7km/L
トリシティ125 43.6km/L

 

●航続距離
アクシスZ 5.5L × 55.7km/L =306.35km
トリシティ125 7.2L × 43.6km/L =313.92km

 

 

トリシティ125は、前後ディスクブレーキ。
アクシスZは、前だけディスクブレーキ。

 

 

トリシティに7年乗って感じるのは、やはりフロントが重くて疲れやすいこと。重さにはメリットもあるけど、やっぱり疲れる。レンタルしたアクシスZは軽くて燃費も良く、シート下の収納スペースが広いのも魅力的で、すごく乗りやすい。買い替えを考える候補だな。

 

 

ヤマハのスクーターの出だしの加速力を計算した。

 

●計算式
(最大トルク@5000RPM)× (一次二減速比)× (二次減速比)×(ミッション最大変速比)÷(リアタイヤ外径)÷(車重)=(加速度)

 

●結果
トリシティ125 7.06
アクシスZ 7.439
NMAX 8.628
XMAX 9.06
シグナス 9.16
TMAX 10.59

 

車重が重いトリシティは、加速力が最低だね。

 

 

2023年上半期 原付二種(51〜125cc) 国内出荷台数 上位20機種(二輪車新聞)
9位ヤマハアクシスZ 3400台
18位 ヤマハトリシティ125400台

 

アクシスZとトリシティ125の中古車価格と買取相場

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