CT110(ハンターカブ)とクロスカブの違いを比較
ホンダ CT110の歴史
1980年にカナダ・パプアニューギニア・南アフリカ・ブラジル・アメリカ合衆国・オーストラリア・ニュージーランドなどへの輸出販売が開始。
1981年10月2日に「CT110」の日本国内仕様が新登場。型式は、JD01
日本国内仕様は、ブロックタイヤ・スキッドプレート・大型リヤキャリア・アップマフラー・テレスコピックサスペンションなどを装備したレジャーバイクとして発売。トレッキングバイクの入門モデルとして開発され、自然の雰囲気を楽しみながらゆったりと走行することはもとより、ツーリングや市街地走行など、幅広い用途に応えられる新感覚の、レジャーバイク。エンジンは、105cc4サイクル単気筒7.6馬力の実績ある水平型エンジンを搭載。車両重量は92kg。
1983年に日本国内向け仕様が販売終了。
1986年にTRAIL110のペットネームを持つ北米向け仕様が販売終了。
2012年にニュージーランド向け2012年モデルを最後に生産終了。
2013年6月14日に実質的な後継モデルのクロスカブが発売。
ホンダ クロスカブの歴史
2013年6月14日に「クロスカブ」が新登場。型式は、EBJ-JA10
2012年で生産終了となった海外向け輸出仕様のCT110(ハンターカブ)の実質的後継。クロスカブの車体色は、イエローとレッドの2色。
2014年12月12日にカラーチェンジ。
車体色に新色の「ボスグレーメタリック」を追加。継続色のイエローとレッドの2色とあわせて全3色の設定。
2018年2月23日にフルモデルチェンジして「クロスカブ110」を発売。型式は、2BJ-JA45
レッグシールドに換えてステアリングヘッドからボディへと続くフレームカバーを採用。LEDヘッドライトを囲むパイプ製のヘッドライトガードを採用。スリット入りのマフラーガード採用など。
車体色は、イエローとレッドとグリーンの3色の設定。
クロスカブ(型式EBJ-JA10)とクロスカブ110(型式2BJ-JA45)の詳しい違いは、こちら
2019年6月21日に「クロスカブ110・くまモン バージョン」を新たに追加。
熊本県とのコラボレーションにより「くまモン」をイメージしたブラックとレッドのカラーリングを車体各部に採用。車体色は、1色(グラファイトブラック)。
2019年7月19日に「クロスカブ110」をカラーチェンジ。
車体色は、3色(カムフラージュグリーン、クラシカルホワイト、パールシャイニングイエロー)。
2020年6月19日に「クロスカブ110」と「クロスカブ110・くまモン バージョン」をマイナーチェンジ。
灯火器基準に関する法規対応を施したテールランプを採用。車体色は、「クロスカブ110」が3色(カムフラージュグリーン、パールシャイニングイエロー、クラシカルホワイト)。「クロスカブ110・くまモン バージョン」が1色(グラファイトブラック)。
2021年7月22日に「クロスカブ110」のスペシャルカラーを発売。
車体色は、「プコブルー」で2,000台限定で発売。
2022年4月14日に「クロスカブ110」と「クロスカブ110・くまモン バージョン」をマイナーチェンジ。型式は、8BJ-JA60
平成32年(令和2年)排ガス規制に対応した新エンジンを搭載。前輪ディスクブレーキとなり、前輪のみに作動するABSを搭載。前後輪にキャストホイールとチューブレスタイヤを採用。メーター内に時計やギアポジションなどを表示する機能を追加。車体色は、「クロスカブ110」が3色(マットアーマードグリーンメタリック、パールディープマッドグレー、プコブルー)。「クロスカブ110・くまモン バージョン」が1色(グラファイトブラック)。
クロスカブ110の「型式 2BJ-JA45」と「型式 8BJ-JA60」の違いの比較は、こちら。
2023年12月14日に「クロスカブ110」をカラーチェンジ。
新色の「マットジーンズブルーメタリック」と従来色(マットアーマードグリーンメタリック、パールディープマッドグレー)をあわせた全3色。
ここでは、
1981年10月2日発売のホンダ CT110(ハンターカブ)(型式 JD01)と
2013年6月14日発売のホンダ クロスカブ(型式 EBJ-JA10)
の違いを比較しました。
CT110(ハンターカブ)とクロスカブのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | CT110(ハンターカブ) | クロスカブ |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | 新登場 |
型式 | JD01 | EBJ-JA10 |
発売日 | 1981年10月2日 | 2013年6月14日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1905 | 1945 |
全幅 (mm) | 755 | 815 |
全高 (mm) | 1060 | 1150 |
ホイールベース (mm) | 1220 | 1225 |
最低地上高(mm) | 175 | 155 |
シート高 (mm) | - | 784 |
乾燥重量 (kg) | 87 | - |
車両重量 (kg) | 92 | 105 |
最小回転半径(m) | 1.8 | 2 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率(km/L) | 60(50km/h走行時) | 62.5(60km/h走行時) |
原動機型式 | JD01E | JA10E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 105 | 109 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52 | 50 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 49.5 | 55.6 |
圧縮比(:1) | 8.5 | 9 |
最高出力(kW) | - | 5.9 |
最高出力(PS) | 7.6 | 8 |
最高出力回転数(rpm) | 7500 | 7500 |
最大トルク(N・m) | - | 8.5 |
最大トルク(kgf・m) | 0.85 | 0.87 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 5500 |
燃料供給方式 | キャブレター | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | - | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 5.5 | 4.3 |
エンジン始動方式 | キックスターター式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | - | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | - | CPR6EA-9S |
点火プラグ必要本数・合計 | - | 1 |
搭載バッテリー・型式 | 6N4-2A-8 | YTX4L-BS |
バッテリー容量 | - | 12V-3Ah10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.1 | 1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | - | 0.8 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | - | 10W-30 |
クラッチ形式 | 湿式・多板・遠心 | 湿式・多板・遠心 |
変速機形式 | リターン式・4段変速 | リターン式・4段変速 |
1次減速比 | - | 4.058 |
2次減速比 | - | 2.642 |
変速比 | 1速 2.538/2速 1.610/3速 1.190/4速 0.958 | 1速 2.615/2速 1.554/3速 1.136/4速 0.916 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | - | 14 |
スプロケット歯数・後 | - | 37 |
チェーンサイズ | - | 420 |
標準チェーンリンク数 | - | 102 |
フレーム型式 | 低床バックボーン式 | バックボーン |
キャスター角 | 27° | 27° |
トレール量 (mm) | 85 | 82 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 2 | - |
タイヤ(前) | 2.75-17 | 2.75-17 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 2.75-17 | 2.75-17 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーカー小売価格/カラーバリエーション | 159,000円 |
278,250円(消費税抜き本体価格 265,000円) パールコーンイエロー、 ファイティングレッド |
国内年間計画販売台数 | 6,000台 |
3,000台 ※クロスカブ110の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
生産国 | - | 中国 |
CT110(ハンターカブ)とクロスカブの比較の口コミ
俺は、CT110がずっと欲しかったけど、6V電装とか家の近くのバイク屋で買えなかったり、部品流通の不安で結局CC110 にした。ツーリングとか出先でトラブルにあった時、バイク屋で見てもらえるか心配だったから。
CT110の燃費は 40km/Lぐらい。
CC110の燃費は 60km/Lぐらい。
クロスカブは、プラスチッキーだけどトルクフルでブレーキに不満がないし、車体剛性がしっかりしてる。ハンターカブは、カッコイイし所有感があるけど、値段が割高。
さすがにCT110は、古さが目立つ。国内モデルは、ポイント点火だったと思う。今は、フルトランジスタやCDIだし。燃料供給もキャブからフューエルインジェクションになったし、電装系も今のCC110と比べものにならない。俺のCT110は、12Vに換装して少しづつ修繕を重ねてきたけど、CC110が発売されて売りに出した。ちなみに正確に言うとC100H、C105H、CT200の3機種だけハンターカブと呼ばれるみたい。
ハンターカブは、6V電装の場合、ライトが暗いし、球に苦労したり、副変速が日本向けには無かったり、チェーンが428だから420より値段が高かったりする。でもかなり古いバイクなのに最近まで海外で販売されてたから比較的入手は簡単。まあ、面倒なのが嫌ならクロスカブ買ったほうがいいよ。
CT110の日本国内仕様は7.6PS。4速ミッションを介してノーマルスプロケで最高速は、95km/hぐらいだった。国内仕様は、サブミッションはなかったのでどちらかと言えば街乗り色が濃かった。シートが高めでクッションが厚い。
俺は、クロスカブ乗ってるけど、最高速90km/hぐらいだよ。
クロスカブの発売と同時に注文した。CT110は、設計が古いし、セカンドバイクとしては癖があり過ぎるからやめた。
クロスカブは、新車を適正価格で売ってるけど、CT110の場合は、程度の良い中古を探してその時の価格で悩まないと買えない。
CC110は、メーターとライト周りの造形がスクーターっぽいから安っぽく見える。もう少しCT110寄りの外観にして欲しかった。
ハンターカブの特徴は、マフラーがアップタイプでエアークリーナの吸気口がリヤキャリアの下にあってエンジンまで水没しても走れる。他にもサイドスタンドが左右にあったり、専用の予備燃料タンクや猟銃を架けるガンラックがあったり、副変速機が付いてる。
クロスカブの特徴は、オフロード走行向きにヘッドライトガードやブロックタイヤが装備されてる。あとは、スーパーカブとほとんど同じ。
CT110に乗ってるけど、設計古くて、パワーはないし、燃費もあまり良くないし、振動も大きいし、エンジンの始動に手間取ったり、エンストするし、メッキ部品やマフラーがすぐ錆びるし、チェーンもすぐ伸びる。それに値段が高いし、そろそろ部品も手に入りにくくなってるからそういうのを含めて楽しめる人か、状態の良いのが手に入る人は、CT110にすればいいと思う。悪い部分もあるけど、見た目が凄くカッコ良くてハンターカブに乗ってるとよく周りから見られるし、声も掛けられる事が多いから所有欲を満たしてくれる。乗ってて楽しいし、足つきも良いから俺は、満足してる。クロスカブは、見た目がプラスティックっぽくて、安っぽく見える。でも設計が新しいから実用面では、パワー、燃費、快適性、信頼性がハンターカブより上。車体は、ハンターカブよりかなり大きくて足つき悪いけど、走行中は、快適だからいいと思う。
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