リード110とアクシストリートの違いを比較
ホンダ リード110/EXの歴史
2008年1月25日にリードの4代目として新登場。 型式は、EBJ-JF19
2006年から中国で製造販売していたSCR110を日本国内の法規に適合させて発売。排気量107ccの水冷4ストロークSOHCエンジンを搭載。燃料供給は従来のキャブレターからPGM-FI電子制御式燃料噴射装置へ変更し、三元触媒内蔵マフラーと併せて平成19年度二輪車排出ガス規制に対応。シート下トランク容量は、35リットル。カウル内側に設けた鍵付きフロントインナーボックス、コンビニフックを装備。シート後部を荷台の一部として活用できる大型アルミ製リアキャリア、大人2人のタンデムランも余裕の座り心地のいいビッグなシート。5色(キャンディールーシッドレッド、ボスグレーメタリック、ブラック、スマートブルーメタリック、パールシルキーホワイト )の設定。
2009年1月23日にカラーチェンジ。
車体色は、新色2色(ブレイシングブルーメタリック、アドバンスドオレンジメタリック)と継続色3色(パールシルキーホワイト、ブラック、ボスグレーメタリック)の5色の設定。
2009年2月12日に特別・限定仕様のリード・スペシャルカラーを2000台限定で発売。
車体色は、オニキスブルーメタリックとし、フロントロアカバーから足元のアンダーカバーにかけてクリーンシルバーメタリックをあしらったツートーン。
2010年2月25日にマイナーチェンジし、車名をリード・EXに変更。
コンビブレーキシステムに新たに3ポットのフロントブレーキキャリパーを採用。サイドスタンドの戻し忘れを検知するインヒビタースイッチを内蔵した純正オプションのサイドスタンドを装着可能とした。車体色は、新色3色(コスミックシルバーメタリック、キャンディーバリュアブルレッド、パールコーンイエロー)と継続色2色(パールシルキーホワイト、ブラック)の5色の設定。また、前・後ホイールおよびリアキャリアのカラーリングをバーニアグレーメタリックに変更。
リード110とリードEXの違いの比較は、こちら。
2013年7月4日にリード125(5代目 型式EBJ-JF45)が発売。5代目の発売後もリード・EXは、併売。
2015年にリード・EXの日本仕様の生産終了。
ヤマハ アクシストリートの歴史
2009年8月25日に「アクシストリート」が新発売。型式は、EBJ-SE53J
ヤマハの安価な「足」としての「小型自動二輪車(51〜125cc)」は、グランドアクシス以降の新車が登場していなかった。そのニーズに応えるためにも「アクシストリート」が登場。これは、台湾山葉機車工業が現地で製造販売している「勁風光」を日本仕様にしたもので台湾で製造した車体を日本に正規に輸入して販売。空冷4スト単気筒SOHCエンジンを搭載。容量22リットルのシート下スペース。足元が広く、足つき性の良いシート高、リアキャリア標準装備などが特徴。車両重量は、110kg。車体色は、3色(ホワイトメタリック1、ライトグレーメタリックH、ブラックメタリックX)。
グランドアクシス100とアクシストリートの違いの比較は、こちら。
2011年2月15日にカラーチェンジ。
車体色は、新色2色(ブルー、ガンメタ)を追加、従来色2色(シルバー、ブラック)と合わせて4色の設定。
2011年3月10日に「快適セレクション」を追加。
快適セレクションは、ワイズギア製のオプションが装備された「アクセサリーパッケージ」仕様でリアボックス・サイドスタンド・ナックルガードを装備。車体色は、4色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、ダークグレーメタリックL、ライトグレーメタリックH、ブラックメタリックX)。
アクシストリートと快適セレクションの違いの比較は、こちら。
2012年7月13日にマイナーチェンジ。
マイナーチェンジでは、シートに赤いステッチが入り、上面にメッシュ加工を施した。車体色は、新色3色(シルバーブルー、ダークブラウン、ホワイト)と継続色2色(シルバー、ブラック)の5色の設定。
2012年9月に「快適セレクションGH」を発売。
「快適セレクションGH」は、「快適セレクション」のナックルガードをグリップヒーターに変更したもの。「快適セレクションGH」のメーカー希望小売価格は、「快適セレクション」より5000円(税抜き)アップ。
2015年1月10日にカラーチェンジ。
車体色は、新色2色(レッド、パープル)を追加、従来色3色(ダークブラウン、パールホワイト、ブラック)と合わせて5色の設定。
2017年9月1日に平成28年自動車排出ガス規制強化により生産終了と発表。
ここでは、
2008年1月25日発売のホンダ リード110(型式 EBJ-JF19)と
2009年8月25日発売のヤマハ アクシストリート(型式 EBJ-SE53J)
の違いを比較しました。
リード110とアクシストリートのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
車種 | ホンダ リード110 | ヤマハ アクシストリート |
---|---|---|
発売日 | 2008年1月25日 | 2009年8月25日 |
型式 | EBJ-JF19 | EBJ-SE53J |
全長 | 1835mm | 1795mm |
全幅 | 665mm | 675mm |
全高 | 1125mm | 1070mm |
ホイールベース | 1275mm | 1255mm |
シート高 | 740mm | 735mm |
最低地上高 | 105mm | 105mm |
総重量 | 114kg | 110kg |
サスペンション形式(前) | テレスコピック | テレスコピック |
サスペンション形式(後) | ユニットスイング | ユニットスイング |
キャスター角 | 26°30′ | 27° |
トレール(mm) | 74 | 74 |
ブレーキ形式(前) | ディスク | ディスク |
ブレーキ形式(後) | ドラム | ドラム |
タイヤサイズ(前) | 90/90-12 44J | 3.50-10 51J |
タイヤサイズ(後) | 100/90-10 56J | 3.50-10 51J |
エンジン種類 | 水冷4ストロークOHC単気筒 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 107cc | 124cc |
圧縮比 | 11.0 | 9.5 |
ボア | 50mm | 52mm |
最高出力(kW/rpm) | 6.6(9PS)/7500 | 6(8.1PS)/7000 |
最大トルク(N・m/rpm) | 9.3(0.95kgf・m)/6250 | 8.9(0.91kgf・m)/6000 |
始動方式 | セル | セル・キック |
点火方式 | フルトランジスタ | トランジスタ |
クラッチ形式 | 自動乾式多板シュー | 乾式自動遠心シュー |
変速機形式 | Vベルト無段変速 | Vベルト自動無段変速 |
燃料供給方式 | インジェクション | インジェクション |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用 | 圧送ウエットサンプ |
燃料タンク容量 | 6.5L | 5.6L |
燃料消費率(km/L) | 50(60km/h) | 46(60km/h) |
メーカー小売価格/カラーバリエーション |
273,000円(消費税抜き本体価格 260,000円) キャンディールーシッドレッド、 ボスグレーメタリック、 ブラック、 スマートブルーメタリック、 パールシルキーホワイト |
220,500円(本体価格210,000円/消費税10,500円) ホワイトメタリック1、 ライトグレーメタリックH、 ブラックメタリックX |
国内年間計画販売台数 |
18,000台 ※リード110の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
15,000台 ※アクシストリートの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | 中国 | 台湾 |
リード110とアクシストリートの比較の口コミ
最高速
リード110 85km/h
アクシストリート 100km/h
●車両重量と最高出力と最大トルク
リード110 114kg | 6.6kW/7500rpm | 9.3N・m/6250rpm
アクシストリート 110kg | 6kW/7000rpm | 8.9N・m/6000rpm
●シート高
リード110 740mm
アクシストリート 735mm
●タンク容量
リード110 6.5L
アクシストリート 5.6L
●燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)
リード110 50km/L
アクシストリート 46km/L
●航続距離
リード110 6.5L × 50km/L =325km
アクシストリート 5.6L × 46km/L =257.6km
アクシストリートのフロントインナーポケットには、500mlのペットボトルが2本入る。リード110は、入れたいものが入らない微妙なインナーボックスがある。せめて500mlのペットボトルが1本入るようにして欲しかった。
正直下駄としてなら17万円で買えるアクシストリートで十分という考え方もある。最高速は、アクシストリートの方が速いし、キックも付いてるからな。
跨った感じでは、アクシストリートの方がハンドル周りのボリューム感は、ある。シートは、アクシストリートの方が柔らかい。リード110は、跨ってすぐ硬いと感じた。リード110は、メットインがデカくて、エンジンが水冷でアルミキャリアだけど価格差の4万円を考えたらそこまで必要か?って思うこともある。アクシストリートにしてその4万円で防風や箱やグリップヒーターなどのオプションを買うというのもいいかもしれない。あとトリートは、リード110よりメットインが深い分、入るフルフェイスの種類は、多いと思う。
アクシストリートは、針金みたいな鉄のキャリアが嫌。ホイールはアルミなのになんかもったいない。リード110は、アルミキャリアでしょ。
アクシストリート乗ってるけど知り合いのリード110の積載力が羨ましい。通勤だけなら箱は、必要ないじゃん。加速もリード110の方が速いし。アクシストリートが勝ってるところは、最高速が100km/h弱出ることとスタイルかな。リード110は、カッコ悪い藤は、思わないけどおじさんくさい。
走りの面では、ノーマルでそのまま乗るだけならどちらも変わらない。ボディパーツを比較するとリードは、チープさが目立つ。もし弄るつもりならトリートの方がオススメ。リードは、軽く弄るだけではどうにもならない部分がある。あとリードの方が積載量は、多いけどそのせいで犠牲になってる部分があることを知っておいたほうが良い。
リードのキャリアは、3点留め。
アクシストリートのキャリアは、4点留め。
トリートよりリードの方が速いよ
リードは水冷だから音は静か。トリートは、空冷。加速は大して変わらないけど積載性では、リードが優れている。
リード110とアクシストリートでよーいドンして加速を比べた。出だしは、リード110が速くてしばらく等加速で60km/hくらいリード110が引き離すけど、80km/h越えたぐらいから今度は、アクシストリートが追いついて追い越す感じ。
リード110は、排気量107ccでアクシストリートは、124cc。でも最高出力と最大トルクは、リードの方が上。最高速は、アクシストリートが上だけど。
WRを軽くしてプーリーを社外のに交換したら最高速と加速は伸びたからリード110よりは速くなったよ。でも燃費が落ちたし、騒音が大きくなった。
リードは、キャリアがアルミでシートからキャリアにかけてフラットだから荷物積む時に楽だよ。
デザインは、トリートの方がいい。リードは、見た目がおっさん過ぎる。
リード110は、メットインに荷物が入るのは便利だけど、足元が狭すぎて無理って思った。トリートは、足元広いし、遅いのもウエイトローラーをイジれば速くなるからトリートにした。
トリートのステップの広さが決め手になった。リードは、狭すぎる。
リードのキャリアは、3点留めでアクシストリートのキャリアは、4点留め。でもリードのも面積は十分過ぎるから取り付け強度は問題なさそう。
リードの燃費が40km/L前後。トリートが35km/L前後だからリードの方が燃費がいいね。積載量も多いし、俺は、リードの方がいい。
動力性能は、リード110の方が優れてる。でもリード110は、リミッターがついてるから85km/hぐらいまでしか出ない。アクシストリートは、平らな道でメーター読みで95km/hぐらいまで出る。
アクシストリートで不満なのがタンデムステップがショボいこと。リードは、トリートよりマシなステップが付いてる。
2009年9月時点で同じバイク屋でこの価格で売ってた。
アクシストリート 17,8万円
リード110 22,4万円
アドレスV125 21,4万円
俺は、空冷エンジンのアクシストリートの方がいいわ。水冷エンジンは、空冷より部品数が多くなるから、故障したら時、修理代が高くなる。機械は、単純な造りな程コスパがいい。
俺は、質感と積載量でリードにした。
2009年9月号「モーターサイクル」で同じ条件での実燃費の比較が載ってた。
アクシストリート 40.9km
リード110 38.3km
アドレスV125 35.6km
体重が同じくらいの友達のリード110と俺のアクシストリートで併走してみた。スタートからの加速はほとんど同じで、最高速はアクシストリートの方がかなり上だった。
リードEXは、通勤カバン入れて更に荷物が入る。アクシストリートは、たぶんカバンすら入らない。まあ、コンビニフックにかけたり、足元に置くなり、リアボックス付けるなりいろんな方法があるけど。雨の日は、メットインに入る方がいいわな。動力性能は、ノーマルどうしなら出だしの加速はリードEX。最高速はアクシストリートの方が速い。あとリードEXはキックがついて無いね。
リードEXのコンビブレーキとリミッターが嫌じゃなければリードEX買った方がいいでしょ。
アクシストリートは、リードEXよりスタートダッシュが遅いというか原付二種クラスで最遅。でも高速域の伸びはリードEXより良い。都心部ならリードEXのがキビキビ走れる。アクシストリートは、昔2stに乗ってた人からすれば遅いけど、現行4stスクーターに乗ってる人には、そんなに気にならないと思う。シート下スペースは、リードEXのが圧倒的に大きい。アクシストリートは、ぼこっとした膨らみが邪魔でヘルメット1つ入れたら、他の物を入れる容量がほとんどない。足元スペースは似たようなもん。どちらもフラットで物が置きやすい。価格的にはアクシストリートの方が安い。アクシストリートの良い所は、給油するときに給油口のキャップが凄く見やすい。メーターに工夫されてオイル交換の時期もわかりやすい。
リード110のヘッドライトは、35W。
アクシストリートのヘッドライトは、40W。
夜乗ることが多いならトリートの方が安心。
俺がトリートで友達がリード110でツーリング行った。加速は、リード110の方が速い。60km/h過ぎたぐらいからトリートが巻き返してリード110に近づく感じ。最高速はリード110が85km/hぐらいでトリートが100km/hまで出た。あと市街地だとたいして差はつかないけど、山登りになるとトリートは、全開でも55km/hぐらいしか出なくてきつかった。
リード110のタイヤはチェンシン。アクシストリートは、D306。タイヤでは、トリートの方が良さそう。
シート下トランク容量は、
リード110が35リットル。
アクシストリートが22リットル。
タンデムするなら後席が広いリード110。
一人で乗る人は、ステップが広いアクシストリート。
リード110は、リミッターがあって最高速85km/hしかでない。アクシストリートは、シグナスのパーツ(駆動系等)が流用できるのがいい。
アクシストリートとリード110で悩んでる。GIVI箱を付けた時のシルエットは、リード110の方が綺麗。
アクシストリートは、リード110くらいのメットイン容量があれば文句無かったけど、リードが110ccだったし、消去法でトリートになった。アクシストリートは、メットインは確かに小さいけど、リアボックス付ければいいだけだし。
俺がトリート乗りで友達がリード110乗ってる。何回か交換したけど、リード110のメットインの広さは、凄く魅力的。加速は普通だけど、最高速は80km/hちょいしかでなかった。リード110で不満だったのは、足元が窮屈なことと、リードは、フロントポケットが開閉式だから手軽にペットボトルを取り出せないこと。トリートの良い所は、足元の広さと直進安定性。出だしが少し遅いけど、、50km/h超えたぐらいから結構伸びる。トリートの不満はメットインの底が凸凹してること。
パワーウェイトレシオ
●ホンダ リードEX(JF19)
12.7kg/ps
9.0PS/7500rpm 0.95kgf・m/6250rpm 車両重量114kg 中国製
●ヤマハ アクシストリート(SE53J)
13.6kg/ps
8.1PS/7000rpm 0.91kgf・m/6000rpm 車両重量110kg 台湾製
アクシストリートは、リード110よりもライトが明るいよ。
■2012年7月時点のGOOBIKEで「新車 全国」で検索した最安実売価
ヤマハ アクシストリート(SE53J) 154400円 (定価220500円)
ホンダ リードEX(JF19) 170000円 (定価249900円)
アクシストリートが納車されて数km走っただけだけど、加速はリードEXより若干良いかもって感じ。
スーパーの駐輪場でリード110とアクシストリートが並んでたけど、リード110のリアキャリアは、頑丈そうだね。あれと比べたらアクシストリートのリアキャリアは貧弱。
俺は、足元が広いトリートの方が良い。リードは、足元が結構狭い。収納は、リードだけど、トリートにリアボックス付ければ解決する。
リード110は、メットイン大きいから魅力的だけど、アクシストリートにGIVI箱付けてもまだアクシストリートのが安い。
トリートは、足元のステップが若干前傾で足を揃えて置くより足を投げ出すようなポジションの方がしっくりくる。リード(EX)だとステップの形状のせいでそれができない。あとリード(EX)は見た目より足元が狭いね。
アクシストリート乗りだけど、知り合いのリード110と全開よーいドンしてみた。スタートから30km/hまでで2〜3メートル離されて、60km/hまでは互角だった。でもそこから結構離されて80km/hで目測20メートルは離れた。でも最高速はアクシストリートの方が速いから10秒足らずで追い抜いた。とりあえずメーター読みで95km/hは出してみたけど、もう少し伸びそうだった。
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