トリシティ155とバーグマン200の違いを比較
ヤマハ トリシティ155 ABSの歴史
2017年1月20日に新登場。型式は、 2BK-SG37J
エンジンは、NMAX155同様のVVA(可変バルブ機構)付き「BLUECORE」エンジンを搭載。車体もエンジンに合わせて改良され、後輪はサイズが13インチにアップ。ABS標準装備で別構造でパーキングブレーキを追加。ヘッドライトはLEDとなった。他にも容量約23.5Lのシート下収納スペース、ヘルメットホルダー(2個)、コンビニフック、DC電源ソケット付きの蓋付きの小物入れなどを装備。車両重量は、165kg。生産は、タイ。車体色は、3色(マットビビッドパープリッシュブルーメタリック1、マットブラック2、ホワイトメタリック6)の設定。
トリシティ125とトリシティ155の違いの比較は、こちら。
トリシティ155とNMAX155の違いの比較は、こちら。
2019年3月20日にマイナーチェンジ。
従来モデルよりシート高が約15mm低く、フィット感に優れたシートを新たに採用。車体色は、3色(マットグレーメタリック3(新色)、マットビビッドパープリッシュブルーメタリック1、ホワイトメタリック6)。
トリシティ155の2019年3月20日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2020年5月15日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(ブルーイッシュグレーソリッド4(新色)、マットグレーメタリック3、ホワイトメタリック6)。
2023年4月14日にマイナーチェンジ。型式は、8BK-SG81J
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式を「8BK-SG81J」に変更。スマホの上表を表示できる新デザインメーター、照射範囲を拡大したLEDヘッドランプ、自然なハンドリングを生むLMWアッカーマン・ジオメトリ機構、新デザインのインナーパネル、足元の自由度を広げたフットボード、新フレームを採用しホイールベースを60mm延長、スマホとの連携機能、上質感のある乗り心地を生む新作リアサスペンション、操作しやすいタンデムフットレスト、新たにアイドリングストップ機構を採用。車体色は、3色(マットイエローイッシュグレーソリッド1、ホワイトメタリック6、マットグレーメタリック3)。
トリシティ155の「型式2BK-SG37J」と「型式8BK-SG81J」の違いの比較は、こちら。
2024年4月11日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(マットライトグリーニッシュグレーメタリック1(新色)、ホワイトメタリック6、マットグレーメタリック3)の設定。
スズキ バーグマン200の歴史
2014年2月28日に新登場。型式は、JBK-CH41A
200cc水冷4サイクル単気筒エンジンを搭載。250スクーターよりコンパクトで扱いやすい車体。独立2灯型ヘッドライト、容量41リットルのシート下スペース、ウインドスクリーン、12Vのアクセサリーソケットを備えたフロントボックス、平均燃費計やエコ・ドライブ・インジケーターを装備した多機能メーターを採用。車両重量は、161kg。車体色は、4色(ブリリアントホワイト、クールシルバー、マットフィブロイングレーメタリック、マットブラックメタリックNo.2)の設定。製造国は、タイ。
2015年7月31日にカラーの追加。
フロントカバーを車体色と同色とし、シート表皮を全面革シボにした「マットムーンシルバーメタリック」を追加。
2016年4月27日にカラーチェンジ。
フロントカバーを車体色と同色に。インナーカバー色を黒に変更。ホイール色を黒に変更。車体色は、3色(ブリリアントホワイト、マットブラックメタリックNo.2、マットフィブロイングレーメタリック)の設定。
2017年4月17日にマイナーチェンジ。型式は、2BK-CH41A
平成28年国内排出ガス規制に対応。車体色は、3色(マットチタニウムシルバーメタリック、マットフィブロイングレーメタリック、ブリリアントホワイト)の設定。
2018年4月26日にカラーチェンジ。
新色2色(マットプラチナムシルバーメタリック、マットブラックメタリックNo.2)と従来色のブリリアントホワイトの全3色の設定。
2019年4月11日にカラーチェンジ。
新色1色(マットフィブロイングレーメタリック)と従来色2色の(マットブラックメタリックNo.2、ブリリアントホワイト)の全3色の設定。
2020年3月26日にカラーチェンジ。
新色2色(マットプラチナシルバーメタリック、ニュータイタンブラック)、従来色1色の(ブリリアントホワイト)の全3色の設定。
2021年3月16日にマイナーチェンジ。
ABS(アンチロックブレーキシステム)を搭載。車体色は、3色(マットステラブルーメタリック、ニュータイタンブラック、ブリリアントホワイト)。
ここでは、
2017年1月20日発売のヤマハ トリシティ155 ABS(型式 2BK-SG37J)と
2017年4月17日発売のスズキ バーグマン200(型式 2BK-CH41A)
の違いを比較しました。
トリシティ155(型式 2BK-SG37J)とバーグマン200(型式 2BK-CH41A)のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | トリシティ155 ABS | バーグマン200 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | マイナーチェンジ |
型式 | 2BK-SG37J | 2BK-CH41A |
発売日 | 2017年1月20日 | 2017年4月17日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1980 | 2055 |
全幅 (mm) | 750 | 740 |
全高 (mm) | 1210 | 1355 |
ホイールベース (mm) | 1350 | 1465 |
最低地上高(mm) | 165 | 130 |
シート高 (mm) | 780 | 735 |
車両重量 (kg) | 165 | 163 |
最小回転半径(m) | 2.5 | 2.5 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 43.4 | 41 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 41.7 | 30.3 |
原動機型式 | G3G9E | H405 |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 155 | 199 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 58 | 69 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 58.7 | 53.4 |
圧縮比(:1) | 10.5 | 11 |
最高出力(kW) | 11 | 13 |
最高出力(PS) | 15 | 18 |
最高出力回転数(rpm) | 8000 | 8000 |
最大トルク(N・m) | 14 | 16 |
最大トルク(kgf・m) | 1.4 | 1.6 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 6000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 7.2 | 10 |
燃料タンク・リザーブ容量 (L) | - | 1.5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CPR8EA-9 | CR7EK |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ7V | FTX9-BS |
バッテリー容量 | 6.0Ah 10HR | 12V-28.8kC(8Ah)/10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1 | 1.5 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.9 | 1.2 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | - | 1.3 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 | 10W-40 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
1次減速比 | 1 | 2.75 |
2次減速比 | 10.208 | 2.923 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 20°00 | 27°00 |
トレール量 (mm) | 67 | 93 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | - |
フロントサスペンションストローク(mm) | - | 91.5 |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
リアホイールトラベル(mm) | - | 83 |
タイヤ(前) | 90/80-14 | 110/90-13 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 43 | 55 |
タイヤ(前)速度記号 | P | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 130/70-13 | 130/70-12 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 57 | 56 |
タイヤ(後)速度記号 | P | L |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | - | MT |
ホイールリム幅(前) | - | 2.5 |
ホイールリム形状(後) | - | MT |
ホイールリム幅(後) | - | 3 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2 | 2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.25 | 2.25 |
ヘッドライト定格(Hi) | - | 55W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED | H7 |
ヘッドライト定格(Lo) | - | 55W |
テールライトタイプ | LED | 21/5W |
メーター表示 |
燃料計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 |
車両装備 |
アンチロックブレーキ(ABS) 有 前後連動式ブレーキ 有 パーキングブレーキ 有 可変バルブ機構 有 DCソケット 有 シート下収納(シート下トランク) 有 |
ツイントリップ 有 DCソケット 有 シート下収納(シート下トランク) 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
453,600円(本体価格420,000円/ 消費税 33,600円) マットブラック2(ブラック) 、ホワイトメタリック6(ホワイト) 、マットビビッドパープリッシュブルーメタリック1(ブルー) |
523,800円(消費税抜き本体価格 485,000円) マットチタニウムシルバーメタリック、 マットフィブロイングレーメタリック、 ブリリアントホワイト |
国内年間計画販売台数 |
700台 ※トリシティ155の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
-台 ※バーグマン200の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
製造国 | タイ | タイ |
左がトリシティ155(型式 2BK-SG37J)
右がバーグマン200(型式 2BK-CH41A)
トリシティ155とバーグマン200の違いを比較
全長 全幅 軸間 シート高 タイヤ タンク
mm mm mm mm inch L
1,980 750 1,350 765 14_13 07.2 トリシティ155
2,055 740 1,465 735 13_12 10.0 バーグマン200
リアキャリア付けるには、トリシティ155もバーグマン200も穴あけが必要。俺は、トリシティ155乗ってるけど、穴があいたテールカバーを買ってつけた。
シート高は、
トリシティ155が780mm。※2019年モデルは、765mm。
バーグマン200が735mm。
俺は、170cmだけど、バーグマン200はシート高が低いし、足元が絞り込まれてるから両足がしっかりつく。トリシティ155は、踵が浮く。
実用性ならバーグマン200かな。荷物いっぱい入るし、ポジションが楽だし、パワーあるし、タンク容量が10Lもあるし、ロングスクリーンが標準装備だし、タイヤも3輪じゃないから維持費も安いし。トリシティが勝ってるのは、安全性と燃費とデザインとライトがLEDくらいかな。
トリシティは、目立つし、声をかけられることも多い。
そういうのが嫌な人は、バーグマン200。
足のポジションの自由度が高い方がいい人は、バーグマン200。トリシティ155は、足が伸ばせないから窮屈。
トリシティは、コーナーリングが楽しいよ。
山道とか入っていくならトリシティ。
舗装された道しか走らないならバーグマン。
最高出力 最大トルク 重量(*=乾燥)
kW[PS]/rpm Nm[kgf]/rpm kg
11.0[15]/8,000 14[1.4]/6,000 165 トリシティ155
14.0[19]/8,000 17[1.7]/6,000 161 バーグマン200
シート下トランクは、
バーグマン200がフルフェイス・ヘルメットが2個入る容量41Lのシート下スペース。
トリシティは、容量約23.5LでLED照明を装備。
トリシティ155もバーグマン200もフロントには12V・DC電源付き小物入れがある。
最高速度は、
トリシティ155が110km/hぐらい。
バーグマン200が125km/hぐらい。
実燃費の報告みてると
トリシティ155が30〜40km/Lぐらい。
バーグマン200が30弱〜40弱km/Lぐらい。
トリシティ155の方が3km/Lぐらい良い。
●車両重量と最高出力と最大トルク
トリシティ155 165kg | 11kW/8000rpm | 14N・m/6000rpm
バーグマン200 163kg | 13kW/8000rpm | 16N・m/6000rpm
●シート高
トリシティ155 780mm
バーグマン200 735mm
●タンク容量
トリシティ155 7.2L
バーグマン200 10L
●燃費WMTCモード値
トリシティ155 41.7km/L
バーグマン200 30.3km/L
●航続距離
トリシティ155 7.2L × 41.7km/L =300.24km
バーグマン200 10L × 30.3km/L =303km
トリシティ155のブレーキは、三輪で制動するし、ABSも付いてるから制動力については、不満がない。バーグマン200のブレーキは、よく効くけど、強めに握るとロックする。ABSは、あったほうがいいな。
トリシティ155とバーグマン200で迷ったけど、家からヤマハが一番近かったからトリシティ155にした。
生産国は、トリシティ155もバーグマン200もタイ。
メーカー小売価格は、バーグマン200の方が5万円ぐらい高いけど、スズキは値引きが大きいから乗り出し価格は、同じだね。
●2020年4月8日時点のメーカー小売価格(消費税込み本体価格)
トリシティ155 484,000円
バーグマン200 533,500円
●2020年4月8日時点の同じ店の乗り出し価格(自賠責3年)
トリシティ155 469,840円
バーグマン200 469,840円
バーグマン200も気になったけど、ABSが無いからやめて、LMWに敬意を払ってトリシティにした。でもバーグマン200のシートとメットインは、良かった。
高速走れる150ccで一番ストレスを感じる場所は、自専道の片側1車線対面通行区間。能越道みたいに更に登り区間もあると150ccだと後続車両に煽られながら常時全開走行でヒヤヒヤする。バーグマン200に乗ればわかるけど50ccのアドバンテージは、捨てがたいものがあるよ。
トリシティ155は前後ディスクだけど、バーグマン200は、パーキングブレーキのためにわざわざドラムブレーキを後ろにつけてるんだね。
トリシティ155は、横風に強いのが魅力。
でも非力なのがネック。
バーグマン200をレンタルしてみた。高速道路の100-110km/h巡行が思ったより楽だった。以前、トリシティ155に乗ってて90-100が精いっぱいだったからバーグマン200のパワーに驚いた。バーグマン200の燃費もメーター表示35km/Lで、満タン法で計算したら39km/Lだったから結構いいね。デザインを割り切れば凄く良いバイク。気になったのは、アクセルオフの減速の時20km/h以下くらいになると駆動系から結構な振動が来る。
トリシティ155とバーグマン200の買取価格の相場
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