CB125Rとグロムの違いを比較
ホンダ CB125Rの歴史
2018年3月9日に「CB125R」が新登場。型式は、2BK-JC79
カフェレーサーテイストのネイキッドモデル。エンジンは、CBR125Rから受け継いだ水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒125ccエンジンを搭載。新設計のスチールフレーム、フルデジタル液晶メーター、丸型LEDヘッドライト、LEDテールランプ、倒立タイプのフロントフォーク、ガルアーム形状のスイングアーム、ラジアルタイヤを採用したカフェレーサーテイストのネイキッドモデル。車両重量は、127kg。生産は、タイ。車体色は、3色(ブラック、キャンディークロモスフィアレッド、パールメタロイドホワイト)の設定。
CB125RとCBR125Rの違いの比較は、こちら。
2021年4月22日にマイナーチェンジ。型式は、 8BJ-JC91
新型のDOHCエンジンを採用し、加速性能と最高出力を向上。倒立フロントフォークにCB1000RやCB650Rなどで採用されている構造のSFF-BPを採用。純正アクセサリーにスポーツ・グリップヒーターを新たにラインアップ。車体色は、3色(マットガンパウダーブラックメタリック(新色)、パールスモーキーグレー(新色)、キャンディークロモスフィアレッド(継続色)。
CB125Rの2021年4月22日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2024年4月25日にマイナーチェンジ。
新たに5インチフルカラーTFT液晶メーターを採用。車体色は、2色(キャンディーカリビアンブルーシー(新色)、マットガンパウダーブラックメタリック(継続色)。既存色の「マットガンパウダーブラックメタリック」は一部パーツの色が変更された。
CB125Rの2024年4月25日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
ホンダ グロムの歴史
2013年6月21日に「グロム」が新登場。型式は、EBJ-JC61
2013年1月に「MSX125」としてタイで生産し、タイで発売開始したモデルを日本にも導入。小型のバックボーン型フレームにウェーブ125iと共通設計でスーパーカブシリーズと同様の前傾80°JC61E型空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載。燃料供給は、ウェーブ125i同様のPGM-FI電子式燃料噴射装置だが、本モデル向けにチューニングを施し、エンジンオイル容量を0.9L→1.1Lに増加。クラッチは自動遠心から通常のマニュアルへ変更。マニュアルトランスミッションは常時噛合式4段。マフラーはアップタイプを装着。ホイールサイズは前後とも12インチ。車体色は、3色(パールクィーンビーイエロー、パールバレンタインレッド、アステロイドブラックメタリック)。
MSX125とグロムの違いの比較は、こちら。
2014年4月15日にマイナーチェンジ。
新色のパールヒマラヤズホワイトを追加、継続色の2色(アステロイドブラックメタリック、パールバレンタインレッド)とあわせて3色の設定。また、車体各部のカラーを変更。ホイール、前後ブレーキキャリパー、サイドカバーガーニッシュにゴールドカラーを採用。シートカウル、ヘッドライトステーに車体色と同色を施した。
2015年3月5日にカラーチェンジ。
新色のマリゴールドイエローを追加。継続色の2色(パールヒマラヤズホワイト、アステロイドブラックメタリック)とあわせて全3色の設定。サイドカバーとリアカウルにマットブラック塗装を施した。継続色の2色のシュラウドにあしらったウイングマークをレッドに変更。「GROM」のロゴを拡大しサイドカバーに貼付。
2016年6月9日にマイナーチェンジ。
新設計のLEDヘッドライトを採用。ボディー形状はエッジを効かせたデザインに変更。ヒンジ式のタンクキャップを新たに採用。、イグニッションキーのブレード部を持ち手に収納可能としたフォールディング機能付き「リトラクタブルキー」をHondaの二輪車で初めて採用。車体色は、3色(パールバレンタインレッド、レモンアイスイエロー、パールヒマラヤズホワイト)。
グロムの2016年6月9日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら
2017年7月24日にカラーチェンジ。型式は、2BJ-JC75
前後のホイールとブレーキキャリパー、エンジン右側面のカバーにゴールド、リアサスペンションのスプリングにレッドのカラーを採用。車体色に新色の「マットアクシスグレーメタリック」を追加。従来色のパールバレンタインレッド、パールヒマラヤズホワイトと合わせて全3色の設定。
グロムの「型式EBJ-JC61」と「型式2BJ-JC75」の違いを比較
2020年3月13日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(ロスホワイト、マットアクシスグレーメタリック)。共通の変更点としてエッジの効いたストライプを施し、前後のホイールとエンジン右側面のカバー、リアサスペンションスプリングをブラック塗装とした。ブレーキキャリパーにはレッドを採用。車体色ロスホワイトは、サイドカバーとリアカウルがレッド。車体色マットアクシスグレーメタリックは、グレーとゴールドを組み合わせた。
2021年3月25日にマイナーチェンジ。型式は、2BJ-JC92
モデルチェンジされ、3代目となった。新開発の空冷・4ストローク・OHC・単気筒123ccエンジンは、従来よりボア×ストロークがロングストローク型となり、圧縮比も高くなった。タンク容量が0.3L増え6.0Lとなり、ミッションが4速→5速に変更。外観は、一新され、シート形状がフラットになった。フロント1チャンネルABSを搭載。メーターにギアポジションインジケーターとREVインジケーターを追加。車体色は、2色(フォースシルバーメタリック、マットガンパウダーブラックメタリック)。
グロムの2021年3月25日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2023年6月15日にマイナーチェンジ。型式は、8BJ-JC92
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式が「8BJ-JC92」に変更。車体色は、2色(アステロイドブラックメタリック、ゲイエティーレッド)。
グロムの「型式2BJ-JC92」と「型式8BJ-JC92」の違いの比較は、こちら。
2024年3月14日にマイナーチェンジ。
グロムの外観イメージが変更され、ヘッドライトカバーおよび、シュラウド、サイドカバーを、よりスポーティーなデザインに変更。日常での利便性やツーリング時の快適性を高める純正アクセサリー(別売り)を設定。純正アクセサリーとして、メーターバイザー、ナックルバイザー、アンダーカウル、リアキャリア、シートバッグ、サドルバッグ、USBソケット(タイプC)が設定された。車体色は、2色(マットガンパウダーブラックメタリック、パールホライゾンホワイト)。
グロムの2024年3月14日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
ここでは、
2018年3月9日発売のホンダ CB125R(型式 2BK-JC79)と
2017年7月24日発売のホンダ グロム(型式 2BJ-JC75)
の違いを比較しました。
CB125Rとグロムのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
車種名 | CB125R | グロム |
---|---|---|
発売日 | 2018年3月9日 | 2017年7月24日 |
全長 (mm) | 2040 | 1755 |
全幅 (mm) | 820 | 730 |
全高 (mm) | 1055 | 1000 |
軸間距離 (mm) | 1345 | 1200 |
最低地上高 (mm) | 141 | 155 |
シート高 (mm) | 815 | 760 |
車両重量 (kg) | 127 | 104 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124 | 124 |
4スト・カム駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
4スト・気筒あたりバルブ数 | 2 | - |
内径(シリンダーボア)(mm) | 58 | 52.4 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 47.2 | 57.9 |
圧縮比(:1) | 11 | 9.3 |
最高出力(kW) | 9.8 | 7.2 |
最高出力(PS) | 13 | 9.8 |
最高出力回転数(rpm) | 10000 | 7000 |
最大トルク(N・m) | 10 | 11 |
最大トルク(kgf・m) | 1 | 1.1 |
最大トルク回転数(rpm) | 8000 | 5250 |
燃料タンク容量 (L) | 10 | 5.7 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR8E | CPR6EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ6V | YTZ5S |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.3 | 1.1 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 | リターン式・4段変速 |
1次減速比 | 3.35 | 3.35 |
2次減速比 | 3.133 | 2.266 |
変速比 | 1速 3.4540/2速 1.9410/3速 1.4500/4速 1.1730/5速 1.0410/6速 0.9230 | 1速 2.5000/2速 1.5500/3速 1.1500/4速 0.9230 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 15 | 15 |
スプロケット歯数・後 | 47 | 34 |
チェーンサイズ | 428 | 420 |
標準チェーンリンク数 | 140 | 106 |
フレーム型式 | ダイヤモンド | バックボーン |
キャスター角 | 24°12 | 25° |
トレール量 (mm) | 90 | 81 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 53 | 62.7 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 47.2 | 67.1 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
タイヤ(前) | 110/70R17 | 120/70-12 |
タイヤ(前)構造名 | ラジアル | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 54 | 51 |
タイヤ(前)速度記号 | H | L |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 150/60R17 | 130/70-12 |
タイヤ(後)構造名 | ラジアル | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 66 | 56 |
タイヤ(後)速度記号 | H | L |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 3 | 2.75 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 4 | 3.5 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED | LED |
テールライトタイプ | LED | LED |
メーター表示 |
ギアポジション 有 燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 | アンチロックブレーキ(ABS) 有 | アンチロックブレーキ(ABS) 有 |
メーカー小売価格/カラーバリエーション |
448,200円(消費税抜き本体価格 415,000円/消費税 33,200円) ブラック、 キャンディークロモスフィアレッド、 パールメタロイドホワイト |
351,000円(消費税抜き本体価格 325,000円) マットアクシスグレーメタリック、 パールバレンタインレッド、 パールヒマラヤズホワイト |
国内年間計画販売台数 | 1,200台 |
3,000台 ※グロムの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
製造国 | タイ | タイ |
左がCB125R(型式 2BK-JC79) 右がグロム(型式 2BJ-JC75)
CB125R(型式 2BK-JC79)とグロム(型式 2BJ-JC75)の比較の口コミ
俺は、水冷のフルサイズのCB125Rの方がいいな。値段は高いけど。
マフラーは、CB125Rの方がいい。車体と一体感があってショートでマフラーの存在を意識させない感じがいい。
2023年上半期 原付二種(51〜125cc) 国内出荷台数 上位20機種(二輪車新聞)
16位ホンダグロム750台
20位ホンダCB125R150台
●車両重量と馬力
CB125R 127kg 13PS/10000rpm
グロム 104kg 9.8PS/7000rpm
CB125Rもグロムも乗った事あるけど、低速トルクとか大差ないよ。125は、ぶん回して乗る乗り物。
●タンク容量
CB125R 10L
グロム 5.7L
●燃費WMTCモード値
CB125R 47.2km/L
グロム 67.1km/L
●航続距離
CB125R 10L × 47.2km/L =472km
グロム 5.7L × 67.1km/L =382.47km
どっちも街乗りメインのバイクだけど、200kmぐらいまでのツーリングなら楽しめるよ。
2019年4月にヤングマシンで往復240kmの下道ツーリングテストしてた。
●巡航性能(乗り心地、快適性、安定性など)
CB125R > グロム
●タンデム性能
CB125R = グロム
※どちらもタンデムシートの座面は狭い。グロムの方が着座位置が低い分だけ不安が少ない。
●実測参考燃費
グロム(55.96km/L) > CB125R(42.18km/L)
CB125Rは、足つきが悪い。俺は、ちびだからグロムにした。
シート高は、
CB125Rが815mm
グロムが760mm
12インチのグロムより17インチのCB125Rの方が安定感があるし、グロムの純正タイヤは、あまり評判が良くない。CB125Rにした方が通学で使うにもツーリングに行く時も楽だよ。
●2019年時点のメーカー小売価格
CB125R 448,200円
グロム 351,000円
●2019年8月時点の同じショップでの乗り出し価格
※自賠責5年付き
CB125R 439,350円
グロム 351,350円
俺は、ヘッドライトが丸目の方が好きだからCB125Rにした。
丸目がクセが無くてカッコイイ。
車体の出来の良さはCB125R。CB125Rは、何もいじらなくても既に完成されている。グロムは、いじるのが楽しい。
CB125R乗りにすればグロムとCB125RってSSとネーキッドぐらい乗り味が違う。グロムを試乗した後でCB125Rに乗ったら穏やかでおおらかなことか。
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