ホンダ ベンリィの平成28年度排出ガス規制前後の「JBH-AA05」と「2BH-AA05」の違いを比較
ホンダ ベンリィの歴史
2011年9月13日に「ベンリィ」と「ベンリィプロ」が新登場。 型式は、JBH-AA03
新聞配達や宅配用途に積載量を重視したビジネス向けスクーター。新設計のエンジンは、空冷4ストロークOHC単気筒50ccを搭載。最大30kgの荷物を積載可能な高さ620mmの低床リアデッキを装備。10Lのフューエルタンクと66.0km/L(30km/h定地走行テスト値)の低燃費とあいまって給油の手間を軽減。製造は、中国。「ベンリィプロ」は、ベンリィをベースに大型フロントバスケット、フットブレーキ、大型リアキャリアを装備したモデル。車体色は、どちらもパールホワイト1色の設定。
2012年2月23日に「ベンリィ」にカラーを追加。
車体色に「パールホワイト×ブラウン」と「オニキスブルーメタリック×ブラック」の2色を追加し、既存色のパールホワイトとあわせて3色の設定。
2015年8月27日に「ベンリィ」と「ベンリィプロ」をフルモデルチェンジ。 型式は、JBH-AA05
主な変更点は、50cc水冷4ストロークエンジン「eSP」を搭載。アクセサリーソケットを標準装備など。「ベンリィプロ」には、更に大型ナックルバイザーを新たに装備。車体色は、どちらもロスホワイトの1色の設定。
ベンリィ「JBH-AA03」と「JBH-AA05」の違いの比較は、こちら。
ベンリィとベンリィプロの違いの比較は、こちら
2017年11月2日に「ベンリィ」と「ベンリィプロ」をマイナーチェンジ。 型式は、2BH-AA05
平成28年度排出ガス規制に適合させた。「ベンリィプロ」には、更にポジションランプを新たに採用。車体色は、どちらもロスホワイトの1色の設定。
ここでは、上の黄色の部分の
2015年8月27日発売のホンダ ベンリィ(型式 JBH-AA05)と
2017年11月2日発売のホンダ ベンリィ(型式 2BH-AA05)
の違いを比較しました。
ホンダ ベンリィの「JBH-AA05」と「2BH-AA05」のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | ベンリィ | ベンリィ |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | フルモデルチェンジ | マイナーチェンジ |
型式 | JBH-AA05 | 2BH-AA05 |
発売日 | 2015年8月27日 | 2017年11月2日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1830 | 1830 |
全幅 (mm) | 690 | 690 |
全高 (mm) | 1035 | 1035 |
ホイールベース (mm) | 1280 | 1280 |
最低地上高(mm) | 115 | 115 |
シート高 (mm) | 710 | 710 |
車両重量 (kg) | 110 | 110 |
最小回転半径(m) | 1.9 | 1.9 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) | 65.2 | 65.2 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 51.8 | 50.7 |
原動機型式 | AA05E | AA05E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 49 | 49 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
内径(シリンダーボア)(mm) | 39.5 | 39.5 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 40.3 | 40.3 |
圧縮比(:1) | 12 | 12 |
最高出力(kW) | 3.2 | 3.2 |
最高出力(PS) | 4.4 | 4.4 |
最高出力回転数(rpm) | 7750 | 7750 |
最大トルク(N・m) | 4.2 | 4.2 |
最大トルク(kgf・m) | 0.43 | 0.43 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 6000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | PGM-FI | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 10 | 10 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR7HSA-9 | CR7HSA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTX5L-BS | YTX5L-BS |
バッテリー容量 | 12V-4Ah10HR | 12V-4Ah10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.7 | 0.7 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.64 | 0.64 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-30 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
1次減速比 | 4.071 | 4.071 |
2次減速比 | 4 | 4 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 26°30 | 26°30 |
トレール量 (mm) | 76 | 76 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 90/90-12 | 90/90-12 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 44 | 44 |
タイヤ(前)速度記号 | J | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 110/90-10 | 110/90-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 61 | 61 |
タイヤ(後)速度記号 | J | J |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 2.5 | 2.5 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 3 | 3 |
ヘッドライト定格(Hi) | 35W/35W | - |
テールライト定格(制動/尾灯) | 21/5W | - |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 | 燃料計 有 | 燃料計 有 |
車両装備 |
前後連動式ブレーキ 有 DCソケット 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
前後連動式ブレーキ 有 DCソケット 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
232,200円(消費税抜き本体価格 215,000円) ロスホワイト |
237,600円(消費税抜き本体価格 220,000円) ロスホワイト |
国内年間計画販売台数 | 6,000台 シリーズ合計(ベンリィ、ベンリィプロ、ベンリィ110、ベンリィ110プロの合計) | 5,200台 シリーズ合計(ベンリィ、ベンリィプロ、ベンリィ110、ベンリィ110プロの合計) |
生産国 | 中国 | 中国 |
ホンダ ベンリィの平成28年度排出ガス規制前後の「JBH-AA05」と「2BH-AA05」の違いを比較
- 平成28年度排出ガス規制に適合させるため、燃料蒸発ガス抑制装置や排出ガスの異常を警告する車載故障診断装置を装着。
- 携帯電話の充電など、さまざまな用途に使えるアクセサリーソケットを装備。
- インナーパネルは灰色から黒色へ変更。
●発売日
2015年8月27日 → 2017年11月2日
●型式
JBH-AA05 → 2BH-AA05
●燃料消費率 WMTCモード値(km/L)
51.8 → 50.7
●メーカー希望小売価格
232,200円 → 237,600円
排ガス規制の対応で燃費が若干下がって価格が5400円アップ。でもアクセサリーソケットが標準装備された。
●発売日
2015年8月27日
●型式
JBH-AA05
●車体色
ロスホワイト
●販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 6,000台
●メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
ベンリィ 232,200円(消費税抜き本体価格 215,000円)
●発売日
2017年11月2日
●型式
2BH-AA05
●車体色
ロスホワイト
●販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 5,200台
●メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
ベンリィ 237,600円(消費税抜き本体価格 220,000円)
アクセサリーソケットが50ccのベンリィについたね。でもベンリィ110には、つかなかった。
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