スマートディオとスマートディオデラックスの違いを比較
ホンダ スマートディオ(ディオシリーズ4代目)の歴史
2001年3月10日に「スマートディオ」が新登場。型式は、BA-AF56
ディオシリーズの4代目。49ccの水冷4スト単気筒OHCエンジンをアルミ製のダイキャストフレームに搭載。前後連動のコンビブレーキを採用。シート下トランク容量は、22リットル。車体色は、4色(クリアシルバーメタリック、べガブラックメタリック、クリッパーイエロー、ハーブグリーンメタリック)。
2001年3月24日に「スマートディオ デラックス」が新登場。型式は、BA-AF57
デラックスは、標準仕様のスマートディオをベースにアイドリングストップを機構し、フロントディスクブレーキを採用したモデル。車体色は、4色(クリアシルバーメタリック、べガブラックメタリック、クリッパーイエロー、ハーブグリーンメタリック)。
2003年1月22日に「スマートディオ」と「スマートディオ デラックス」をカラーチェンジ。
車体色は、4色(トラッドブルーメタリック、フォースシルバーメタリック、ベガブラックメタリック、シャスタホワイト)。
2004年1月20日に「スマートディオ」と「スマートディオ デラックス」をカラーチェンジ。
カラーの変更と立体エンブレムを採用した。
2007年1月22日に「スマートディオ」と「スマートディオ デラックス」をカラーチェンジ。
車体色は、「スマート・Dio」は4色(パールシーシェルホワイト、キャンディールビジウムレッド、フォースシルバーメタリック、ベガブラックメタリック)。「スマートディオ デラックス」は、ヘビーグレーメタリックの1色。これが最終仕様。
ここでは、上の黄色の部分の
2001年3月10日発売のホンダ スマートディオ(型式 BA-AF56)と
2001年3月24日発売のホンダ スマートディオデラックス(型式 BA-AF57)
の違いを比較しました。
スマートディオとスマートディオデラックスのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | スマートディオ | スマートディオデラックス |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | 新登場 |
型式 | BA-AF56 | BA-AF57 |
発売日 | 2001年3月10日 | 2001年3月24日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1710 | 1710 |
全幅 (mm) | 620 | 620 |
全高 (mm) | 1010 | 1010 |
ホイールベース (mm) | 1190 | 1190 |
最低地上高(mm) | 115 | 115 |
シート高 (mm) | 710 | 710 |
乾燥重量 (kg) | 71 | 72 |
車両重量 (kg) | 76 | 77 |
最小回転半径(m) | 1.8 | 1.8 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) | 75 | 75 |
原動機型式 | AF55E | AF55E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 49 | 49 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 38 | 38 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 44 | 44 |
圧縮比(:1) | 12 | 12 |
最高出力(kW) | 3.7 | 3.7 |
最高出力(PS) | 5 | 5 |
最高出力回転数(rpm) | 8000 | 8000 |
最大トルク(N・m) | 4.6 | 4.6 |
最大トルク(kgf・m) | 0.47 | 0.47 |
最大トルク回転数(rpm) | 7000 | 7000 |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
燃料供給装置形式 | NVK00A | NVK00A |
燃料タンク容量 (L) | 5 | 5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 375 | 375 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR8EH-9 | CR8EH-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ7S | YTZ7S |
バッテリー容量 | 12V-6Ah | 12V-6Ah |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.7 | 0.7 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.6 | 0.6 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-30 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 26°30 | 26°30 |
トレール量 (mm) | 72 | 72 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | 正立フォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 90/90-10 | 90/90-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 50 | 50 |
タイヤ(前)速度記号 | J | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 90/90-10 | 90/90-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 50 | 50 |
タイヤ(後)速度記号 | J | J |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム幅(前) | 2.15 | 2.15 |
ホイールリム幅(後) | 2.15 | 2.15 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.25 | 1.25 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2 | 2 |
ヘッドライト定格(Hi) | 40W/40W | 40W/40W |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
前後連動式ブレーキ 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
前後連動式ブレーキ 有 アイドリングストップ 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
159,000円(消費税抜き本体価格) クリアシルバーメタリック、 べガブラックメタリック、 クリッパーイエロー、 ハーブグリーンメタリック |
179,000円(消費税抜き本体価格) クリアシルバーメタリック、 べガブラックメタリック、 クリッパーイエロー、 ハーブグリーンメタリック |
国内年間計画販売台数 |
シリーズ合計100,000台(「Dio」と「Dio・デラックス」の合計) ※ホンダ ディオの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
スマートディオとスマートディオデラックスの違いを比較
- 信号待ちや渋滞などの停止時に、自動的にアイドリングをストップさせる「アイドル・ストップシステム」を採用。無駄な燃料消費を抑え、停止時の騒音をゼロにしてくれる。
- フロントディスクブレーキを採用。(Dioと同様、コンビブレーキシステムを採用)
●タイプグレード名
スマートディオ → スマートディオデラックス
●型式
BA-AF56 → BA-AF57
●発売日
2001年3月10日 → 2001年3月24日
●乾燥重量 (kg)
71 → 72
●車両重量 (kg)
76 → 77
●ブレーキ形式(前)
機械式リーディングトレーリング → 油圧式ディスク
●車両装備
アイドリングストップ 無し → アイドリングストップ 有
●メーカー希望小売価格
159,000円 → 179,000円
スマートディオは、1988年の新登場したディオシリーズの4代目で2001年3月10日に発売された。この4代目ディオには、環境性能が高い水冷4ストロークエンジンが搭載され、従来の2ストロークエンジン搭載のディオよりも燃費性能が約60%も向上。スマートディオが新登場して、2週間後の2001年3月24日に「デラックス」がタイプ追加された。「デラックス」は、停止時に、自動的にエンジンが停止されるアイドリングストップ機構が搭載され、前輪がディスクブレーキになった4代目ディオの豪華仕様だった。標準の4代目ディオも豪華版のデラックスも2007年モデルまで発売されたが、平成18年排出ガス規制に適合せずにラインナップから姿を消した。
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