アクシストリートとマジェスティSの違いを比較
ヤマハ アクシストリートの歴史
2009年8月25日に「アクシストリート」が新発売。型式は、EBJ-SE53J
ヤマハの安価な「足」としての「小型自動二輪車(51〜125cc)」は、グランドアクシス以降の新車が登場していなかった。そのニーズに応えるためにも「アクシストリート」が登場。これは、台湾山葉機車工業が現地で製造販売している「勁風光」を日本仕様にしたもので台湾で製造した車体を日本に正規に輸入して販売。空冷4スト単気筒SOHCエンジンを搭載。容量22リットルのシート下スペース。足元が広く、足つき性の良いシート高、リアキャリア標準装備などが特徴。車両重量は、110kg。車体色は、3色(ホワイトメタリック1、ライトグレーメタリックH、ブラックメタリックX)。
グランドアクシス100とアクシストリートの違いの比較は、こちら。
2011年2月15日にカラーチェンジ。
車体色は、新色2色(ブルー、ガンメタ)を追加、従来色2色(シルバー、ブラック)と合わせて4色の設定。
2011年3月10日に「快適セレクション」を追加。
快適セレクションは、ワイズギア製のオプションが装備された「アクセサリーパッケージ」仕様でリアボックス・サイドスタンド・ナックルガードを装備。車体色は、4色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、ダークグレーメタリックL、ライトグレーメタリックH、ブラックメタリックX)。
アクシストリートと快適セレクションの違いの比較は、こちら。
2012年7月13日にマイナーチェンジ。
マイナーチェンジでは、シートに赤いステッチが入り、上面にメッシュ加工を施した。車体色は、新色3色(シルバーブルー、ダークブラウン、ホワイト)と継続色2色(シルバー、ブラック)の5色の設定。
2012年9月に「快適セレクションGH」を発売。
「快適セレクションGH」は、「快適セレクション」のナックルガードをグリップヒーターに変更したもの。「快適セレクションGH」のメーカー希望小売価格は、「快適セレクション」より5000円(税抜き)アップ。
2015年1月10日にカラーチェンジ。
車体色は、新色2色(レッド、パープル)を追加、従来色3色(ダークブラウン、パールホワイト、ブラック)と合わせて5色の設定。
2017年9月1日に平成28年自動車排出ガス規制強化により生産終了と発表。
ヤマハ マジェスティSの歴史
2013年10月30日に「マジェスティS」が新登場。型式は、JBK-SG28J
マジェスティSは、台湾山葉機車工業が現地で製造してるSMAXを日本仕様として正規輸入し発売。新開発の水冷・4ストローク・FI(電子制御燃料噴射装置)のCVTエンジンを採用。グリップ性に優れた前後タイヤ、前後ディスクブレーキ、約32リットルのシート下スペース、H4ヘッドライト、LEDポジションランプ、LEDテールライト、約2.7Lのフロントポケット、可動式アルミ製コンビニフックなどを採用。車両重量は、145kg。車体色は4色(シルキーホワイト、ブラックメタリックX、マットチタン1、ダルレッドメタリックD)。
2015年9月10日にマイナーチェンジとSPシリーズの設定。
2016年モデルの主な変更点は、クッション厚を増加した柔らかいタンデムシートを採用、快適な乗り心地を実現する前後サスペンション、ポジションランプの質感向上(LED片側6個→10個へ、レンズカット織り込み)などを施した。車体色には、新色の「ディープレッドメタリックK(レッド)」を追加。継続色2色(ホワイト、ブラック)とあわせて3色の設定。
SPシリーズは、ツートン塗装の「マットチタン1」と「ダークグレーイッシュマゼンタメタリック1」の2色。追加装備は、前後ブレーキにレッドキャリパーを採用、メッキ処理のハンドルバーエンド、サテンクロームのエンブレム、ブラック塗装テールライトエクステンション、リアホワイトサスペンションの採用など。
2015年11月10日に特別・限定仕様「60th Anniversary」を発売。
「60th Anniversary」は、1970年代から80年代の北米のレースで活躍したヤマハマシンのイメージを再現するスピードブロックをデザイン。車体色は、「ビビッドイエローソリッド2」(イエロー)の1色。
2017年2月10日に特別・限定仕様「MAJESTY S SPECIAL EDITION」を発売。
「SPECIAL EDITION」の標準モデルとの違いは、ヤマハレーシングブルーとシルバーのツートンカラー、「SPECIAL EDITION」専用エンブレム、精悍なゴールドキャリパーなどを追加。車体色は「ディープパープリッシュブルーメタリックC」(ブルー)の1色。
2018年2月26日にマイナーチェンジして発売。型式は、2BK-SG52J
2018年モデルの主な変更点は、LEDヘッドランプおよびLED導光ポジションランプ採用によって精悍なフロントフェイスにデザインを一新、フロントポケットに12V DC電源ジャックの採用。車体色は、スポーティなツートーンカラー2色を含む4色(ホワイト、マットダークグレー、ブラック、ブルー)を設定。
マジェスティSの「JBK-SG28J」と「2BK-SG52J」の違いは、こちら
2020年4月10日にカラーチェンジして発売。
車体色は一新され、ビビッドイエローソリッド 2(イエロー)、グレーメタリック M(グレー)、ブラックメタリック X(ブラック)、シルキーホワイト(ホワイト)の4色。
ここでは、
2015年1月10日発売のヤマハ アクシストリート(型式 EBJ-SE53J)と
2015年9月10日発売のヤマハ マジェスティS(型式 JBK-SG28J)
の違いを比較しました。
アクシストリートとマジェスティSのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | アクシストリート | マジェスティS |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | マイナーチェンジ |
型式 | EBJ-SE53J | JBK-SG28J |
発売日 | 2015年1月10日 | 2015年9月10日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1795 | 2030 |
全幅 (mm) | 675 | 715 |
全高 (mm) | 1070 | 1115 |
ホイールベース (mm) | 1255 | 1405 |
最低地上高(mm) | 105 | 90 |
シート高 (mm) | 735 | 795 |
車両重量 (kg) | 110 | 145 |
最小回転半径(m) | 1.9 | 2.1 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 46 | 40 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 42.7 | 37.1 |
原動機型式 | E3F1E | G3B8E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 124 | 155 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 51.5 | 58 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 60 | 58.7 |
圧縮比(:1) | 9.5 | 11 |
最高出力(kW) | 6 | 11 |
最高出力(PS) | 8.1 | 15 |
最高出力回転数(rpm) | 7000 | 7500 |
最大トルク(N・m) | 8.9 | 14 |
最大トルク(kgf・m) | 0.91 | 1.4 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 6000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 5.6 | 7.4 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 257.6 | 296 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR7E | CPR8EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTX7A-BS | GT7B-4 |
バッテリー容量 | 12V-6.0Ah | 12V-6.5Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.2 | 1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 1 | 0.95 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 | 10W-40 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
1次減速比 | 1 | 1 |
2次減速比 | 7.794 | 8.787 |
フレーム型式 | バックボーン | バックボーン |
キャスター角 | 27°00 | 26°00 |
トレール量 (mm) | 74 | 82 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | - | 正立フォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 3.50-10 | 120/70-13 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 51 | 53 |
タイヤ(前)速度記号 | J | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 3.50-10 | 130/70-13 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 51 | 57 |
タイヤ(後)速度記号 | J | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 2.5 | 3 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 2.5 | 3.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.5 | 2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.25 | 2.25 |
ヘッドライト定格(Hi) | 40W | 60W/55W |
ヘッドライト定格(Lo) | 40W | - |
テールライト定格(制動/尾灯) | 18W/5W ×1 | LED |
スピードメーター表示形式 | アナログ | デジタル |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 |
車両装備 |
シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
226,800円(本体価格210,000円/消費税16,800円) ビビッドレッドメタリック5、 ダークグレイッシュパープルメタリック1、 ダークレディッシュグレーメタリック2、 ニューパールホワイト、 ブラックメタリックX |
マジェスティS 349,920円(消費税抜き本体価格324,000円/消費税 25,920円) ディープレッドメタリックK、 シルキーホワイト、 ブラックメタリックX マジェスティS SPカラー 360,720円(消費税抜き本体価格334,000円) マットチタン1、 ダークグレーイッシュマゼンタメタリック1 |
販売計画台数(国内・年間) |
4,000台 ※アクシストリートの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
シリーズ合計6,000台(マジェスティSとマジェスティS SPカラーの合計) ※マジェスティSの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | 台湾 | 台湾 |
左がアクシストリート(型式 EBJ-SE53J)
右がマジェスティS(型式 JBK-SG28J)
アクシストリートとマジェスティSの違いを比較
アクシストリートからマジェスティSに乗り換えたけど、重さはそんなに気にならなかった。でも20cm長くなったから狭い駐輪場での取り回しに苦労する。
●車両重量と最高出力と最大トルク
アクシストリート 110kg | 6kW/7000rpm | 8.9N・m/6000rpm
マジェスティS 145kg | 11kW/7500rpm | 14N・m/6000rpm
●シート高
アクシストリート 735mm
マジェスティS 795mm
●タンク容量
アクシストリート 5.6L
マジェスティS 7.4L
●燃費WMTCモード値
アクシストリート 42.7km/L
マジェスティS 37.1km/L
●航続距離
アクシストリート 5.6L × 42.7km/L =239.12km
マジェスティS 7.4L × 37.1km/L =274.54km
マジェスティSとアクシストリートに試乗させて貰ったけど、アクシストリートのノーマル出足もっさりすぎる。信号で先頭に出た時に気を使いそう。まあWR交換で結構変わるらしいけど。
飛ばすならマジェスティSにした方がいいよ。アクシストリートは、カブみたいなものだから飛ばさずにまったり乗るスクーター。
マジェスティSの前にアクシストリート乗ってたけど、音はアクシストリートの方が良い音だった。お店の人が空冷は良い音って言ってたけどそれが理解できた。トリートからマジェスティSに乗り換えてこの点だけがっかりした。
アクシストリートは、乗車姿勢が楽だし、下駄としては十分。自動車専用道が走れるマジェスティSも魅力的だが、2015年5月にある店で見積もりだしてもらったらマジェスティSの方が15万円も高かった。
マジェスティSは、前後ディスクブレーキ。
アクシストリートは、前だけディスクブレーキ。
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