マジェスティSとジクサーの違いを比較
ヤマハ マジェスティSの歴史
2013年10月30日に「マジェスティS」が新登場。型式は、JBK-SG28J
マジェスティSは、台湾山葉機車工業が現地で製造してるSMAXを日本仕様として正規輸入し発売。新開発の水冷・4ストローク・FI(電子制御燃料噴射装置)のCVTエンジンを採用。グリップ性に優れた前後タイヤ、前後ディスクブレーキ、約32リットルのシート下スペース、H4ヘッドライト、LEDポジションランプ、LEDテールライト、約2.7Lのフロントポケット、可動式アルミ製コンビニフックなどを採用。車両重量は、145kg。車体色は4色(シルキーホワイト、ブラックメタリックX、マットチタン1、ダルレッドメタリックD)。
2015年9月10日にマイナーチェンジとSPシリーズの設定。
2016年モデルの主な変更点は、クッション厚を増加した柔らかいタンデムシートを採用、快適な乗り心地を実現する前後サスペンション、ポジションランプの質感向上(LED片側6個→10個へ、レンズカット織り込み)などを施した。車体色には、新色の「ディープレッドメタリックK(レッド)」を追加。継続色2色(ホワイト、ブラック)とあわせて3色の設定。
SPシリーズは、ツートン塗装の「マットチタン1」と「ダークグレーイッシュマゼンタメタリック1」の2色。追加装備は、前後ブレーキにレッドキャリパーを採用、メッキ処理のハンドルバーエンド、サテンクロームのエンブレム、ブラック塗装テールライトエクステンション、リアホワイトサスペンションの採用など。
2015年11月10日に特別・限定仕様「60th Anniversary」を発売。
「60th Anniversary」は、1970年代から80年代の北米のレースで活躍したヤマハマシンのイメージを再現するスピードブロックをデザイン。車体色は、「ビビッドイエローソリッド2」(イエロー)の1色。
2017年2月10日に特別・限定仕様「MAJESTY S SPECIAL EDITION」を発売。
「SPECIAL EDITION」の標準モデルとの違いは、ヤマハレーシングブルーとシルバーのツートンカラー、「SPECIAL EDITION」専用エンブレム、精悍なゴールドキャリパーなどを追加。車体色は「ディープパープリッシュブルーメタリックC」(ブルー)の1色。
2018年2月26日にマイナーチェンジして発売。型式は、2BK-SG52J
2018年モデルの主な変更点は、LEDヘッドランプおよびLED導光ポジションランプ採用によって精悍なフロントフェイスにデザインを一新、フロントポケットに12V DC電源ジャックの採用。車体色は、スポーティなツートーンカラー2色を含む4色(ホワイト、マットダークグレー、ブラック、ブルー)を設定。
マジェスティSの「JBK-SG28J」と「2BK-SG52J」の違いは、こちら
2020年4月10日にカラーチェンジして発売。
車体色は一新され、ビビッドイエローソリッド 2(イエロー)、グレーメタリック M(グレー)、ブラックメタリック X(ブラック)、シルキーホワイト(ホワイト)の4色。
スズキ ジクサーの歴史
2014年8月にインドを中心としたアジア、中南米向けの車両として先行販売された。ジクサーの名前の由来は日本国外におけるスズキGSX-Rのニックネームからきてる。
2015年には、フルカウルを装着した SFも発表された。
2017年1月27日にインドから日本向け仕様が正規輸入により発売された。型式は、2BK-NG4BG
車体色は、3色(トリトンブルーメタリック、グラススパークルブラック、グラススパークルブラック×キャンディソノマレッド)の設定。
2018年6月11日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(グラススパークルブラック×トリトンブルーメタリック、キャンディソノマレッド゙×ソニックシルバーメタリック、グラススパークルブラック)。
2020年3月4日にフルモデルチェンジ。型式は、2BK-ED13N
ヘッドライトがLED化され、カウルデザインとは独立したかたちの造形となった。シートが従来の前後一体式から分割式に変更。スイングアームマウントのリアフェンダーを装備。フロントブレーキにABSを装備。車体色は、3色(グラススパークルブラック×トリトンブルーメタリック、グラススパークルブラック、ソニックシルバーメタリック×グラススパークルブラック)。
ジクサーの2020年3月4日のフルモデルチェンジの変更点は、こちら。
2021年3月24日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(トリトンブルーメタリック、グラススパークルブラック、パールミラレッド)。
2023年1月27日にマイナーチェンジ。型式は、8BK-ED131
平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に適合し、型式が 「8BK-ED131」に変更。車体色は、3色(トリトンブルーメタリック、グラススパークルブラック、ソニックシルバーメタリック×パールブレイズオレンジ)。
ジクサーの「型式 2BK-ED13N」と「型式 8BK-ED131」の違いの比較は、こちら。
ここでは、
2018年2月26日発売のヤマハ マジェスティS(型式 2BK-SG52J)と
2017年1月27日発売のスズキ ジクサー(型式 2BK-NG4BG)
の違いを比較しました。
ジクサーとマジェスティSのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | マジェスティS | ジクサー |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | マイナーチェンジ | 新登場 |
型式 | 2BK-SG52J | 2BK-NG4BG |
発売日 | 2018年2月26日 | 2017年1月27日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2030 | 2005 |
全幅 (mm) | 715 | 785 |
全高 (mm) | 1115 | 1030 |
ホイールベース (mm) | 1405 | 1330 |
最低地上高(mm) | 90 | 160 |
シート高 (mm) | 795 | 785 |
車両重量 (kg) | 145 | 135 |
最小回転半径(m) | 2.1 | 2.5 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 40 | 58.8 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 37.5 | 51 |
原動機型式 | G3K3E | BGA1 |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 155 | 154 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 58 | 56 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 58.7 | 62.9 |
圧縮比(:1) | 11 | 9.8 |
最高出力(kW) | 11 | 10 |
最高出力(PS) | 15 | 14 |
最高出力回転数(rpm) | 7500 | 8000 |
最大トルク(N・m) | 14 | 14 |
最大トルク(kgf・m) | 1.4 | 1.4 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 6000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 7.4 | 12 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CPR8EA-9 | CPR7EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | GT7B-4 | FTX7L-BS |
バッテリー容量 | 12V-6.5Ah 10HR | 12V 21.6kC(6Ah)/10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1 | 1.1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.95 | 0.85 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | - | 0.95 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 | 10W-40 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 湿式・多板 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | リターン式・5段変速 |
変速機・操作方式 | - | フットシフト |
1次減速比 | 1 | 3.181 |
2次減速比 | 8.787 | 3 |
変速比 | - | 1速 2.750/2速 1.750/3速 1.299/4速 1.044/5速 0.875 |
動力伝達方式 | - | チェーン |
チェーンサイズ | - | 428 |
標準チェーンリンク数 | - | 132 |
フレーム型式 | バックボーン | ダイヤモンド |
キャスター角 | 26°00 | 25°45 |
トレール量 (mm) | 82 | 105 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | 正立フォーク |
フロントフォーク径(φ) | - | 41 |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | - | 1 |
タイヤ(前) | 120/70-13 | 100/80-17 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 53 | 52 |
タイヤ(前)速度記号 | P | S |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 130/70-13 | 140/60R17 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | ラジアル |
タイヤ(後)荷重指数 | 57 | 63 |
タイヤ(後)速度記号 | P | H |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 3 | 2.5 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 3.5 | 3.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2 | 2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.25 | 2.25 |
ヘッドライト定格(Hi) | LED | 35W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | - | HS1 |
ヘッドライト定格(Lo) | - | 35W |
テールライトタイプ | LED | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル | デジタル |
メーター表示 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 |
ギアポジション 有 燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 |
DCソケット 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
372,600円(消費税抜き本体価格345,000円) シルキーホワイト、 マットダークブルーイッシュグレーメタリック3、 ブラックメタリックX、 ディープパープリッシュブルーメタリックC |
316,440円(消費税抜き本体価格 293,000円) トリトンブルーメタリック、 グラススパークルブラック 322,272円(消費税抜き本体価格 298,400円) グラススパークルブラック/キャンディソノマレッド |
国内年間計画販売台数 |
4,500台 ※マジェスティSの年間販売台数の推移は、こちら。 |
720台 |
製造国 | 台湾 | インド |
左がマジェスティS(型式 2BK-SG52J)
右がジクサー(型式 2BK-NG4BG)
マジェスティSとジクサーの違いを比較
マジェスティSだと路面のギャップで跳ねるけど、ジクサーは、安定してる。
加速は、マジェスティSの方が速い。
●車両重量と最高出力と最大トルク
マジェスティS 145kg | 15ps/7500rpm | 14N・m/6000rpm
ジクサー 135kg | 14ps/8000rpm | 14N・m/6000rpm
ブレーキの効きは、どっちも良かった。ヘッドライトは、マジェスティSは、マイナーチェンジ前のバルブの頃から明るかったし、LEDになっても明るい。ジクサーのライトは、暗いね。
ジクサー乗りでマジェスティSに乗り換えようと思ってるけど、航続距離の問題で迷ってる。ジクサーは、1年半乗った平均燃費が47km/Lで航続距離は、500km以上走れる。1泊のツーリングなら無給油で行ける。マジェスティSは、燃費もタンク容量も微妙だからな。
●タンク容量
マジェスティS 7.4L
ジクサー 12L
●燃費WMTCモード値
マジェスティS 37.5km/L
ジクサー 51km/L
●航続距離
マジェスティS 7.4L × 37.5km/L =277.5km
ジクサー 12L × 51km/L =612km
ジクサーは、燃料タンクが12リットルあって、燃費が良いから航続距離は、凄いね。
乗り方で変わるけど実燃費は、
ジクサーは、大体40〜50km/Lぐらい。
マジェスティSは、大体30〜40km/Lぐらい。
アクセル全開で高速を巡航したら
マジェスティSの燃費が30km/Lぐらい。
ジクサーの燃費が35km/Lぐらい。
メットインは、本当に便利。ふらっとスーパーによって買い物して帰れる。ジクサーだと箱付けるかリュックかな。
●シート高
マジェスティS 795mm
ジクサー 785mm
マジェスティSは、2018年2月26日のマイナーチェンジでヘッドライトがLEDになったし、DV電源ジャックも付いた。ジクサーは、ヘッドライトがバルブだしアクセサリーソケットもない。でもその分安いからいいけど。
足つきは、どっちも良くないけど、170cmあれば踵が少し浮くぐらいだから問題なく乗れる。
積載性は、マジェスティSの方が断然優れてる。フルフェイスが入る容量32Lのシート下スペース、容量2.7Lのフロントポケット、フラットフロア、アルミ製のコンビニフックがある。ジクサーは、ノーマル状態では積載性は弱い。後部シートにフックかける場所がないから、リアシートに荷物を載せても、ネットをタンデムステップ付け根とリアフェンダーにかけるしかない。積載性を求めるならキャリア付けて箱つけるしかない。
ジクサーは、安いし凄く良いバイクだけど、積載性が一番の弱点だと思う。通勤や買物で使うならマジェスティSの方がいいかな。積載性に問題ない人には、ジクサーをおすすめする。
ジクサー乗りだけど、高速は、200kmぐらいのツーリングしても振動が少ないし、あまり苦じゃなない。でも年だからクラッチ操作をしなくていいマジェスティSに乗り換えるか迷ってる。
マジェスティSは、高速を30分も走れば結構辛くなるよ。最高速は、メーター読み130km/h弱出るけど、100km/hくらいの巡航じゃないとハンドルが振れるし、横風が苦手だから長時間はきつい。
●2020年3月20日時点のメーカー小売価格(消費税込み本体価格)
マジェスティS 379,500円
ジクサー 352,000円
●2020年3月20日時点の同じ店の乗り出し価格(自賠責3年)
マジェスティS 367,960円
ジクサー(2019年モデル) 291,960円
ジクサー(2020年モデル) 360,960円
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