ホンダ ジャイロXベーシックの2008年(型式 JBH-TD02)と2002年(型式 BB-TD01)の違い
2008年3月27日に
「ホンダ ジャイロXスタンダード」と
「ホンダ ジャイロXベーシック」が
フルモデルチェンジされました。
そこで前のモデルと新しいモデルの
どこが変わったか見ていきます。
ホンダ ジャイロX
1982年10月14日に「ジャイロX」が新登場。型式は、TD01
1981年11月に発売のストリームに続く、スリーホイールの新感覚乗り物「スリーター」の第2弾モデル。49ccの空冷2ストロークエンジンを搭載。後輪はダブルで不整地や雪道など、不安定な路面でも走ることを可能にした。後輪は、どちらも駆動輪でコーナーリングの時に内側と外側の回転数を調整するディファレンシャルクラッチを備える。
1983年10月29日に「ジャイロX」をマイナーチェンジ。
フロントにもキャリアを標準装備。前輪ホイールが8インチから10インチに変更。グリップヒーターをオプション設定。
1989年12月19日に「ジャイロX」をマイナーチェンジ。型式は、A-TD01
エンジンの燃焼室形状や変速比を変更し、発進の力強さと低速域の粘り強さを向上。リアキャリアの取り付け部やフレームなどの強度、耐久性を向上。グリップヒーター装着車を設定。
ジャイロXの「TD01」と「A-TD01」の違いの比較は、こちら。
1992年6月19日に「ジャイロX」をカラーチェンジ。
車体色にシャスタホワイトを採用。
1993年12月3日に「ジャイロX」をカラーチェンジ。
汚れが目立たないようにシート、リアフェンダーなどを薄いブルーに変更。
1999年12月16日に「ジャイロX」をマイナーチェンジ。型式は、BB-TD01
排気管内で未燃焼ガスを再燃焼させる二次エア導入装置などを採用し、排出ガス規制に適合。バリエーションは、スタンダードタイプとグリップヒーター標準装備タイプの2タイプを設定。
ジャイロXの「A-TD01」と「BB-TD01」の違いの比較は、こちら。
2002年6月28日にマイナーチェンジした「ジャイロXスタンダード」と「ジャイロXベーシック」を発売。
車体色にレッドを追加。ホワイトと合わせて2色設定に。従来通りのウインドスクリーン及び前後のキャリアを装備したモデルは、ジャイロXスタンダードの名称となり、ウインドスクリーンとリアキャリアを省略し、価格を抑えたモデルとして、ジャイロXベーシックを新設定。
ジャイロXスタンダードとジャイロXベーシックの違いの比較は、こちら。
2008年3月27日に「ジャイロXスタンダード」と「ジャイロXベーシック」をフルモデルチェンジ。型式は、JBH-TD02
平成18年排出ガス規制の対応のため、これまでの2ストロークエンジンから4ストロークエンジンに変更。同時にキャブレターからフューエルインジェクションに変更。リアホイールサイズを従来の6インチから8インチに拡大。
2017年9月22日に「ジャイロXスタンダード」と「ジャイロXベーシック」をマイナーチェンジ。型式は、2BH-TD02
平成28年排出ガス規制に適合。排出ガスの異常を警告する車載故障診断装置などを搭載。また、メンテナンス性を向上させるため、リアフェンダー左側にエンジンオイルの点検窓(開閉式)を設置。
ジャイロXスタンダードの「JBH-TD02」と「2BH-TD02」の違いの比較は、こちら。
2002年6月28日発売のホンダ ジャイロXスタンダード(型式 BB-TD01)と
2008年3月27日発売のホンダ ジャイロXスタンダード(型式 JBH-TD02)を比較
2002年6月28日発売のホンダ ジャイロXベーシック(型式 BB-TD01)と
2008年3月27日発売のホンダ ジャイロXベーシック(型式 JBH-TD02)を比較
ここでは、まず最初に
上の黄色の部分の
2002年6月28日発売のホンダ ジャイロXスタンダード(型式 BB-TD01)と
2008年3月27日発売のホンダ ジャイロXスタンダード(型式 JBH-TD02)
の違いを比較しました。
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | ジャイロXスタンダード | ジャイロXスタンダード |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | マイナーチェンジ | フルモデルチェンジ |
型式 | BB-TD01 | JBH-TD02 |
発売日 | 2002年6月28日 | 2008年3月27日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1700 | 1700 |
全幅 (mm) | 640 | 665 |
全高 (mm) | 1405 | 1405 |
ホイールベース (mm) | 1205 | 1205 |
最低地上高(mm) | 85 | 85 |
シート高 (mm) | 735 | 735 |
乾燥重量 (kg) | 95 | - |
車両重量 (kg) | 100 | 112 |
最小回転半径(m) | 1.7 | 1.7 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) | 44.6 | 59 |
原動機型式 | TA01E | TA03E |
原動機種類 | 2ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 49 | 49 |
カム・バルブ駆動方式 | - | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | - | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 40 | 38 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 39.3 | 44 |
圧縮比(:1) | 7 | 12 |
最高出力(kW) | 3.7 | 3.4 |
最高出力(PS) | 5 | 4.6 |
最高出力回転数(rpm) | 6500 | 7500 |
最大トルク(N・m) | 5.6 | 4.4 |
最大トルク(kgf・m) | 0.57 | 0.45 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 7000 |
燃料供給方式 | キャブレター | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | APBB | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 5 | 4.7 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 223 | 277.3 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BR7HS | ER8EH-N |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | - | YTZ7S |
バッテリー容量 | 12V-3Ah | 12V-6Ah10HR |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) | ウェットサンプ式 |
エンジンオイルタンク容量 | 1.3 | 0.6 |
クラッチ形式 | 乾式・多板 | 乾式・多板 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 | 自動変速 |
1次減速比 | 3.416 | 3.5 |
2次減速比 | 3.538 | 4.083 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 25°25 | 25°25 |
トレール量 (mm) | 76 | 76 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | ボトムリンクフォーク | ボトムリンクフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 3.50-10 | 90/100-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 41 | 53 |
タイヤ(前)速度記号 | J | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ | チューブレス |
タイヤ(後) | 130/90-6 | 130/70-8 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 53 | 42 |
タイヤ(後)速度記号 | J | L |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ | チューブレス |
ホイールリム幅(前) | 2.15 | 2.15 |
ホイールリム幅(後) | 4 | 4 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.5 | 1.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 1.25 | 1.25 |
ヘッドライト定格(Hi) | 30W | 30W |
ヘッドライト定格(Lo) | 30W | 30W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 18/5W | 18/5W |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
パーキングブレーキ 有 キャリア 有 |
パーキングブレーキ 有 キャリア 有 |
メーカー小売価格/カラーバリエーション |
259,000円(参考価格。消費税を含まず。) シャスタホワイト、 ファイティングレッド |
379,050円(消費税抜き本体価格 361,000円) シャスタホワイト、 ファイティングレッド |
販売計画台数(国内・年間) | シリーズ合計4,000台(「ジャイロX ベーシック」と「ジャイロX スタンダード」の合計) | シリーズ合計4,000台(「ジャイロX ベーシック」と「ジャイロX スタンダード」の合計) |
次に
2002年6月28日発売のホンダ ジャイロXベーシック(型式 BB-TD01)と
2008年3月27日発売のホンダ ジャイロXベーシック(型式 JBH-TD02)
の違いを比較しました。
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | ジャイロXベーシック | ジャイロXベーシック |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | マイナーチェンジ | フルモデルチェンジ |
型式 | BB-TD01 | JBH-TD02 |
発売日 | 2002年6月28日 | 2008年3月27日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1700 | 1700 |
全幅 (mm) | 640 | 665 |
全高 (mm) | 1030 | 1050 |
ホイールベース (mm) | 1205 | 1205 |
最低地上高(mm) | 85 | 85 |
シート高 (mm) | 735 | 735 |
乾燥重量 (kg) | 93 | - |
車両重量 (kg) | 98 | 109 |
最小回転半径(m) | 1.7 | 1.7 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) | 45.5 | 60 |
原動機型式 | TA01E | TA03E |
原動機種類 | 2ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 49 | 49 |
カム・バルブ駆動方式 | - | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | - | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 40 | 38 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 39.3 | 44 |
圧縮比(:1) | 7 | 12 |
最高出力(kW) | 3.7 | 3.4 |
最高出力(PS) | 5 | 4.6 |
最高出力回転数(rpm) | 6500 | 7500 |
最大トルク(N・m) | 5.6 | 4.4 |
最大トルク(kgf・m) | 0.57 | 0.45 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 7000 |
燃料供給方式 | キャブレター | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | APBB | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 5 | 4.7 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 227.5 | 282 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BR7HS | ER8EH-N |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
バッテリー | - | YTZ7S |
バッテリー容量 | 12V-3Ah | 12V-6Ah10HR |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.3 | 0.6 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | - | 0.49 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | - | 10W-30 |
クラッチ形式 | 乾式・多板 | 乾式・多板 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 | 自動変速 |
1次減速比 | 3.416 | 3.5 |
2次減速比 | 3.538 | 4.083 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 25°25 | 25°25 |
トレール量 (mm) | 76 | 76 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | ボトムリンクフォーク | ボトムリンクフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 3.50-10 | 90/100-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 41 | 53 |
タイヤ(前)速度記号 | J | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ | チューブレス |
タイヤ(後) | 130/90-6 | 130/70-8 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 53 | 42 |
タイヤ(後)速度記号 | J | L |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ | チューブレス |
ホイールリム幅(前) | 2.15 | 2.15 |
ホイールリム幅(後) | 4 | 4 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.5 | 1.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 1.25 | 1.25 |
ヘッドライト定格(Hi) | 30W | 30W |
ヘッドライト定格(Lo) | 30W | 30W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 18/5W | 18/5W |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
パーキングブレーキ 有 キャリア 有 |
パーキングブレーキ 有 キャリア 有 |
メーカー小売価格/カラーバリエーション |
239,000円 シャスタホワイト、 ファイティングレッド |
358,050円(消費税抜き本体価格 341,000円) シャスタホワイト、 ファイティングレッド |
販売計画台数(国内・年間) | - | シリーズ合計4,000台(「ジャイロX ベーシック」と「ジャイロX スタンダード」の合計) |
ジャイロXの「BB-TD01」と「JBH-TD02」の違いを比較
- エンジンは、前のモデル(TD01)の2ストロークエンジンから静粛性が高く、粘り強い出力特性でさらに環境性能に優れた水冷・4ストローク・OHC・4バルブに変更。
- ローラーロッカーアームの採用でバルブ駆動時のフリクションを低減すると同時に、優れた始動性に効果がある電子制御燃料噴射システムの採用等でスムーズな走りを実現。他にも、ダイナモ一体式スターターの採用により、始動時の静粛性を大幅に向上。
- 燃費は、前のモデルのジャイロXベーシック(TD01)では、32%のアップの60km/L(30km/h定地走行テスト値)。
- 新設計のアルミ製ホイールとチューブレスタイヤを前・後輪に採用。
- 後輪のサイズを6インチから8インチに大径化。
- 後輪のトレッドを従来モデルに比べ65mm拡幅化し、走行安定性をより高めた。
- 前・後輪のブレーキサイズを130mmに大径化することで、制動フィーリングを高めた。
- メーカー小売価格は、新型になり約12万円アップ。
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