GSX-S125とZ125PROの違いを比較
スズキ GSX-S125の歴史
2017年10月11日「GSX-S125 ABS」が日本で新登場。型式は、2BJ-DL32B。
「GSX-S125」は、フルサイズ版125ネイキッド・ロードスポーツモデル。2017年夏頃に「GSX-S125」の2017年モデルが欧州で発売されたが国内向けの「GSX-S125 ABS」が日本で新登場。車体は1,000cc版にあわせたデザイン。エンジンは、124cm3水冷DOHC4バルブ単気筒。GSX-R125のものをベースとし日本の平成28年環境規制に適合させて搭載。ダイヤモンドタイプフレーム、ペタルディスク、軽量10本スポークのホイール、17インチチューブレスタイヤを採用。スズキの原付二種としては、国内初のABS装着車。車両重量は133kg。製造は、インドネシア。車体色は、2色(トリトンブルーメタリック、ソリッドブラック)の設定。
2018年10月11日に「GSX-S125 ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、2色(トリトンブルーメタリック、ソリッドブラック)の設定。車体色は、同じだがカラーリングを少し変更。
2020年2月27日に「GSX-S125 ABS」をマイナーチェンジ。
ハザードスイッチの追加。メーター表示内容の変更。車体色は、2色(タイタンブラック、トリトンブルーメタリック)の設定。
2021年1月18日に「GSX-S125 ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、2色(タイタンブラック、トリトンブルーメタリック)の設定で従来と同じだがカラーの組み合わせとパターンを変更。
2022年7月22日に「GSX-S125 ABS」がマイナーチェンジ。型式は、8BJ-DL32D
平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応。アンダーカウルの形状を変更。車体色は、2色(トリトンブルーメタリック×タイタンブラック、タイタンブラック)。
GSX-S125の「型式 2BJ-DL32B」と「型式 8BJ-DL32D」の違いの比較は、こちら。
カワサキ Z125プロの歴史
2016年4月15日に新登場。型式は、 2BJ-BR125H
「Z125 PRO」は、世界市場でロングセラーの先鋭的なネイキッド「Zシリーズ」の最小排気量モデル。生産はタイで行われ、クラッチレバーありバージョンのZ125プロが日本で発売。(タイではクラッチレバーのないモデルもZ125として販売。)前モデルにあたる「KSR PRO」から車体構成は流用されたが、計器類や保安部品などの外装は刷新され、座席シートは2人乗り対応のものに変更。ホイールも流用だが前輪側のブレーキディスクは反対側に装備され、タイヤサイズも変更。エンジンは、KSRのを3mmボアアップし燃料噴射装置を装備し、平成28年自動車排出ガス規制に対応。マフラーもダウンタイプのものに変更。車両重量は、102kg。車体色は、2色(キャンディライムグリーン、メタリックグラファイトグレー)の設定。
KSR110とZ125PROの違いを比較は、こちら。
2016年11月1日に「Z125 PRO KRT Edition」を発売。
「Z125 PRO KRT Edition」は、Z125 PROに、スーパーバイク世界選手権で戦うKTRマシンと同イメージのカラーリングが施されたモデルで限定500台で発売。車体色は、ライムグリーン×エボニーの1色。
2017年1月15日に「Z125 PRO Special Edition」を発売。
「Z125 PRO Special Edition」は、キャンディプラズマブルー×メタリックスパークブラック(BU1)のカラーでホイールとフロントフォークアウターチューブがゴールドアルマイト仕様となった。
2017年1月15日にカラーチェンジ。
車体色は、メタリックカレッジグレーの1色の設定。
2018年4月2日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(メタリックスパークブラック×パールミスティックグレー、キャンディパーシモンレッド×メタリックカーボングレー)の設定。
2019年1月15日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(キャンディライムグリーン、エボニー)の設定。
2020年2月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(メタリックマットミステリアスグレー、パールブリザードホワイト)の設定。
2020年10月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(メタリックフラットスパークブラック、パールナイトシェードティール)の設定。
ここでは、
2017年10月11日発売のスズキ GSX-S125 ABS(型式 2BJ-DL32B)と
2018年4月2日発売のカワサキ Z125プロ(型式 2BJ-BR125H)
の違いを比較しました。
GSX-S125とZ125PROのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | GSX-S125 ABS | Z125 PRO |
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モデルチェンジ区分 | 新登場 | カラーチェンジ |
型式 | 2BJ-DL32B | 2BJ-BR125H |
発売日 | 2017年10月11日 | 2018年4月2日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2000 | 1700 |
全幅 (mm) | 745 | 750 |
全高 (mm) | 1035 | 1005 |
ホイールベース (mm) | 1300 | 1175 |
最低地上高(mm) | 165 | 155 |
シート高 (mm) | 785 | 780 |
車両重量 (kg) | 133 | 102 |
最小回転半径(m) | 2.3 | 2.1 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 48.2 | 54.2 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 44.7 | 50 |
原動機型式 | CFA1 | AX125AE |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124 | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 62 | 56 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 41.2 | 50.6 |
圧縮比(:1) | 11 | 9.8 |
最高出力(kW) | 11 | 7.1 |
最高出力(PS) | 15 | 9.7 |
最高出力回転数(rpm) | 10000 | 8000 |
最大トルク(N・m) | 11 | 9.6 |
最大トルク(kgf・m) | 1.1 | 0.98 |
最大トルク回転数(rpm) | 8000 | 6000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 11 | 7.4 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 530.2 | 370 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | MR8E-9 | CR6HSA |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | FTZ5L-BS | FTH4L-BS |
バッテリー容量 | 12 V 16.2 kC (4.5 Ah) | 12V-3Ah |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.5 | 1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 1.3 | 0.8 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 1.4 | 0.9 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 | 10W-40 |
ドレンボルト呼び径(mm) | - | 12 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 | リターン式・4段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | フットシフト |
1次減速比 | 3.285 | 3.409 |
2次減速比 | 3.214 | 2.142 |
変速比 | 1速 2.923/2速 1.932/3速 1.475/4速 1.217/5速 1.044/6速 0.925 | 1速 3.000/2速 1.937/3速 1.350/4速 1.085 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 14 | 14 |
スプロケット歯数・後 | 45 | 30 |
チェーンサイズ | 428 | 420 |
標準チェーンリンク数 | 122 | 100 |
フレーム型式 | ダイヤモンド | バックボーン |
キャスター角 | 25°30 | 26° |
トレール量 (mm) | 93 | 69 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | 倒立フォーク |
フロントフォーク径(φ) | - | 30 |
フロントホイールトラベル(mm) | - | 100 |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 | 1 |
リアホイールトラベル(mm) | - | 104 |
タイヤ(前) | 90/80-17 | 100/90-12 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 46 | 49 |
タイヤ(前)速度記号 | S | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 130/70-17 | 120/70-12 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 62 | 51 |
タイヤ(後)速度記号 | S | L |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 2.15 | 2.5 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 3.5 | 3.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.75 | 1.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2 | 2 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED | 35W/35W |
テールライト定格(制動/尾灯) | - | 5.7/0.62W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 21W/5W | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル | デジタル |
メーター表示 |
ギアポジション 有 燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
ギアポジション 有 燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 |
アンチロックブレーキ(ABS) 有 |
- |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
354,240円(消費税込み本体価格) ソリッドブラック、 トリトンブルーメタリック |
345,600円(本体価格320,000円、消費税25,600円) メタリックスパークブラック×パールミスティックグレー 353,160円(本体価格327,000円、消費税26,160円) キャンディパーシモンレッド×メタリックカーボングレー |
販売計画台数(国内・年間) |
240台 ※GSX-S125の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
- |
生産国 | インドネシア | タイ |
左がスズキ GSX-S125 ABS(型式 2BJ-DL32B)
右がカワサキ Z125プロ(型式 2BJ-BR125H)
GSX-S125とZ125PROの違いを比較
GSX-S125の黒を契約してきた。Z125PROと悩んでたけど、思ってたよりコンパクトだったのが決め手になった。
国内軽量級スポーツ戦線でグロムとZ125PROが小径ホイール空冷エンジン4速ミッションでこじんまりと競いあってたとこに、いきなりフルサイズ車体に水冷エンジンに6速ミッションのGSXをブッ込んできたスズキの容赦なさが光る。
GSX-S125の年間目標販売台数がGSX-R1000Rと同じ240台。GSX-S750の400台やバーグマン400の300台より少ない。あくまでも目標なんで実際売れたら増えるんだろうけど。ちなみにグロムの販売計画台数が3000台でZ125PROが2000台。ジャンルが違うといえども240台は用心深いよね。
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