KS-TとKS-Uの違いを比較
カワサキ KS-Tの歴史
1988年1月に「KS-T」が新登場。型式は、A-MX050A
「KS-T」は、ARシリーズの後継として登場。エンジンはARシリーズからの流用で、AR50用の排気量49cc空冷2スト単気筒エンジンを搭載。6速ミッション、前輪ディスクブレーキ、前後に10インチのタイヤを装備したミニサイズの車両で、デュアルパーパスの外見ながらオンロード寄りの走行を重点に置いたモデル。車両重量は75kg。
1989年4月にカラーチェンジ。
1990年3月に後継モデルの「KSR-T」が新登場。
KS-TとKSR-Tの違いを比較は、こちら。
カワサキ KS-Uの歴史
1988年1月に「KS-U」が新登場。型式は、MX080A
「KS-U」のエンジンは、排気量78ccでAR80用の空冷2スト単気筒エンジンを搭載。6速ミッション、前輪ディスクブレーキを採用。前後10インチのタイヤを採用。KS-IIは最高速90km程度。車両重量は75kg。
1989年4月にカラーチェンジ。
1990年3月に後継モデルの「KSR-U」が新登場。
KS-UとKSR-Uの違いの比較は、こちら。
ここでは、
1988年1月発売のカワサキ KS-T(型式 A-MX050A)と
1988年1月発売のカワサキ KS-U(型式 MX080A)
の違いを比較しました。
KS-TとKS-Uのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | KS-T | KS-U |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | 新登場 |
型式 | A-MX050A | MX080A |
発売日 | 1988年1月 | 1988年1月 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1560 | 1560 |
全幅 (mm) | 730 | 730 |
全高 (mm) | 890 | 890 |
ホイールベース (mm) | 1110 | 1110 |
最低地上高(mm) | 155 | 155 |
乾燥重量 (kg) | 66.5 | 66.5 |
車両重量 (kg) | 75 | 75 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
原動機型式 | AR050AE | AR080AE |
原動機種類 | 2ストローク | 2ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 | 78 |
2スト・吸気形式 | ピストンリードバルブ | ピストンリードバルブ |
内径(シリンダーボア)(mm) | 39 | 49 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 41.6 | 41.6 |
圧縮比(:1) | 8 | 7.8 |
最高出力(PS) | 7.2 | 9.2 |
最高出力回転数(rpm) | 8500 | 8000 |
最大トルク(kgf・m) | 0.62 | 0.85 |
最大トルク回転数(rpm) | 7500 | 7500 |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
燃料供給装置形式 | VM16 | VM18 |
燃料タンク容量 (L) | 9 | 9 |
エンジン始動方式 | キックスターター式 | キックスターター式 |
点火装置 | C.D.I.式 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BR8ES | BPR8ES |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | 6N2-2A-7 | 6N2-2A-7 |
バッテリー容量 | 6V-2Ah | 6V-2Ah |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) | 分離給油(2スト) |
2ストエンジンオイルタンク容量 | 1 | 1 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 | リターン式・6段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | フットシフト |
1次減速比 | 3.619 | 3.619 |
2次減速比 | 2.857 | 2 |
変速比 | 1速 3.306/2速 2.111/3速 1.544/4速 1.240/5速 1.074/6速 0.964 | 1速 3.306/2速 2.111/3速 1.544/4速 1.240/5速 1.074/6速 0.964 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 14 | 15 |
スプロケット歯数・後 | 40 | 30 |
チェーンサイズ | 420 | 420 |
標準チェーンリンク数 | 106 | 100 |
フレーム型式 | セミダブルクレードル | セミダブルクレードル |
キャスター角 | 26°00 | 26°00 |
トレール量 (mm) | 67 | 67 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | 正立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 | 1 |
タイヤ(前) | 3.50-10 | 3.50-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)プライレーティング | 2PR | 2PR |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 3.50-10 | 3.50-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)プライレーティング | 2PR | 2PR |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.25 | 1.25 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 1.5 | 1.5 |
ヘッドライト定格(Hi) | 25W/25W | 25W/25W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 17W/5.3W | 17W/5.3W |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
KS-TとKS-Uの違いを比較
1988年1月に「KS-T」と「KS-U」が新発売。どちらもアメリカで人気だった「スーパーバイカーズ」レース用のマシンをミニサイズで模したスタイルを与えられたスポーツモデルでエンジンはARシリーズからの流用で、KS-Iが49cc、KS-IIが78ccを搭載し、6速ミッション、前輪ディスクブレーキ、前後10インチのタイヤを装備したミニサイズの車両で、デュアルパーパスの外見ながらオンロード寄りの走行を重点に置いた、スーパーバイカーズ仕様のモデルだった
どちらも1990年3月にモデルチェンジされ、「KS-T」は、水冷エンジン搭載の「KSR-T」へ、「KS-U」は、水冷エンジン搭載の「KSR-U」となった。
エンジンは、
KS-1がAR50用の空冷2スト単気筒エンジン。
KS-2がAR80用の空冷2スト単気筒エンジン。
KS-1のエンジンは排気量49ccで、原付1種。
KS-2のエンジンは排気量78ccで、原付2種。
「KS-T」の正式なモデル名は「KS-T」だがKS-1やKS50とも呼ばれることがある。
「KS-U」の正式なモデル名は「KS-U」だがKS-2やKS80とも呼ばれることがある。
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