YZF-R15とPCX160の違いを比較
ヤマハ YZF-R15 ABSの歴史
2023年10月16日に新登場。型式は、 8BK-RG86J
「YZF-R15」を日本で初めて正規導入。排気量155ccの水冷単気筒OHC4バルブエンジンを登載。VVA(可変バルブ)搭載。前後17インチホイールを採用した「フルサイズ」のロードスポーツ。デルタボックス型フレームを採用。インナーチューブ径37mmの倒立式フロントサスペンション、軽量アルミ製リアアーム、ワイドなリアタイヤ(140/70-17)、伏せ気味なポジションのセパレートハンドル、マルチファンクションLCDメーター、ハイ・ローをひとつのLEDで切り替えるバイ・ファンクションLEDヘッドランプ、アシスト&スリッパークラッチ、ABSとトラクションコントロールなどを採用。クイックシフターはアクセサリー設定。車両重量は、141kg。製造国はインドネシア。車体色は、3色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、ダークブルーイッシュグレーメタリック9、ブラックメタリック12)の設定。
ホンダ PCX160
2021年1月28日に「PCX150」をフルモデルチェンジして「PCX160」を新発売。型式は、2BK-KF47
従来のPCX150(KF30)の排気量149ccから156ccに拡大し、名称が「PCX160」となった。環境性能を強化した「eSP+」エンジンを搭載。動弁機構の4バルブ化により高出力化を実現。後輪のスリップを抑制する Honda セレクタブルトルクコントロール、リアのホイールが13インチにサイズダウン。タイヤの幅は、前後とも1サイズアップ。充電用のソケットは「USB Type-C」に変更、新設計のフレーム、フロントABSを採用。シート下スペースの容量が2リットル増え30リットルとなった。車両重量は、132kg。車体色は、4色(パールジャスミンホワイト、キャンディラスターレッド、ポセイドンブラックメタリック、マットディムグレーメタリック)。
PCX150とPCX160の違いの比較は、こちら。
PCXとPCX160の違いの比較は、こちら。
2022年6月23日にPCX160をカラーチェンジ。
車体色は、4色(マットギャラクシーブラックメタリック(新色)、フォギーブルーメタリック(新色)、パールジャスミンホワイト、マットディムグレーメタリック)。
2023年1月26日にPCX160をマイナーチェンジ。型式は、8BJ-KF47
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式が「8BJ-KF47」に変更。カラーバリエーションも変更された。車体色は、4色(マットマインブラウンメタリック(新色)、ポセイドンブラック(新色)、パールジャスミンホワイト、マットディムグレーメタリック)。
PCX160の「型式 2BK-KF47」と「型式 8BJ-KF47」の違いの比較は、こちら。
ここでは、
2023年10月16日発売のヤマハ YZF-R15 ABS(型式 8BK-RG86J)と
2023年1月26日発売のホンダ PCX160(型式 8BJ-KF47)
の違いを比較しました。
YZF-R15とPCX160のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | YZF-R15 ABS | PCX160 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | マイナーチェンジ |
型式 | 8BK-RG86J | 8BJ-KF47 |
発売日 | 2023年10月16日 | 2023年1月26日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1990 | 1935 |
全幅 (mm) | 725 | 740 |
全高 (mm) | 1135 | 1105 |
ホイールベース (mm) | 1325 | 1315 |
最低地上高(mm) | 170 | 135 |
シート高 (mm) | 815 | 764 |
車両重量 (kg) | 141 | 133 |
最小回転半径(m) | - | 1.9 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 65.7 | 53.5 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 50.2 | 43.7 |
原動機型式 | G3U4E | KF47E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 155 | 156 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 58 | 60 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 58.7 | 55.5 |
圧縮比(:1) | 11.6 | 12 |
最高出力(kW) | 14 | 12 |
最高出力(PS) | 19 | 15.8 |
最高出力回転数(rpm) | 10000 | 8500 |
最大トルク(N・m) | 14 | 15 |
最大トルク(kgf・m) | 1.4 | 1.5 |
最大トルク回転数(rpm) | 7500 | 6500 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | - | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 11 | 8.1 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ6V | - |
バッテリー容量 | 12V-5.0Ah(10HR) | 12V-7Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.05 | 0.9 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | - | 0.8 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | - | 10W-30 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | - |
1次減速比 | 3.041 | 2.833 |
2次減速比 | 3.428 | 3.384 |
変速比 | 1速 2.832/2速 1.875/3速 1.363/4速 1.141/5速 0.955/6速 0.839 | - |
動力伝達方式 | チェーン | - |
スプロケット歯数・前 | 14 | - |
スプロケット歯数・後 | 48 | - |
フレーム型式 | ダイヤモンド | アンダーボーン |
キャスター角 | 25°30 | 26°30 |
トレール量 (mm) | 88 | 79 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 倒立フォーク | 正立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | ユニットスイング式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 | 2 |
タイヤ(前) | 100/80-17 | 110/70-14 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 52 | 50 |
タイヤ(前)速度記号 | P | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 140/70-17 | 130/70-13 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 66 | 63 |
タイヤ(後)速度記号 | S | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | - | 2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | - | 2.5 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED | LED |
テールライトタイプ | LED | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル | デジタル |
メーター表示 |
ギアポジション 有 燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
燃料計 有 時計 有 |
車両装備 |
アンチロックブレーキ(ABS) 有 トラクションコントロール 有 スリッパークラッチ 有 可変バルブ機構 有 |
ハザードランプ 有 アンチロックブレーキ(ABS) 有 トラクションコントロール 有 アイドリングストップ 有 USBポート 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
550,000円(消費税抜き本体価格 500,000円) ディープパープリッシュブルーメタリックC、 ダークブルーイッシュグレーメタリック9、 ブラックメタリック12 |
412,500円(消費税抜き本体価格 375,000円) マットマインブラウンメタリック、 ポセイドンブラック、 パールジャスミンホワイト、 マットディムグレーメタリック |
販売計画台数(国内・年間) |
2,000台 ※YZF-R15の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
7,000台 ※PCX160の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | インドネシア | ベトナム |
左がヤマハ YZF-R15 ABS(型式 8BK-RG86J)
右がホンダ PCX160(型式 8BJ-KF47)
YZF-R15とPCX160の違いを比較
●車両重量と最高出力と最大トルク
YZF-R15 ABS 141kg | 19PS/10000rpm | 14N・m/7500rpm
PCX160 133kg | 15.8PS/8500rpm | 15N・m/6500rpm
●シート高
YZF-R15 ABS 815mm
PCX160 764mm
●タンク容量
YZF-R15 ABS 11L
PCX160 8.1L
●燃費WMTCモード値
YZF-R15 ABS 50.2km/L
PCX160 43.7km/L
●航続距離
YZF-R15 ABS 11L × 50.2km/L =552.2km
PCX160 8.1L × 43.7km/L =353.97km
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