トリシティ125とバーグマンストリート125EXの違いを比較
ヤマハ トリシティ125の歴史
2014年9月10日に「トリシティ125」が新登場。型式は、 EBJ-SE82J
ヤマハは、「ニュースタンダード シティコミューター」のコンセプトを基にLMWと呼ばれる二輪のように傾斜して曲がる三輪以上の車両の開発に着手し、その第一弾がトリシティで2014年4月にタイの現地法人のタイヤマハモーターで製造販売を開始。日本では、「トリシティ MW125」として2014年9月10日に発売。水冷4ストローク124cm3 CVTエンジンを搭載。液晶デジタルメーター、60/55W(H4)ヘッドライト、LEDポジションランプ、・90/80-14 前輪タイヤ、110/90-12 後輪タイヤ。シート下トランク容量は、20リットル。車両重量は、164kg。車体色は、3色(ブラック、ホワイト、マットレッド)の設定。
2015年4月20日に「トリシティ125 ABS」を追加。
ABS(アンチロックブレーキシステム)を標準装備した「トリシティ125 ABS」を発売。
車体色は、3色(ブラック、ホワイト、マットレッド)の設定。
2015年12月15日に「トリシティ125」と「トリシティ125 ABS」に新色を追加。
新色のマットブルーメタリック3(マットブルー)を追加。
2016年3月1日に快適セレクションを追加。
トリシティ125/トリシティ125 ABSにトップケースとナックルバイザー等を標準装着した快適セレクションをラインナップに追加。車体色は、4色(ブラック、ホワイト、マットブルー、マットレッド)の設定。
2018年1月20日にフルモデルチェンジ。型式は、2BJ-SEC1J
主な特徴は、VVA(可変バルブ機構)搭載の「BLUE CORE」エンジンを採用。乗り心地や足元スペースの拡大に貢献する新設計フレームと新サスペンションの採用。足付きを考慮したシート高765mmのメインシートを採用。LEDヘッドランプを採用。リヤホイール径を12インチからトリシティ155と同じ13インチにアップ。シート下トランク容量は、23.5リットルにアップ。車体色は、「トリシティ125」が2色(ホワイトとマットグレー)。「トリシティ125 ABS」が2色(ホワイトとシアン) 。
トリシティ125(EBJ-SE82J)とトリシティ125(2BJ-SEC1J)の詳しい違いはこちら
2019年3月20日にカラーチェンジ。
車体色は、新色のマットペールブルーメタリック2(マットペールブルー)と継続色2色(ホワイト、マットグレー)をあわせた3色の設定。
2021年4月8日にカラーチェンジ。
車体色は、新色のライトリーフグリーンソリッド6(イエロー)と継続色2色(ホワイト、マットグレー)をあわせた3色の設定。
2023年2月28日にマイナーチェンジ。型式は、8BJ-SEK1J
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式を「8BJ-SEK1J」に変更。スマホの上表を表示できる新デザインメーター、照射範囲を拡大したLEDヘッドランプ、自然なハンドリングを生むLMWアッカーマン・ジオメトリ機構、新デザインのインナーパネル、足元の自由度を広げたフットボード、新フレームを採用しホイールベースを60mm延長、スマホとの連携機能、上質感のある乗り心地を生む新作リアサスペンション、操作しやすいタンデムフットレスト、新たにアイドリングストップ機構を採用。また、ABSモデルが廃止されて、前後連動式ブレーキ搭載モデルのみになった。車体色は、新色の3色(ダークグレーイッシュブルーソリッドB、ホワイトメタリック6、マットグレーメタリック3)。
トリシティ125の「型式2BJ-SEC1J」と「型式8BJ-SEK1J」の違いの比較は、こちら。
2024年4月11日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(マットライトグリーニッシュグレーメタリック1(新色)、ホワイトメタリック6、マットグレーメタリック3)の設定。
スズキ バーグマンストリート125EXの歴史
2023年3月27日に「バーグマンストリート125EX」が新登場。型式は、8BJ-EA23M
スタイリングは、流麗なボディーラインにボディーマウントしたウインドスクリーンやシートに施された赤いステッチなど細部までこだわりの詰まった高級感のあるデザイン。前後灯火類にLEDランプを採用。エンジンは、従来のSEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)に、停車時にエンジンを自動的に停止させるアイドリングストップシステムと、エンジンを静かに始動させるサイレントスターターシステムを組み込んだSEP-αをスズキとして初めて採用。インストルメントパネルはフル液晶ディスプレイを採用。リヤキャリアを標準装備。USBソケットやヘルメットホルダー2個を装備した容量21.5Lのシート下トランクスペース、シャッター付キーシリンダー、巡航時に足を伸ばすことのできるフットボードやカットフロアボードなどを採用。車両重量は、112kg。車体色は、3色(パールムーンストーングレー 01、パールミラージュホワイト 01、マットブラックメタリックNo.2 01)の設定。
ここでは、
2023年2月28日発売のヤマハ トリシティ125(型式 8BJ-SEK1J)と
2023年3月27日発売のスズキ バーグマンストリート125EX(型式 8BJ-EA23M)
の違いを比較しました。
トリシティ125とバーグマンストリート125EXのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | トリシティ125 | バーグマンストリート125EX |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | マイナーチェンジ | 新登場 |
型式 | 8BJ-SEK1J | 8BJ-EA23M |
発売日 | 2023年2月28日 | 2023年3月27日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1995 | 1905 |
全幅 (mm) | 750 | 700 |
全高 (mm) | 1215 | 1140 |
ホイールベース (mm) | 1410 | 1290 |
最低地上高(mm) | 165 | 160 |
シート高 (mm) | 770 | 780 |
車両重量 (kg) | 168 | 112 |
最小回転半径(m) | - | 2 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 45.5 | 55.6 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 44.9 | 56 |
原動機型式 | E34AE | AF24 |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124 | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52 | 52.5 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 58.7 | 57.4 |
圧縮比(:1) | 11.2 | - |
最高出力(kW) | 9 | 6.1 |
最高出力(PS) | 12 | 8.3 |
最高出力回転数(rpm) | 8000 | 6500 |
最大トルク(N・m) | 11 | 10 |
最大トルク(kgf・m) | 1.1 | 1 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 5500 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 7.2 | 5.5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 327.6 | 305.8 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ7V | YTZ8V |
バッテリー容量 | 6.0Ah 10HR | 12V-7Ah |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1 | 0.8 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | - | 0.65 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | - | 10W-40 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 自動遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | - | 自動変速 |
1次減速比 | 1 | 2.47 |
2次減速比 | 10.208 | 3.75 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 20°00 | - |
トレール量 (mm) | 68 | - |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | 正立フォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 90/80-14 | 90/90-12 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 43 | 44 |
タイヤ(前)速度記号 | P | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 130/70-13 | 100/80-12 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 57 | 56 |
タイヤ(後)速度記号 | P | J |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2 | 1.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.25 | 2.5 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED | LED |
テールライト定格(制動/尾灯) | LED | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル | デジタル |
メーター表示 |
燃料計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
燃料計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 |
前後連動式ブレーキ 有 アイドリングストップ 有 可変バルブ機構 有 DCソケット 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
前後連動式ブレーキ 有 アイドリングストップ 有 USBポート 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
495,000円(本体価格 450,000円/消費税45,000円) ダークグレーイッシュブルーソリッドB、 ホワイトメタリック6、 マットグレーメタリック3 |
317,900円(消費税抜き289,000円/消費税 28,900円) パールムーンストーングレー、 パールミラージュホワイト、 マットブラックメタリックNo.2 |
販売計画台数(国内・年間) |
1,500台 ※トリシティの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
6,500台 |
生産国 | タイ | インド |
左がヤマハ トリシティ(型式 8BJ-SEK1J)
右がスズキ バーグマンストリート125EX(型式 8BJ-EA23M)
トリシティ125とバーグマンストリート125EXの違いを比較
●車両重量と最高出力と最大トルク
トリシティ125 168kg | 12PS/8000rpm | 11N・m/6000rpm
バーグマンストリート125EX 112kg | 8.3PS/6500rpm | 10N・m/5500rpm
●シート高
トリシティ125 770mm
バーグマンストリート125EX 780mm
●タンク容量
トリシティ125 7.2L
バーグマンストリート125EX 5.5L
●燃費WMTCモード値
トリシティ125 44.9km/L
バーグマンストリート125EX 56km/L
●航続距離
トリシティ125 7.2L × 44.9km/L =323.28km
バーグマンストリート125EX 5.5L × 56km/L =308km
メットインスペースの容量は、
トリシティ125(型式 8BJ-SEK1J)が23.5リットル。
バーグマンストリート125EX(型式 8BJ-EA23M)が21.5リットル。
2023年上半期 原付二種(51〜125cc) 国内出荷台数 上位20機種(二輪車新聞)
15位スズキバーグマンストリート125EX 1350台
18位ヤマハトリシティ125400台
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