スペイシー100とスペイシー125の違いを比較
ホンダ スペイシー100の歴史
2003年9月13日に「スペイシー100」が新登場。型式は、BC-JF13。
リード100生産中止を受け、リード100の後継車としてモデルチェンジされたのがスペイシー100。空冷4ストロークエンジンを搭載。従来のリード100に比べて実用的な燃費が約30%向上。シート下トランク容量は、22リットル。クラス最大級を誇るシート、40W/40Wハロゲン、フロントカウル内側に装備されたキー付インナーボックス、アルミキャスト製のリアキャリアなどを装備。車体色は、4色(ブラック、パールホワイト、ボスグレーメタリック、パールコーンイエロー)の設定。製造は、中国。
スペイシー100とリード100の違いの比較は、こちら。
2005年9月30日にカラーチェンジ。
車体色は、新色の2色(ブレイシングブルーメタリック、コスミックシルバーメタリック)と従来色の2色(ブラックとパールコーンイエロー)を加えた全4色の設定。
2007年2月6日にカラーチェンジと細部を熟成。フロントブレーキのキャリパーやリアキャリアをブラック塗装に。ロゴマークを一新。シートにステッチ加工を施す。車体色は、新色の「パールホワイト」を採用し、従来色の3色(ブラック、コスミックシルバーメタリック、パールコーンイエロー)とあわせて全4色の設定。
2008年9月に日本向け車両の生産終了。
後継として中国で2006年から製造販売するSCR110をベースに日本国内の法規に適合させたリード(EBL-JF19)へモデルチェンジされた。
ホンダ スペイシー125の歴史
1983年3月10日に「スペイシー125ストライカー」を発売。型式は、JF02。
初代スペイシー125。
1985年8月7日に「スペイシー125ストライカー」をマイナーチェンジ。
このスペイシー125ストライカーは、新たにワイドレシオのトルクセンサー付Vマチック(無段変速)を採用し、さらにスムーズでシャープな走りが可能。前後ともクッションストロークを改良したサスペンションの採用。新たに大型指針式スピードメーターやグラブレール付大型リアキャリアを標準装備。
1987年2月5日にフルモデルチェンジ。型式は、JF03
2代目スペイシー125を発売。4サイクルならではの低燃費64.7km/L(50km/h定地走行テスト値)の水冷、単気筒・OHC・124cc・エンジンを搭載。スタイルは、流麗なエアロ・フォルム。足回りは、アンチダイブ機構付前輪サスペンションや幅広(3.50-10-4PR)のチューブレスタイヤを採用。ロングホイールベース(1,255mm)や低シート高(750mm)、大型シート(ツートン・カラー)、大容量インナボックス、リアキャリア、シート下の小物入れを装備など。
スペイシー125ストライカー(JF02)とスペイシー125(JF03)の違いを比較
1992年1月30日にカラーチェンジ。
1993年1月にカラーチェンジ。
1994年2月23日にカラーチェンジ。
1995年8月22日にフルモデルチェンジ。型式は、JF04。
3代目スペイシー125を発売。2代目のエンジンの水冷から空冷に変更。フロントディスクブレーキとメットインスペース(容量20L)を装備。新設計のフレームの採用で125ccスクーターで最も低いシー ト高(745mm)を実現し、フロアーの幅を絞り込んだフラットフロアーを採用し、足着き性を向上。
スペイシー125のJF03とJF04の違いを比較
1996年12月3日にカラーを追加。
1998年1月にカラーチェンジ。
2000年11月17日にマイナーチェンジ。型式は、BC-JF04。
エキゾースト・エアインジェクションシステムの採用などで排出ガス規制に適合。
シートのカラーをブラックに変更。
盗難抑止のための強化ハンドルロック機構、強化キーシリンダー、直結始動防止回路を採用。
2002年9月27日にマイナーチェンジ。
新たにコンビ・ブレーキを装備。
車体色に新たにフォースシルバーメタリックを追加。
2004年2月27日にカラー追加。
2005年5月23日に「スペイシー125(教習車仕様)」を教習所向けに発売。
2008年9月に日本向け車両の生産終了。
ここでは、
2003年9月13日発売のホンダ スペイシー100(型式 BC-JF13)と
2002年9月27日発売のホンダ スペイシー125(型式 BC-JF04)
の違いを比較しました。
スペイシー100とスペイシー125のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
通称名 | スペイシー100 | スペイシー125 |
---|---|---|
発売日 | 2003年9月13日 | 2002年9月27日 |
型式 | BC-JF13 | ホンダ・BC-JF04 |
全長×全幅×全高(m) | 1.795×0.680×1.070 | 1.790×0.685×1.095 |
軸距(m) | 1.235 | 1.215 |
最低地上高(m) | 0.125 | 0.12 |
シート高(m) | 0.73 | 0.745 |
車両重量(kg) | 101 | 112 |
乾燥重量(kg) | 94 | 106 |
乗車定員(人) | 2 | 2 |
最小回転半径(m) | 1.9 | 1.9 |
エンジン型式・種類 | JF13E(強制空冷4ストロークOHC単気筒) | JF04E(空冷・4ストローク・OHC・単気筒) |
総排気量(cm3) | 102 | 124 |
内径×行程(mm) | 50.0×52.0 | 52.4×57.8 |
圧縮比 | 9 | 9.5 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 5.2[7.1]/7,500 | 7.6[10]/7,500 |
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) | 7.8[0.8]/5,000 | 10[1.0]/6,500 |
燃料消費率(km/L) | 45.0(60km/h定地走行テスト値) | 43.0(60km/h定地走行テスト値) |
キャブレター形式 | VK0AE | VE44B |
始動方式 | セルフ式(キック式併設) | セルフ式 |
点火方式 | CDI式バッテリー点火 | CDI式バッテリー点火 |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | 圧送飛沫併用式 |
燃料タンク容量(L) | 6.5 | 6.5 |
クラッチ形式 | 乾式多板シュー式 | 乾式多板シュー式 |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | 無段変速式(Vマチック) |
変速比1速 | 2.830〜0.850 | 2.640〜0.860 |
減速比(1次/2次) | 2.500/3.769 | 2.800/3.076 |
キャスター(度)/トレール(mm) | 27°00´/75 | 27°00´/80 |
タイヤサイズ 前 | 90/90-12 44J | 90/100-10 53J |
タイヤサイズ 後 | 100/90-10 56J | 90/100-10 53J |
ブレーキ形式 前 | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式 後 | 機械式リーディング・トレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式 前 | テレスコピック式 | ボトムリンク式 |
懸架方式後 | ユニット・スイング式 | ユニットスイング式 |
フレーム形式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
199,000円(消費税抜き本体価格) ブラック、 パールホワイト、 ボスグレーメタリック、 パールコーンイエロー |
329,000円(参考価格。消費税を含まず。) フォースシルバーメタリック(新色)、 パールシーシェルホワイト、 キャンディガーネットレッド |
国内年間計画販売台数 |
17,000台 ※スペイシー100の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
5,000台 ※スペイシー125の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | 中国 | - |
スペイシー100とスペイシー125の比較の口コミ
スペイシー100とスペイシー125を2台並べて価格を見るとほとんどの人がスペイシー100を選ぶはず。走りや耐久性を考えれば125も悪くないけどそれより価格で決めるだろう。
スペイシー125
排気量 124 cm3
メーカー小売価格 345,450円(消費税抜き本体価格 329,000)
スペイシー100
排気量 102 cm3
メーカー小売価格 208,950円(消費税抜き本体価格 199,000)
スペイシー125の方が加速や安定性がいいけど定価で13万円も差があるから100が劣るのは当前。価格差の性能があるとは思えなかったからスペイシー100にした。
スペイシー100でも最高速90km/h出る。スペイシー125にしたところで10km/hぐらいしか変わらない。
確かにスペイシー100と125では、10km/hしか違わないのは事実。でも125は加速が違うんだよ。
シート下トランク容量は、
スペイシー100が22リットル。
スペイシー125が20リットル。
タンデムするならスペイシー125がいい。体重80kgと50kgでタンデムして0-90km/hは、一気に加速して500メートルぐらいで到達する。ちなみに結構な勾配のある坂でも80km/hは余裕だよ。
スペイシー100と125は、パーツリスト等を見るとエンジン周りにトゥデイ共用パーツ多し。駆動系もセッティングは違うけどクラッチ・プーリー・WRなどは一緒。スペイシー125は、ベルトが2?太くなったりして若干強化している。スペイシー100の改善対策がトゥディと一緒の部分だったからエンジン周り以外も殆ど同じみたい。
パワーウェイトレシオは、バイク単体で表して数値の低い方が良い。
スペイシー125のパワーウェイトレシオ10.6kg/PSで、50ccの車重80kgに換算すると7.55馬力。
スペイシー100のパワーウェイトレシオ13.2kg/PSで、50ccの車重80kgに換算すると6.04馬力。
●車両重量と最高出力と最大トルク
スペイシー100 101kg | 5.2kW/7500rpm | 7.8N・m/5000rpm
スペイシー125 112kg | 7.6kW/7500rpm | 10N・m/6500rpm
●シート高
スペイシー100 730mm
スペイシー125 745mm
●タンク容量
スペイシー100 6.5L
スペイシー125 6.5L
●燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)
スペイシー100 45km/L
スペイシー125 43km/L
●航続距離
スペイシー100 6.5L × 45km/L =292.5km
スペイシー125 6.5L × 43km/L =279.5km
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