YB-1とYB-1Fourの違いを比較
ヤマハ YB-1の歴史
1996年1月に「YB-1」が新登場。型式は、A-F6B
「YB-1」は、ビジネスバイクのYB50をベースに、レトロスポーツらしいデザインの原付1種モデル。空冷2サイクル単気筒エンジンを搭載。4段ロータリー式のマニュアルミッション、17インチのロードタイヤ、カフェレーサー風のシングルシートなどを採用。車両重量は、84kg。車体色は、2色(ブルーイッシュブラック、ベリーダークブルーメタリック3)。
1996年4月にカラーチェンジ。
車体色は、ファインレッド。
1997年4月にマイナーチェンジ。型式は、A-F5B
燃料計を標準装備。サイドスタンドを立てた状態でギアを入れたらエンジンがストップするイグニションカットオフシステムを採用。車体色は、2色(ベリーダークブルーメタリック3、ライトグレーメタリック3)。
1998年1月にカラーチェンジ。
車体色は、4色(ヤマハブラック/ビビッドレッドカクテル7、ヤマハブラック/ダークシアンメタリック1、ベリーダークブルーメタリック3、ライトグレーメタリック3)。
1998年5月にカラーチェンジ。
車体色は、シルキーホワイト/ファインレッド。
1999年4月5日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(ミヤビマルーン、ベリーダークブルーメタリック、ライトグレーメタリック3)。2ストエンジンのYB-1の最終モデル。ヤマハの音叉マークをタンクエンブレムに採用し、車名はサイドカバーに移した。2000年3月10日に4ストロークエンジン搭載の「YB-1 Four」にモデルチェンジ。
ヤマハ YB-1 Fourの歴史
2000年3月10日に「YB-1 Four」が新登場。型式は、BA-UA05J
1996年1月に新発売された2ストエンジン搭載の「YB-1」の外観をそのままに、49cc空冷4ストロークエンジンを搭載して2000年3月に発売されたのが「YB-1FOUR」。前後のドラムブレーキは、YB-1よりも20mm大径化され130mmとなった。車両重量は、89kg。車体色は、3色(ライトパープリッシュブルーメタリック4、シルバーメタリック1、ボーダーブラウン)。
2001年9月17日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(ダークグレイッシュリーフメタリック1、シルバー3、ヤマハブラック)。
2005年9月30日にカラーチェンジ。
立体エンブレムカラーを変更。車体色は、2色(シルバー3、ヤマハブラック)。これが最終モデル。
2007年の自動車排出ガス規制強化には対応せずに生産終了となった。
ここでは、
1999年4月5日発売のヤマハ YB-1(型式 A-F5B)と
2000年3月10日発売のヤマハ YB-1 Four(型式 BA-UA05J)
の違いを比較しました。
YB-1とYB-1Fourのスペックの比較
※違う部分をこの色にしています。
タイプグレード名 |
YB-1 |
YB-1 Four |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
カラーチェンジ |
新登場 |
型式 |
A-F5B |
BA-UA05J |
発売日 |
1999年4月5日 |
2000年3月10日 |
仕向け・仕様 |
国内向けモデル |
国内向けモデル |
全長 (mm) |
1760 |
1785 |
全幅 (mm) |
665 |
655 |
全高 (mm) |
960 |
960 |
ホイールベース (mm) |
1165 |
1190 |
最低地上高(mm) |
120 |
130 |
シート高 (mm) |
745 |
745 |
乾燥重量 (kg) |
75 |
83 |
車両重量 (kg) |
84 |
89 |
乗車定員(名) |
1 |
1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) |
80 |
108 |
原動機型式 |
F5B |
A302E |
原動機種類 |
2ストローク |
4ストローク |
気筒数 |
1 |
1 |
シリンダ配列 |
単気筒 |
単気筒 |
冷却方式 |
空冷 |
空冷 |
排気量 (cc) |
49 |
49 |
2スト・吸気形式 |
ロータリーディスクバルブ |
- |
カム・バルブ駆動方式 |
- |
OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 |
- |
2 |
内径(シリンダーボア)(mm) |
40 |
36 |
行程(ピストンストローク)(mm) |
39.7 |
48.6 |
圧縮比(:1) |
7.1 |
9.5 |
最高出力(kW) |
- |
3 |
最高出力(PS) |
4.6 |
4 |
最高出力回転数(rpm) |
6000 |
7500 |
最大トルク(N・m) |
- |
4 |
最大トルク(kgf・m) |
0.56 |
0.4 |
最大トルク回転数(rpm) |
5500 |
6000 |
燃料供給方式 |
キャブレター |
キャブレター |
燃料供給装置形式 |
VM16SC |
VM13SH |
燃料タンク容量 (L) |
7.2 |
7.2 |
燃料タンク・リザーブ容量 (L) |
- |
1.5 |
燃料(種類) |
レギュラーガソリン |
レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) |
576 |
777.6 |
エンジン始動方式 |
キックスターター式 |
キックスターター式 |
点火装置 |
C.D.I.式 |
C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 |
BR7HS |
CR7HSA |
点火プラグ必要本数・合計 |
1 |
1 |
搭載バッテリー・型式 |
GT4B-5 |
GT4B-5 |
バッテリー容量 |
- |
12V-2.5Ah |
エンジン潤滑方式 |
分離給油(2スト) |
ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) |
1.4 |
1 |
クラッチ形式 |
湿式・多板 |
湿式・多板 |
変速機形式 |
ロータリー式・4段変速 |
リターン式・4段変速 |
変速機・操作方式 |
フットシフト |
フットシフト |
1次減速比 |
3.894 |
4.117 |
2次減速比 |
3.545 |
3.545 |
変速比 |
1速 3.076/2速 1.889/3速 1.304/4速 1.037 |
1速 3.250/2速 1.812/3速 1.315/4速 1.044 |
動力伝達方式 |
チェーン |
チェーン |
スプロケット歯数・前 |
11 |
11 |
スプロケット歯数・後 |
39 |
39 |
チェーンサイズ |
420 |
420 |
標準チェーンリンク数 |
96 |
98 |
フレーム型式 |
プレスバックボーン |
プレスバックボーン |
キャスター角 |
26.3 |
26°30 |
トレール量 (mm) |
75 |
74 |
ブレーキ形式(前) |
機械式リーディングトレーリング |
機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) |
機械式リーディングトレーリング |
機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) |
テレスコピックフォーク |
テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) |
スイングアーム式 |
スイングアーム式 |
タイヤ(前) |
2.25-17 |
2.25-17 |
タイヤ(前)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 |
33 |
33 |
タイヤ(前)速度記号 |
L |
L |
タイヤ(前)タイプ |
チューブタイヤ |
チューブタイヤ |
タイヤ(後) |
2.50-17 |
2.50-17 |
タイヤ(後)構造名 |
バイアス |
バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 |
38 |
38 |
タイヤ(後)速度記号 |
L |
L |
タイヤ(後)タイプ |
チューブタイヤ |
チューブタイヤ |
ホイールリム幅(前) |
1.2 |
1.2 |
ホイールリム幅(後) |
1.4 |
1.4 |
ヘッドライト定格(Hi) |
30W/30W |
35W/36.5W |
テールライト定格(制動/尾灯) |
21W/5W |
21W/5W |
スピードメーター表示形式 |
アナログ |
アナログ |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
179,000円(消費税抜き本体価格) |
189,000円(消費税抜き本体価格) |
販売計画台数(国内・年間) |
7,000台 |
8,000台 |
YB-1とYB-1Fourの違いを比較
1996年1月に「YB-1」が新登場して人気を得たが
環境問題から4ストロークエンジンを搭載することになり2000年3月10日に「YB-1 Four」が発売された。
新たに空冷4ストロークエンジンを搭載。低速での粘り強さが特徴で市街地での快適な走行が楽しめる。またキャブレターセッティングの最適化で、排出ガス中の有害物質を低減、二輪車排出ガス規制に適合した。
ブレーキは、前後ともに従来の110mm径(YB-1)から130mm大径ドラムブレーキ(YB-1 Four)を採用し、操作感を向上させた。滑らかで入力に応じた効力が得られる。
ヘッドライトは、従来の30W/30W(YB-1)から35W/36.5Wハロゲンバルブ(YB-1 Four)を採用。
大容量エアクリーナーカバーにメッキ仕上げを採用し、前後フェンダーなど各メッキパーツとの相乗効果で質感あるカスタム感を強調した。
「YB-1」と「YB-1 FOUR」の違いは、ダウンチューブの有無で見分けられる。
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