アドレス110の2020年10月8日のマイナーチェンジ前後の違いを比較
スズキ アドレス110の歴史
1998年4月24日に「アドレス110」の2ストロークモデルが新登場。型式は、BD-CF11A
アドレス110は、アドレスV100の次世代を担うスズキの新型スクーターとして登場。高出力を誇る排気量113ccの新設計2ストロークエンジンを搭載し、原付二種スクーターでは、当時随一の動力性能を誇った。他にも高剛性の新設計フレームや高性能な前後オイルダンパー式サスペンションに12インチホイール、上位クラスを思わせる外観と積載性能などの特徴があった。車両重量は、101kg。
アドレスV100とアドレス110の違いの比較は、こちら。
2000年3月21日にマイナーチェンジ。
ヘッドランプをマルチリフレクタータイプに変更。リヤターンシグナルランプをクリアタイプにして前後灯火器の質感を向上。リヤキャリアの剛性を高めた。シートを黒とグレーのツートーンカラーに変更。質感が高くスポーティーなデザインのキャストホイールを装着したキャストホイール仕様を設定。車体色は、3色(パールスティルブルーグレー、キャンディグランブルー、ソニックシルバーメタリック)。
2003年に2ストロークモデルが生産中止。
Vシリーズの後継は、アドレスV125となった。
2015年3月19日に4ストロークモデルが発売。型式は、EBJ-CE47A
排気量112cc空冷4スト単気筒エンジンを搭載。装備重量97kgの軽量な車体、14インチ大径ホイール、20.6Lの大容量シート下トランクスペース、フロントインナーラック、シャッターキー、ブレーキロックシステム、サイドスタンドなどを装備。車両重量は、97kg。製造は、インドネシア。車体色は、3色(ブリリアントホワイト、アイスシルバーメタリック、タイタンブラック)。
アドレス110の2stと4stの違いを比較
2016年4月27日にマイナーチェンジ。
シート表皮のデザインを変更。車体色は、3色(ブリリアントホワイト、アイスシルバーメタリック、タイタンブラック)。
2018年3月26日にマイナーチェンジ。型式は、2BJ-CE47A
平成28年国内排出ガス規制対応でパワーと燃費が若干ダウン。最高出力が6.7kW[9.1PS]/8,000rpm→6.5kW[8.8PS]/7,750rpm。最大トルクが8.6N・m[0.88kgf・m]/6,000rpm→8.6N・m[0.88kgf・m]/6,250rpmに変更。WMTCモード値燃費が51.2km/L→48.9km/L。車体色は、4色(トリトンブルーメタリック、アイスシルバーメタリック、タイタンブラック、ブリリアントホワイト)。
アドレス110の「型式EBJ-CE47A」と「型式2BJ-CE47A」の違いを比較
2019年8月23日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(マットステラブルーメタリック、トリトンブルーメタリック、タイタンブラック、ブリリアントホワイト)。
2020年10月8日にマイナーチェンジ。
左ブレーキレバーを握ると、フロントブレーキとリアブレーキが同時に作動し、効率よく制動力を得られるコンバインドブレーキシステムを新たに採用。車体色は、4色(ソラリスシルバー、ブリリアントホワイト、タイタンブラック、マットステラブルーメタリック)。
2021年8月6日にカラーチェンジ。また特別色を採用したスペシャルエディションを発売。
車体色は、アドレス110が4色(ソラリスシルバー、マットステラブルーメタリック、ブリリアントホワイト、タイタンブラック)。アドレス110スペシャルエディションが2色(キャンディマックスオレンジ、マットセレネゴールドメタリック)。ハンドルカバー左側にスペシャルエディションとして「ブラック×クロム」のエンブレムを採用。
ここでは、上の黄色の部分の
2019年8月23日発売のスズキ アドレス110(型式 2BJ-CE47A)と
2020年10月8日発売のスズキ アドレス110(型式 2BJ-CE47A)
の違いを比較しました。
アドレス110の2020年10月8日のマイナーチェンジ前後のスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | アドレス110 | アドレス110 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | マイナーチェンジ |
型式 | 2BJ-CE47A | 2BJ-CE47A |
発売日 | 2019年8月23日 | 2020年10月8日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1845 | 1845 |
全幅 (mm) | 665 | 665 |
全高 (mm) | 1095 | 1095 |
ホイールベース (mm) | 1260 | 1260 |
最低地上高(mm) | 120 | 120 |
シート高 (mm) | 755 | 755 |
車両重量 (kg) | 99 | 100 |
最小回転半径(m) | 1.9 | 1.9 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 53 | 53 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 48.9 | 48.9 |
原動機型式 | AE54 | AE54 |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 112 | 112 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 51 | 51 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 55.2 | 55.2 |
圧縮比(:1) | 9.3 | 9.3 |
最高出力(kW) | 6.5 | 6.5 |
最高出力(PS) | 8.8 | 8.8 |
最高出力回転数(rpm) | 7750 | 7750 |
最大トルク(N・m) | 8.6 | 8.6 |
最大トルク(kgf・m) | 0.88 | 0.88 |
最大トルク回転数(rpm) | 6250 | 6250 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 5.2 | 5.2 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 275.6 | 275.6 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 | セルフ・キック 併用式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CPR7EA-9 | CPR7EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTX7L-BS | YTX7L-BS |
バッテリー容量 | 12V 21.6kC(6Ah)/10HR | 12V 21.6kC(6Ah)/10HR |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.8 | 0.8 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.65 | 0.65 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 0.7 | 0.7 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 | 10W-40 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
1次減速比 | 2.75 | 2.75 |
2次減速比 | 3.615 | 3.615 |
フレーム型式 | アンダーボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 25°45' | 25°45' |
トレール量 (mm) | 97 | 97 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 80/90-14 | 80/90-14 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 40 | 40 |
タイヤ(前)速度記号 | P | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 90/90-14 | 90/90-14 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 46 | 46 |
タイヤ(後)速度記号 | P | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 1.85 | 1.85 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 1.85 | 1.85 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2 | 2 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.25 | 2.25 |
ヘッドライト定格(Hi) | 35W | 35W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | HS1 | HS1 |
ヘッドライト定格(Lo) | 35W | 35W |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 |
燃料計 有 |
燃料計 有 |
車両装備 |
ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
前後連動式ブレーキ 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 キャリア 有 センタースタンド 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
213,840円(消費税抜き本体価格 198,000円) マット青「マットステラブルーメタリック」(YUA)、 既存色:青「トリトンブルーメタリック」(YSF)、 黒「タイタンブラック」(YVU)、 白「ブリリアントホワイト」(YUN) |
225,500円(消費税抜き本体価格 205,000円) 銀「ソラリスシルバー」(PBK)、 白「ブリリアントホワイト」(YUH)、 黒「タイタンブラック」(YVU)、 マット青「マットステラブルーメタリック」(YUA) |
販売計画台数(国内・年間) |
-台 ※アドレス110の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
-台 |
生産国 | インドネシア | インドネシア |
アドレス110の2020年10月8日のマイナーチェンジ前後の違いを比較
- コンバインドブレーキ(前後連動ブレーキ)の採用でライダーのブレーキ操作を補助。
- カラーリングを変更。新色の銀「ソラリスシルバー」(PBK)を採用。既存色の白「ブリリアントホワイト」(YUH)、黒「タイタンブラック」(YVU)、マット青「マットステラブルーメタリック」(YUA)をあわせた4色の設定。
- 車両重量が99kgから100kgにアップ。
- メーカー希望小売価格が213,840円(消費税抜き本体価格 198,000円)から225,500円(消費税抜き本体価格 205,000円)にアップ。
前期の方がブレーキロックついてるから地味に便利だよ。
俺は、後期乗ってるけどコンビブレーキよりプレーキロックの方が羨ましい。
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