スーパーディオとディオXR BAJAの違いを比較
ホンダ スーパーディオ(ディオシリーズ2代目)の歴史
1990年12月13日に「スーパーディオ」が新登場。型式は、A-AF27
ディオシリーズの2代目。「ディオ」のデザインをよりスタイリッシュに一新し、ゆとりある乗車スペースを確保しながら大型のフロントインナーラックを標準装備するなど使い勝手を向上させて発売。
1991年1月19日に特別・限定仕様の「スーパーディオ スペシャルエディション」を発売。
1991年5月に「スーパーディオ」をカラーチェンジ。
車体色は、ピュアレッド。
1991年6月に特別・限定仕様の「スーパーディオ スペシャルエディション」を発売。
車体色は、スターリングシルバーメタリック。8,000台限定で販売。
1991年12月12日に「スーパーディオ」をカラーチェンジ。
1992年1月6日に特別・限定仕様の「スーパーディオ スペシャルエディション」を発売。
車体色は、ブリティッシュブルーメタリック(内装色:フォーマルグレー)。8,000台限定で販売。
1992年6月19日に特別・限定仕様の「スーパーディオ スペシャルエディション」を発売。
車体色は、シルバーパープルメタリック(内装色:スペースグレー)。6,000台限定で販売。
1992年12月10日に「スーパーディオ」をカラーチェンジ。
車体色は、5色(ムーンライズマルーンメタリック/メルトグレー、ピュアブラック/メルトグレー、パールミルキーホワイト/アビーグレー、ピュアベリーバイオレット/アビーグレー、ユニオンシティーブルーメタリック/ランベスグレー)。
1993年1月に特別・限定仕様の「スーパーディオ スペシャルエディション」を発売。
8,000台限定で販売。
1993年12月1日に「スーパーディオ」をカラーチェンジ。
車体の前部と後部左右にシックなロゴステッカーを採用。バックミラー形状を円形からスクエア型に変更。
1995年10月26日に「スーパーディオ」をカラーチェンジ。
フロントフォークのボトムケースのカラーを黒、ブレーキレバーをメッキ仕様、車体色は、2色(グリッタブラック、グリッタユニオンシティブルー)。
1997年6月に「スーパーディオ」をカラーチェンジ。
1994年に後継モデルのライブディオが発売されたが、スーパーディオは、並行して販売が継続された。
ホンダ ディオXR BAJAの歴史
1994年3月4日に「ディオXR BAJA」が新登場。型式は、A-AF28
ディオシリーズ2代目「スーパーディオ」にオフロードモデルのXLRバハのイメージを、原付スクーターに転写したかのようなスタイル。車体色は、シャスタホワイト。
1996年1月に「ディオXR BAJA」をカラーチェンジ。
ボディカラーのイメージを一新し、グリーンに。オフロードバイクらしさは薄れたが、ブロックパターンのタイヤを採用。
ここでは、
1993年12月1日発売のホンダ スーパーディオ(型式 A-AF27)と
1994年3月4日発売のホンダ ディオXR BAJA(型式 A-AF28)
の違いを比較しました。
スーパーディオとディオXR BAJAのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | スーパーディオ | ディオXR BAJA |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | 新登場 |
型式 | A-AF27 | A-AF28 |
発売日 | 1993年12月1日 | 1994年3月4日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1640 | 1650 |
全幅 (mm) | 615 | 755 |
全高 (mm) | 995 | 1045 |
ホイールベース (mm) | 1145 | 1150 |
最低地上高(mm) | 100 | 95 |
シート高 (mm) | 700 | 715 |
乾燥重量 (kg) | 63 | 67 |
車両重量 (kg) | 68 | 72 |
最小回転半径(m) | 1.8 | 1.8 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) | 48.5 | 48.5 |
原動機型式 | AF18E | AF18E |
原動機種類 | 2ストローク | 2ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 | 49 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 39 | 39 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 41.4 | 41.4 |
圧縮比(:1) | 7.1 | 7.1 |
最高出力(PS) | 6.8 | 6.8 |
最高出力回転数(rpm) | 7000 | 7000 |
最大トルク(kgf・m) | 0.73 | 0.73 |
最大トルク回転数(rpm) | 6500 | 6500 |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
燃料供給装置形式 | PB80 | PB2D |
燃料タンク容量 (L) | 5 | 5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 242.5 | 242.5 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BR4HSA | BR6HSA |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
バッテリー容量 | 12V-3Ah | 12V-3Ah |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) | 分離給油(2スト) |
2ストエンジンオイルタンク容量 | 1.2 | 1.2 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
フレーム型式 | アンダボーン | アンダボーン |
キャスター角 | 26°30 | 26°00 |
トレール量 (mm) | 73 | 71 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 3.00-10 | 3.00-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 42 | 42 |
タイヤ(前)速度記号 | J | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | - |
タイヤ(後) | 3.00-10 | 3.00-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 42 | 42 |
タイヤ(後)速度記号 | J | J |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | - |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.25 | 1.25 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2 | 1.75 |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
パーキングブレーキ 有 シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
パーキングブレーキ 有 シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格 | 138,000円 | 165,000円 |
国内年間計画販売台数 |
50,000台 ※ホンダ ディオの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
5,000台 |
スーパーディオとディオXR BAJAの違いを比較
ディオXR BAJA(読み方は、バハ)は、スーパーディオ(AF-28)をベースに、オフロードトレールの「XLR250 BAJA」と共通イメージの大型デュアルヘッドライトを装備したスクーター。1994年3月4日に発売された。1993年に開催された第30回東京モーターショーに参考出品され、若者を中心に注目を集めたモデルで市販された。
- 外観は、フラッシュサーフェスの洗練されたスタイリングを基本に本格的オフロードモデルのXLR BAJAをイメージさせるデュアル・ヘッドライトや、楕円形のヘッドライト取り付けガード、小枝や小石などから手を守るナックルガード、ボディと同色の大径パイプリアキャリア、3連丸型のメーターパネル、BAJAのロゴ入りのハンドルプロテクターなどを採用し、オフロードイメージを演出。
- 車体色は、シャスタホワイトを基調に、躍動感溢れるブラッシュ(刷毛塗り)模様を採用。車体前部と後部左右に「XR BAJA」のロゴステッカーを大胆に配し、コミカルで楽しい個性的なカラーリング・デザインとした。
- 前後輪にブロックパターンのタイヤを採用。
- 前輪に直径160mmのディスク・ブレーキを装備。
●タイプグレード名
スーパーディオ → ディオXR BAJA
●モデルチェンジ区分
カラーチェンジ → 新登場
●型式
A-AF27 → A-AF28
●発売日
1993年12月1日 → 1994年3月4日
●全長 (mm)
1640 → 1650
●全幅 (mm)
615 → 755
●全高 (mm)
995 → 1045
●ホイールベース (mm)
1145 → 1150
●最低地上高(mm)
100 → 95
●シート高 (mm)
700 → 715
●乾燥重量 (kg)
63 → 67
●車両重量 (kg)
68 → 72
●燃料供給装置形式
PB80 → PB2D
●点火プラグ標準搭載・型式
BR4HSA → BR6HSA
●キャスター角
26°30 → 26°00
●トレール量 (mm)
73 → 71
●ブレーキ形式(前)
機械式リーディングトレーリング → 油圧式ディスク
●タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後)
2 → 1.75
●メーカー希望小売価格
138,000円 → 165,000円
1994年3月4日に発売された「ディオXR BAJA」は、いかにもオフロードモデルって感じの派手な見た目だったけど、1996年1月にカラーチェンジで発売された「ディオXR BAJA」は、単色のグリーンで大人しい感じの見た目になった。
ホンダの市販オフロードトレールが、XLR系からXR系に移行したのは、1995年1月だけど、なぜか「ディオXR BAJA」が先に「XR」を名乗ってた。
バハ・スタイルのモデルは、ディオ以外にもモンキーでも「モンキーバハ」が設定されてた。
「ディオXR BAJA」が発売された1994年3月4日時点でラインナップされていたDioシリーズは、DioXR BAJAを加えて、ディオシリーズ2代目のスーパーディオ1タイプとディオシリーズ3代目のライブディオ3タイプ(Dio、Dio ZX、Dio SR)の5タイプだった。
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