モンキー125とグロムの違いを比較
ホンダ モンキー125の歴史
2018年7月12日に「モンキー125」と「モンキー125 ABS」が新登場。型式は、2BJ-JB02
エンジンは、JB02E型空冷4ストロークSOHC単気筒を搭載。これは、グロム用JC75E型をベースにしたもので、出力特性を本モデル用にチューニング。始動方式は本シリーズ初のセルフ式のみ。エンジン以外でもコンポーネンツや基本設計の多くをグロム(2BJ-JC75)と共用。タイヤは12インチのブロックパターンタイプ。スチール製フェンダー、LED灯火器 、デジタルメーター、ウェーブキーを装備。小型自動二輪車だが乗車定員は1名。フロントのみABS(アンチ・ロックブレーキ・システム)を装着したタイプを設定。車両重量は、105kg。ABS仕様は、107kg。車体色は、2色(パールネビュラレッド、バナナイエロー)の設定。
2019年7月26日に「モンキー125」と「モンキー125 ABS」に新色を追加。
車体色は、3色(パールグリッターリングブルー、パールネビュラレッド、バナナイエロー)の設定。
2020年4月3日に「モンキー125」と「モンキー125 ABS」に新色を追加。
車体色は、4色(パールシャイニングブラック、パールグリッターリングブルー、パールネビュラレッド、バナナイエロー)の設定。
2021年9月27日にマイナーチェンジした「モンキー125」を発売。型式は、8BJ-JB03
新エンジンは、ロングストローク化を図り圧縮比を高めるなど、力強い走りを実現しながら最新の排出ガス規制に適合。フロント1チャンエルのABSは、標準装備となった。ミッションは、前のモデルの4速から5速に変更。純正アクセサリーには、新たにグリップヒーターを設定。車体色は、3色(パールネビュラレッド、パールグリッターリングブルー、パールシャイニングブラック)の設定。
モンキー125の「型式 2BJ-JB02」と「型式 8BJ-JB03」の違いの比較は、こちら。
ホンダ グロムの歴史
2013年6月21日に「グロム」が新登場。型式は、EBJ-JC61
2013年1月に「MSX125」としてタイで生産し、タイで発売開始したモデルを日本にも導入。小型のバックボーン型フレームにウェーブ125iと共通設計でスーパーカブシリーズと同様の前傾80°JC61E型空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載。燃料供給は、ウェーブ125i同様のPGM-FI電子式燃料噴射装置だが、本モデル向けにチューニングを施し、エンジンオイル容量を0.9L→1.1Lに増加。クラッチは自動遠心から通常のマニュアルへ変更。マニュアルトランスミッションは常時噛合式4段。マフラーはアップタイプを装着。ホイールサイズは前後とも12インチ。車体色は、3色(パールクィーンビーイエロー、パールバレンタインレッド、アステロイドブラックメタリック)。
MSX125とグロムの違いの比較は、こちら。
2014年4月15日にマイナーチェンジ。
新色のパールヒマラヤズホワイトを追加、継続色の2色(アステロイドブラックメタリック、パールバレンタインレッド)とあわせて3色の設定。また、車体各部のカラーを変更。ホイール、前後ブレーキキャリパー、サイドカバーガーニッシュにゴールドカラーを採用。シートカウル、ヘッドライトステーに車体色と同色を施した。
2015年3月5日にカラーチェンジ。
新色のマリゴールドイエローを追加。継続色の2色(パールヒマラヤズホワイト、アステロイドブラックメタリック)とあわせて全3色の設定。サイドカバーとリアカウルにマットブラック塗装を施した。継続色の2色のシュラウドにあしらったウイングマークをレッドに変更。「GROM」のロゴを拡大しサイドカバーに貼付。
2016年6月9日にマイナーチェンジ。
新設計のLEDヘッドライトを採用。ボディー形状はエッジを効かせたデザインに変更。ヒンジ式のタンクキャップを新たに採用。、イグニッションキーのブレード部を持ち手に収納可能としたフォールディング機能付き「リトラクタブルキー」をHondaの二輪車で初めて採用。車体色は、3色(パールバレンタインレッド、レモンアイスイエロー、パールヒマラヤズホワイト)。
グロムの2016年6月9日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら
2017年7月24日にカラーチェンジ。型式は、2BJ-JC75
前後のホイールとブレーキキャリパー、エンジン右側面のカバーにゴールド、リアサスペンションのスプリングにレッドのカラーを採用。車体色に新色の「マットアクシスグレーメタリック」を追加。従来色のパールバレンタインレッド、パールヒマラヤズホワイトと合わせて全3色の設定。
グロムの「型式EBJ-JC61」と「型式2BJ-JC75」の違いを比較
2020年3月13日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(ロスホワイト、マットアクシスグレーメタリック)。共通の変更点としてエッジの効いたストライプを施し、前後のホイールとエンジン右側面のカバー、リアサスペンションスプリングをブラック塗装とした。ブレーキキャリパーにはレッドを採用。車体色ロスホワイトは、サイドカバーとリアカウルがレッド。車体色マットアクシスグレーメタリックは、グレーとゴールドを組み合わせた。
2021年3月25日にマイナーチェンジ。型式は、2BJ-JC92
モデルチェンジされ、3代目となった。新開発の空冷・4ストローク・OHC・単気筒123ccエンジンは、従来よりボア×ストロークがロングストローク型となり、圧縮比も高くなった。タンク容量が0.3L増え6.0Lとなり、ミッションが4速→5速に変更。外観は、一新され、シート形状がフラットになった。フロント1チャンネルABSを搭載。メーターにギアポジションインジケーターとREVインジケーターを追加。車体色は、2色(フォースシルバーメタリック、マットガンパウダーブラックメタリック)。
グロムの2021年3月25日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
ここでは、
2018年7月12日発売のホンダ モンキー125(型式 2BJ-JB02)と
2017年7月24日発売のホンダ グロム(型式 2BJ-JC75)
の違いを比較しました。
モンキー125(型式 2BJ-JB02)とグロム(型式 2BJ-JC75)のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
車種名 |
モンキー125 |
グロム |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
カラーチェンジ |
カラーチェンジ |
発売日 |
2018年7月12日 |
2017年7月24日 |
型式 |
2BJ-JB02 |
2BJ-JC75 |
仕向け・仕様 |
国内向けモデル |
国内向けモデル |
全長 (mm) |
1710 |
1755 |
全幅 (mm) |
755 |
730 |
全高 (mm) |
1030 |
1000 |
軸間距離 (mm) |
1155 |
1200 |
最低地上高 (mm) |
160 |
155 |
シート高 (mm) |
775 |
760 |
車両重量 (kg) |
105 |
104 |
乗車定員(名) |
1 |
2 |
原動機種類 |
4ストローク |
4ストローク |
気筒数 |
1 |
1 |
シリンダ配列 |
単気筒 |
単気筒 |
冷却方式 |
空冷 |
空冷 |
排気量 (cc) |
124 |
124 |
4スト・カム駆動方式 |
OHC(SOHC) |
OHC(SOHC) |
4スト・気筒あたりバルブ数 |
2 |
2 |
内径(シリンダーボア)(mm) |
52.4 |
52.4 |
行程(ピストンストローク)(mm) |
57.9 |
57.9 |
圧縮比(:1) |
9.3 |
9.3 |
最高出力(kW) |
6.9 |
7.2 |
最高出力(PS) |
9.4 |
9.8 |
最高出力回転数(rpm) |
7000 |
7000 |
最大トルク(N・m) |
11 |
11 |
最大トルク(kgf・m) |
1.1 |
1.1 |
最大トルク回転数(rpm) |
5250 |
5250 |
燃料タンク容量 (L) |
5.6 |
5.7 |
燃料(種類) |
レギュラーガソリン |
レギュラーガソリン |
燃料供給方式 |
フューエルインジェクション |
フューエルインジェクション |
エンジン始動方式 |
セルフスターター式 |
セルフスターター式 |
点火装置 |
フルトランジスタ式 |
フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 |
CPR6EA-9 |
CPR6EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 |
1 |
1 |
搭載バッテリー・型式 |
YTZ5S |
YTZ5S |
エンジンオイル容量※全容量 (L) |
1.1 |
1.1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) |
0.9 |
0.9 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) |
10W-30 |
10W-30 |
クラッチ形式 |
湿式・多板 |
湿式・多板 |
変速機形式 |
リターン式・4段変速 |
リターン式・4段変速 |
1次減速比 |
3.35 |
3.35 |
2次減速比 |
2.266 |
2.266 |
変速比 |
1速 2.5000/2速 1.5500/3速 1.1500/4速 0.9230 |
1速 2.5000/2速 1.5500/3速 1.1500/4速 0.9230 |
動力伝達方式 |
チェーン |
チェーン |
スプロケット歯数・前 |
15 |
15 |
スプロケット歯数・後 |
34 |
34 |
チェーンサイズ |
420 |
420 |
標準チェーンリンク数 |
98 |
106 |
フレーム型式 |
バックボーン |
バックボーン |
キャスター角 |
25°00 |
25°00 |
トレール量 (mm) |
82 |
81 |
懸架方式(前) |
テレスコピックフォーク |
テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) |
スイングアーム式 |
スイングアーム式 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) |
71 |
62.7 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) |
67.1 |
67.1 |
ブレーキ形式(前) |
油圧式ディスク |
油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) |
油圧式ディスク |
油圧式ディスク |
タイヤ(前) |
120/80-12 |
120/70-12 |
タイヤ(前)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 |
65 |
51 |
タイヤ(前)速度記号 |
J |
L |
タイヤ(前)タイプ |
チューブレス |
チューブレス |
タイヤ(後) |
130/80-12 |
130/70-12 |
タイヤ(後)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 |
69 |
56 |
タイヤ(後)速度記号 |
J |
L |
タイヤ(後)タイプ |
チューブレス |
チューブレス |
ホイールリム形状(前) |
MT |
MT |
ホイールリム幅(前) |
- |
2.75 |
ホイールリム形状(後) |
MT |
MT |
ホイールリム幅(後) |
- |
3.5 |
ヘッドライトタイプ(Hi) |
LED |
LED |
テールライトタイプ |
LED |
LED |
メーカー小売価格/カラーバリエーション |
399,600円(消費税抜き本体価格 370,000円) |
351,000円(消費税抜き本体価格 325,000円) |
国内年間計画販売台数 |
シリーズ合計3,200台(「モンキー125」と「モンキー125 ABS」の合計) |
3,000台 |
製造国 |
タイ |
タイ |
左がモンキー125(型式 2BJ-JB02) 右がグロム(型式 2BJ-JC75)
モンキー125(型式 2BJ-JB02)とグロム(型式 2BJ-JC75)の比較の口コミ
グロムと比較すると、モンキー125のエンジン周りやハンドル周りの質感が違うし、フレームが全部塗装されてるし、灯火類が全部LEDだし、細かい点で質感が良いから5万円高いのは、妥当だと思う。
シートが長いのが良ければグロムでいい。あと長距離走るならモンキーのフカフカしたシートは逆に疲れるよ。
モンキーに惹かれるけど、荷物も載せるとか考えたらグロムかな。
モンキー125は、出足の加速がもう少し欲しい。一緒に走ったグロムのが加速が良かった。
グロムとモンキー125は、変速比も一次/二次減速比も同じ。
モンキー125のベースはグロムだから、グロムのパーツを使ってエンジンいじれる。
グロム乗りだけど、モンキー125を増車した。グロムと比較するとフロントサスが固め。リアサスは、グロムみたいなガツガツした突き上げがなく適度に柔らかい。シートもフカフカで滑りにくくなってた。グロムでケツ痛の人にはかなりオススメできるぐらい良くできてる。不満は、シートの方がタンクより大きいからニーグリップができないのと左サイドボックスが鍵付きなのに箱ではなくただのカバーなことぐらい。
モンキー125は、ABS装備なのがいい。パニック時でもその場の状況にあわせてブレーキを握れる人には、ABSは必要ないけど、自分は、それができないからABSは必要だった。グロムは、ABSが無かったから選択肢から外れた。
モンキー125は、ヘルメットホルダーが外出し。だからグロムみたいにシートを開けなくていい。
モンキー125のエンジンは、グロム用JC75E型をベースにしたので、スーパーカブシリーズと同様の前傾80°シリンダー・内径×行程=52.4mm×57.9mm・圧縮比9.3・排気量124t・PGM-FI電子制御式燃料噴射装置による燃料供給は共通。出力特性をモンキー125用にチューニングし最高出力9.4ps/7,000rpm・最大トルク11Nm/5,250rpmのスペックとした。
●車両重量と最高出力と最大トルク
モンキー125 105kg | 9.4ps/7000rpm | 11N・m/5250rpm
グロム 104kg | 9.8ps/7000rpm | 11N・m/5250rpm
モンキー125は、エンジン以外でもコンポーネンツや基本設計の多くを「グロム(型式 2BJ-JC75)」と共用していて、
バックボーンフレーム、
4速マニュアルトランスミッション、
1次/2次減速比
フロント倒立サスペンション、
前後ディスクブレーキ、
などがグロムと共通。
●タンク容量
モンキー125 5.6L
グロム 5.7L
●燃費WMTCモード値
モンキー125 67.1km/L
グロム 67.1km/L
●航続距離
モンキー125 5.6L × 67.1km/L =375.76km
グロム 5.7L × 67.1km/L =382.47km
あまりいじらない人は、モンキー125でいいかも。
グロムは、イジってなんぼ。
グロムは、ウインカーポジションが付く。これはグロムの方がいいね。
モンキー125のメーターはつまらないよ
まだグロムの方がメーターが見やすくて多機能。
グロムからモンキー125に乗り換えようかな?
↓
同じ値段ならCB125Rの方がお得だな。
↓
もう10万円プラスすればCB250Rが買える。パワー倍だし高速道路も走れる。
↓
でもあんなにデカいの要らないし、やっぱりグロムでいいや。
モンキー125は、グロムと比べたらシートが天国のようだ。
腰痛や痔持ちの人には、モンキー125がおすすめ。
リアボックス付けるならグロム。モンキー125は、プラスチック箱が似合わない。
積載性とカスタムは、グロム。
乗り味は、モンキー125。
モンキー125とグロムの現物を比べて見たらモンキーの質感の高さに感心した。
●2019年時点のメーカー小売価格
モンキー125 399,600円
グロム 351,000円
●2019年8月時点の同じ店での乗り出し価格
※自賠責5年付き
モンキー125 395,350円
グロム 351,350円
ヤンマシの2019年4月の記事で往復240kmの下道ツーリングテストしてた。
●実測参考燃費
モンキー125(58.07km/L) > グロム(55.96km/L)
●巡航性能(乗り心地、快適性、安定性など)
グロム > モンキー125
グロム・・・ロングは及第点。楽しいのは、街乗り。
モンキー125・・・どっしり座るから少し腰がつらい。
●タンデム性能
グロム・・・密着必至、尻がはみ出しそう。
モンキー125・・・2人乗り不可。
グロムとモンキー125ってどっちが良いの?
モンキー125とグロムは、5万円くらいしか違わないならモンキー125の方がいいな。
グロムにしたらモンキー125との差額で結構良いリアサスが買える。
グロムは、小排気量をぶん回して走りを楽しみたい人に向いてる。
モンキー125は、のんびりトコトコ走りたい人に向いてる。
モンキー125が発売されてからグロムが売れにくくなったって聞いた。実用では、カブ110。エントリーでお手軽お遊び用入門でグロム。それ以外は趣味性をより高めたプレミアムモデルのような感じにしたいと思う。
モンキー125とグロムの買取相場をチェック
バイクを高く売る方法
バイク一括査定サイトのバイク比較ドットコムがお勧めです。
バイク比較ドットコムの特徴
- バイクの一括査定サイトで月間利用者数NO1。
- これまでの利用者数は、42万人。
- 全国優良バイク買取会社57社と掲載。
- メリットは、1回の入力で複数の買取業者にまとめて査定を依頼できます。
- ディメリットは、複数の会社から電対がかかってくるのでその対応や日程調整が大変なことです。
査定に多くの手間や時間を掛けたくない人は、業界規模第1位のバイク王に無料査定を依頼してみましょう。