スーパーカブ90のカスタムとデラックスの違いを比較
ホンダ スーパーカブ90の歴史
1964年10月に「スーパーカブCM90」が新登場。
89ccSOHCエンジンを搭載。
1966年1に「スーパーカブCM90」が発売。型式は、C90
1968年8月20日に「スーパーカブCM90」をフルモデルチェンジ。
ポジションライトなどの新設で安全性、豊富な装備による美用性をさらに追求。
1968年9月20日に「スーパーカブCM90」のセル付き仕様を追加。
1971年1月7日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Deluxe」を発売。型式は、C90E
ポジションライトとサイドリフレクターに加えて、前後輪どちらの制動でも点灯するブレーキランプを装備。また、「スーパーカブCM90 Deluxe セル付」をタイプ追加。
1976年4月1日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Deluxe」、「スーパーカブCM90 DX」、「スーパーカブCM90 スタンダード」を発売。型式は、C90
自動車騒音規制、二輪自動車用タイヤのJIS規格新設に対応。
1980年3月1日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Deluxe」、「スーパーカブCM90 Deluxeセル付」を発売。型式は、HA02
新設計の85ccエンジンを搭載。低中速域での扱いやすさを一段と向上。スムーズな変速操作ができるシフトパターンの採用。軽くスムーズなフィーリングの巻取式スロットルグリップなど各部を改良。
1981年2月18日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Deluxe」、「スーパーカブCM90 Deluxeセル付」を発売。
燃費と扱いやすさを向上。
1982年4月12日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Deluxe」、「スーパーカブCM90 SDX」、「スーパーカブCM90 SDXセル付」を発売。
燃費(75km/L→80km/L)と出力(6.8PS→7.0PS)を向上。セル無しのデラックス、ウインカー電子ブザーと角型ミラー&ヘッドライト&ウインカーランプのSDX(セルなし、セル付き)の3タイプとなった。
1986年7月18日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Custom」、「スーパーカブCM90 Deluxe」を発売。
ハロゲンヘッドライト、12Vのメンテナンスフリーバッテリー、燃料タンク上部にキー付きタンクキャップ、大型リアキャリア(カスタムを除く)した。
SDX系はカスタムへと独立し、ここからモデル終了までスーパーカブ90デラックス(丸目)とスーパーカブ90カスタム(角目・セル付き)の2タイプ設定となった。
1991年10月22日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Custom」、「スーパーカブCM90 Deluxe」を発売。
左側バックミラーを標準装備(デラックス)するなど、細部を変更して発売。Customは、セル・キック併用。
1993年4月20日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Custom」、「スーパーカブCM90 Deluxe」を発売。
新たに新デザインの円形ウインカーレンズを採用(カスタムを除く)、深みのある車体色を引き立たせるエンブレムを配するなど、細部を改良した。Customは、セル・キック併用。
1995年2月10日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Custom」、「スーパーカブCM90 Deluxe」を発売。
シート底板の材質をスチールから樹脂製とし防錆化、センタースタンドの形状を変更しスタンド掛けを容易にした。左右のサイドカバー部のエンブレムを立体に変更し、シート下側車体両サイドのストライプを変更。Customは、セル・キック併用。
1996年12月17日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Custom」、「スーパーカブCM90 Deluxe」を発売。
パンクの防止に優れた効果を発揮する、タフアップ(TUFFUP)チューブを標準装備。Customは、セル・キック併用。
1998年12月19日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Custom」、「スーパーカブCM90 Deluxe」を発売。
マフラーガードを新採用。フロントブレーキ・ドラム径をサイズアップさせ制動力を向上。Customは、セル・キック併用。
2000年9月14日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Custom」、「スーパーカブCM90 Deluxe」を発売。型式は、BC-HA02
キャブレターのセッティング変更などで、国内の排出ガス規制に適合。Customは、セル・キック併用。
スーパーカブ90の「HA02」と「BC-HA02」の違いの比較は、こちら。
2002年2月13日にマイナーチェンジして「スーパーカブCM90 Custom」、「スーパーカブCM90 Deluxe」を発売。
トップカバーエンブレム、ボディーステッカーを一新。盗難抑止システムとして別売のアラームキットが装着できるプレワイヤリングを装備。Customは、セル・キック併用。
2008年に製造終了。
2009年6月19日にスーパーカブ110が発売され、役目を譲った。
スーパーカブ90とスーパーカブ110の違いの比較は、こちら。
ここでは、
2002年2月13日発売のホンダ スーパーカブ90カスタム(型式 BC-HA02)と
2002年2月13日発売のホンダ スーパーカブ90デラックス(型式 BC-HA02)
の違いを比較しました。
スーパーカブ90のカスタムとデラックスのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | スーパーカブ90カスタム | スーパーカブ90デラックス |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | マイナーチェンジ | マイナーチェンジ |
型式 | BC-HA02 | BC-HA02 |
発売日 | 2002年2月13日 | 2002年2月13日 |
全長 (mm) | 1840 | 1805 |
全幅 (mm) | 660 | 660 |
全高 (mm) | 1035 | 1015 |
ホイールベース (mm) | 1175 | 1175 |
最低地上高(mm) | 135 | 135 |
シート高 (mm) | 735 | 735 |
乾燥重量 (kg) | 84 | 82 |
車両重量 (kg) | 88 | 86 |
最小回転半径(m) | 1.8 | 1.8 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 60 | 60 |
原動機型式 | HA02E | HA02E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 85 | 85 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
内径(シリンダーボア)(mm) | 47 | 47 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 49.5 | 49.5 |
圧縮比(:1) | 9.1 | 9.1 |
最高出力(kW) | 5.1 | 5.1 |
最高出力(PS) | 7 | 7 |
最高出力回転数(rpm) | 7000 | 7000 |
最大トルク(N・m) | 7.7 | 7.7 |
最大トルク(kgf・m) | 0.79 | 0.79 |
最大トルク回転数(rpm) | 5500 | 5500 |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
燃料供給装置形式 | PB5KB | PB5KA |
燃料タンク容量 (L) | 4 | 4 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 240 | 240 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | キックスターター式 |
点火装置 | C.D.I.式 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR6HSA | CR6HSA |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTX4L-BS | YT4L-BS |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.8 | 0.8 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.6 | 0.6 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-30 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・3段変速 | リターン式・3段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | フットシフト |
1次減速比 | 4.058 | 4.058 |
2次減速比 | 2.6 | 2.6 |
変速比 | 1速 2.832/2速 1.646/3速 1.044 | 1速 2.832/2速 1.646/3速 1.044 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 15 | 15 |
スプロケット歯数・後 | 39 | 39 |
チェーンサイズ | 420 | 420 |
標準チェーンリンク数 | 98 | 98 |
フレーム型式 | バックボーン | バックボーン |
キャスター角 | 26°30 | 26°30 |
トレール量 (mm) | 75 | 75 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | ボトムリンクフォーク | ボトムリンクフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
タイヤ(前) | 2.50-17 | 2.50-17 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 38 | 38 |
タイヤ(前)速度記号 | L | L |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 2.50-17 | 2.50-17 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 43 | 43 |
タイヤ(後)速度記号 | L | L |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
ホイールリム幅(前) | 1.4 | 1.4 |
ホイールリム幅(後) | 1.4 | 1.4 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.75 | 1.75 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.8 | 2.8 |
ヘッドライト定格(Hi) | 35W/30W | 35W/30W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | PH7 | PH7 |
テールライト定格(制動/尾灯) | 18/5W | 18/5W |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
センタースタンド 有 |
センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
205,000円(参考価格。消費税を含まず。) ムーンストーンシルバーメタリック、 アドベンチャーブルーメタリック |
185,000円(参考価格。消費税を含まず。) タスマニアグリーンメタリック、 ユニオンシティーブルーメタリック |
販売計画台数(国内・年間) | シリーズ合計14,000台(「スーパーカブ90デラックス」と「スーパーカブ90カスタム」の合計) |
スーパーカブ90のカスタムとデラックスの違いを比較
スペック表を見るとカスタムとDXの違いは、全長・全高・重量・セル・燃料供給装置形式。
スーパーカブ90カスタムは、セルが付いて燃料計がスピードメーター部に付いてる。
俺のイメージでは、デラックスは、カッコイイ。カスタムは、カッコ悪いだけど、あえて言えばカスタムには、燃料計がメーターのとこに付いてるのとセルがあるってことぐらいかな。
スーパーカブ90DX乗ってるけど、友達のスーパーカブ90カスタムに乗らせてもらった。かなり乗り心地がいいね。カスタムはDXよりもシートがいい。
カスタムとデラックスの違いはセル、ライト周り、燃料系が機械式か電気式か、
デラックスもカスタムもいい感じに枯れたスタイル。一昔前は、デラックスがレトロ。カスタムが古臭いってイメージだったけど、最近はそうでも無い気がする。機能的な違いはセルとメーター内の燃料計の有無ぐらいだけど、転倒した時にリアウインカーが割れるとか、それぞれの特徴は結構ある。
俺は、適当にカスタムを買ったけど、セルあるのと手元にメーターあること以外特にないな。見た目は、丸目のデラックスの方がカッコイイと思う。シートの形状も違うけど、カバーかけてるから楽なのかいまいちわからん。あと純正品も社外品もカスタムに付かないのが多い。純正の大型の前カゴ(無理矢理取り付けた)、リアキャリア、電気関係など。
俺は、スーパーカブ90のカスタムとデラックスを同時に長く乗ってた。似ているようで結構違うよ。カスタムは、早朝は、「ピッピッピ」ってうるさい。プレス標準装備の大きなリアキャリアが取り付けられないし、過積載もできない。あとセルが邪魔。そのせいでエンジンが左だけ余分に出っ張ってて左ステップだけ遠くなってるし、足元が邪魔だし、くるぶしグリップもしづらい。電気式の燃料計は、バッテリーが消耗すると狂うから信用できない。車重がデラックスより2kg重い。あと角目ライトが嫌い。カスタムは、余計な面倒見が必要で好きじゃなかった。デラックスは、邪魔な電装がなくて面倒が少ない。エンジンの横幅が細くて乗りやすかった。
カスタムとDXの違いは、フロントブレーキにアンチリフト機構が付いてる。ちまたで販売されてるカスタムパーツがほとんど丸目用で使えない。
カスタムとDXの違いは、燃料計が電気式。前ブレーキ掛けてもフロントが浮き上がらないトルクロッド付き。荷台の取り付け方法の違い。プラスチック部分が多く四角い。レッグシールドは、セル部分を避けて切り欠かれてる。あとカラー。そんなとこかな。
カスタムはシートが良い。
スーパーカブ90を2台(デラックスとカスタム)を気分で乗りわけてる。デラックスは乗ってて軽い。カスタムは、乗っててフロント側がドッシリしてる。ウインカーのスイッチ操作の感じが若干違うし、音も違う。
DXとカスタムは、リザーブコックの有無も重要な要素と思う。カスタムは、リザーブは、無い。キャブのコックはONとOFFのみだと思う。代わりにメーター内に燃料系がある。
説明書を見るとC90カスタムには予備タンクが付いてないと書かれてる。
俺は、カスタムとデラックスの両方所有してる。
●カスタムの方が良い点
純正オプションの大型ウインドシールドがカスタムにしか装着できない。
燃料計は便利。
セルはあまり使わないけど便利。
●デラックスの方が良い点
メインキー位置がハンドル下だから雨でもキーホルダーが濡れにくい。
大型のプレスカブ用リアキャリアがポン付けできる。
SMを見たら、ハンドルの取り付け自体がデラックスとカスタムで違うみたい。デラックスは、ハンドル下のナットとセットカラーを外したらハンドルバーが一式外れるみたい。カスタムは、外装の中にあるハンドルバーの上からボルトが刺さってる。
キャリアは、DXとカスタムで違う。スーパーカブ50DXからスーパーカブ90DXへのキャリアの移植は可能だけど。あとプレスカブのキャリアはDXならOK。
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