ホンダ リード125の「型式 2BJ-JF45」と「型式 8BJ-JK12」の違いを比較
ホンダ リード125の歴史
1982年2月に初代リード125が新発売。
1982年10月に2ストローク124ccエンジンを搭載したリード125(JF01)を追加しましたが約1年で製造販売終了となり、HONDAの125ccクラススクーターは4ストロークエンジン搭載のスペイシー125ストライカーに移行。それ以降、125ccのリードは、5代目までありません。
2013年7月4日にリード125(5代目)が発売。型式は、EBJ-JF45
これが5代目リード。ベトナムの現地法人法人ホンダ・ベトナム・カンパニー・リミテッドが製造販売するLEAD125を正規輸入し販売。エンジンは、125cc水冷単気筒のグローバルエンジン「eSP」を搭載。ACGスターター・アイドリングストップシステムを装備。タイヤは、フロント12インチ、リア10インチを採用。メットイン容量は、37L。リアキャリアは、シートの高さと同一面に設定し、シート後部を荷台の一部として活用できる設計。折りたたみできるバッグホルダーやワンタッチで開閉できるフロントインナーボックスを装備。尾灯とポジションランプは、LED電球を使用。車両重量は、113kg。車体色は、4色(ブラウン、シルバー、ホワイト、ブラック)。
4代目リードと5代目リード125の違いを比較は、こちら。
2015年6月18日にマイナーチェンジ。
車体のフロントトップカバーとヘッドライト上部に配したガーニッシュのクローム処理を艶消しへと変更。アイストに電圧感知機能を追加し、バッテリーサイズを大型化。従来からあるエンジンオイル交換時期の目安をメーター内の液晶ディスプレイに表示する機能で表示が点灯するまでの走行距離を設定範囲内で任意に選択できるようになった。車体色は、新色の「エグザルテッドブルーメタリック」を追加。継続色のシルバー、ブラック、ホワイトに加え、全4色。
リード125の2015年6月18日のマイナーチェンジでの変更点はこちら
2016年4月22日にカラーチェンジ。
車体色は、新色の「キャンディーノーブルレッド」を追加。継続色のブルー、シルバー、ブラック、ホワイトに加え、全5色。
2017年12月8日にマイナーチェンジ。型式は、2BJ-JF45
平成28年排ガス規制に対応。ヘッドライトがLEDに変更。フロントインナーボックス内に12Vの電源ソケットが設けられた。フロアステップの後部で左右計で30mmの絞り込みを行い、足つき性を向上。アルミホイールのスポークが5本から10本に変更。車体色は、単色がシルバー、ブラック、パールホワイトの3色。ツートーンがレッド、ブルー、パールホワイトの3色の全6色の設定。
リード125「EBJ-JF45」と「2BJ-JF45」の詳しい違いは、こちら
2018年7月2日に特別仕様の「リード125 SPECIAL」を発売。
リード125をベースに、フロントカバーからメーターカバー、フロアカバー、リアセンターカバー、リアキャリにかけてマットブラック塗装をを施したツートーンカラーモデル。
2019年10月1日にカラーチェンジ。
車体色は、単色がキャンディラスターレッド(新色)、ランベントシルバーメタリック、パールメタロイドホワイトの3色。ツートーンがパールダークアッシュブルー(新色)、ポセイドンブラックメタリック(新色)、パールメタロイドホワイトの3色の全6色の設定。またフロントブレーキキャリパーとリアサスペンションスプリングのカラーをレッドからブラックに変更。
2020年1月17日に受注期間限定カラーリングモデルを発売。
車体色は、マットブラックをベースに赤いロゴとエンブレムをあしらいリアキャリアやマフラープロテクターにマットグレーを採用。
2022年3月28日にマイナーチェンジ。型式は、8BJ-JK12
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合。環境対応型エンジン「eSP+」を採用。「Honda SMART Keyシステム」を搭載。スマートフォンなどの充電が可能なUSBタイプCソケットを採用。車体色は、4色(マットテクノシルバーメタリック、パールジャスミンホワイト、パールダークアッシュブルー2、ポセイドンブラックメタリック)。
2023年2月16日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(キャンディーノーブルレッド(新色)、マットギャラクシーブラックメタリック(新色)、パールジャスミンホワイト、ポセイドンブラックメタリック)。
2025年1月16日にマイナーチェンジ。
ハンドルカバーとフロントカバーまわりの構成部品と、車体側面に配した車名ロゴのデザインを変更。シート下のラゲッジボックスに暗い場所でも荷物を探しやすくするLEDのトランクライトと、荷物に応じて取付位置の変更が可能なパーテーションボードを新たに採用。車体色は、4色(ナイトタイドブルーメタリック(新色)、パールスノーフレークホワイト(新色)、マットディムグレーメタリック(新色)、ポセイドンブラックメタリック)。
リード125の2025年1月16日のマイナーチェンジ前後の違いは、こちら
ここでは、上の黄色の部分の
2019年10月1日発売のホンダ リード125(型式 2BJ-JF45)と
2022年3月28日発売のホンダ リード125(型式 8BJ-JK12)
の違いを比較しました。
ホンダ リード125の「EBJ-JF45」と「2BJ-JF45」のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | リード125 | リード125 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | マイナーチェンジ |
型式 | 2BJ-JF45 | 8BJ-JK12 |
発売日 | 2019年10月1日 | 2022年3月28日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1840 | 1845 |
全幅 (mm) | 680 | 680 |
全高 (mm) | 1130 | 1130 |
ホイールベース (mm) | 1275 | 1275 |
最低地上高(mm) | 140 | 140 |
シート高 (mm) | 760 | 760 |
車両重量 (kg) | 114 | 116 |
最小回転半径(m) | 2 | 2 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 52.2 | 52.5 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 50 | 49 |
原動機型式 | JF45E | JK12E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 124 | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52.4 | 53.5 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 57.9 | 55.5 |
圧縮比(:1) | 11 | 11.5 |
最高出力(kW) | 8.3 | 8.3 |
最高出力(PS) | 11 | 11 |
最高出力回転数(rpm) | 8500 | 8750 |
最大トルク(N・m) | 11 | 12 |
最大トルク(kgf・m) | 1.1 | 1.2 |
最大トルク回転数(rpm) | 5000 | 5250 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | PGM-FI | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 6 | 6 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 313.2 | 315 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CPR7EA-9 | - |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | - |
搭載バッテリー・型式 | GTZ8V | - |
バッテリー容量 | 12V-7Ah10HR | - |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.9 | - |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.8 | - |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | - |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 | 自動変速 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 26°30 | - |
トレール量 (mm) | 75 | - |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 90/90-12 | 90/90-12 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 44 | 44 |
タイヤ(前)速度記号 | J | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 100/90-10 | 100/90-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 56 | 56 |
タイヤ(後)速度記号 | J | J |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 2.5 | 2.5 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 2.75 | 2.75 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.75 | 1.75 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.25 | 2.25 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED | LED |
テールライトタイプ | LED | LED |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 |
燃料計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
燃料計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 |
前後連動式ブレーキ 有 アイドリングストップ 有 DCソケット 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
前後連動式ブレーキ 有 アイドリングストップ 有 USBポート 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
リード125 315,700円(消費税抜き本体価格287,000円)キャンディラスターレッド、ランベントシルバーメタリック、パールメタロイドホワイト リード125(ツートーン) 319,000円(消費税抜き本体価格290,000円)パールダークアッシュブルー、ポセイドンブラックメタリック、パールメタロイドホワイト |
リード125 324,500円(消費税抜き本体価格295,000円)パールジャスミンホワイト、パールダークアッシュブルー2、ポセイドンブラックメタリック リード125(ツートーン) 330,000円(消費税抜き本体価格300,000円)マットテクノシルバーメタリック |
販売計画台数(国内・年間) | 6,500台 |
8,000台 ※リード125の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | ベトナム | ベトナム |
左が リード125(型式 2BJ-JF45) 右が リード125(型式 8BJ-JK12)
ホンダ リード125の「型式 2BJ-JF45」と「型式 8BJ-JK12」の違いを比較
- 平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合。
- 型式が「2BJ-JF45」から「8BJ-JK12」に変更。
ホンダの環境対応型エンジン「eSP+」(イーエスピープラス)を採用。
気筒あたりバルブ数が「2」→「4」
内径×行程が「52.4mm×57.9mm」→「53.5mm×55.5mm」
圧縮比(:1)が「11」→「11.5」
最高出力が「8.3kW/8,500rpm」→「8.3kW/8,750rpm」
最大トルクが「11N・m/5,000rpm」→「12N・m/5,250rpm」
燃費WMTCモード値が「50km/L」→「49km/L」- エンジン始動時やシートの解施錠時に便利なスマートキーシステムを搭載。
- スマホなどの充電が可能なUSBタイプCソケットを採用。
- 車体色は、「マットテクノシルバーメタリック(ツートンカラー)」、「パールジャスミンホワイト」、「パールダークアッシュブルー2」、「ポセイドンブラックメタリック」。
- メーカー希望小売価格が8,800円or11,000円(ツートンカラー)アップ。
新型の目玉は、スマートキーのみって感じだね。
型式は変わったけどマイナーチェンジだね。
スマートキーになったのが一番。エンジンの始動やシートの解錠・施錠が楽になった。鍵を穴に差し込んで回す手間がなくなったのが大きい。
自分は、スマートキーなんか要らないから余分な機能が追加されて値段が少し高くなっただけ。
新型は、排出ガス規制に適合させながらもトルクがアップしてる。車両重量が2kgアップして燃費が若干悪くなったけど。でもホンダは、ぎりぎりの所を詰めてよくやってると思う。
新型はボディに三日月みたいなのが付いてカッコ良くなったね。
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