PCX 年式の違い
PCX(125cc)は、2010年3月30日に新登場。
ワンランク上の次世代125ccスクーターとして
下記の3つをキーワードに開発されました。
- クラスを超えた質感の高さと先進スタイリング
- 高い動力性能と環境性能の両立
- スクーターに求められる快適さと使い勝手の良さ
メーカー希望小売価格は、299,250円 。
主な特徴として下記のものがあげれられます。
- エンジンは、低フリクション技術を採用した水冷・4ストローク・単気筒125ccエンジン。
- 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を搭載。
- 一時停止すると自動的にエンジンが停止するアイドリングストップ・システムを125ccクラスで国内初の搭載。
- 53km/L(60km/h定地走行テスト値)の低燃費。
- 前・後14インチの大径ホイールを採用。
- Honda独自のコンビブレーキ(前・後輪連動ブレーキ)を標準装備。
- シート下には、フルフェイスヘルメット一個とグローブなどが入る容量25Lの収納。
- フロントカウルにも容量1.5Lのグローブボックス付き。
2012年5月11日に「PCX」がマイナーチェンジして発売されました。
メーカー希望小売価格 299,250円
従来のPCXから下記の点が変更されました。
- エンジンを、耐久性と静粛性、燃費性能を高めた「eSP(イーエスピー)」に変更。
- 燃費が53km/Lから53.2km/Lにアップ。
- シートのバックレストの形状とエンジンマウント位置を変更し、乗り心地を向上。
- 燃料タンクリッドの開口方向を変更。
- 新たにオプション設定として35Lの大容量トップボックスとロングタイプのウインドシールドなどを追加。
- 車両重量が126kgから128kgにアップ。
- 燃料タンクの容量が6.1Lから5.8Lにダウン。
2012年6月7日に「PCX150」が発売されました。
メーカー希望小売価格 329,700円
約1ヶ月前に発売された
125ccのマイナーチェンジされたPCXとの違いですが
スペックが変わった部分だけ下記の表に抜き出しています。
下記の表に記載されていない全長、全幅、全高などは、全く同じです。
発売日 |
2012年5月11日 |
2012年6月7日 |
|
---|---|---|---|
通称名 |
PCX |
PCX150 |
|
車名・型式 |
ホンダ・EBJ-JF28 |
ホンダ・JBK-KF12 |
|
車両重量(kg) |
128 |
129 |
|
エンジン型式・種類 |
JF28E・水冷 4ストローク OHC 単気筒 |
KF12E・水冷 4ストローク OHC 単気筒 |
|
総排気量(cm3) |
124 |
152 |
|
内径×行程(mm) |
52.4×57.9 |
58.0×57.9 |
|
圧縮比 |
11 |
10.6 |
|
最高出力(kW[PS]/rpm) |
8.5[12]/8,500 |
9.9[13]/8,500 |
|
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) |
12[1.2]/6,500 |
14[1.4]/5,500 |
|
燃料消費率(km/L) |
53.2(60km/h定地走行テスト値) |
49.0(60km/h定地走行テスト値) |
|
変速比 1 速 |
2.600〜0.820 |
2.450〜0.810 |
|
減速比 1 次 |
3.117 |
3.117 |
|
減速比 2 次 |
3.615 |
3.384 |
2014年4月、5月に
「PCX」と「PCX150」がフルモデルチェンジされました。
「PCX」は、2014年04月24日に発売。
「PCX150」は、2014年05月16日に発売。
メーカー希望小売価格
PCX 329,400円
PCX150 360,720円
今回のフルモデルチェンジの主な変更点は、下記のものです。
- ヘッドライト、テールランプ、ウインカーランプ、ライセンスランプの全灯火器にLEDに変更。
- 新設計のフロント・リアカウルを採用し高級感のある外観に。
- エンジンは、「eSP(イーエスピー)」の一部を改良し、低・中速域の力強いトルク特性にして燃費性能を向上。
- リアタイヤに転がり抵抗を軽減する低燃費タイヤを採用し、燃費性能を向上。
- シートは、バックレスト一体型とし、ライディングポジションの自由度を高める形状に。
- シート開閉時に途中の位置で固定できるストッパーを新たに採用。
- 時計、平均燃費計を装備した新デザインのメーター。
- アイドリングストップシステムでは、バッテリーの電圧を監視するシステムを新しく採用し、電圧が一定以下になると自動で停止する機能を追加。
従来のPCXでは、アイドリングストップシステムでのバッテリーあがりの問題がありましたが全灯火器をLEDに変更したり、バッテリーの電圧を監視するシステムを追加したりすることによりアイドリングストップシステムの問題が改善されています。
次に仕様を比較してみました。
まずは、125ccのPCXです。
約2年前にマイナーチェンジされて発売された
125ccのPCXと比較して変更された箇所だけ
下記の表に抜き出しています。
変更 |
マイナーチェンジ |
フルモデルチェンジ |
|
---|---|---|---|
発売日 |
2012年5月11日 |
2014年4月24日 |
|
通称名 |
PCX |
PCX |
|
車名・型式 |
ホンダ・EBJ-JF28 |
ホンダ・EBJ-JF56 |
|
全長×全幅×全高(mm) |
1,915×740×1,090 |
1,930×740×1,100 |
|
最低地上高(mm) |
130 |
135 |
|
車両重量(kg) |
128 |
130 |
|
エンジン型式・種類 |
JF28E・水冷 4ストローク OHC 単気筒 |
JF56E・水冷 4ストローク |
|
総排気量(cm3) |
124 |
124 |
|
最高出力(kW[PS]/rpm) |
8.5[12]/8,500 |
8.6[12]/8,500 |
|
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) |
12[1.2]/6,500 |
12.0[1.2]/5,000 |
|
燃料消費率(km/L) |
53.2(60km/h定地走行テスト値) |
53.7(60km/h定地走行テスト値) |
|
燃料タンク容量(L) |
5.9 |
8 |
次に150ccのPCXの比較です。
約2年前に新登場で発売されたPCX150と
今回フルモデルチェンジされたPCX150の比較です。
こちらも変更された箇所だけ
下記の表に抜き出しています。
変更 |
新登場 |
フルモデルチェンジ |
---|---|---|
発売日 |
2012年6月7日 |
2014年5月16日 |
通称名 |
PCX150 |
PCX150 |
車名・型式 |
ホンダ・JBK-KF12 |
ホンダ・JBK-KF18 |
全長×全幅×全高(mm) |
1,915×740×1,090 |
1,930×740×1,100 |
最低地上高(mm) |
130 |
135 |
車両重量(kg) |
129 |
131 |
エンジン型式・種類 |
KF12E・水冷 4ストローク OHC 単気筒 |
KF18E・水冷 4ストローク |
総排気量(cm3) |
152 |
152 |
最高出力(kW[PS]/rpm) |
9.9[13]/8,500 |
10[14]/8,500 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) |
14[1.4]/5,500 |
14[1.4]/5,000 |
燃料消費率(km/L) |
49.0(60km/h定地走行テスト値) |
52.9(60km/h定地走行テスト値) |
燃料タンク容量(L) |
5.9 |
8 |
変速比 1 速 |
2.450〜0.810 |
2.400〜0.800 |
2018年4月に
「PCX」と「PCX150」がフルモデルチェンジされました。
「PCX」は、2018年4月6日に発売。
「PCX150」は、2018年4月20日に発売。
メーカー希望小売価格
PCX 342,360円
PCX150 373,680円
PCX150<ABS> 395,280円
今回のフルモデルチェンジの主な変更点は、下記のものです。
- 外観を一新。ヘッドライトからウインカーへ繋がる目がよりシャープとなり、フロントからリアまで連続的に変化する曲面で構成した流麗で伸びやかなデザインとなった。
- エンジンでは耐久性と静粛性、燃費性能を向上させるためにeSPの仕様を変更。優れた燃費性能と中・高回転域の出力向上を両立した。
- フレームは新設計のダブルクレードルタイプへと変更し剛性を高めた。
- 前後ホイールの軽量化とタイヤのサイズ変更によりワイド化を図った。
- リアサスペンションのストローク量を増加させ、より快適な乗り心地と軽快な操縦性を実現。
- PCX150だけフロントのみが作動するABSを搭載したタイプを設定。
- 「Honda SMART Keyシステム」を新たに採用。
次に仕様を比較してみました。
まずは、125ccのPCXです。
約4年前にフルモデルチェンジされて発売された
125ccのPCXと比較して変更された箇所だけ
下記の表に抜き出しています。
車名型式 |
EBJ-JF56 |
2BJ-JF81 |
||
---|---|---|---|---|
PCX |
PCX |
|||
発売日 |
2014年4月24日 |
2018年4月6日 |
||
全長×全幅×全高(m) |
1.930×0.740×1.100 |
1.925×0.745×1.105 |
||
最低地上高(m) |
0.135 |
0.137 |
||
シート高(m) |
0.76 |
0.764 |
||
燃費消費率(km/L) |
53.7(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時) |
54.6〈52.9〉(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時) |
||
50.8(WMTCモード値 クラス1 1名乗車時) |
50.7(WMTCモード値 クラス1〈クラス2.1〉1名乗車時) |
|||
最小回転半径(m) |
2 |
1.9 |
||
エンジン型式 |
JF56E |
JF81E |
||
総排気量(cm3) |
124 |
124 |
||
内径×行程(mm) |
52.4×57.9 |
52.4×57.9 |
||
圧縮比 |
11 |
11 |
||
最高出力(kW[PS]/rpm) |
8.6[12]/8,500 |
9.0[12]/8,500 |
||
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) |
12.0[1.2]/5,000 |
12[1.2]/5,000 |
||
タイヤサイズ |
前 |
90/90-14M/C 46P |
100/80-14M/C 48P |
|
後 |
100/90-14M/C 51P |
120/70-14M/C 55P |
||
フレーム形式 |
アンダーボーン |
ダブルクレードル |
次に150ccのPCXの比較です。
約4年前に新登場で発売されたPCX150と
今回フルモデルチェンジされたPCX150の比較です。
ABS非搭載のモデル同士で比較しています。
こちらも変更された箇所だけ
下記の表に抜き出しています。
車名型式 |
JBK-KF18 |
2BK-KF30 |
||
---|---|---|---|---|
PCX150 |
PCX150 |
|||
発売日 |
2014年5月16日 |
2018年4月20日 |
||
全長×全幅×全高(m) |
1.930×0.740×1.100 |
1.925×0.745×1.105 |
||
最低地上高(m) |
0.135 |
0.137 |
||
シート高(m) |
0.76 |
0.764 |
||
燃費消費率(km/L) |
52.9(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時) |
52.9(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時) |
||
45.6(WMTCモード値 クラス2-1 1名乗車時) |
46.0(WMTCモード値 クラス1〈クラス2.1〉 1名乗車時) |
|||
最小回転半径(m) |
2 |
1.9 |
||
エンジン型式 |
KF18E |
KF30E |
||
総排気量(cm3) |
152 |
149 |
||
内径×行程(mm) |
58.0×57.9 |
57.3×57.9 |
||
圧縮比 |
10.6 |
10.6 |
||
最高出力(kW[PS]/rpm) |
10[14]/8,500 |
11[15]/8,500 |
||
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) |
14[1.4]/5,000 |
14.0[1.4]/6,500 |
||
タイヤサイズ |
前 |
90/90-14M/C 46P |
100/80-14M/C 48P |
|
後 |
100/90-14M/C 51P |
120/70-14M/C 55P |
||
フレーム形式 |
アンダーボーン |
ダブルクレードル |
2021年1月に
「PCX」がフルモデルチェンジされました。
さらに「PCX160」が発売されました。
「PCX」は、2021年1月28日に発売。
「PCX160」は、2021年1月28日に発売。
メーカー希望小売価格
PCX 357,500円(消費税抜き本体価格325,000円)
PCX160 407,000円(消費税抜き本体価格370,000円)
今回の「PCX」フルモデルチェンジの主な変更点は、下記のものです。
次に仕様を比較してみました。
まずは、125ccのPCXです。
2018年4月にフルモデルチェンジされて発売された
125ccのPCXと比較して変更された箇所だけ
下記の表に抜き出しています。
タイプグレード名 |
PCX |
PCX |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
フルモデルチェンジ |
フルモデルチェンジ |
型式 |
2BJ-JF81 |
2BJ-JK05 |
発売日 |
2018年4月6日 |
2021年1月28日 |
全長 (mm) |
1925 |
1935 |
全幅 (mm) |
745 |
740 |
最低地上高(mm) |
137 |
135 |
車両重量 (kg) |
130 |
132 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) |
54.6 |
55 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) |
50.7 |
47.4 |
原動機型式 |
JF81E |
JK05E |
排気量 (cc) |
124 |
124.8 |
気筒あたりバルブ数 |
2 |
4 |
内径(シリンダーボア)(mm) |
52.4 |
53.5 |
行程(ピストンストローク)(mm) |
57.9 |
55.5 |
圧縮比(:1) |
11 |
11.5 |
最高出力(kW) |
9 |
9.2 |
最高出力(PS) |
12 |
12.5 |
最高出力回転数(rpm) |
8500 |
8750 |
最大トルク回転数(rpm) |
5000 |
6500 |
燃料タンク容量 (L) |
8 |
8.1 |
フレーム型式 |
ダブルクレードル |
アンダーボーン |
ブレーキ形式(後) |
機械式リーディングトレーリング |
油圧式ディスク |
タイヤ(前) |
100/80-14 |
110/70-14 |
タイヤ(前)荷重指数 |
48 |
50 |
タイヤ(後) |
120/70-14 |
130/70-13 |
タイヤ(後)荷重指数 |
55 |
63 |
車両装備 |
ハザードランプ 有 |
ハザードランプ 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
342,360円(消費税抜き本体価格 317,000円) |
357,500円(消費税抜き本体価格 325,000円)
|
販売計画台数(国内・年間) |
15,000台 |
18,000台 |
次にPCX160の比較です。
2018年4月にフルモデルチェンジされたPCX150と
今回発売されたPCX160の比較です。
こちらも変更された箇所だけ
下記の表に抜き出しています。
タイプグレード名 |
PCX150 ABS |
PCX160 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 |
フルモデルチェンジ |
フルモデルチェンジ |
型式 |
2BK-KF30 |
2BK-KF47 |
発売日 |
2018年4月20日 |
2021年1月28日 |
全長 (mm) |
1925 |
1935 |
全幅 (mm) |
745 |
740 |
最低地上高(mm) |
137 |
135 |
車両重量 (kg) |
131 |
132 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) |
52.9 |
53.5 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) |
46 |
45.2 |
原動機型式 |
KF30E |
KF47E |
排気量 (cc) |
149 |
156 |
気筒あたりバルブ数 |
2 |
4 |
内径(シリンダーボア)(mm) |
57.3 |
60 |
行程(ピストンストローク)(mm) |
57.9 |
55.5 |
圧縮比(:1) |
10.6 |
12 |
最高出力(kW) |
11 |
12 |
最高出力(PS) |
15 |
15.8 |
最大トルク(N・m) |
14 |
15 |
最大トルク(kgf・m) |
1.4 |
1.5 |
燃料タンク容量 (L) |
8 |
8.1 |
点火プラグ標準搭載・型式 |
MR8K-9 |
LMAR8L-9 |
搭載バッテリー・型式 |
GTZ8V |
WTZ8VIS |
フレーム型式 |
ダブルクレードル |
アンダーボーン |
キャスター角 |
27°00 |
26°30 |
トレール量 (mm) |
85 |
79 |
ブレーキ形式(後) |
機械式リーディングトレーリング |
油圧式ディスク |
タイヤ(前) |
100/80-14 |
110/70-14 |
タイヤ(前)荷重指数 |
48 |
50 |
タイヤ(後) |
120/70-14 |
130/70-13 |
タイヤ(後)荷重指数 |
55 |
63 |
車両装備 |
ハザードランプ 有 |
ハザードランプ 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
PCX150 ABS 395,280円(消費税抜き本体価格 366,000円) |
407,000円(消費税込み) パールジャスミンホワイト、キャンディラスターレッド、ポセイドンブラックメタリック、マットディムグレーメタリック |
販売計画台数(国内・年間) |
PCX150/PCX150<ABS> 合計 6,000台 |
4,500台 |
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