Z125プロとスーパーカブC125の違いを比較
カワサキ Z125プロの歴史
2016年4月15日に新登場。型式は、 2BJ-BR125H
「Z125 PRO」は、世界市場でロングセラーの先鋭的なネイキッド「Zシリーズ」の最小排気量モデル。生産はタイで行われ、クラッチレバーありバージョンのZ125プロが日本で発売。(タイではクラッチレバーのないモデルもZ125として販売。)前モデルにあたる「KSR PRO」から車体構成は流用されたが、計器類や保安部品などの外装は刷新され、座席シートは2人乗り対応のものに変更。ホイールも流用だが前輪側のブレーキディスクは反対側に装備され、タイヤサイズも変更。エンジンは、KSRのを3mmボアアップし燃料噴射装置を装備し、平成28年自動車排出ガス規制に対応。マフラーもダウンタイプのものに変更。車両重量は、102kg。車体色は、2色(キャンディライムグリーン、メタリックグラファイトグレー)の設定。
KSR110とZ125PROの違いを比較は、こちら。
2016年11月1日に「Z125 PRO KRT Edition」を発売。
「Z125 PRO KRT Edition」は、Z125 PROに、スーパーバイク世界選手権で戦うKTRマシンと同イメージのカラーリングが施されたモデルで限定500台で発売。車体色は、ライムグリーン×エボニーの1色。
2017年1月15日に「Z125 PRO Special Edition」を発売。
「Z125 PRO Special Edition」は、キャンディプラズマブルー×メタリックスパークブラック(BU1)のカラーでホイールとフロントフォークアウターチューブがゴールドアルマイト仕様となった。
2017年1月15日にカラーチェンジ。
車体色は、メタリックカレッジグレーの1色の設定。
2018年4月2日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(メタリックスパークブラック×パールミスティックグレー、キャンディパーシモンレッド×メタリックカーボングレー)の設定。
2019年1月15日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(キャンディライムグリーン、エボニー)の設定。
2020年2月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(メタリックマットミステリアスグレー、パールブリザードホワイト)の設定。
2020年10月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(メタリックフラットスパークブラック、パールナイトシェードティール)の設定。
ホンダ スーパーカブC125の歴史
2018年9月14日に「スーパーカブC125」が新登場。型式は、2BJ-JA48
2018年6月28日にタイホンダ・マニュファクチュアリングカンパニー・リミテッドが製造、本田技研工業が輸入事業者となる形で2018年9月14日から日本で販売開始。レッグシールドからリアフェンダーに繋がる滑らかな曲線のスタイルは、これまでのスーパーカブだが、フレームは、最新の解析技術により最適な剛性が与えられた新開発のバックボーンフレーム。エンジンは、シリンダーを水平方向に寝かせた横置きエンジンに見えるが、それはグロムやモンキー125と共通の最新のOHC124tエンジン。キャストホイール・前輪ディスクブレーキ・スチール製リヤフェンダーを装着。LEDやスマートキーシステムを採用。始動方式は、シリーズ初のセルフ式のみ。車体色は、パールニルタバブルーの1色。
グロムとスーパーカブC125の違いの比較は、こちら。
モンキー125とスーパーカブC125の違いの比較は、こちら。
2019年6月21日に新色を追加。
車体色は、2色(パールカデットグレー、パールニルタバブルー)の設定。
2020年7月31日に新色を追加。
車体色は、3色(パールシャイニングブラック(新色)、パールカデットグレー、パールニルタバブルー)。
2021年9月27日にマイナーチェンジ。型式は、8BJ-JA58
新エンジンは、ロングストローク化を図り圧縮比を高めるなどして、最高出力と燃費が向上。また令和2年排出ガス規制に適合。フロントブレーキには1チャンネルのABSを標準装備。純正アクセサリーに新たに「グリップヒーター」と「ピリオンシート」を設定。車体色は、2色(パールニルタバブルー、パールネビュラレッド)。
スーパーカブC125の「2BJ-JA45」と「8BJ-JA58」の違いの比較は、こちら。
2023年2月16日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(パールカデットグレー(新色)、マットアクシスグレーメタリック(新色)、パールネビュラレッド)。
2024年3月28日にカラーチェンジ。型式は、8BJ-JA71
車体色は、3色(パールボスポラスブルー(新色)、パールネビュラレッド、マットアクシスグレーメタリック)。継続色の「パールネビュラレッド」はシート表皮色を変更。
スーパーカブC125の型式「8BJ-JA58」と「8BJ-JA71」の違いの比較は、こちら。
ここでは、
2018年4月2日発売のカワサキ Z125プロ(型式 2BJ-BR125H)と
2018年9月14日発売のホンダ スーパーカブC125(型式 2BJ-JA48)
の違いを比較しました。
Z125プロとスーパーカブC125のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | Z125プロ | スーパーカブC125 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | 新登場 |
型式 | 2BJ-BR125H | 2BJ-JA45 |
発売日 | 2018年4月2日 | 2018年9月14日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1700 | 1915 |
全幅 (mm) | 750 | 720 |
全高 (mm) | 1005 | 1000 |
ホイールベース (mm) | 1175 | 1245 |
最低地上高(mm) | 155 | 125 |
シート高 (mm) | 780 | 780 |
車両重量 (kg) | 102 | 110 |
最小回転半径(m) | 2.1 | 2 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 50 | 69 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 54.2 | 66.1 |
原動機型式 | AX125AE | JA48E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124 | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 56 | 52.4 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 50.6 | 57.9 |
圧縮比(:1) | 9.8 | 9.3 |
最高出力(kW) | 7.1 | 7.1 |
最高出力(PS) | 9.7 | 9.7 |
最高出力回転数(rpm) | 8000 | 7500 |
最大トルク(N・m) | 9.6 | 10 |
最大トルク(kgf・m) | 0.98 | 1 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 5000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 7.4 | 3.7 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR6HSA | CPR6EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | FTH4L-BS | YTZ5S |
バッテリー容量 | 12V-3Ah | 12V-3.5Ah |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1 | 1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.8 | 0.8 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 0.9 | - |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 | 10W-30 |
ドレンボルト呼び径(mm) | 12 | 12 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・4段変速 | リターン式・4段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | フットシフト |
1次減速比 | 3.409 | 3.363 |
2次減速比 | 2.142 | 2.571 |
変速比 | 1速 3.000/2速 1.937/3速 1.350/4速 1.085 | 1速 2.500/2速 1.549/3速 1.149/4速 0.922 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 14 | 14 |
スプロケット歯数・後 | 30 | 36 |
チェーンサイズ | 420 | 420 |
標準チェーンリンク数 | 100 | 106 |
フレーム型式 | バックボーン | バックボーン |
キャスター角 | 26° | 26°30 |
トレール量 (mm) | 69 | 71 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 倒立フォーク | - |
フロントフォーク径(φ) | 30 | - |
フロントホイールトラベル(mm) | 100 | - |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 | 2 |
リアホイールトラベル(mm) | 104 | - |
タイヤ(前) | 100/90-12 | 70/90-17 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 49 | 38 |
タイヤ(前)速度記号 | J | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 120/70-12 | 80/90-17 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 51 | 44 |
タイヤ(後)速度記号 | L | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | - |
ホイールリム幅(前) | 2.5 | - |
ホイールリム形状(後) | MT | - |
ホイールリム幅(後) | 3.5 | - |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.5 | 2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2 | 2.25 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | 35W/35W | LED |
テールライト定格(制動/尾灯) | 5.7/0.62W | - |
テールライトタイプ | LED | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル | アナログ |
メーター表示 |
ギアポジション 有 燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
ギアポジション 有 燃料計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 | - |
センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
345,600円(本体価格320,000円、消費税25,600円) メタリックスパークブラック×パールミスティックグレー 353,160円(本体価格327,000円、消費税26,160円) キャンディパーシモンレッド×メタリックカーボングレー |
399,600円(消費税抜き本体価格 370,000円) パールニルタバブルー |
販売計画台数(国内・年間) | - |
シリーズ合計 3,000台 ※スーパーカブC125の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | タイ | タイ |
Z125プロとスーパーカブC125の違いを比較
スーパーカブ125は、グロム用JC75E型と共通のエンジンだからZ125PROよりスーパーカブ125の方が速そう。
Z125プロからスーパーカブC125に乗り換えたけど、どっちが速いかと言えば、ワインディングで8000rpmあたりをキープして走るならZ125プロかな。ニーグリップできるしハイグリップタイヤに交換してたからフレーム強度も含めてフロントの安心感が違う。でも最高速はじわじわ伸びるスーパーカブC125の方が上。Z125プロは、伏せないと85km/hくらいで伏せても100km/hは行かない。燃費は、スーパーカブC125の圧勝だけどZ125プロの方がタンク容量が倍あるから航続距離はZ125プロの勝ち。
スーパーカブC125は、元がカブだけにシャシー剛性は、少しウィークポイントだろうね。でも。スーパーカブC125で峠を攻める人は、いないとは思うからいいけど。
Z125プロの方がコーナリングや加速は速い。最高速はスーパーカブC125の方が出る。
●車両重量と最高出力と最大トルク
Z125PRO 102kg | 9.7ps/8000rpm | 9.6N・m/6000rpm
スーパーカブC125 110kg | 9.7ps/7500rpm | 10N・m/5000rpm
●シート高
Z125PRO 780mm
スーパーカブC125 780mm
●タンク容量
Z125PRO 7.4L
スーパーカブC125 3.7L
●燃費WMTCモード値
Z125PRO 54.2km/L
スーパーカブC125 66.1km/L
●航続距離
Z125PRO 7.4L × 54.2km/L =401.08km
スーパーカブC125 3.7L × 66.1km/L =244.57km
2021年1月20日に大阪の店で
Z125 PRO 21年モデルの新車のブラック/レッドの
車体価格が32.5万円
乗り出し価格が35.08万円
スーパーカブC125の新車のダークブルーの
車体価格が36.7万円
乗り出し価格が39.28万円
Z125プロは、前後ディスクブレーキ。
スーパーカブC125は、前だけディスクブレーキ。
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