原付の二人乗りについて
50cc以下の原付は、無条件で二人乗りできません。
例え後部座席を取り付けても、50ccをボアアップして装備を揃えてもNGです。
50cc以下の原付を第1種原動機付自転車(原付1種)といいますが
原付1種は、二人乗り出来ないと覚えておきましょう。
海外では、50ccの原付で二人乗りをしている光景を目にしますが日本では、NGです。
もし原付1種で二人乗りをして捕まると
違反点数1点、反則金5,000円となります。
二人乗りでヘルメットを被っていない場合ですが
ノーヘルの罰則は、1点の減点違反金はなしです。
このケースのように違反が2つ同時の場合は、
重い方が適用されるので二人乗りの罰則のみになります。
また後ろの同乗者がノーヘルの場合でも
運転手だけが点数切符を切られます。
二人乗りできるのは、原付2種で
同乗者用座席(リアシート)、タンデムステップ、後ろの人が掴まる所(シートのベルトやグラブバー)があるバイクです。
原付2種であってもリアシートやタンデムステップがないと二人乗りできません。
例えば排気量109ccのクロスカブの仕様を見ると下記のように乗車定員が一人となっています。
でもこれにリアシートやタンデムステップを付けて二人乗りをしている人は、います。
また同乗者については、年齢制限は、ないので子供でも載せられます。
ただし、子供は、寝るので安全のためにタンデムGのような
バイク用のおんぶひものようなものを購入しましょう。
また、原付2種では免許取得から
1年以上経過していることが二人乗りできる条件になります。
(道路交通法71条の4第5項・第6項)
ちなみに第2種原動機付自転車(原付2種)は、
排気量51cc〜125ccまたは定格出力0.6kwを超え1kw以下のバイクのことです。
原付1種と原付2種の違いは、ナンバープレートの色で判断できます。
1種原付(50cc以下)のナンバープレートは、白 二人乗りNG
2種原付(51cc〜90cc)のナンバープレートは、黄色 二人乗りOK
2種原付(91cc〜125cc)のナンバープレートは、ピンク 二人乗りOK
原付2種を運転するには、最低、普通自動二輪免許(小型限定AT)が必要です。
ある教習所の免許取得にかかる費用をみると
免許なしor原付免許だけ なら167,940円(消費税込み本体価格)
普通免許(AT・MT)を取得なら83,700円(消費税込み本体価格)
となっています。
ちなみにスクーターでもPCX150(排気量152cc)やマジェスティS(排気量155cc)などは、高速道路(高速自動車国道または自動車専用道路)を走れますが高速道路で二人乗りする場合は、免許取得から3年に満たない場合や運転者が20歳未満の場合二人乗りが禁止されています。
(道路交通法71条の4第3項・第4項)。
原付の二人乗りについての口コミ
友達が「後ろ乗れよ」って言うから免許取って1年は二人乗り出来ないぞと教えてやったら驚いてた。
一番注意が必要なのは、「任意保険」だね。ファミリー特約で人身傷害保険のついたものであれば同乗者の怪我を保障することはできるが人身傷害保険がついてないなら事故って同乗者が大怪我すると悲惨なことになる。
スーパーカブ110は、乗車定員2人で販売してるからそのまま二人乗りOKということだね。つまりあの荷台は座席も兼ねてるということ。一般的にタンデムシートには、後部の人が掴まるベルトが付いてるのが普通だけどスーパーカブ110は、荷台前部に掴まるとこが付いてるし。
スーパーカブ110で二人乗りしたいなら2人乗り用のステップ(タンデムステップ)が付いてるかで決まる。買おうとしてる中古のスーパーカブ110にタンデムステップがあれば問題ない。クロスカブやスーパーカブ110 プロは、タンデムステップが無いから1人の乗り専用。タンデムステップを後から付けないと二人乗りは出来ない。 例えば、スーパーカブ110プロにタンデムステップを付けて役所に届け出れば2人乗りOK。 でも特に届け出をしなくても取締りで気づかれることは、ないと思うけど。
タンデムシートは、座布団を2つ折りにしてしっかり括りつけておけばOK。タンデムステップは、ホムセンにある配管を留める金物でOK。後ろの人が掴まる所は、ズボンのベルトをシート下に通しておけばOK。
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