モトラとズーマーの違いを比較
ホンダ モトラの歴史
1982年6月10日に「モトラ」が新登場。型式は、AD05
モトラは、徹底した実用性(積載機能)を重視した野性的な感覚をもつ50ccレジャーバイク。エンジンは、空冷49cc単気筒4.5馬力を搭載。通常の3速に低速3速をプラスしたサブミッションを装備し、荷物を載せて坂道を登る時などでサブミッションを使えば、パワフルな登坂性性 (登坂力約23度)を発揮。ボディの前後は、丈夫なパイプフレームの大型キャリアを装備。積荷の重さや路面の状態に合せてリアクッションの強さを微調整でき、調整位置が一目でわかるレベライザー付リアサスペンションを装備。ボディ前方よりに設けた新設計のロック機構付スタンドやワイドでブロックパターンのタイヤを採用。
ホンダ ズーマーの歴史
2001年6月1日に新登場。 型式は、BA-AF58
若者のライフスタイルに合う魅力的な製品を開発するホンダの「Nプロジェクト」の第2弾として発売。「Nプロジェクト」の第1弾がエイプ、第2弾がズーマー、第3弾がBite(バイト)。ズーマーは、主に個性を主張する若者をターゲットとし、スクーター特有のプラスチックカバーがないネイキッドスタイルや前後極太タイヤやデュアルヘッドライトなどが特徴。エンジンは、クレアスクーピーやDioに採用の水冷4ストローク単気筒エンジンをベースに、吸・排気系および駆動系をリファインし軽快な走りを実現。車体色は、3色(シャイニーオレンジ、クラシカルホワイト、ブラック)。
ズーマーとバイトの違いの比較は、こちら。
2002年3月8日に特別・限定仕様「スペシャル」を3000台限定で発売。
アキュレートシルバーメタリックの塗装を施したスペシャルモデル。フロントフォークカバー、前後ホイールも同系色のクラウドシルバーメタリックにして、存在感が一層際立つ外観に。また自由に貼れるスペシャルステッカーシートを車両に同梱。
2003年1月10日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(ブラック、プラズマイエロー、バージンベージュ)。
2003年5月30日にカラー追加。
車体色は、4色(プラズマイエロー、バージンベージュ、ブラック、カムフラージュグリーン)。
2003年12月20日にマイナーチェンジ。
メインキーとキーシリンダーのシャッターオープン用マグネットキーを一体化し、使い勝手がよくなった。車体色は、4色(ファイティングレッド、シャスタホワイト、カムフラージュグリーン、ブラック)。
2004年7月2日に限定仕様「スペシャルカラー」を1500台限定で発売。
車体色に夏らしい爽やかなメタリック塗装のパールコーラルリーフブルーを採用したスペシャルカラー。ロゴステッカーも専用色のシャスタホワイトを採用し夏らしさを演出。
2005年10月29日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(プラズマイエロー、シャスタホワイト、ブラック)。
2006年7月20日に特別・限定仕様「スペシャルエディション」を期間限定受注で発売。
鮮明で爽やかなバイスブルーと、落ち着いた輝きで高級感溢れるムーンストーンシルバーメタリックの2色のスペシャルエディション。バイスブルーにはホワイトのシートやホイールを装着、ムーンストーンシルバーメタリックにはメタリック塗装にマッチしたシルバーのシートを採用。
2007年10月5日にマイナーチェンジ。 型式は、JBH-AF58
新たに電子制御燃料噴射システムを搭載し、排出ガスのクリーン化、スムーズな走り、始動性向上を実現。ウインカープッシュキャンセラーも新採用。車体色は、3色(マットファームシルバーメタリック、グラファイトブラック、カムフラージュグリーン)。
ズーマーの「BA-AF58」と「JBH-AF58」の違いの比較は、こちら。
2008年1月22日に特別・限定仕様「スペシャルエディション」を受注期間限定で発売。
専用色のモンツァレッドとともに、車体色に合わせたレッドとブラックのツートーンシートを採用。リアサスペンションのスプリングをレッドにするなどスポーティ感を高めた。専用のロゴステッカーが貼られ、ハンドルスイッチとブレーキレバーはブラックに塗装。
2008年11月21日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(ハーベストベージュ、マットファームシルバーメタリック)。
2011年2月10日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(クリッパーイエロー、バージンベージュR、ブラック、カムフラージュグリーンR)。
2011年6月16日に特別・限定仕様「10thアニバーサリー」を受注期間限定で発売。
ズーマーの発売10周年を記念して、専用色を施した10thアニバーサリーを受注期間限定で発売。車体色とフレーム色を同色のホワイトとし、シリーズ初採用となるレッドのシートやレッドの専用ロゴステッカーを組み合わせた。
2012年2月10日にカラーチェンジ。
車体色は、4色(シャスタホワイト(新色)、ファイアリーオレンジ(新色)、ブラック、カムフラージュグリーン-R)。
2017年8月31日をもって生産終了。
ここでは、
1982年6月10日発売のホンダ モトラ(型式 AD05)と
2001年6月1日発売のホンダ ズーマー(型式 BA-AF58)
の違いを比較しました。
モトラとズーマーのスペックの違いを比較
※数字が大きい方をこの色にしています。
タイプグレード名 | モトラ | ズーマー |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | 新登場 |
型式 | AD05 | BA-AF58 |
発売日 | 1982年6月10日 | 2001年6月1日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1655 | 1860 |
全幅 (mm) | 740 | 735 |
全高 (mm) | 975 | 1025 |
ホイールベース (mm) | 1125 | 1265 |
最低地上高(mm) | - | 145 |
シート高 (mm) | 720 | 735 |
乾燥重量 (kg) | 76 | 79 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
最小回転半径(m) | - | 1.9 |
乗車定員(名) | 1 | 1 |
燃料消費率 国交省届出(30km/h走行時)(km/L) | 100 | 75 |
原動機型式 | AD05E | AF55E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 49 | 49 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 | - |
内径(シリンダーボア)(mm) | 39 | 38 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 41.5 | 44 |
圧縮比(:1) | 9.8 | 12 |
最高出力(kW) | - | 3.6 |
最高出力(PS) | 4.5 | 4.9 |
最高出力回転数(rpm) | 7500 | 8000 |
最大トルク(N・m) | - | 4.5 |
最大トルク(kgf・m) | 0.46 | 0.46 |
最大トルク回転数(rpm) | 5500 | 7000 |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
燃料供給装置形式 | PB59 | NVK00C |
燃料タンク容量 (L) | 4.5 | 5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 450 | 375 |
エンジン始動方式 | キックスターター式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | C6HSA | CR8EH-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | 6N2-2A-8 | YTZ7S |
バッテリー容量 | 6V-2Ah | 12V-6Ah |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.8 | 0.7 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | - | 0.6 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | - | 10W-30 |
クラッチ形式 | 湿式・多板・遠心 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | ロータリー式・3段変速 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | 自動変速 |
1次減速比 | 4.058 | - |
2次減速比 | 2.666 | - |
変速比 | 1速 3.272/2速 1.822/3速 1.190 | - |
動力伝達方式 | チェーン | - |
フレーム型式 | バックボーン | アンダーボーン |
キャスター角 | 27°00 | 26.3 |
トレール量 (mm) | 44 | 75 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | - |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | ユニットスイング式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 2 | - |
タイヤ(前) | 5.40-10 | 120/90-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後) | 5.00-10 | 130/90-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1 | 1.75 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 1 | 1.75 |
ヘッドライト定格(Hi) | - | 15W/15W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | - | PH7 |
テールライト定格(制動/尾灯) | - | 10/5W |
車両装備 |
キャリア 有 センタースタンド 有 |
|
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション | 165,000円 |
189,000円(参考価格。消費税を含まず。) シャイニーオレンジ、 クラシカルホワイト、 ブラック |
販売計画台数(国内・年間) | 45,000台 |
10,000台 ※ズーマーの年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
製造国 | 日本 | 日本 |
モトラとズーマーの違いを比較
モトラ欲しかったけど中古の値段が高いから手が出せないでズーマー買った。
車に乗ってたら、おしゃれな女の子が原付きに乗ってて、最初、ホンダのモトラと思ってみてたらよくよく見てみたらズーマーだった。モトラと勘違いした理由のひとつにズーマーがグリーンだったのもある。
モトラの方がカッコイイしボアアップもできる
でも良いタマは、少ないね。
モトラの問題はパーツの供給等のメンテナンスの部分。そこを理解して買えば希少価値が大きくて所有していて面白いバイク。
フロントタイヤは、モトラが「5.40-10」。ズーマーが「120/90-10」だからズーマーの方が「120/90-10」の方が太い。
5.40-10の「5.40」は、タイヤの幅をインチで表していてこのタイヤの幅は5.40インチ。
120/90-10の「120」は、タイヤの幅をミリメートルで表してる。120ミリメートルは約4.72インチ。
ちなみにリアタイヤもズーマーの方が太い。
ズーマー乗ってるけど、モトラ便利そうでいいね。荷台は羨ましい。
モトラとズーマーの中古車価格と買取相場
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