リトルカブのキャブとFIの違いを比較
ホンダ リトルカブの歴史
1997年8月8日にリトルカブを新発売。型式は、A-C50
「リトルカブ」は、「スーパーカブ」をベースに前・後輪に小径ホイール(14インチ)を装備するなど、足着き性を向上させたファッショナブルでコンパクトな原付バイク。車両重量は、78kg。車体色は、3色(スプリングターフグリーンメタリック×ココナッツホワイト、ジョリーレッド×ココナッツホワイト、スパークリングシルバーメタリック×モロッコブラウン)。
1997年10月に特別仕様のリトルカブを発売。
1998年7月21日に特別仕様の「リトルカブ 50thアニバーサリースペシャル」を発売。
車体色にスーパーカブ初代モデル「C100」をイメージしたマルエムブルーを採用。レッグシールド、フロントフェンダー、サイドカバーを薄い水色で統一。シートは渋めの赤を採用するなどした。
1998年12月12日にマイナーチェンジ。
新たにセルフスタータータイプを設定し、このモデルからキック始動のみのタイプと、キック・セルフスターター併用タイプの2つをラインナップ。2つの違いは、始動方式だけはなく、キックタイプが3速に対して、セル併用タイプは4速ミッションを採用。セル併用タイプの方が燃費が向上(125.0km/L→132.0km/L・30km/h定地走行テスト値)。また全タイプにマフラーガードを新採用した。車体色は、4色(スパークリングシルバーメタリック、バージンベージュ、アバグリーン、ジョリーレッド)の設定。
1999年9月9日にマイナーチェンジ。型式は、BA-AA01
国内の新排出ガス規制に適合させるため、キャブレターのセッティングを変更し、ブローバイガス還元装置を採用。シート下部にレトロ調ステッカーを採用。ボディと同色のリアキャリアを採用。フロントトップカバーエンブレムのカラーを変更。サイドカバーステッカーの廃止。車体色は、キックタイプが2色(スパークリングシルバーメタリック、ジョリーレッド※ジョリーレッドはハンドルグリップがブラウン。)セル併用タイプが2色(アバグリーン、バージンベージュ※バージンベージュはシートとハンドルグリップがブラウン)。
リトルカブの「A-C50」と「JBH-AA01」の違いの比較は、こちら。
2000年1月28日に特別仕様の「リトルカブ新春スペシャルモデル」を発売。
車体色は、シャスタホワイト。サイドカバーはメッキ仕上げ。レッグシールド、フロントトップカバーはホワイトスケルトン。サイドカバーマークとフロントトップカバーマークに専用ロゴステッカー。スピードメーターの色調がグレー。シート色調をブラック×ホワイトのツートーンに変更。キック及びセル付に同じ仕様で設定。
2000年8月25日に特別仕様の「リトルカブスペシャル」を発売。
車体色は、ピュアブラック。シート色調をブラック×グレーのツートーンに変更。スピードメーターの色調をグレーに変更。サイドカバーマークとフロントトップカバーマークに専用ロゴステッカー。キック及びセル付に同じ仕様で設定。
2001年1月27日にカラーを追加。
車体色は、キックタイプ、セル併用タイプともに5色(プラズマイエロー(新色)、スパークリングシルバーメタリック、バージンベージュ、アバグリーン、ジョリーレッド)。
2002年1月22日に特別仕様の「リトルカブ・スペシャル」を発売。
車体色はバイスブルー。サイドカバーはメッキ仕上げ。レッグシールドはデニムブルー。シート色調は、デニムブルー×ホワイトのツートーン。スピードメーターの色調はブラック。サイドカバーマーク、フロントトップカバーマークを専用ロゴステッカー。
2004年1月23日にカラーを追加。
車体色は、キックタイプ、セル併用タイプともに5色(バイスブルー(新色)、シャスタホワイト(新色)、インディグレーメタリック(新色)、プラズマイエロー、アバグリーン)。
2005年1月18日に特別仕様の「リトルカブ・スペシャル」を発売。
シルバーメッキを施した「Little Cub」文字の立体エンブレムをシート下部両面に採用。サイドカバーにシルバーメッキを施し、ストライプを貼付。フォックスベージュとシルキーホワイトの専用ツートーンシートを採用。車体色は専用カラーのプコブルーを採用。キック及びセル付に同じ仕様で設定。
2007年10月5日にマイナーチェンジ。型式は、JBH-AA01
新たに電子制御燃料噴射システムを搭載し、排気のクリーン化とともに始動性を向上。さらに触媒装置(キャタライザー)をエキゾーストパイプ内部に装備し、平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合。エンジンのクランクケースカバーをシルバーからブラックに変更。マフラーガードの形状を変更し質感を高めた。車体色は、5色(プコブルー、バージンベージュ、ムーンストーンシルバーメタリック、ブラック、タスマニアグリーンメタリック)。
2008年8月1日に特別仕様の「リトルカブ・50周年スペシャル」を発売。
車体色は、専用色のパールコーラルリーフブルー。シート表皮にリードレッドを採用。サイドカバーに記念エンブレムを採用。
2013年11月15日に特別仕様の「リトルカブ・55周年スペシャル」を発売。
車体色は、ブラックとファイティングレッドの2種類を設定。両カラーともレッド塗装の前・後リムとブラック塗装の前・後ブレーキハブを採用。左右のサイドカバーにはクロームメッキ処理を施し、スーパーカブ誕生55周年を記念したステッカーをあしう。格子模様のデザインを施した専用シートを採用。
2015年2月13日に特別仕様の「リトルカブ・スペシャル」を発売。
車体色は、パールコーラルリーフブルー。フロントエンブレムとサイドカバーのマークに立体商標登録を記念した専用デザインを施した。シート表皮は、レッドとホワイトのツートーン。
ここでは、上の黄色の部分のマイナーチェンジ前後の
2005年1月18日発売のホンダ リトルカブ・スペシャル(型式 BA-AA01)と
2007年10月5日発売のホンダ リトルカブ(型式 JBH-AA01)
の違いを比較しました。
リトルカブのキャブとFIのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | リトルカブ・スペシャル セルフスターター併用 | リトルカブ セルフスターター併用 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 特別・限定仕様 | マイナーチェンジ |
型式 | BA-AA01 | JBH-AA01 |
発売日 | 2005年1月18日 | 2007年10月5日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1775 | 1775 |
全幅 (mm) | 660 | 660 |
全高 (mm) | 960 | 960 |
ホイールベース (mm) | 1190 | 1190 |
最低地上高(mm) | 115 | 115 |
シート高 (mm) | 705 | 705 |
乾燥重量 (kg) | 77 | 77 |
車両重量 (kg) | 81 | 81 |
最小回転半径(m) | 1.8 | 1.8 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) | 132 | 113 |
原動機型式 | AA01E | AA02E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 | 49 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 39 | 39 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 41.4 | 41.4 |
圧縮比(:1) | 10 | 10 |
最高出力(kW) | 2.9 | 2.5 |
最高出力(PS) | 4 | 3.4 |
最高出力回転数(rpm) | 7000 | 7000 |
最大トルク(N・m) | 4.7 | 3.8 |
最大トルク(kgf・m) | 0.48 | 0.39 |
最大トルク回転数(rpm) | 4500 | 5000 |
燃料供給方式 | キャブレター | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | PB3B | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 4 | 3.4 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR6HSA | CR6HSA |
搭載バッテリー・型式 | FTH4L-BS | FTH4L-BS |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.8 | 0.8 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.6 | 0.6 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-30 |
クラッチ形式 | 湿式・多板・遠心 | 湿式・多板・遠心 |
変速機形式 | リターン式・4段変速 | リターン式・4段変速 |
1次減速比 | 4.058 | 4.058 |
2次減速比 | 2.928 | 2.928 |
変速比 | 1速 3.180/2速 1.705/3速 1.238/4速 0.958 | 1速 3.180/2速 1.705/3速 1.238/4速 0.958 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 14 | 14 |
スプロケット歯数・後 | 41 | 41 |
チェーンサイズ | 420 | 420 |
標準チェーンリンク数 | 100 | 100 |
フレーム型式 | バックボーン | バックボーン |
キャスター角 | 26 | 26 |
トレール量 (mm) | 47 | 47 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | ボトムリンクフォーク | ボトムリンクフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
タイヤ(前) | 2.50-14 | 2.50-14 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 32 | 32 |
タイヤ(前)速度記号 | L | L |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 2.75-14 | 2.75-14 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 35 | 35 |
タイヤ(後)速度記号 | P | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
ホイールリム幅(前) | 1.6 | 1.6 |
ホイールリム幅(後) | 1.6 | 1.6 |
ヘッドライト定格(Hi) | 30W/30W | 30W/30W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | PH7 | PH7 |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション | 199,500円 |
231,000円(消費税抜き本体価格 220,000円) プコブルー、 バージンベージュ、 ムーンストーンシルバーメタリック、 ブラック、 タスマニアグリーンメタリック |
国内年間計画販売台数 | -台 | 合計10,000台 |
リトルカブのキャブとFIの違いの比較
- 新たに電子制御燃料噴射システムを搭載し、環境性能が向上。従来モデル比でCOを約1/5(10.5g/km→2.0g/km)にするなどの排気のクリーン化がされ、始動性も向上。さらに排出ガスを浄化する触媒装置(キャタライザー)をエキゾーストパイプ内部に装備し、平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合。
- エンジンのクランクケースカバーの色をシルバーからブラックに変更。
- マフラーガードの形状を変更し、より質感を高めた。
- 車体色は、新たにプコブルー、バージンベージュ、ムーンストーンシルバーメタリック、ブラック、タスマニアグリーンメタリックの5色を設定。
●発売日
2005年1月18日 → 2007年10月5日
●型式
BA-AA01 → JBH-AA01
●燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時
132km/L → 113km/L
●原動機型式
AA01E → AA02E
●最高出力
2.9kW → 2.5kW
●最高出力
4PS → 3.4PS
●最大トルク
4.7N・m → 3.8N・m
●最大トルク
0.48kgf・m → 0.39kgf・m
●最大トルク回転数
4500rpm → 5000rpm
●燃料供給方式
キャブレター → フューエルインジェクション
●燃料供給装置形式
PB3B → PGM-FI
●燃料タンク容量
4L → 3.4L
●点火装置
C.D.I.式 → フルトランジスタ式
●メーカー希望小売価格
199,500円 → 231,000円
インジェクションになって、スペック見る限りでは、パワーダウン・燃費ダウン・タンク容量ダウン、価格アップだね。
通勤・通学で乗るならインジェクションの方がいい。俺は、キャブの方に乗ってるけど、冬の朝は、エンジンがかからなくて焦ることがある。インジェクションなら一発なのに。
冬の朝にチョークの引き具合で様子を見ながらキックするがキャブの醍醐味。
4速セル付きFIを買ったけど、チョークが無くて驚いた。
バイク屋のおじさんがFIの方がエンジンかかりがかなり良いって言われた。エンストの心配もFIはほとんど無いって言ってた。
イジらずにノーマルのままで乗るならFIの方がいいでしょ。イジる前提で買うならキャブの方がいい。
ボアアップしやすいのはキャブだな。
手はかかるけど、かわいく思えてくるのがキャブ。
優等生だが切れると手に負えないのがFI。
俺は、キャブ乗ってるけど、週一しか乗らないので夏でもチョーク引いてもエンジンの掛かりが悪い。
キャブなら勉強すれば素人でもいじれる。FIは、素人には触れない。
ほとんどの人はエンジンをいじろうとは、思わない。だからFIの方がいい。
FIのメリットは、環境に合わせて混合気の配合を自動調整してくれること。始動性の良さが一番実感できる良さだと思う。
俺も通勤通学で使うならFIがいいと思う。キャブは、寒くなると始動性が悪い。毎日確実に始動してくれなきゃ困る人やトラブルが少ない方がいい人はFI。車も所有してて、バイクは、休日に趣味でいじるのが好きなら、キャブの方がパーツも豊富だし良いと思う。
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