クレアスクーピーとクレアスクーピーiの違いを比較
ホンダ クレアスクーピーの歴史
2001年1月23日に「クレアスクーピー」が新登場。型式は、BA-AF55
ファッションスクーターとして発売。エンジンは、1999年6月発売の「ジョルノクレア」用に新開発したモジュール・エンジンをベースに軽量・コンパクト化と低燃費を実現した水冷・4ストローク50ccエンジンを搭載。シート下スペース容量は、22リットル。車体色は、4色(ミレニアムシルバーメタリック、ジョリーレッド、リッツァベージュ、デニムブルー)。
2001年1月26日に「クレアスクーピー・i」が新登場。
「クレアスクーピー・i」の専用装備は、多機能デジタル式コミュニケーションメーターの搭載とアイドル・ストップシステムを採用。車体色は、4色(ミレニアムシルバーメタリック、ジョリーレッド、リッツァベージュ、デニムブルー)。
2001年8月8日に限定カラーの「クレアスクーピースペシャル」と「クレアスクーピー・iスペシャル」を発売。
2002年1月18日に「クレアスクーピー」と「クレアスクーピー・i」に新色を追加。
2002年1月22日に限定カラーの「クレアスクーピースペシャル」と「クレアスクーピー・iスペシャル」を発売。
スペシャルモデルは、千鳥格子柄にオレンジ(クレアスクーピー)とブラック(クレアスクーピー・)の2タイプを設定。
2002年7月25日に限定カラーの「クレアスクーピースペシャル」を発売。
車体色に高級感を高めた「パールシーシェルホワイト」を基調としシートにブラウン系のツートーンカラーを採用。
2003年1月22日に限定カラーの「クレアスクーピースペシャル」を発売。
車体色に「キャンディーグレイスフルレッド」を基調としミラーにクロームメッキを施した。
2003年1月31日に「クレアスクーピー」と「クレアスクーピー・i」に新色を追加。
2003年7月1日に限定カラーの「クレアスクーピー」を追加。
車体色に「パールスペンサーブルー」と「アクアピンクメタリック」の2色を設定。ツートーンカラーのシートとクロームメッキを施したミラーを採用。
2004年1月20日に「クレアスクーピー」と「クレアスクーピー・i」をマイナーチェンジ。
車体ロゴマークを一新。
2005年1月18日に「クレアスクーピー」と「クレアスクーピー・i」をカラーチェンジ。また限定仕様の「クレアスクーピー・スペシャル」を発売。
「クレアスクーピー・スペシャル」は、ベースの「クレアスクーピー」にシルバーメッキを施したメーターカバーと左右のバックミラーと専用のメーターパネルを採用。車体色は、「ピュアブラック」と「ペンギングレー」のツートーンで「ピュアブラック」のシートにシルバーのパイピングを施し、前後ホイールもブラックとした。
2007年1月22日に限定仕様の「クレアスクーピー・スペシャル」を発売。
2007年1月22日にグロスカムフラージュパターンを発売。クラシカルホワイトの車体にグレイを基調としたカムフラージュパターン。ブラックとダークグレイのツートーンシートの採用し、前後ホイールとベルコンカバーは、ブラック。バックミラーにメッキを施した。2007年3月6日にハイビスカスパターンを発売。クラシカルホワイトの車体にピンクの色調でハイビスカスをあしらった。ダークブラウンとライトブラウンのツートーンシート。バックミラーにメッキを施した。
2007年10月5日に「クレアスクーピー」をマイナーチェンジ。また「クレアスクーピーデラックス」をタイプ追加。型式は、JBH-AF55
エンジンは、電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)を搭載。PGM-FIとキャタライザー(触媒装置)の採用で平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合。4ストローク特有の力のある滑らかな走りを実現し、燃費は従来モデルより約2%向上し、CO2も低減。ウインカープッシュキャンセラーを採用。後輪上部に位置する左右のサイドカバーに「Crea SCOOPY」の新しいロゴマークを配した。新たにスタンダードとデラックスの2タイプを設定。デラックスタイプ専用の装備としては、メッキ塗装のバックミラーとツートーンのカラーの車体とシート。
クレアスクーピーのキャブとFIの違いは、こちら。
クレアスクーピーとクレアスクーピーデラックスの違いの比較は、こちら。
2007年10月に「クレアスクーピー・i」が販売終了。
2008年2月22日に限定カラーの「クレアスクーピー・スペシャル」を発売。
ツートーンの車体色が2色。ピュアブラックを主体色としたプライマリーレッドとのツートーンとマットアクシスグレーメタリックを主体色としたペンギングレーとのツートーン。それぞれレッドとグレーのパイピングを施し、銀メッキのマフラープロテクターを採用し、サイドカバーにスペシャルモデル専用の車名ロゴを配した。シートは、異なる表皮パターンを採用したツートーンシート。
2008年11月21日に「クレアスクーピー」と「クレアスクーピー・デラックス」をカラーチェンジ。
2010年02月18日に「クレアスクーピー」のカラーチェンジ。
高級感のあるメッキ仕上げのバックミラーを採用し、パイピングを施したシートを採用。ハンドルグリップの色をそれぞれの車体色にあわせた。
2011年に「クレアスクーピー」が生産終了。
2011年に復活販売のジョルノと入れ替わる形で日本仕様の生産終了。
ここでは、上の黄色の部分の
2001年1月23日発売のホンダ クレアスクーピー(型式 BA-AF55)と
2001年1月26日発売のホンダ クレアスクーピーi(型式 BA-AF55)
の違いを比較しました。
クレアスクーピーとクレアスクーピーiのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | クレアスクーピー | クレアスクーピー i |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | 新登場 |
型式 | BA-AF55 | BA-AF55 |
発売日 | 2001年1月23日 | 2001年1月26日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1695 | 1695 |
全幅 (mm) | 625 | 625 |
全高 (mm) | 1000 | 1000 |
ホイールベース (mm) | 1190 | 1190 |
最低地上高(mm) | 115 | 115 |
シート高 (mm) | 710 | 710 |
乾燥重量 (kg) | 72 | 72 |
車両重量 (kg) | 77 | 77 |
最小回転半径(m) | 1.8 | 1.8 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) | 75 | 75 |
原動機型式 | AF55E | AF55E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 49 | 49 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 38 | 38 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 44 | 44 |
圧縮比(:1) | 12 | 12 |
最高出力(kW) | 3.6 | 3.6 |
最高出力(PS) | 4.9 | 4.9 |
最高出力回転数(rpm) | 8000 | 8000 |
最大トルク(N・m) | 4.5 | 4.5 |
最大トルク(kgf・m) | 0.46 | 0.46 |
最大トルク回転数(rpm) | 7000 | 7000 |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
燃料供給装置形式 | NVK00A | NVK00A |
燃料タンク容量 (L) | 5 | 5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 375 | 375 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR8EH-9 | CR8EH-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.7 | 0.7 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.6 | 0.6 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-30 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 26°30´ | 26°30´ |
トレール量 (mm) | 72 | 72 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 90/90-10 | 90/90-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 50 | 50 |
タイヤ(前)速度記号 | J | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 90/90-10 | 90/90-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 50 | 50 |
タイヤ(後)速度記号 | J | J |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム幅(前) | 2.15 | 2.15 |
ホイールリム幅(後) | 2.15 | 2.15 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.25 | 1.25 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2 | 2 |
スピードメーター表示形式 | アナログ | デジタル |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
前後連動式ブレーキ 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
前後連動式ブレーキ 有 アイドリングストップ 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
159,000円(参考価格。消費税を含まず。) ミレニアムシルバーメタリック、 ジョリーレッド、 リッツァベージュ、 デニムブルー |
179,000円(参考価格。消費税を含まず。) ミレニアムシルバーメタリック、 ジョリーレッド、 リッツァベージュ、 デニムブルー |
国内年間計画販売台数 |
シリーズ合計60,000台(「クレア スクーピー」と「クレア スクーピー・i」の合計) ※クレアスクーピーの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
クレアスクーピーとクレアスクーピーiの違いを比較
- 「クレア スクーピー・i」は、アイドル・ストップシステムを採用。信号待ちや渋滞などの停止時に、自動的にアイドリングをストップさせるシステムで、無駄な燃料消費を抑え、停止時の騒音をゼロにした。「アイドリングストップ」と「アイドリング」は、スイッチで切り替え可能。またアイドリングストップのシステム稼働中は、メーター内で知らせてくれる。
- 「クレア スクーピー・i」は、多機能デジタル式コミュニケーションメーターを採用。基本的なスピード表示の他に、メインスイッチをONにすると「Hello!!」、OFFにすると「bye-bye!!」などの文字が表示される。また、燃料補給タイミングやオイル交換時期、走行距離など車両の状態を知らせるとともに、時計機能により、誕生日や記念日など豊富な情報を絵や文字で表示。ライダーとスクーターが友達感覚でコミュニケーションを楽しむ事ができる。「クレア スクーピー」にはアナログメーターを採用。
「クレア スクーピー・i」は、アイドルストップ・システムがあるから信号待ちで停車したら約3秒後にエンジンがストップする。青になってスロットルを開けたら、すぐ再始動してスムーズに走りだせる。停車中のエンジン音や、排出ガスがなくなるし、燃料のムダづかいもなくせる。座ったままじゃないと再始動しないし、アイドリングストップ中、に座っていない状態が3分以上続くと、自動的にヘッドライトを消してバッテリー切れを防ぐ安心機能も付いてる。
「クレア スクーピー・i」のメーターは、時計機能付だし、キーをまわしたら、「Hello!!」の文字が出るし、ガソリンを入れたら「THANK YOU!!」とか出ておもしろい。他にもいろんなメッセージが出る。
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