KLX125とDトラッカー125の違いを比較
カワサキ KLX125の歴史
2009年12月15日に新登場。型式は、EBJ-LX125C
KLX125は、軽量コンパクトで扱いやすく、スタイリッシュなデュアルパーパスモデル。アメリカ市場で発売されてるミニモトクロッサーの「KLX140L」がベースで、車体をほぼ流用したので前輪19インチ、後輪16インチだが、ブレーキは前後共に250同様のペタルディスクブレーキを装備。ヘッドライトは、新設計のスタイリッシュでコンパクトな250と似たデザインの1灯式。メーターは250を含む国内シリーズ共通のデジタル表示のスピードメーター、バーグラフ式のタコメーター、時計、オドメーター、トリップメーターを備えた。デュアルパーパスモデルとして最適なストローク量を確保したインナーチューブ径33mmのテレスコピック・フォークは、独特のライディングフィールを実現。エンジンは、空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブの124ccエンジンを搭載。「KLX140L」のボアダウンだが、キャブレターをFIに換装し環境規制に対応。特に日本仕様はFIによる出力調整を行い、静粛性を高めたクラッチプレートを使用し、4速のギア比を変更することで平成13年騒音規制をクリア。欧州仕様は騒音規制が緩いため若干出力が高い。安定したアイドリングを実現するアイドルスピードコントロールを装備。 変速方式は5速マニュアルトランスミッションを採用。始動方式にはセルフスターターを採用。車両重量は112kg。生産は、タイ。車体色は、2色(ライムグリーン、ブライトホワイト)の設定。
2010年7月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(ライムグリーン、ブライトホワイト)の設定。
2012年3月1日にマイナーチェンジ。
シート幅を拡大し快適性を向上。リアフレームの材質を変更し大型のリアキャリアを装着可能とした。車体色は、2色(ライムグリーン、エボニー)の設定。
2012年9月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(ライムグリーン、ブライトホワイト)の設定。
2013年10月1日にカラーチェンジ。
カラーの変更の他に価格変更とWMTCモードの燃料消費率も記載されるようになる。車体色は、2色(ライムグリーン、エボニー)の設定。
2014年10月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(ライムグリーン、エボニー)の設定は、同じで、リヤサイドカバーのカラーストライプを省略、タンクサイドカバーのグラフィックが「Kawasaki」のロゴから「KLX」の文字がメインとなる。
2015年10月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(ライムグリーン、ブライトホワイト)の設定。
カワサキ Dトラッカー125の歴史
2009年12月15日に新登場。型式は、EBJ-LX125D
Dトラッカー125は、原付二種クラスのモタードモデル。以前販売されたミニモタード「KSR110」の後継車種にあたる。同時発売された姉妹車のデュアルパーパスモデル「KLX125」がベースで、モタードスタイルへの変更を受けて倒立サスペンションを装備し、前後ホイールを14インチのオンロードタイヤに換装。フューエルインジェクションを搭載する空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブエンジン(124cm3)、5速マニュアルなどは、KLX125とほぼ共通。新設計のスタイリッシュでコンパクトなヘッドライト、デジタル表示のスピードメーター、バーグラフ式のタコメーター、時計、オドメーター、トリップメーターを備えたメーターパネル、始動方式にはセルフスターターを採用。車両重量は113kg。車体色は、2色(エボニー、オリエンタルブルー)の設定。
2010年7月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(エボニー、ブライトホワイト)の設定。
2010年10月20日にカラー追加。
ブライトホワイトのネーミングは変わらないがブラックとホワイトのボディカラーにブラックとピンクによるワンポイントのニューグラフィックを採用した。
2012年3月1日にマイナーチェンジ。
カラー&グラフィックの変更とシート幅を拡大して快適性を向上させ、リアフレームの材質を変更して大型のリアキャリアを装着可能とした。車体色は、2色(ファイアクラッカーレッド、ブライトホワイト)の設定。
2012年9月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(エボニー、ライムグリーン)の設定。
2013年10月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(キャンディバーントオレンジ×エボニー、メタリックムーンダストグレー×ブライトホワイト)の設定。
2015年2月1日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(キャンディプラズマブルー×エボニー、メタリックフラットロウグレイストーン×エボニー)の設定。
2016年に日本向け仕様は、ラインアップから外れた。
ここでは、
2009年12月15日発売のカワサキ KLX125(型式 EBJ-LX125C)と
2009年12月15日発売のカワサキ Dトラッカー125(型式 EBJ-LX125D)
の違いを比較しました。
KLX125とDトラッカー125のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 |
KLX125 |
Dトラッカー125 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
新登場 |
新登場 |
発売日 |
2009年12月15日 |
2009年12月15日 |
型式 |
EBJ-LX125C |
EBJ-LX125D |
仕向け・仕様 |
国内向けモデル |
国内向けモデル |
全長 (mm) |
1980 |
1900 |
全幅 (mm) |
770 |
770 |
全高 (mm) |
1090 |
1060 |
軸間距離 (mm) |
1285 |
1255 |
最低地上高 (mm) |
255 |
230 |
シート高 (mm) |
830 |
805 |
車両重量 (kg) |
112 |
113 |
乗車定員(名) |
2 |
2 |
原動機種類 |
4ストローク |
4ストローク |
気筒数 |
1 |
1 |
シリンダ配列 |
単気筒 |
単気筒 |
冷却方式 |
空冷 |
空冷 |
排気量 (cc) |
124 |
124 |
4スト・カム駆動方式 |
OHC(SOHC) |
OHC(SOHC) |
4スト・気筒あたりバルブ数 |
2 |
2 |
内径(シリンダーボア)(mm) |
54 |
54 |
行程(ピストンストローク)(mm) |
54.4 |
54.4 |
圧縮比(:1) |
9.5 |
9.5 |
最高出力(kW) |
7.5 |
7.5 |
最高出力(PS) |
10.2 |
10.2 |
最高出力回転数(rpm) |
8000 |
8000 |
最大トルク(N・m) |
9.8 |
9.8 |
最大トルク(kgf・m) |
1 |
1 |
最大トルク回転数(rpm) |
6000 |
6000 |
燃料タンク容量 (L) |
7 |
7 |
燃料(種類) |
レギュラーガソリン |
レギュラーガソリン |
燃料供給方式 |
フューエルインジェクション |
フューエルインジェクション |
エンジン始動方式 |
セルフスターター式 |
セルフスターター式 |
点火装置 |
C.D.I.式 |
C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 |
CR7HSA |
CR7HSA |
点火プラグ必要本数・合計 |
1 |
1 |
搭載バッテリー・型式 |
FTX7L-BS |
FTX7L-BS |
エンジンオイル容量※全容量 (L) |
1.1 |
1.1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) |
0.9 |
0.9 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) |
1 |
1 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) |
10W-40 |
10W-40 |
クラッチ形式 |
湿式・多板 |
湿式・多板 |
変速機形式 |
リターン式・5段変速 |
リターン式・5段変速 |
1次減速比 |
2.88 |
2.88 |
2次減速比 |
3.357 |
3.142 |
変速比 |
1速 2.9160/2速 2.0000/3速 1.4730/4速 1.1300/5速 1.0000 |
1速 2.9160/2速 2.0000/3速 1.4730/4速 1.1300/5速 1.0000 |
動力伝達方式 |
チェーン |
チェーン |
スプロケット歯数・前 |
14 |
14 |
スプロケット歯数・後 |
47 |
39 |
チェーンサイズ |
428 |
428 |
標準チェーンリンク数 |
124 |
122 |
フレーム型式 |
セミダブルクレードル |
セミダブルクレードル |
キャスター角 |
26°30 |
25.3 |
トレール量 (mm) |
96 |
91 |
ブレーキオイル適合規格 |
DOT 4 |
DOT 4 |
懸架方式(前) |
テレスコピックフォーク |
テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) |
スイングアーム式 |
スイングアーム式 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) |
53.5 |
53.5 |
ブレーキ形式(前) |
油圧式ディスク |
油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) |
油圧式ディスク |
油圧式ディスク |
タイヤ(前) |
70/100-19 |
100/80-14 |
タイヤ(前)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 |
42 |
48 |
タイヤ(前)速度記号 |
P |
P |
タイヤ(前)タイプ |
チューブタイヤ |
チューブレス |
タイヤ(後) |
90/100-16 |
120/80-14 |
タイヤ(後)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 |
51 |
58 |
タイヤ(後)速度記号 |
P |
P |
タイヤ(後)タイプ |
チューブタイヤ |
チューブレス |
ホイールリム幅(前) |
1.4 |
2.15 |
ホイールリム幅(後) |
1.85 |
2.5 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
339,000円(本体価格 322,858円) |
359,000円(本体価格341,905円、消費税17,095円) |
販売計画台数(国内・年間) |
3,500台 |
3,500台 |
KLX125とDトラッカー125の比較の口コミ
Dトラッカー125は、2009年12月に同時発売された姉妹車のKLX125がベースで、モタードスタイルへの変更により250同様に倒立サスペンションを装備し、前後ホイールが14インチとなり、かつて販売されたミニモタードのKSR110の後継車種にあたる。フューエルインジェクションを搭載する4ストロークSOHC2バルブ空冷単気筒のエンジンなどは、KLX125とほぼ同じ。
「KLX125」は、オンロードとオフロードの両方で走破性を高めるためにフロントサスにショック吸収性に優れたロングストロークの正立フォークを採用し、フロント19インチ、リヤ16インチのブロックパターンタイヤを装備。
「Dトラッカー125」は、オンロード走行での車体安定性向上のため、上級モデルに搭載される倒立フォークを採用し、125ccモタードモデルのスタイリングにマッチした前後14インチのオンロードタイヤを装備。
KLX125は、正立サス。
Dトラッカー125は、倒立サス。
2009年11月時点で雑誌ではDトラッカ125の方が主に取り上げてる。
2010年の大阪モーターサイクルショーで試乗の列に並んでいた人の話では、KLX125とDトラッカー125を1:4の比率で生産したけど、実際KLX125の方が人気があって品薄になったって言ってた。本当かどうかは、わからないけど。
2010年6月時点で売れてるのは、断然KLX125。モタードの人気は、下がり気味だし、オフの人気が高くなってきてる。
KLX125とDトラッカー125で悩んでる。都会でダートとかないからDトラッカーでいいんだろうけど、オフも欲しいな。
俺は、都心の通勤で乗るのがほとんどだからDトラッカー125にした。
俺は、林道散歩が目的で買ったからKLX125にした。通勤の足で、舗装路専門で乗るならDトラッカーかな。
たまにでもオフに行くならKLX125。砂利道ぐらいしか行かなければDトラッカー125でいいと思う。
KLX125とDトラッカー125のどちらも試乗してみたけど、オフロードバイクは、凄く曲がりにくいね。いまいち乗り方がわからなかった。俺はオンロードバイクにしか乗ったことないからDトラッカー125の方が素直に乗れた。
俺は、メインバイクがオンロード車だから増車するなら系統の違うバイクに乗ってみたいと思ってKLX125を買った。
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