KS-TとKSR-Tの違いを比較
カワサキ KS-Tの歴史
1988年1月に「KS-T」が新登場。型式は、A-MX050A
「KS-T」は、ARシリーズの後継として登場。エンジンはARシリーズからの流用で、AR50用の排気量49cc空冷2スト単気筒エンジンを搭載。6速ミッション、前輪ディスクブレーキ、前後に10インチのタイヤを装備したミニサイズの車両で、デュアルパーパスの外見ながらオンロード寄りの走行を重点に置いたモデル。車両重量は75kg。
1989年4月にカラーチェンジ。
1990年3月に後継モデルの「KSR-T」が新登場。
カワサキ KSR-Tの歴史
1990年3月15日に「KSR-T」が新登場。型式は、MX050B
「KSR-T」は、「KS-T」の発展的モデルとして登場。KSR-1。エンジンは、49cc水冷2ストローク単気筒ピストンリードバルブを搭載し
最大出力7.2psを発揮。リターン式6速、タイヤ前後12インチ、前後ディスクブレーキ、倒立式のフロントフォークを採用。車両重量は86kg。
1991年3月にカラーチェンジ。
グラフィックパターンを変更。
1994年3月1日にマイナーチェンジ。型式は、A-MX050B
車体色は、2色(ライムグリーン、レッド)。それぞれの車体色でシートカラーも異なっていた。
1996年3月20日にマイナーチェンジ。
ヘッドライトが常時点灯方式に変更。タイヤパターンも変更。
1998年2月1日にカラーチェンジ。
これまでポップなグラフィックが多かったが1998年モデルは精悍なグラフィックパターンとなった。レッドは、シートが黒×赤ツートン。ライムグリーンのシートは黒×グレー。これが最終モデル。
ここでは、
1989年4月発売のカワサキ KS-T(型式 A-MX050A)と
1990年3月発売のカワサキ KSR-T(型式 MX050B)
の違いを比較しました。
KS-TとKSR-Tのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | KS-T | KSR-T |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | 新登場 |
型式 | A-MX050A | MX050B |
発売日 | 1989年4月 | 1990年3月 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1560 | 1660 |
全幅 (mm) | 730 | 720 |
全高 (mm) | 890 | 960 |
ホイールベース (mm) | 1110 | 1140 |
最低地上高(mm) | 155 | 210 |
乾燥重量 (kg) | 66.5 | 77 |
車両重量 (kg) | 75 | 86 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) | 72 | 71 |
原動機型式 | AR050AE | MX050BE |
原動機種類 | 2ストローク | 2ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 49 | 49 |
2スト・吸気形式 | ピストンリードバルブ | ピストンリードバルブ |
内径(シリンダーボア)(mm) | 39 | 39 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 41.6 | 41.6 |
圧縮比(:1) | 8 | 7.9 |
最高出力(PS) | 7.2 | 7.2 |
最高出力回転数(rpm) | 8500 | 8000 |
最大トルク(kgf・m) | 0.62 | 0.65 |
最大トルク回転数(rpm) | 7500 | 7000 |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
燃料供給装置形式 | VM16 | VM16 |
燃料タンク容量 (L) | 9 | 8 |
燃料タンク・リザーブ容量 (L) | - | 0.5 |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 648 | 568 |
エンジン始動方式 | キックスターター式 | キックスターター式 |
点火装置 | C.D.I.式 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BR8ES | BR8ES |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
バッテリー容量 | 6V-2Ah | 12V-2.5Ah |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) | 分離給油(2スト) |
2ストエンジンオイルタンク容量 | 1 | 1 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 | リターン式・6段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | フットシフト |
1次減速比 | 3.619 | 3.043 |
2次減速比 | 2.857 | 3.769 |
変速比 | 1速 3.306/2速 2.111/3速 1.544/4速 1.240/5速 1.074/6速 0.964 | 1速 3.306/2速 2.111/3速 1.544/4速 1.240/5速 1.074/6速 0.964 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 14 | 13 |
スプロケット歯数・後 | 40 | 49 |
チェーンサイズ | - | 420 |
標準チェーンリンク数 | - | 108 |
フレーム型式 | セミダブルクレードル | セミダブルクレードル |
キャスター角 | 26°00 | 26°00 |
トレール量 (mm) | 67 | 70 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 油圧式ディスク |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | 倒立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 | 1 |
タイヤ(前) | 3.50-10 | 100/90-12 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前) | 2PR(プライレーティング) | 48J(荷重指数) |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ | チューブレス |
タイヤ(後) | 3.50-10 | 100/90-12 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後) | 2PR(プライレーティング) | 48J(荷重指数) |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | - | MT |
ホイールリム幅(前) | - | 2.5 |
ホイールリム形状(後) | - | MT |
ホイールリム幅(後) | - | 2.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | - | 1.25 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | - | 1.5 |
ヘッドライト定格(Hi) | 25W/25W | 25W/25W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 17W/5.3W | 21W/5W |
KS-TとKSR-Tの違いを比較
「KS-T」は、1988年1月に新発売。当時アメリカで人気だったオンロードとオフロードをミックスしたコースで競う「スーパーバイカーズ」レース用のマシンをミニサイズで模したスタイルのスポーツモデル。エンジンは、排気量49ccのAR50用の空冷2スト単気筒エンジンで、6速ミッション、前輪ディスクブレーキを採用。前後10インチのタイヤを採用。
「KS-T」は1990年3月にフルモデルチェンジされ、後継モデルの「KSR-T」が新発売。スタイルは、「KS-T」ゆずりだが、車名に「R」が付き、エンジンが排気量49ccの水冷2スト単気筒に変更。前後ホイールも「KS-T」の10インチから12インチに変更された。フロントフォークも正立フォークから倒立フォークに変更。ブレーキもリアがディスク式となりより本格的なスーパーバイカーズ「デフォルメ」仕様になった。
当時、KS-Tが発売された後にすぐヤマハがRZ50の水冷エンジンを搭載したTDR50を発売したため、KS-Tは人気がでなかった。そこでカワサキは、エンジンを水冷化して発売したのがKSR-Tだった。KX60のスケール・ダウンではなく、AR50のエンジンのシリンダーを水冷化した。水冷化だけでなく倒立フォーク、12インチタイヤ、前後ディスクブレーキを装備して他社に引けを取らない走りが可能となった。
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